いつもありがとうございます。こっつん(@naga516)です。
2018年1月時点で、シラスウナギの漁獲量が前年同期比で1%と、とんでもない不漁に陥っています。
「いよいよ来るべき時がやってきたのか?」という危機感を抱いているのは、私だけではないでしょう。
ただ「2017年は漁獲のピークが12月〜1月と例年より1ヶ月も早く、逆に今年は遅れている可能性がある。
またウナギは年によって漁獲量の差が大きいので、今の時点で比較するのが間違い」という見解もあるようです。
私は水産の専門家ではないので感覚で話をしますが、本当にそんな楽観的な事を言っていて大丈夫なのでしょうか?絶滅危惧種に指定されている生物を、気にせず食べ続けても良いのでしょうか?
正直なところ良く分からないのですが、とりあえず今年の超絶な不漁が継続的なものではないと判明するまでの間、ウナギ断ちをすることにしました。
(この行動が正しいのかどうかも分かりません。あくまで私が勝手にやっていることです。)
とは言っても、いきなり今日からウナギ断ちをするのはあまりにも辛すぎる。そこで、偉そうな事を言っておきながら何ですが、「食べ納めの1回」を行き慣れた『川豊』で味わってきました。
成田山参道沿いの『川豊』本店へ。
ここしばらくは、少し離れた場所にある落ち着いた雰囲気の『川豊別館』を利用していたのですが、今回は2度とウナギを食べられなくなるかも知れない、ということで、成田山参道にあって活気のある『川豊本店』を訪れることに。
成田山界隈には、『川豊』以外にも鰻の名店がいくつかあるのですが、個人的には『川豊』の雰囲気とウナギが好きです。(消費税込みのお値段表示なところも好き)
これこれ、これが『川豊本店』独特の雰囲気です。
この界隈ではずば抜けて来客数が多いので、開店前から営業時間中もひたすらウナギを捌いておられます。
店先から立ち上る煙もまた、参拝客を呼び寄せますね。
この日は、平日(木曜日)の昼過ぎに訪れましたが、1階・2階共に満席で10分程度の待ち時間がありました。
「平日だし空いてるんじゃない?」と油断していましたが、とんでもない笑。『川豊本店』は平日でも大繁盛です。
店内は1階と2階があり。2階は急階段に注意!
『川豊本店』は、客席が1階と2階に分かれています。で、2階を案内されるとですね・・・
これは2階から1階へ向けて撮った写真ですが、ものスゴイ急階段なんです。
並んでいる間に昇降する他のお客さんを観察していたのですが、みんな恐る恐るって感じで、特にお年寄りの方は大変そうでした。
手摺りは付いていますが、それでもこの急階段は緊張します。ステップの幅も狭いですしね。
それから2階の席は全て座敷タイプです。
これ、すぐに足が痺れる私には辛いんですよね〜。1階はテーブル席と掘りごたつ式なので、私は1階の方が嬉しいかな。(けど、私は2階に案内される確率がなぜか高いです。)
ちなみに、1階か2階かはお店の人に割り振られるのですが、希望を伝えれば座席指定(1階テーブル or 1階掘りごたつ or 2階)出来ますので、体の問題などで1階にして欲しい場合はお店の人に言いましょう。
但し、予約は出来ませんのでご注意下さい。
『川豊本店』の建物は、大正6年に建てられた純日本家屋。ウナギはもちろんのこと、この歴史のある建物の雰囲気も是非味わってみて下さい。
『川豊本店』建物紹介:http://www.unagi-kawatoyo.com/shop/storespace.html
並んでいる時の足元に目をやると、こんな遊び心が。『川豊本店』のこういうところも好き。
I love うな重。ふっくらしていながら香ばしい。
それでは、食べ納めのうな重をご紹介したいと思います。
う巻き
と、その前に、この日は『う巻き』がお勧めとしてメニューに登場していました。「これは食べておかねば!」と早速注文。
『う巻き』は480円(税込)です。
おつまみなので、可愛いサイズですね笑。2人で訪れたのに1つしか注文しませんでしたが、やっぱり1人1つずつの方が良かったかも、と少し後悔しました笑。
美味しいに決まってる!
