すっかりテレワーク(在宅勤務)スタイルが定着しました、こっつんこつめです。
テレワークと言えば、やっぱり通勤時間がゼロになったことが一番のメリットなんですが、地味に嬉しいのが仕事をしながら音楽やyoutubeを流せること。
こんなに自由でいいのでしょうか。(別に言わなくてもいいのに、職場の人たちにも公言してます。笑)
私がゲーム好きということもあって、机上にはPS4 Pro(最近PS5を購入して入れ替えました)を置いていて、仕事中はそこからYouTubeやDVD・Blu-ray(音楽映像)を流して、プライベート時間にはゲームをプレイしています。
そんな感じで、テレワーク以前よりも音楽を流す時間がかなり増えたので、これを機に「そこそこ音が良くて、PS4やPS5と接続しやすい、ついでにゲームとも相性が良い」スピーカーを探した結果、このわがまま条件を満たしたのがゲーミングスピーカー『JBL Quantum Duo』です。
JBL Quasntum Duoは、机上に置いても邪魔にならず、そこそこ音質も良くて音楽でもゲームでも使いたい!というニーズに見事にマッチしたスピーカーに仕上がっています。
本記事では、なぜゲーミングスピーカー『JBL Quantum Duo』を選んだのか、という話から、実際に購入して使用してみた感想などをお話しします。
JBL Quantum Duoの概要
『JBL Quantum Duo』は、63mm径ウーファーと19mmソフトドームツイーターを搭載した本格的な2ウェイ構成で、左右独立型のスピーカーです。
また大きな特徴として、USBケーブルによるデジタル入力、φ3.5mmケーブルによるアナログ入力、さらにBluetooth接続にも対応しています。
JBL Quantum Duoスペック
- 製品名 |JBL Quantum Duo
- スピーカードライバー|63.5mm径ウーファー、19.05mm径ソフトドームツイーター
- 定格出力|20W RMS
- 周波数特性|60Hz~20KHz
- S/N比 |80dB以上
- 外形寸法(幅x高さx奥行)|89 x 210 x 176 mm
- 重量 |2.8kg
- 接続方式|USBデジタル、φ3.5mmアナログ、Bluetooth
パッケージ(箱)の大きさは、ダイニングテーブル脇に置いた状態で、このくらいのサイズ感です。
私の場合は、すぐに欲しくてビックカメラ柏店の店頭で購入したのですが、十分お持ち帰りできる大きさです。
これを持ってビックカメラ店内及び駐車場までの数百mを歩きましたが、苦痛を感じるほどの重さではありませんでした。
大きさ・ボタン類(画像で紹介)
スピーカーのサイズは、左右でまったく同じです。
数値で言うと、幅89 x 高さ210 x 奥行176mmになりまして、オロナミンCと比べるとこれくらいの差があります。
プラスチッキーな外観ですが、持ってみると意外とどっしりしていて安定感があります。
軽く触れたくらいでズレることはありません。
普段は正面から見る形になるので、私は奥行をほとんど気にしていませんが176mmなので、それなりに場所は取ります。
裏を見ると、大きなバスレフポートが空いているのが分かります。
『JBL Quantum Duo』にはサブウーファーは付属していないものの、机上での使用であれば十分と言えるような重低音を出してくれます。
向かって右側スピーカーの上部に、右から「PowerON/OFFボタン」「Bluetoothボタン」「ライトエフェクトボタン」、さらに上部にあるカラフルなボタンは「Color Selectionボタン」です。
書き出すとボタンだらけのように感じますが、実際は必要最低限でシンプル。
ライトエフェクトは3種類。ライティングは点灯させるだけでなくウェーブやフローといった、3種類のパターンでサウンドと同期させて明滅させることができます。
またライティングカラーは、実に13種類から選ぶことができます。
向かって右側スピーカーの正面には、右から「明るさ調整ボタン」「ボリューム」「サラウンドON/OFF」ボタンを搭載。
さらにこの写真だと目視することが困難ですが、イヤホンジャック(3.5mm)が正面に備えているので、簡単に3.5mm径有線ケーブルのヘッドホン・イヤホンを接続できます。
ライバル製品とのスペック比較
スピーカー購入にあたり候補に上がった他社の2製品『Razer Nommo Chroma(RZ05-02460100-R3A1)』『Audioengine A2+』と比較してみました。
