バーベキューは、大勢でワイワイガヤガヤ騒ぎながら楽しむものだって、誰が決めたのだろう?
バーベキューは、河原やビーチ、キャンプ場でやるものだって、誰が決めたのだろう?
バーベキューは、肉だ!野菜だ!シーフードだ!と食材オールスターでやるものだって、誰が決めたのだろう?
バーベキューは、独りでもやれる!
バーベキューは、庭でもやれる!
バーベキューは、食材一点勝負でもやれる!
男っぽい企画に思われるかも知れませんが、性別なんて関係ありません。
今回は、「何の変哲もない日常に、最高にフリーダムな”一人バーベキュー”を取り入れて多幸感に包まれよう!」を理念とする、私が立ち上げた宗教団体『LONELY BBQ』への勧誘記事となっております。(嘘)
「一人バーベキュー」はどこでもやれる!
一人バーベキューは、自分さえ納得できれば場所なんてどこでもオッケー。
参加者は自分一人。他の参加者との調整なんて一切必要なし。
海辺や河原、バーベキュー場やキャンプ場で、一人バーベキューをやるのも良し。
(寂しさを感じない強靭なメンタルが必要だよ。)
出掛けるのが面倒なら、庭やベランダはもちろん、極端なことを言えば自室でやるものいいでしょう。
(自分が納得できるのなら。)
私の場合、バーベキューはアウトドアでやりたい・・・。けど遠出するのは面倒なので、もっぱら自宅の庭を開催場所にしています。
お住まいの環境やルールによっては、庭やベランダがバーベキューNGの可能性もありますので、ご注意を。
「一人バーベキュー」で用意するもの
一人バーベキューは、「自分が幸せになれればそれで良し」というのが唯一のルール。
(けど、人に迷惑掛けるのはもちろんダメだよ。)
食材だって、無理して ”あれやこれや” と掻き集めてくる必要はありません。
あくまで「今回の私」の事例ですが、この日はとにかく肉が食べたかったので、肉一点勝負で。
食材にこだわり過ぎるのも面倒なので、調達先は近所のロピア(スーパーマーケット)。
「こだわり過ぎない」なんて偉そうに言いましたが、吟味に吟味を重ねて選んだのは「生牛タン3点盛り」!
激安のロピアで100gあたり550円の肉は、なかなか贅沢な部類に入るかと思います。
一人バーベキューだと食材の量は一人分で済むので、私は普段よりちょっとだけ豪華な食材を選ぶようにしています。
(ここ大事だから真似して欲しい。)
一人バーベキューなので、この牛タンを全部一人占めにする予定。
協調性なんて言葉はここでは不要。自分の思うがままにレッツバーベキュー!
味付けは「岩塩プレート」(後ほどご紹介します)と「ポッカレモン」のみ。
私の経験から導き出された一人バーベキューにおける唯一の弱点は、「一人で何でもしなければならない」ところ。
なので、下ごしらえなどの手間のかかる作業は、出来るだけ排除したい。
バーベキューの醍醐味はやはりこれ。冷たい飲み物。ビールとか相性抜群です。(言うまでもないですね!)
何でも良いとは思いますが、私はビールもやっぱり普段とは違うものを選ぶようにしています。
この日は、ロピアで私の目に飛び込んできたヒューガルデン(ベルギーのビール)、コイツに決めた。
一人バーベキューというか、バーベキュー全般におすすめなのが、こちらの「岩塩プレート」。
アウトドア専門店に行けば、ほぼほぼどこでも置いてある人気商品です。
これ一つあるだけで、バーベキュー(主に肉)がぐっと楽しくなるので、超おすすめ。
ちなみにガスコンロでも使えるので、普段使いもできます。
バーベキューを行う上で厄介なのが「炭起こし」。
本来であれば、きちんとした炭を使ってバーベキューをやりたいところですが、一人バーベキューだと手間が掛かり過ぎるからパス。
写真の「ミニラウンドストーブ」は、誰でも簡単に着火できるし大きさもお手頃と、まるで一人バーベキューのためにあるような商品です。おすすめ。
着火が楽チンでお手軽なのですが、普通の炭よりも長持ちしない点だけは要注意。
キチンと計ったことはないのですが、1時間くらいが限界だと思います。
「一人バーベキュー」におすすめの機材
さすがに「バーベキューコンロ」がないとね、バーベキューはやりにくいです。
ただ、一人バーベキューの場合は大型バーベキューコンロは必要ありません。七輪でも大丈夫です。
私が長年愛用しているのは、ユニフレームから出ている「ユニセラTG-Ⅲ」。
コンパクトなので、一人バーベキューでも持て余すことはありません。オプションパーツも豊富なので、多彩な使い方ができるのも嬉しいところ。
我が家では、4人家族でのバーベキューの時にも「ユニセラTG-Ⅲ」を使っています。
お店に並んている平均的なバーベキューコンロって、大人2人+子供2人とかだと大き過ぎて持て余すんですよね。
とは言え、「ユニセラTG-Ⅲ」だけだと心許ない点もあるので、スノーピークの焚き火台(Lサイズ)を併用することで補っています。
(ユニセラTG-Ⅲと焚き火台Lの活用方法は、いずれご紹介します!)
