新感覚「あんこ」スイーツで有名な祇園の『あのん』。
特に、あんことマスカルポーネチーズクリームをお好みで最中にサンドして作る「あんぽーね」は、手土産にも最適と数多くのメディアで取り上げられることの多い人気商品。
そんな高い人気を誇る『あのん』さんですが、意外と店舗併設のCAFEが空いているので、「あのんのお菓子を食べ比べてみたい!」という人には、CAFE利用がかなりオススメです。
人気の「あんぽーね」も、もちろんメニューにあります!
「あのんCAFE」は祇園の町家風店舗
『あのん』さんの店舗がある一角は、昔ながらの町家風の建物が軒を連ねています。
ご覧の通り、外観も控えめなので看板を見落とさないように注意してください。
すぐ近くには、鯖寿司で有名な『いづう』さんの店舗があります。
私はここの鯖寿司が大好物なので、ここもいつかご紹介したい!
ちょっと先に行くと、白川が流れています。
TVや映画のロケにも良く使われている場所です。
この写真では切れてしまっていますが、右手には同じくロケ地の定番「辰巳大明神」もありますので、『あのん』さんを訪れた際には界隈を散策するのも楽しいですよ。
日曜日の昼でも空席あり!
『あのん』さんの店舗は、中に入ると手前が物販スペースで、奥にCAFEが併設されているスタイルです。
公式サイトには「イートインスペース」と書かれていましたが、簡素な造りではなくて、しっかりCAFEしてます!
カウンター席とテーブル席、合わせて座席数は29席とキャパシティも十分。
タイミングによっては待つこともあるとは思いますが、今まで3回訪問した中で行列になっているのを見たことはありませんので、おそらく激しく待たされることは無いはずです。
メニューは”ドリンクセット”がお薦め
ここのメニューがちょっと面白くて、そのほとんどがお菓子2個セットで600円(税別)となっています。
例えば、「あんぽーね」だと同じものが2個セットになっていますし、次にご紹介する「あんです」「あんえくれあ」も同じものが2個。
けど、どうせならば同じものを2個でなく、別のものを1個ずつ食べてみたくないですか?
この「同じの2個セット問題」を解決してくれるのが、「ドリンクセット(税抜1,200円)」です。
ドリンク1杯と、お菓子は好きなものから合計で2個選べるセットになっているので、下のような「あんです」と「あんえくれあ」1個ずつという組み合わせが可能になります。
「あんです」と「あんえくれあ」。
ショーケースのかなり目を引く場所に陳列されていたのですが、めっちゃ美味しそう。
あんです
モンブランではなく「あんです」。白あんと洋の素材を組み合わせ、雄大なアンデス山脈をイメージした山形のケーキです。
サクサク食感のメレンゲ菓子を土台とし、北海道十勝産小豆を用いた粒あんと、ホイップした生クリームを2層仕立てに。柔らかく炊き上げた、あっさりとした味わいの白あんで優しく包み込んでいます。
仕上げに丸久小山園の抹茶をハラリと振り、アンデス山脈に広がる春の新緑の芽吹きに見立てています。
〜公式サイトより引用〜
あんえくれあ
香り豊かなシュー生地にサブレをプラス。
ざくっと歯ごたえのある生地のなかに、北海道・十勝産の小豆を用いた素朴な甘味のこしあんと、ミルキーな生クリームをはさみました。
ガナッシュには丸久小山園の抹茶を使っており、すっきりとした後味もお愉しみ頂けます。
〜公式サイトより引用〜
それぞれ洋菓子の「モンブラン」と「エクレア」をモチーフにしていて、メインにあんこを使ってもあら不思議。
本家の「モンブラン」「エクレア」に引けを取らない美味しさです。
味だけでなく、見た目に美しいところもいいですね。
ご紹介したドリンクセットは、一部のお菓子・飲み物はセットの対象外となりますので、詳細はお店でご確認を。
かきごおり(ミニサイズ)はドリンク付き
もう一つご紹介しておきたいのが、こちらの「かきごおり」。
7月上旬に訪れたのですが、この日は暑くて暑くて少し歩いただけで喉がカラカラ。たまらず季節限定の「かきごおり」で涼むことに。
かきごおりは、次の3種類があります(2018年7月時点)。
《抹茶》
丸久小山園の宇治抹茶を使用。ほろ苦い抹茶蜜の上に抹茶の粉を振りかけ、味を引き締めました。
《柚子》
じっくり煮詰めた柚子シロップに、蜜漬けひた柚子の皮のスライスをトッピング。爽やかなテイストです。
《きなこ》
香ばしいきなこをたっぷりと振りかけ、当店自慢のわらび餅と白玉、小豆を添えたボリュームのある一品です。
