コーヒー好きな皆さん、こんにちは。コーヒー大好きなコツメ(@naga516)です。
私の周りにも「コーヒーが好き!」っていう人、たくさんいます。
けど、いつも気になっているのですが、コーヒーが好きなはずなのに『自宅でも美味しいコーヒーを飲む』事ににこだわっている人って、意外と少ないように感じます。
最近は、コンビニやマックの格安コーヒーもレベルアップしているので、それなりに美味しいコーヒーを飲めるようになりました。
しかし、少しの投資と正しい知識があれば、自宅でもコンビニのコーヒーを遥かに凌ぎ、コーヒー専門店と同等以上に美味しいコーヒーが飲めるようになるって知ってますか?
「けど、自宅で本格的なドリップコーヒーを自分で淹れるなんて、かなり面倒なんじゃないの?」と思っている人が多いんですよね。
実は私も人一倍、面倒なことが大嫌いな人間で、ちょっとでも面倒なことがあるとすぐに挫折してしまう人間です。
ですが、今回ご紹介する『5つの神器』を使うことで、大した手間も掛からずに美味しいコーヒーが飲めるようになるんですよ、ホントに。
神器っていうとちょっと大げさかも知れませんが、実際に私はこれら『5つの神器』を使うことで、もう10年くらい自宅で美味しいコーヒーを飲み続けています。
せっかくコーヒーが好きなら、自宅でこそゆっくりと自分のペースで美味しいコーヒーを飲める環境を作ってみませんか?
1.電動ミル
実は、今回ご紹介する『5つの神器』の中で一番高価であり、それゆえに皆さんが購入するのを躊躇するであろう道具が『電動ミル』です。
しかし敢えて1番目に持ってきたのには理由があります。
この『電動ミル』があるかないかで、ドリップコーヒーを淹れる手間の掛かり具合が大きく違ってしまうのです。
ちなみに、コーヒーミルといえばこちらの商品のような『手挽きミル』が一般的です。
手挽きミルは、上部に刃を回転させるためのハンドルが付いていて、また全体的にウッド素材が使われていたりするのでクラシカルな雰囲気があり、所有感を満たしてくれるものが多いです。
こういう雰囲気が好きであったり、「コーヒー豆を挽くという作業自体に安らぎや喜びといったものを感じる」タイプの人には、『手挽きミル』がマッチすると思います。
ただ、私と同じように「面倒臭く感じると、やる気がなくなる」タイプの人には『手挽きミル』は絶対にオススメできません。
『手挽きミル』って豆を挽くのに結構な時間がかかるんです。そして1人分の豆を挽くだけでも、思いのほか疲れます。
私もミルを初めて購入した時は、このような『手挽きミル』に憧れて手に入れたですけど、やっぱり面倒臭くなってしまって、結局、家でコーヒーを淹れなくなってしまいました。
電動ミルであれば、1人分のコーヒー豆(約20g)を挽くのに15秒〜20秒もあれば完了しますからね!超楽チンです。
なお、電動ミルといっても様々な種類のものがありますので、電動であればどれでもいいという訳ではありません。
粗悪なコーヒー解説本なんかを読むと、明らかにエスプレッソ向きの電動ミルをドリップコーヒー用として紹介していたりするんです。
これまでの販売実績や評判から総合的に判断すると、日本で入手しやすく且つ性能に満足できるものは、次の3つだけです。
- みるっこ(フジローヤル)
- ナイスカットG(カリタ)
- ナイスカットミル(カリタ) 但し受け口がステンレスカップのものに限る
私は、3番目の『ナイスカットミル(色:シルバー)』を長年愛用しています。
色違いで黒と赤もあるのですが、粉の受け口の形状が異なっており、シルバーの方が取扱いが楽なのでシルバーをオススメします。
ただ残念なことに、こちらのナイスカットミルは廃盤になっていまして、現在流通しているのは在庫品のようです。そのため数が非常に少なく値段が高騰しています。
私が買ったときは2万円以下だったんですけどね・・・。
2番目の『ナイスカットG』は、『ナイスカットミル』の後継機です。私は『ナイスカットミル』がまだまだ現役なので『ナイスカットG』を所有していませんが、調べた感じでは『ナイスカットミル』とほとんど一緒ですね。
扱いやすく性能も良く、さらに今回ご紹介している3つの中で一番安価なのでオススメです。
1番目の『みるっこ』は、この厳選した中でも一番評判が良い電動ミルです。
業務用の電動ミルをそのまま小型化したような製品なので、ちょっとしたカフェでは普通に使われているのを見かけます。