どうしてこんなにウナギと玉子って相性が良いんでしょうかね。
上うな重
お待ちかね、今回の目的である『うな重』の登場です。
以前に別記事で書いたことがあるのですが、ウナギの「特上」「上」「並」の違いは、質ではなくてあくまで ”量” の違いなので、味はどれを選んでも一緒です。
量の違いはお店によって異なるかと思いますが、『川豊』の場合はこんな感じです。
- 並 :ウナギ2/3尾
- 上 :ウナギ1尾
- 特上:ウナギ1.5尾
これまでの経験上、私のキャパだと特上は多すぎる。一方で並だと物足りなさを感じるので、だいたい「上」を注文しています。
来ました〜。「上うな重」。
尚、右上に「肝吸い」が写っていますが、こちらは「上うな重」には含まれません。
先に「肝吸い」をご紹介しちゃいます。100円(税込)です。
但し、LINEで「友だち登録」をして、トーク画面を提示すると「肝吸い」サービス(無料)を受けられます。
どうやら1人が「友だち登録」すれば、人数分のサービスが受けられるみたい(私の時はそうでした)なので、せっかくなので登録されてはいかがでしょうか。
『川豊本店』LINE登録案内:http://www.unagi-kawatoyo.com/line.html
老舗なのに、こういう時代の流れに乗り遅れないところも好きです。
こちらが『川豊』の「上うな重」3,100円(税込)です。
もはや説明は不要でしょう。その日に捌いたウナギを、蒸したて、焼きたてで提供されます。
また、『川豊』さんの良いところは、昼時などの繁盛時は並ぶものの、 あまり待つことなくうな重が運ばれてくるところ。
お客さんがひっきりなしに来店するので、注文を受けてから焼くまでもなく、焼き続けていても次々と注文が入るんのしょう。
艶々のウナギに、山椒をパラリとまぶして戴きます。
身の厚さはこんな感じです。
ま、決して大きなウナギではないとは思いますが、大きければ良いというものではありませんからね。
秘伝のタレも、濃すぎず薄すぎずで私好みな塩梅です。
ちょっと分かりにくいかも知れませんが、ご飯の量はこのくらいです。
少なく感じる場合は、+150円で大盛りにできます。
逆に少なめにしたい場合も、お願いすれば少なめに出来ますので遠慮せずに申し出ましょう(割引にはなりませんが)。
すぐに食べ終えてしまいましたが、やっぱり「上うな重」のボリュームが私にはちょうどよくって、結構満腹になりました。(私はやや少食です)
せっかくなので参道巡りや成田山参拝も。
ウナギだけ食べに来て、そのまま帰る人はほとんどいないかと思いますが、一応言っておきますと『川豊本店』のある成田山参道は、他にもお店がたくさん軒を連ねています。
そして忘れてならないのは、成田山。成田山あっての参道ですからね。
遠方からお越しの際は、ぜひ参道巡りや成田山参拝も合わせて楽しまれてはいかがでしょうか。
おせんべい屋さんがたくさんあるので、食べ歩き出来るものを1つ買ってみました。
他にも食べ歩き出来るものがありますので、探してみると楽しいですよ。
↓過去記事もどうぞ↓
【成田山公園】紅葉の有名スポット!混雑するので早い時間がおすすめ
オススメ駐車場は、こちらの記事に記載しています。
総括
シラスウナギの漁獲量が回復することを切に願います。
もし、このまま回復しない場合は、ウナギ販売は免許制にして専門店だけで提供するスタイルにしてもいいのかも。
素人なので適当に言ってますけど、鰻専門店が無くなるのだけは勘弁して欲しいですね。
心なしか、成田のゆるキャラ「うなりくん」の表情も曇っているように見えなくもない・・・。
(^ ^)ではでは(^ ^)
成田でうなぎ(鰻)と言えば「川豊」でしょ!「川豊別館」さんのご紹介。
うなぎの「並」とか「上」って、質じゃなくて量の違いだって知ってた?
内容 | 項目 |
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店名 | 川豊(本店) |
営業時間 | 10:00 〜 17:00(7月8月は〜18:00) |
定休日 | なし(不定休) |
住所 | 千葉県成田市仲町386 |
TEL | 0476-22-2711 |
駐車場 | なし(近隣駐車場を利用しましょう) |
予約 | 出来ません。10名以上の団体は事前連絡要。 |
支払方法 | 現金のみ。クレジットカード、電子マネーは不可 |
URL | http://www.unagi-kawatoyo.com |