こんにちは!コーヒー大好き、こっつんこつめ(@naga516)です。
「おいしいコーヒーが飲みたければコーヒー専門店に行くしかない!」。そんな風に思い込んでいませんか?
否!!
もちろん、評判が良くて品質の高いコーヒーを扱っている専門店へ行けば、高確率でおいしいコーヒーに出会えると思います。
けど、そんなコーヒー専門店が近所にあればいいのですが、普通はないですよね。仮にあったとしても、毎週末のように通うのはけっこう大変です。
意外と知られていないのですが、コーヒーは押さえるべきポイントさえ正しく押さえておけば、自宅でも、誰でもコーヒー専門店に匹敵するおいしいコーヒーを淹れることが出来ます。
こっつんこつめ
コーヒーにまつわるノウハウ・うんちく話は山ほど出回っていますけど、実は自分でおいしいコーヒーを淹れるのって、全然難しくないんです!
という訳で、本記事ではおいしいコーヒーを自宅で淹れるために「押さえるべきポイント」の一つである、電動コーヒーミルについてお話しさせて頂きます。
押さえるべき3つのポイント!おいしいコーヒーのために。
初めて家飲みコーヒーに挑戦する人でも、最初からおいしいコーヒーを淹れるのに必須な押さえるべきポイントをご紹介しておきます。
押さえるべきポイントといっても、たったの3つだけです。簡単すぎて拍子抜けしてしまうかも。
- 新鮮で、高品質なコーヒー豆
- 電動コーヒーミル
- フレンチプレス
これだけです。これさえ押さえれば、コーヒーを淹れる知識や技術のない人でも、確実に自宅でおいしいコーヒーを淹れることが出来ます。
「手挽きミル」ではなく、「電動ミル」をおすすめする理由
コーヒーミルは、大きく「手挽きミル」と「電動ミル」に分けることができます。
一般的には、手挽きミルの方が安価な製品が多いので手を出しやすいのですが、次の理由からおすすめ致しません。
- 手動なので、豆を挽くのに時間が掛かる
- 上蓋がない製品だと、豆が周囲に飛び散る
- 全般的に「挽きムラ」が発生しやすい
- 製品によるバラツキが大きい
中でも、一番上に書いた「手動なので、豆を挽くのに時間がかかる」が大きなマイナスポイントなんですよね。
「週末の朝に、ゆっくりとコーヒー豆を手で挽く時間が癒し」なんて人もいたりしますが、手挽きは時間が掛かるだけでなく意外と力を要します。
なので、「コーヒー豆を手で挽く」という行為自体が好きで許容できる人でない限りは、だんだん億劫になってきてコーヒーを淹れること自体から遠ざかってしまうんです。
(筆者も過去に経験済み)
私がおすすめする電動ミルであれば、スイッチを入れるだけで30秒も掛からずにコーヒー豆を挽くことができるので、完全にストレスフリーです。
電動ミル『ナイスカットミル(ナイスカットG)』とは?
ドリップ(ペーパードリップなど)やサイフォン、フレンチプレスでコーヒーを淹れるのであれば、数ある電動ミルの中でも『ナイスカットミル(ナイスカットG)』が断然おすすめです。
コーヒー機器の総合メーカー「カリタ」が作っているこちらの製品なんですが、「業務用の電動ミルをそのまま小型化した」と評されるだけあって、大きさ・性能・お値段のバランスが良く、自宅用に最適です。
『ナイスカットミル』は既に生産終了になっており、現行機種は『ナイスカットG』になります。
ですが、見た目も機能も「どこが変わったの?」というくらいほとんど一緒なので、本記事では敢えて区別する必要があるとき以外は、同じ製品として取り扱わせて頂きます。
ナイスカットミルは、現行品であるナイスカットGの2倍くらいの値段で売られていますが、性能等に差はほとんどありません。
生産終了のためプレミア価格で取引されているだけですので、現行品のナイスカットGを購入されることをおすすめします。
これは、私が約10年前から実際に使用している「ナイスカットミル(シルバー)」です。
見栄えの良い写真ではないのですが、普段からこんな感じで炊飯器や電気ケトルと並べて置いています。
もっと配置場所に気を配れば、お部屋のインテリアにもなる「イケてるデザイン」をしていると思うのですが、どうでしょう?
項目 | ナイスカットG | ナイスカットミル |
---|---|---|
サイズ(mm) | 120×218×337 | 120×218×343 |
本体重量(kg) | 約2.3 | |
能力 | 100g/分 | 130g/分 |
カッター | カッティングタイプ | |
ホッパー容量 | 50g | 200g |
電源 | 100V/120W 50/60Hz | |
定格時間 | 5分 | |
価格 | 約2万円 | 約4万円 |
色 | クラシックアイアン、アイボリー | シルバー、レッド、ブラック |
他の「安い電動ミル」じゃ駄目なの?