製品名 | JBL Quantum Duo | Razer Nommo Chroma | Audioengine A2+ |
スピーカー | 63.5mm径ウーファー 19.05mm径ソフトドームツイーター | 76.2mm(3インチ) | 69.85mmアラミドファイバー製ウーファー 19.05mmシルクドーム・ツイーター |
定格出力 | 20W RMS | – | 60W(15W RMS / 30W 1チャネル最大出力) |
周波数特性 | 60Hz~20KHz | 50Hz~20Khz | – |
S/N比 | 80dB以上 | – | – |
外形寸法 (幅x高さx奥行) | 89 x 210 x 176 mm | 140 x 170 x 220 | 100 × 150 × 130mm |
重量 | 2.8kg | 2.0kg | 3.0kg |
接続方式 | USBデジタル φ3.5mmアナログ Bluetooth | USBデジタル φ3.5mmアナログ | USBデジタル φ3.5mmアナログ Bluetooth |
価格 (Amazon 2021/9/5時点) | 16,318円 | 22,742円 | 32,940円 |
その他 | 光らないタイプもあり Razer Nommo | ブラック・ホワイト・レッドの3色あり |
元々スピーカーに詳しい訳ではないので、項目に不足などありましたらご容赦を。
『JBL Quantum Duo』と『Razer Nommo Chroma』がゲーミングスピーカー(というジャンル)で、『Audioengine A2+』は音楽向きのスピーカーです。
実と言うと、私が一番惹かれたのは『Audioengine A2+』だったのですが、3万円オーバーのお値段から断念しました。
元々ゲーミングスピーカーに絞って探していた訳ではないので、デザイン的にも『Audioengine A2+』の落ち着いた雰囲気は魅力的で、音楽用として見ると音も一番良さそうな印象を受けました。
PS4,PS5との接続を考えると、『JBL Quantum Duo』を選んでおけば、あまり余計なことは考えずに付属のUSBケーブル1本で簡単に接続できるので、この点は大きなメリットです。
JBL Quantum Duoレビュー(使った感想)
ここからは、購入してから1ヶ月実際に使ってみて感じたことをご紹介します。
サラウンド効果で臨場感抜群
『JBL Quantum Duo』は、ゲーム内のかすかな足音から爆発による轟音までリアルに再現するために開発されたゲーミング用音響技術「JBL Quantum SOUND シグネチャ」が採用されています。
そして、Dolby Audio(ドルビーオーディオ)対応により、ステレオ音声だけでなく5.1chのマルチチャンネルソースにも対応。
また、マルチチャンネルでデコードした音声信号はJBL独自のバーチャルサラウンド技術で左右のスピーカーへ割り振られます。
特に、左右のスピーカー間で発生する、音の相互干渉「クロストーク」を解消することで、左スピーカーの音は左耳へ、右スピーカーの音は右耳へと正確に音声が伝えられます。これにより、実在感が高く、高精度の立体音響を実現します。
(紹介文を一部アレンジしました。)
特にサラウンドONにした時の効果は、想像以上でした。
PS5購入と合わせて、純正ヘッドセット『PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット』を購入していて、これはこれでゲームへの没入感抜群の凄いヘッドセットなんですが、『JBL Quantum Duo』のサラウンドが優秀すぎて「ヘッドセット付けなくてもいいかな」と、せっかく購入したヘッドセットの存在感が薄らいでしまう程です。
純粋に音の良さや音源の忠実度を追求する人には向いていないのかも知れませんが、私のようにライブ中心で流し聴きすることが多い人には、JBL独自のバーチャルサラウンド技術の恩恵を感じられるはず。
ビカビカ光る「RGBライティング」で気分↑↑
個人的には要らない(むしろ邪魔)と思っていたゲーミング特有のビカビカ光る「RGBライティング」でしたが、いざ使い始めたところ、今では常時ビカビカONにしています。笑
人間って本能的に「カラフルに光るもの」が大好きなんです、きっと。
クリスマスシーズンのイルミネーション、ミラーボールなどなど、嫌いな人ほとんどいないですよね?
