こんにちは、こっつんこつめ(@naga516)です。
2016年〜2017年と2年連続で、上高地キャンプを親子2人で楽しみましたが、今年(2018年)も「上高地でキャンプがしたい!」と息子が強く訴えるので、3年連続での上高地キャンプを予定しています。
しかし1点、困ったことがありまして、何かと言いますと「もうテントがボロボロで使い物にならない」んです。なんせバイクツーリング用として20年以上前に購入したものなので、さすがに限界を超えました。
そこで意を決して!上高地キャンプ専用に、テントを新調しました!!
しかし、いつまで使うかも分からない上に、使うとしても年1回の可能性が高いのであまりお金は掛けたくない。
という訳で、上高地キャンプ用として使える1万円以下のテントをAmazonで探してみたところ、使えそうなテントを1つ見つけたので早速レビューします。
(但し、まだ上高地へは行っていないので、とりあえず自宅庭でのテスト使用です。)
口コミでも「この値段とは思えないくらい、丁寧な作りのテント」などと評判も良いテントですよ!
上高地キャンプに求められるテントのスペックとは?
本題に入る前に、「上高地でキャンプをするためには、どのようなテントを用意すれば良いのか」をご説明しておきます。
・軽量であること
・収納時にコンパクトであること
・雨に耐えられること
要するに、”軽量コンパクト”であることが重要なんです。
というのも、上高地にはマイカーで直接乗り込むことが出来ないため、オートキャンプのように「テン場へ車で乗り付けるスタイル」は有り得ません。
バスもしくはタクシーを利用せざるを得ないのですが、当然に載せられる荷物の量は制限されます。
そして、上高地の玄関口「上高地バスターミナル」へ降り立ったら、目的地「森のリゾート小梨キャンプ場」まで自力で荷物を運ばなければなりません。
歩いて10分程度なので大した距離ではないのですが、オートキャンプと同等の荷物を運ぶのはかなり困難です。
(それでも、キャンプ場を見渡すと大荷物のグループをしばしば見かけるのですが、あれを真似するのには相当の覚悟が必要かと思います。)
『Triwonder 3〜4人用テント』レビュー
さて、そんな「上高地キャンプ」で使うことを前提に選んだテントがこちら!
2018年7月時点で、販売価格は1万円未満です。
色は「グリーン」の他にも、「オレンジ」「アズール」「パウダーブルー」と計4色の中から選べるので、自分の好みに近いものから選ぶといいでしょう。
重量は、わずか2.3kg!
このテント、重量は2.3kgしかありません。
価格重視で探すと、大抵の場合は重いテントしか出てこないんです。軽量なのは高額な山岳用テントばかり。
この価格でこの軽さ!上高地キャンプ用テントとして、この軽さであれば全然オッケー!!
収納時は、かなりコンパクト!
上の写真は、テントの本体・フライシート・ポールを全て収納した状態です。
公式によると、収納時のサイズは「48×18cm」とかなりコンパクト!
山岳用テントには及びませんが、オートキャンプ前提で作られているテントとは比べものにならないくらい、軽量コンパクトです。
これなら持ち運びにも苦労しません。
居住性も十分!2人利用なら広々。
このテント、軽量コンパクトにも関わらず居住スペースは広々しています。
表記上は3〜4人用となっていますが、個人的には2人で使うのがちょうど良いのではないかと思います。
これはどのテントにも共通して言えることですが、例えば「3人用」と表記されているテントを本当に定員上限の3人で使用すると、荷物もあるので窮屈極まりないです。
仮に2人で使うのであれば、少なくとも3人用以上のものを選んだほうが空間にゆとりが生まれます。
このテントは設営時の大きさが、底面「210×210cm」、高さ「130cm」です。
これだけの広さがあれば、2人利用であれば広さ的にも全く問題ありません。
これは、フライシートをかける前の状態ですが、高さ・面積共に必要十分。
4面すべてがメッシュになっているので、風通しも良さそうです。
フライシートはちょっとゴワゴワしていて、安っぽい印象を受けます。
実際、1万円未満のテントなので、見た目の安っぽさは妥協せざるを得ません。ただ、雨風を凌ぐ目的であれば、このフライシートで問題ないでしょう。
金属製のペグも付属しています。
初心者でも設営はラクラク!
大型で複雑な構造のテントだと、マニュアル片手に2人以上で設営しないといけないようなものもありますが、このテントは大人1人でも設営可能です。
本体を広げた状態です。
(後述しますが、下に敷いてある青いグランドシートを別途購入しています。)
こちらがポール。軽量なアルミニウム製で、継ぎ目部分の精度も問題ありませんでした。
2本のポールを対角線上に、テントに組み合わせるだけ。
テント本体のフックをポールに引っ掛けていくだけの簡単仕様。
ポールのしなり具合も程良いので、無理に力を加える必要もないです。
テントのてっぺん部分は、紐でポールに固定する形になっています。細かいところでコストダウンしていますね。
最も面倒なのは、フライを掛けて本体と固定するところでしょうか。
あと、張り綱(ロープ)は適当でいいと言いたいところですが、上高地は夜に雨が降ることが多いので、一応使ったほうが良いと思います。
ちょっとの雨風なら、張り綱(ロープ)は真面目に使わなくても何とかなると思いますが・・・。
尚、今回は庭での試し張りのため、張り綱(ロープ)は省略しています。
出来れば「グランドシート」も合わせて購入を。
必須ではありませんが、グランドシートも購入しておいたほうがいいです。
上高地の「森のリゾート小梨キャンプ場」は、夏休み期間中だとどこでも好きな場所を確保できるとは限りません。
場合によっては、水はけの悪い場所しか確保できない場合がありますので、保険としてグランドシートを持っておくと多少安心できます。
価格も2,000円以下と、それほど高いものではありません。
ご紹介したテントと合わせるのであれば、サイズは「215×215cm」がベストチョイスです!
どうせ下に敷くものなので、色はご自由に。
余裕があれば、タープ用ポールも!
これは、なくても全然構わないのですが、前室を広く使いたいのであればタープ用のポールがあると便利です。
この写真でのポールの使い方はメチャメチャ適当なので、実際には張り綱(ロープ)を使ってしっかり固定する必要がありますが、ポールがあると入口部分に屋根を作ることが出来ます。
特に、雨が降っているときに屋根があると、何かと便利です。
例えば、この屋根の下にちょっとした荷物を置いたりお湯を沸かしたりと、空間の使い方がガラッと変わってきます。
ま、なくても全然問題ないんですけどね。ただ、このポールを持っていればタープにも流用できるので、もしタープ購入の予定があるのであれば、買っても損はないと思います。
(私は、小さめのタープ購入を検討中です。)
尚、安いポールはスチール製であることがほとんどですが、スチールは重いし錆びるので、多少高くてもアルミ製にしておくことをオススメします。
まとめ
上高地キャンプ用のテントを選ぶ際には、とにかく「軽量コンパクト」であることが一番大事。
本音を言うと山岳用テントを買えればいいのですが、年に1〜2回程度しか使わないライトキャンパーがテントに数万円出すのは、ちょっと躊躇しちゃいますよね。
けど大丈夫。上高地のキャンプ場でも十分使える軽量コンパクトなテントが、1万円以下でも購入出来ちゃうんです。
(グランドシート、タープ用ポールを含めても15,000円でイケちゃいます!)
どうですか?日本有数の絶景を誇る上高地でのキャンプ。親子でいけば一生の思い出になりますよ!!
(^ ^)ではでは(^ ^)