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【厨菓子くろぎ】高級わらび餅を堪能できる本格派和カフェ【東大本郷キャンパス】

こんにちは、こっつん(@naga516)です。

東京大学の本郷キャンパス内に「本格派の和カフェ」があることを、皆さんご存知でしたか?

その名は『厨菓子くろぎ』。

 

ここから程近い湯島にある、和の鉄人”黒木純氏”の和食(割烹)「くろぎ」の、姉妹店的な和カフェだと聞けば、相当の実力店であることに疑いの余地はありません。

当然ながら、オープン当初よりかなり話題になっていたので、私もいつか行ってみたいと思っていたのですが、色々とハードルが高くて今まで行けずにいました。

身も蓋もない言い方になっちゃいますが、『厨菓子くろぎ』ってお値段が高いんですよ。私のような庶民には、なかなか踏ん切りがつかない価格設定となっております。

それでも、ようやく意を決してこの度訪問してきました『厨菓子くろぎ』。

タイトルに「行く価値アリ?」なんて書きましたが、一度は行ってみる価値のあるお店です。(尚、通い続けるかと問われると、懐事情により厳しい感じです涙。)

 

東大本郷キャンパス「春日門」入ってすぐ

「東大のキャンパスって、勝手に入っていいの?」と思われる人もいるかと思いますが、入ってもいいんです。(建物内はダメですが。)

 

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『厨菓子くろぎ』は、春日門を入ってすぐの場所にあります。

東大本郷キャンパスの中では、比較的小さな門なので見逃さないようご注意を。もちろん、他の門から入ってキャンパス内からアクセスしても構いません。

 

建物は、有名建築家「隈研吾氏」の設計です

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春日門からキャンパス内を覗くと、左手に奇抜な建物が見えるのですが、『厨菓子くろぎ』はこの建物の1階部分にあります。

 

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細い杉板で覆われた壁面が特徴的なこちらの建物は、東大の教授でもある建築家の”隈研吾氏”の設計です。

 

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個性的でモダンな建物ですが、中身は間違いなく東大(ダイワユビキタス学術研究館)です。

 

開放感のあるオシャレな造り

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『厨菓子くろぎ』は、屋根付きのテラススペース店内スペースに分かれているのですが、この写真で主に見えている右手側がテラススペースです。

なんか洒落てますよね〜。この雰囲気を味わえただけでも、来た甲斐があったと思えてきます。

 

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お店のロゴマークなんですが、なんか可愛らしくてシンプル且つインパクトのあるので、ひと目で覚えられますね。

 

冬でも電気毛布でポカポカ。けどやっぱり寒いかも。

『厨菓子くろぎ』のテラス席は、屋根こそかかってはいるものの吹きさらしの屋外です。

店内であれば空調が効いていて快適に過ごせますが、店内は座席数が少ないのが残念なところ。
そのため、冬でもテラス席に案内されるケースが多くあるようです。

今回の我々(なぜか小学生の息子と2人)のケースでは、最初テラス席に案内されたのですが、すぐに店内の席に空きが出たのでテラス席から店内の席へ移動させてもらいました。

(もちろん、テラス席から移動しなくても大丈夫です。店員さんに希望を聞かれます。)

 

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吹きさらしのテラス席ではありますが、なるべく寒くないようにと各席には電気毛布が標準装備されています。

「電気毛布でどれだけ効果があるのかな」とやや疑問に思いながらも、下半身を中心に電気毛布を掛けてみたところ、思っていた以上にポカポカでした笑。

それでも手とか顔が冷えてきたので、屋内へ移動させてもらいましたが、真冬にも関わらず最後までテラス席で過ごされている方もかなりいらっしゃいました。

 

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テラス席で最初に出された「ほうじ茶」。暖かくてホッとします。

 

実食紹介

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これは外に置かれていた『厨菓子くろぎ』のメニュー表です。

どうやら1番人気は「蕨もち」のようでしたので、今回私はそちらを選んでみることに。「葛切り」が好きなのでかなり悩みましたが、悩んだ末の「蕨もち」決断です。

「蕨もち」と「葛切り」の両方を注文してみる”豪遊プラン”も頭をよぎりましたが、予算の都合により断念しました。

 

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そしてメニュー表とは別に、店内入口のドアに掲示されていたのがこちらの「期間限定かき氷 森まっちゃ」と書かれた張り紙。

無類のアイス・かき氷好きである息子が反応しない訳がなく、これに即決。真冬なんですけどね。

 

蕨もち(お飲み物セット)

私の選んだ「蕨もち」はお飲み物セットでの提供となり、お値段は2,500円(税込)です。

きちんと確認しませんでしたが、飲み物はメニューの中から好きなものを選べるようです。

 

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中央にある大きな器が、このお店のロゴマークと同じ形をしていて、器にも並々ならぬこだわりを感じます。

さすがは和食(割烹)「くろぎ」が出している和カフェだけのことはあります。

 

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ロゴマーク型うつわの蓋を取ると、左側のスペースに「蕨もち」、右側のスペースに上下に分かれて「きな粉」と「抹茶きな粉」が収められています。

蕨もちと言えば「黒みつ」が欠かせませんが、見当たらなくてもご安心あれ。ちゃんと別の小瓶で用意されています。
適宜、きな粉と合わせて召し上がるスタイルですね。

 

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こちらが、作りたての蕨もちです。

言うまでもなく、本蕨粉で作られた正真正銘ホンモノの蕨もち。

氷水の中に泳がせてあるものの、ゆったりと食べているとすぐに蕨もち同士がくっつき始めるので、適当な隙間を作っておくのがポイントです。

 