もう何回使用したか分からないくらい酷使していますが、造りがしっかりしているので、普通に使っていれば長く使い続けられます。
炭起こしの強力な味方、ガストーチ。
「ミニラウンドストーブ」は着火しやすいヤシガラ炭ではあるものの、さすがにマッチ1本で点火するのはちょっと不安。
ガストーチなら100%瞬殺で着火します。
普通のガス缶を使用できるものがおすすめです。
「OD缶」タイプのものは、避けた方が宜しいかと。
「やっぱり一人バーベキューは少し寂しい」という人は、ぬいぐるみをお供にしてみるのはいかがかな?
ちなみに写真の「カエルのピクルス」は、当ブログのマスコットキャラクターとして本日デビューです!
どうぞよろしく。
あとは、ちょっとしたテーブルとチェアを用意すれば完璧。
「一人バーベキュー」の模様をお伝えします
ヤシガラ炭をバーベキューコンロにセットして着火したら、、、
網の上に岩塩プレートをセットします。簡単楽チン。
岩塩プレートが適度に温まったタイミングで、今回の主役「牛タン」を岩塩プレートにON。
もう最初っから岩塩プレートに乗せてしまって大丈夫です。牛タンへの下味付けなど一切不要。
鉄板で焼くのと同じ要領です。
焼けてきたらひっくり返して両面を満遍なく焼いていきます。岩塩プレートから染み出した塩分が、いい感じで牛タンに移るんです。はい。
牛タンが焼けたら、最後にポッカレモンを垂らせば完成!
あぁ、美味い!一人バーベキュー最高!!
大きめの肉の場合、多少岩塩プレートからはみ出てしまっても、あまり気にする必要はありません。
はみ出た部分は、網焼きになるだけです。
もし肉が大きすぎて焼きムラができてしまった場合は、ガストーチを再登板させましょう。
ガンガン炙れ、ガンガン。
この光景、最近の寿司屋なんかでも良く見かけますよね。
完璧です!スーパーマーケットで買ってきた牛タンとは思えない迫力。(ちと大げさかな)
超美味い!一人バーベキュー最高!!
使い終わった岩塩プレートは、
・自然に冷ましてから水洗いで汚れをしっかり落とし
・十分に乾かしてから保管
これで、溶けて無くなるまで使えます。
一人バーベキューなら、少なくとも5回は使えるはず。(割れないように注意!)
「一人バーベキュー」の心構え
一人バーベキューは、どんなスタイルでやろうがその人の自由!
「一人バーベキュー道」とかそんな大層なことは考えなくてもいいのですが、気持ちよく一人バーベキューを楽しむためのマイスタイルをご紹介します。
- 構えずゆるりだらりと(適当がいい!)
- 食材は一点豪華主義で(これだけで満足度UP!)
- なるべく手間は省く(次回へのモチベーションに繋がる!)
総括:「一人バーベキュー」は至高!
人は誰でも「一人だけの時間」を持って、自らを省みることで成長するものです。
そして、せっかく一人だけの時間を過ごすのなら、普段は大勢でやるようなことを敢えて独りでやるのが、新鮮で面白い。
一人バーベキューを推進する、我が宗教団体『LONELY BBQ』への入信をお待ちしております。
なお、入信されたとしても、信者同士での合同バーベキューは教義に反するため、固く禁じます。一人で勝手にやってください。
(^^)ではでは(^^)