多くのコーヒー専門家が使っているという事実が、この製品の良さを物語っているかと思います。
『ナイスカットG』、『ナイスカットミル』と比べて、稼働時の音がやや静かな点も家庭向けとしては嬉しい点ですね。
ただ、お値段が4万円を超えてしまうので「みるっこのフォルムに心底惚れたわ〜」といった強い思い入れや、「やっぱりカフェで多く使われているんだから信頼できるよね」みたいなこだわりがないと、手を出しづらいですね。
『みるっこ』よりも1万円以上安い『ナイスカットG』がなければ、これ一択なんですけどね。
なお、大前提コーヒーは必ず豆の状態で購入してください。粉での購入は絶対にダメです。
なぜなら、コーヒーというのは酸化(要するに劣化)しやすい性質があり、特に粉の状態だとあっという間に酸化が始まってしまいます。
せっかく上質なコーヒー粉を購入しても、酸化してしまっては味も台無しになってしまいます。
その点、豆の状態であれば、空気に触れる表面積は粉と比べるとだいぶ少ないので、酸化スピードはかなり抑えることができます。ですので、コーヒーは豆の状態で購入する必要があり、その豆を挽くための道具であるミルが必要になるのです。
2.フレンチプレス
ドリップコーヒーを淹れるときの道具として、真っ先にイメージされるのは「ハンドドリップ」だと思います。
多くの街の喫茶店でも「ハンドドリップ」が主流ですし、流行りのブルーボトルコーヒーも「ハンドドリップ」ですよね。
コーヒーの抽出方法としては、他にも「サイフォン」「水出し」「エアロプレス」「マシーン」などがありますし、先ほど「ハンドドリップ」と一括りにしてしまいましたが「ペーパードリップ」「ネルドリップ」と、使う器具によって「ハンドドリップ」にも違いがあります。
それぞれの淹れ方で味にも特徴が出てくるので、一概にどれが優れているというわけではありません。味に関しては好みもありますしね。
試してみて自分に合った淹れ方を探すのも、自宅コーヒーの醍醐味でもあります。気分や状況に応じて使い分けるのも楽しいです。
しかし、最初の1つ目として、私は『フレンチプレス』を強くオススメします。
なぜかというと『ハンドドリップ』と比べて、確実に素人でもブレのない抽出ができるから。要するにテクニックが必要ないんです。
『フレンチプレス』での抽出方法は至って簡単で、挽いたコーヒーの粉をフレンチプレスに入れて、そこに沸かしたお湯を注ぐだけ。
抽出の工程が単純なので、初心者でもベテランでもほぼ同じような味になりますし、日によって失敗してしまうといったこともありません。
味についても、他の抽出方法に劣ることはない(むしろ私は、フレンチプレスで抽出したものがコーヒーオイルが濾し取られてしまうこともなく、コクがあって一番好きです)ので、手間のかからないフレンチプレスを選んでおけば、簡単に美味しいコーヒーを淹れることができます。
これが『ハンドドリップ』だと、お湯を注ぐ速さやタイミングなどで味が変わってきますので、抽出中はそれのみに集中し続ける必要があります。
当然、注ぐ速さやタイミングで味が変わるということは、失敗するリスクも多大にあるということです。
カフェや喫茶店のハンドドリップコーヒーが美味しいのは、その道のプロが淹れているからなんですよね。
わたしはボダム(bodam)社のフレンチプレスを使用していますが、見た目にも美しく愛着の湧く道具です。
コーヒー業界でも、フレンチプレスといえばボダムというくらいメジャーです。
本体がガラスでできているので、割らないようにだけ気をつけましょう。あと、ステンレスフィルターを時々漂白剤などで洗浄する必要はあります。
私の抽出方法をもう少し具体的に紹介すると、
- まずは少量のお湯を注いでコーヒーの粉を蒸らします。
- 蒸らし時間は概ね1分程度です。1分経ったら、規定量まで残りのお湯を注ぎ蓋をしてさらに3分待ちます。(このときに、ステンレスフィルター部分は下げない)
- 3分経ったら、上部のつまみ部分をプッシュしてステンレスフィルターを押し込むようにして下げます。
以上で、出来上がりです。
3.電気ケトル
ここから先はコーヒー専用の器具ではないので、既にお持ちの人も多いかと思いますが、美味しいコーヒーを淹れるために必要な道具としてご紹介します。
これは、言うまでもないですかね。『電気ケトル』です。