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「抹茶きな粉」です。絶対に使い切れない量が山盛りになっています。

 

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こういうところなんですかね〜。惜しげも無くきな粉が盛られているので、「きな粉まみれの蕨もち」をいとも簡単に拵えることが出来ちゃいます。

ツヤツヤの蕨もちがきな粉に包まれます。

 

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こちらはノーマルな「きな粉」。

同様に山盛りです。この量に不服を唱える人は皆無でしょう。

 

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この滑らかさと色合いが、本蕨粉100%であることを証明しています。

 

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「黒みつ」をきな粉の上に落として絡ませれば、また違った味が楽しめます。

こちらのお店でオススメの食べ方があるのだろうか、とお店の人に聞いてみたところ、特に食べ方にルールはなく、自分の好きな食べ方を探して食べてもらえれば良いとの事でした。

 

猿田彦珈琲(オリジナルブレンド)

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そして忘れてはならないのが、こちらのコーヒー。

今をときめくコーヒー界の名店、猿田彦珈琲のオリジナルブレンドを頂くことが出来ます。

お好みによって「濃口」「淡口」を選べます。
またメニューには「ペーパーフィルター」or「金属フィルター」から選べると書かれていたのですが、注文時に聞かれなかったのでどちらで淹れられたのか不明。

普通の人はフィルターになんてこだわらないでしょうから、申し出がない限りはどっちのフィルターにするかなんてつどつど聞かないのでしょうね。

私は聞かれたら金属フィルターにしたと思います。

 

期間限定かき氷「森まっちゃ」

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かき氷「森まっちゃ」が出てきました。お値段は1,800円(税込)です。

巨大です。ツートンカラーになっているところが、これまたオシャレ。

 

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この上に乗っているクリームのようなものですが・・・、

食べてみたら驚いたことにクリームチーズでした!かき氷にクリームチーズを合わせてくることにも驚きですが、これだけの量のクリームチーズを乗せてくることにも驚愕しました。

 

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白玉団子もお忘れなく。

ちょっと氷が冷たすぎたのかやや固くなっていましたが、それでも白玉団子は無いよりもあったほうが絶対に嬉しい口直しアイテムです。

 

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ちょっとこの写真だと分かりにくいですが、あんこもふんだんに使われています。

この写真のように控え目な量だと思ったら大間違い。あんこ好きも納得のボリュームです。

あと、食べ進めていくと柑橘類(恐らくゆず)の味が現れたりと、普通のかき氷とは明らかに違う創意が込められていました。

ただ、量がですね・・・。多過ぎて、これ1人で完食出来る人は偉いと思います。

息子が頼んだはずなのに、これだけ私が食レポ出来たのは、息子が早々にギブアップしたからです笑。うちの息子、かなりの大食いなんですけどね。

 

総括

『厨菓子くろぎ』。う〜ん、やっぱりお値段が高いですよね。

モダンな建物と店造り、本物を使った確かな味の甘味類や飲み物、どれを取っても一流には違いないのですが、ちょっと庶民が気軽に立ち寄れるお値段ではないかな〜。

私も今回ばかりは、背伸びし過ぎたかも知れません。

けど、お値段さえ気にしなければ、都心の「和カフェ」としては最高レベルの名店であることに疑いの余地はありません。

一度は行ってみる価値のあるお店だと思います。お値段のことを気にしてはいけないお店です笑。

 

項目 内容
店名 厨菓子くろぎ(くりや かし くろぎ)
営業時間 9:00 〜 19:00(L.O.18:30)
定休日 なし(不定休) 学校行事などによりお休みあり
住所 東京都文京区本郷7-3-1
TEL 03-5802-5577
URL http://www.wagashi-kurogi.co.jp

 

おまけ。東京大学本郷キャンパス

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『厨菓子くろぎ』の後は、時間があればカロリー消費のために東大キャンパスを散策して見るのもいいですよ。

キャンパス内に突如現れた和風建築物と広大な庭園(庭園は写っていませんが)、「懐徳館」です。

https://www.ut-life.net/guide/map/hongo/kaitoku

 

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歴史を感じさせられる建物がいくつもあります。

さすがは東大。

 

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ご存知「赤門」もここにあります(東大なので当たり前ですが)。

 

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えっ?東大って、キャンパス内に森があるの??

 

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森どころか、池まであって水鳥や鯉が優雅に水を切っていました。

この池、実は夏目漱石の小説「三四郎」で有名な通称「三四郎池」です。

https://www.ut-life.net/guide/map/hongo/sanshiro-pond

東大って、広々していていい場所ですね。この大学に通うの、オススメです。

 

 おまけ。上野公園

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東大本郷キャンパス内を散策しながら池之端門から外に出ると、そこは上野公園のすぐ近くです。

不忍池が出迎えれくれます。

 

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不忍池弁天堂周辺は、年中プチお祭り気分を味わえる場所です。

 

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上野界隈は、1日では遊び尽くせないほど、魅力に溢れた場所です。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

『厨菓子くろぎ』もいいのですが、京都旅行に行かれた際には、わらび餅なら『茶寮 宝泉』、葛切りなら『鍵善良房』(高台寺店)が断然オススメです。

1,000円ちょっとで本物の味が堪能できますし、雰囲気も抜群です。

 

【茶寮宝泉】最高に美味なわらび餅と美しい庭園を満喫!【おすすめ】

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