どのように光るのかは、下に貼った公式のYouTube映像を見ていただくのが間違いないです。
これ全然誇張されていません。本当にこんな感じで光ります。むしろこの映像はやや控えめかも、と感じるくらい目紛しく色が変わっていくモードもあります。
色は固定するモードもあれば、七色に変わっていくモードも2セット搭載されていますので、お好みで簡単にスピーカー本体のボタンひとつで切り替えられます。
明るさも3段階で選べますし、もちろんOFFにもできます。
実際のところ、スピーカーなのでずっと凝視する訳でもなく、光っていても気が散ったりすることはありません。
ちょうど良い位置にある間接照明くらいに捉えて頂いて大丈夫です。
PS4・PS5とのUSB接続で、電源自動ON・OFF
現在、PS5とJBL Quantum DuoをUSB接続で使用していますが、自動的に電源ON・OFFしてくれるので、毎回スピーカーの電源をON・OFFしないで済んでいます。
但し、PS5の電源ON・OFFとピッタリ連動している訳ではないので、その点は注意が必要です。
どういう事かと言いますと音の出力を検知すると電源ON、音を検知しない状態が20分続くと自動的に電源OFFとなる仕組みです。
私のケース(PS4 ProもしくはPS5との接続)では、勝手に電源OFFになる症状は一度も出ていませんが、念のためお伝えしておきます。
Bluetooth(4.2)対応で、スマホやタブレットとも簡単接続
『JBL Quantum Duo』はBluetooth接続にも対応しているので、iPhoneやiPad ProとBluetooth接続して「Apple Music」から音楽を流しっぱなしにする、なんて使い方もできます。
(実際、私はこの使い方を時々やっています。)
Bluetoothのバージョンは4.2なので、若干の遅延は発生してしまいますが、スマホやタブレットから「Apple Music」などの音楽サブスクアプリの音楽を流す分には、遅延があっても全く問題ありません。
(遅延が発生している事自体に気付かないので。)
但し、スマホやタブレットでYouTubeなどの動画を見ながら、音だけBluetooth接続でJBL Quantum Duoから出すと、多少の遅延を感じられるかも知れません。
JBL Quantum Duoはこんな人におすすめです!
JBL Quantum Duoは、「PS4やPS5と接続してゲームの音にこだわりたいのと合わせて、テレワーク時など流し聴き目的でのBGM再生に使いたい人」におすすめです。
JBL Quantum Duoはゲーミングスピーカーと銘打っているだけあって、ゲームに最適化されたチューニングが施されています。ゲーミングガジェット特有のカラフルに光る仕様も、気分を盛り上げるのに一役買ってくれるので、一度体感するとやめられなくなります。
一方で優れたサラウンド効果により、臨場感あふれる音で特に音楽ライブ映像を流すとホールやライブ会場にいるかのような感覚を味わうことができる点も、このスピーカーの大きなメリットです。
もしゲーム用途がメインではなく、音源に忠実でインテリアにもなるようなデザイン性に優れたスピーカーが欲しい人は、3万円超えにはなってしまいますが『Audioengine A2+』が、机上にも置けるコンパクトさも兼ね備えていておすすめです。
総括
どうでしょう、テレワークにより自宅で仕事する時間が増えたことで、音楽を流しながら自由気ままな環境でリラックスしながら仕事をしたいという人、結構いるんじゃないでしょうか。
机上に置けるサイズのスピーカーは、スピーカー市場の中でも今や最激戦区になっているので、どれを選べばいいのか非常に悩ましいところです。
そんな中で、本記事でご紹介したJBL Quantum Duoは、「USB接続」「Bluetooth接続」「3.5mmアナログ接続」と多くの接続方式を採用しているので、「せっかく購入したのに、自分の使い方では接続できなかった」みたいな事はまず起こりません。
この安心感は大きなメリットです。
スピーカーもピンキリで上を見ればキリがないのですが、1〜2万円の価格帯で音質やサラウンド効果に優れたスピーカーをお探しであれば、ご紹介したゲーミングスピーカーJBL Quantum Duoをぜひ選択肢に加えてください!
(^^)ではでは(^^)