〜公式サイトより引用〜
また、通常サイズだと各1,200円(税別)なんですが、「ミニサイズ(ドリンク付)」同じく1,200円という選択肢もあります。
お店の人に「通常のものは、結構大きいですよ」と事前に忠告を受けたので、ミニサイズ(ドリンク付)にしてみました。
こちらが「かきごおり《柚子》 ミニサイズ(ドリンク付)」1,200円です。
思っていたほど、かきごおりも小さくないですし、なぜか白玉とあんこがたっぷりと付いてくる嬉しいサプライズもありました。
他の人が注文した「通常サイズ」を拝見させて頂きましたが、想像以上の大きさでした。
かき氷好きなら問題ないのでしょうが、大き過ぎると途中で飽きてしまうので、個人的にはミニサイズがちょうど良い感じでした。
ミニサイズのかきごおりには十分な量の、白玉とあんこだと思います。
極限まで薄く削られた氷は、ふんわり食感。舌の上でサラリと溶けていきます。
それでもランチの直後に訪れたので、このくらいが自分には適量でした。
この柚子シロップが、かきごおりとの調和も抜群で大変美味しゅうございました。
冷たいかきごおりには、やっぱり温かい飲み物が合いますね。コーヒー(カプチーノだったと思います)との相性も意外と良いです。
実は、あのんさんへ来る前に、こちらの柚子屋旅館さんでランチを食べてきたのですが、デザートが柚子を使ったものではなかったので、奇しくもここで柚子尽くしを締めることになりました。
この『柚子屋旅館』から『あのんCAFE』と流れるルートは、夏場にオススメかも知れませんね。
【柚子屋旅館一心居】おばんざいと鯛しゃぶの贅沢ランチが絶品!【おすすめ】
『あのんCAFE』のメニューは、他にも魅力的なものがありますので、詳細は公式サイトをご確認ください。
「あのん」は、お土産も充実!『あんまかろん』おすすめです
『あのん』のお土産といえば、何度も言ってますが「あんぽーね」ですよね。
オンラインショップだと数週間待ちになっていますが、店舗だと当日に購入することが出来ます。
もちろん売り切れてしまうこともありますので、確実に入手したければ早い時間帯に訪れたほうが間違いありません。
ただ、我が家では「あんぽーね」が不人気なので、「あんまかろん」1,350円(税抜)をお土産に選んでいます。
ご想像の通り、こちらの「あんまかろん」はフランスの「マカロン」をモチーフにしています。
何が違うのかと言うと、クリームを挟む替わりに「あんこ」が挟んであるんです。これも想像通りかと思います。
パッケージもお土産として文句なしの上品さ。
バラ売りもされていますが、お土産にするのであればこちらの5個セットのものが便利です。
それぞれ味が分かれていて、「こしあん」「レモン」「抹茶」「塩キャラメル」「季節限定の味」が1つずつ。
この時の「季節限定の味」は何だったっけ、オレンジ系だったと記憶しております。
色遣いにもこだわりを感じます。
尚、日持ちは”製造日より4日(常温)”となっていますので、もし自宅用でない場合はすぐ渡せるよう事前のスケジューリングが重要になってきます。
『あのんCAFE』のおすすめポイント!
改めて「あのんCAFE」のおすすめポイントをまとめてみました。
- 人気店なのに行列しない
- 人気のお菓子を食べられる
- CAFEは意外にリーズナブル
京都でちょっと人気の出ているカフェや甘味処だと、1時間待ちもざらにあるお店が多い中で、『あのんCAFE』はほとんど待たされることがない「穴場のカフェ」です。
それでいて、お土産として大人気の「あんぽーね」も選べますし、私が食べたかきごおりはかなりの本格派。
暑い京都で炎天下の中で1時間とか並ぶのなら『あのんCAFE』で全然良いのでは?
立地も便利ですので、祇園での休憩に「あのんCAFE」で新感覚あんこスイーツをぜひ楽しんでください。
京都のおすすめカフェ記事はこちら。
店舗情報、アクセスなど
項目 | 内容 |
---|---|
店名 | あのん祇園本店(あのんCAFE) |
営業時間 | 月〜金 12:00 〜 20:00 |
営業時間 | 土曜日 10:00 〜 20:00 |
営業時間 | 日・祝 10:00 〜 18:00 |
定休日 | 火曜日 |
住所 | 京都府京都市東山区清本町368-2 |
TEL | 075-551-8205 |
予約 | 不可 |
クレカ | 利用可 |
タバコ | 全面禁煙 |
URL | http://www.a-n.kyoto.jp |