お湯を素早く沸かすことができるので、コーヒーを淹れるときにも大変重宝します。
皆さんの家にも、一つくらいはすでにあるのではないでしょうか?もしお持ちでないなら、これを機会に購入してください。
時間短縮のためには必須の道具です。
4.電子スケール(はかり)
コーヒー豆の分量を計測するために必要な道具が『電子スケール(はかり)』です。
やっぱり目分量はダメです(笑)。そのつど味にもバラつきが出てしまうので、量は毎回正しく計りましょう。
私の場合、自分1人分のコーヒー(350cc)を淹れるために使う豆の量は、18グラムです。
アナログのはかりだと、18グラムという少量を計るのには誤差が出やすいのですが、『電子スケール』であれば、普通のものでも0.5g単位で計測できるので、コーヒー豆の分量を計るのには十分です。
お湯を沸かしている間に、「コーヒー豆を出してきてデジタルスケールで計量する」。1分も掛かりません。
5.タイマー
フレンチプレスでコーヒーを抽出する場合の時間は4分です。
この時間を正しく計測するために必要となるのが『タイマー』です。
4分というのは目安ですので、好みによっては多少長め短めに振っても良いとは思いますが、毎回いい加減な抽出時間で淹れていては味がブレてしまいます。
時間が計れれば何でも結構です。
キッチンタイマーがあれば、それを活用してください。キッチンタイマーがなくても、スマホであればまずタイマー機能が備わっているでしょうから、わざわざコーヒーのために買う必要はないでしょう。
ちなみに、今の私が超活用していてオススメなのが『Apple Watch』のタイマー機能です(笑)。
Siriさんに向かって「Hey!Siri。タイマー4分」と話し掛けるだけでタイマーが起動するんですよ。これ実際に使ってみるとメチャメチャ便利です。
キッチンだと手が濡れていることが多いじゃないですか。『Apple Watch』のタイマーは話しかけるだけで使えるので、何かと重宝しています。(無理して買う必要はありませんので、念のため。)
総括
今回ご紹介した『5つの神器』が用意できれば、いつでも家で美味しいコーヒーを飲むための準備は整ったと言えます。
恐らく、『5つの神器』の中では『電動ミル』と『フレンチプレス』を持っていない人がほとんどだと思いますので、その2つを買った場合、概ね3万円程度の出費になってしまいます。
『NintendoSwitch』が1台買えちゃいますね(笑)。
決して安い買い物ではないですけど、ここまで読んで下さった皆さんは、きっとコーヒーが大好きで「自宅でも美味しいコーヒーが飲めたらいいなぁ」と思っているに違いありません。
3万円の投資は絶対に無駄になりませんので、ぜひご検討ください。
特に『電動ミル』はケチって安物を買うと後々後悔しますので、ここでご紹介したものを購入した方がいいですよ。
最後に。
実は、家で美味しいコーヒーを飲むためには、あと一つだけ重要なことがあります。
それは「上質なコーヒー豆を入手する」ということです。
上質なコーヒー豆は、一般的なコーヒー豆よりは値段が高いです。それでも良心的なお店であれば、100グラム500円〜700円くらいの値段で、上質なコーヒー豆を販売しています。
1回当たり18グラムの豆を使うとして、100円〜140円程度ということになりますが、このクラスのコーヒーをコーヒー専門店で飲もうとすると1杯で500円以上はしますから、コーヒー豆そのものもケチらずに上質なものを入手するようにしましょう。
今は、上質なコーヒー豆を販売しているお店の情報もネットやコーヒー専門誌で簡単に調べることができますので、まずは近くのお店を探してみるといいですよ。
私と同じ千葉県北西部にお住まいでしたら、私行きつけの『珈琲豆蔵』さんが間違いありません。ここのイルガチェフェを1度味わったら、手放せなくなりますからね。
【珈琲豆蔵】千葉県屈指のコーヒーロースターで最高のコーヒー豆を!
それでは、皆さんのコーヒーライフが、より一層充実したものになることを願って。
(^ ^)ではでは(^ ^)
「コツメカワウソ.com」は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、 Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。