現行品のナイスカットGは、お値段が約2万円します。結構高いですよね。
躊躇する人も多いかと思います。
Amazonで電動ミルで調べてみると、もっと安価な製品がたくさん出てきますしね。
ただ、ペーパードリップなどのドリップコーヒーや、私がおすすめするフレンチプレスでコーヒーを淹れるのであれば、他の安価な電動ミルは正直おすすめ出来ません。
特に「グラインダー」と書かれている製品の多くは、挽くのに時間が掛かる上に挽いたコーヒーの粒の大きさにバラツキが多い(挽きムラ)です。
さらに使用後の清掃にも手間がかかります。
結局、手挽きミルと同様にだんだんと使わなくなってしまうので(これも筆者経験済み)、思い切って初めからナイスカットGを購入しておいた方がお得です。
ご参考までに、私のナイスカットミルは2009年5月に購入したのでもうすぐ10年になります(2018年10月時点)が、故障や調子が悪くなったことは1度もありません。
尚、以下のナイスカットGの上位グレードに位置する製品であれば、性能は同等以上なので全然問題ありません。
ただ、ナイスカットGが性能的には必要十分なので、わざわざ高額製品に手を出さなくても・・・、とは思います。
『ナイスカットミル(ナイスカットG)』レビュー
それでは、私が約10年間使い続けている『ナイスカットミル(シルバー)』をご紹介させて頂きます。
くどくて恐縮ですが、ナイスカットミルの現行版は『ナイスカットG』です。
但し、外観も性能もほとんど一緒なので、ナイスカットGの購入を検討されている人にも、参考にして頂けると思います。
ナイスカットミル(ナイスカットG)は、高性能なのに軽量コンパクト!
「業務用の電動ミルをそのまま小型化した」という評価通り、高い性能を備えているにも関わらず非常にコンパクト。
自宅で大量のコーヒー豆を一度に挽くことなんて、まずあり得ないでしょうからこれで十分です。
重量も約2.3kgと軽量なので、片手でヒョイっと持ち上げて移動させるなんてことも簡単。
私の場合、1回に挽くコーヒーの量は18g程度。
上の写真は、18gのコーヒー豆をナイスカットミルのホッパーに投入した時のものになりますが、ご覧の通りまだまだ余裕があります。
ナイスカットミル(ナイスカットG)は、フォルムが美しい!
私はいつも「ナイスカットミルのフォルムは、なんて美しいのだろう・・・」と見惚れてしまうのですが、この点に関してはマニアの人にしか理解して頂けないかも知れないですね。
このクラシカルな外観に、私は堪らなくソソられるのですが・・・、どうでしょうか?
現行品のナイスカットGも、見た目はほぼ一緒ですがカラーが異なります。
「クラシックアイアン」も「アイボリー」も落ち着きのある色合いで、どちらも魅力的です。どちらを購入すべきか、非常に悩ましいです。
この色も魅力的ですが、お値段が倍近くします。
ちょっとおしゃれなコーヒー器具ブランド「イルカナ」の別注品です。
ナイスカットミル(ナイスカットG)は、挽き加減の調整も楽々!
この大きくて無骨なダイヤルで、挽き加減を調整します。
次の写真を見て頂くと、数字の目盛りが振ってあるのがお分り頂けますが、一応「細ひき」「中びき」「粗びき」と文字とアイコンで記載されているので、初心者でも分りやすいですね。
慣れてきたら、数字の目盛りで挽き加減を調整するのが便利です。
この写真だと6.0の場所にセットされています。私がフレンチプレスで淹れるときは、この6.0が定番です。
わざわざ「6.0」と書きましたが、ナイスカットミル(ナイスカットG)は0.5段階毎に挽き加減を調整出来ます。例えば、5と6の目盛りの間「5.5」の場所に合わせることも可能です。
ナイスカットミル(ナイスカットG)は、お手入れも簡単!
ナイスカットミル(ナイスカットG)は、デリケートなお手入れは必要としません。
とは言え、古いコーヒー粉やコーヒー豆が隙間に留まっている場合もあるので、時々は分解清掃を行ったほうが良いでしょう。
ナイスカットミル(ナイスカットG)は、一見面倒そうな分解清掃も簡単にできるよう設計されています。
ダイヤルの左右にある、大きめのネジをマイナスドライバーで緩めます。
すると、ダイヤルごと取り外せるので手前に引き抜きます。
さらに引き抜きます。
これで本体側の刃が剥き出し状態になるので、ハケなどを用いて綺麗にしていきます。
取り外した方にも刃がついているので、同じように綺麗にします。
汚れが取り除けたら、分解したときと反対の手順で組み直せばオッケーです。
各パーツは数も少なく大きさもあるので、パーツを失くしてしまったり組み直せなくなることはないはず。
コーヒー粉の付着が気になるのなら、シンクでポンポン!
口コミを見ても、肯定的な評価ばかりのナイスカットミル(ナイスカットG)ですが、たまに「いつの間にかにコーヒー粉が落ちてきて、ナイスカットミルを置いている周囲が汚れる」というネガティブ情報を目にすることがあります。
静電気の力によって、コーヒー粉が吐き出し口付近に付着してしまい、あとからそのコーヒー粉が落ちることで周囲が汚れてしまうという現象です。
これはナイスカットミル(ナイスカットG)に限らず、コーヒーミルの宿命みたいなものなので仕方がないのですが(むしろナイスカットミルはましな方です)、対処方法がないわけではありません。
使用後にナイスカットミルをキッチンのシンクの上で、ポンポンと何回も叩いてやると静電気で付着したコーヒー粉が落ちてきますので、これをやっておけば周囲の汚れはほぼ防げます。
『ナイスカットミル(ナイスカットG)』は性能・価格のバランスがベスト!
真剣に「自宅でおいしいコーヒーを飲めるようにしたい!」と考えているのであれば、最初からナイスカットミル(ナイスカットG)を買ってしまうことを強くおすすめします。
中途半端なコーヒーミルを買っても、結局はここに行き着きます!間違いないです!!
本記事の途中で、他にも高性能な電動ミルをご紹介しましたが、個人的にはコストパフォーマンスに優れたナイスカットミル(ナイスカットG)を選ぶのが、もっともお得だと思います。
こっつんこつめ
余裕で10年20年使い続けることができる製品ですので、きっと「買って良かった!」と感じて頂けるはずです。
(^^)ではでは(^^)