【伊右衛門サロン アトリエ京都】写真映えメニューが揃う隠れ家的カフェ

烏丸三条で2008年6月〜2018年12月まで営業していた「伊右衛門サロン京都」が、2019年3月、八坂神社近くへ移転・リニューアルオープンしました。

リニューアル後の店名は【伊右衛門サロン　アトリエ京都】。

「伊右衛門」と言えば、そうです。サントリーが出している　あの「伊右衛門」のことです。
とは言っても、ペットボトルのお茶を扱っている訳ではありません笑。

メニュー・店舗共に “京都らしさ全開”の落ち着けるお店ですので、ちょっと疲れたときの休憩場所に最適です。

 

【伊右衛門サロン アトリエ京都】は八坂神社近くの町屋風カフェ

祇園・八坂神社周辺と言えば、京都の中でも屈指の人気観光地。

周辺には京都にしかないお店も多いので、「この界隈だけは絶対に外せない」という人いますよね？（私がそう）

【伊右衛門サロン アトリエ京都】は、そんな祇園や八坂神社から徒歩数分で辿り着ける、とても便利な場所にあります。

 

八坂神社の階段を登って振り返ると、四条通りを一望できて気持ちいい。

 

みんな考えることは一緒で、
記念撮影の場所取り争奪戦が繰り広げられています。

 

祇園方面から【伊右衛門サロン アトリエ京都】へ向かう場合、八坂神社を抜けていくのが近道です。

 

八坂神社の「南楼門」を抜けたら、あとは真っ直ぐ100m程進めば【伊右衛門サロン アトリエ京都】に到着。

周囲と調和した純和風な外観に期待が高まります。

 

【伊右衛門サロン アトリエ京都】は、1Fが主に食事中心となる「THE KITCHEN」、2Fは「THE BAR & TEA ROOM 」で名前の通りカフェ中心としたメニューが提供されます。

今回は軽く休憩しようと立ち寄ったので、2Fの「THE BAR & TEA ROOM」へ。

 

建物は、京都の中心部で今も残る「町屋」スタイルで、間口は狭くスペースが奥に長く続いている “うなぎの寝床” と揶揄されるアレです。

階段もかなり急なので、足を踏み外したら大変なことになりそう。

 

2Fに上がったところです。

正面のガラス越しに見えているのが「THE BAR & TEA ROOM」。この時点で既に洒落てる予感しかしません。

 

カウンター席がやたらオシャレ。

個人的には、2人までならカウンター席が良さそうだと感じましたが、今回は3人だったのでテーブル席へ。

 

【伊右衛門サロン アトリエ京都】のメニュー

メニューは大きく「フードメニュー」「ティーメニュー」「デザート」の３つに分けられます。

メニューの種類は、お店の規模からすると、かなり多い印象。

実際、今回はカフェ利用でしたが、どれを選ぼうかとかなり悩みました。
店員さんがとても親切で、悩んでいたら色々と説明して下さって好印象。大変助かりました。

 

ちなみに、最初に出されるお茶でも十分美味しいので、カフェ利用であれば飲み物は注文せずにデザートメニューだけ、という選択でも良いと思います。

公式サイトに、それぞれのメニューについて詳細が書かれていて分かり易かったので、引用させて頂きます。

■ デザートについて

当店舗でご提供する和洋菓⼦は、全て、動物性⾷材を⼀切使⽤しない100%植物性のヴィーガン・デザートをラインアップしています。

当社のエグゼクティブ・ヴィーガンパティシエの岡⽥春⽣⽒による、「おはぎ」をモダンにアレンジした「cohagi（コハギ）」や、全てに「お茶」を使⽤したパフェ、パンケーキ、ティラミスなどをご⽤意いたします。

また、京都の⽼舗和菓⼦店「宝泉堂」の上⽣菓⼦も取り揃えています。

デザートのメニュー表はこちら

 

■ ティーメニューについて

“Low Caffeine””High Theanine”（※）をキーワードに、「Worldʻs 50 Best Sommeliers」にも選出されたソムリエの梁世柱（ヤンセジュ）⽒を中⼼に当店舗の為に結成されたティーメニュー開発チームによるソフトドリンク・アルコール共に「お茶」を軸に開発されたバラエティー豊かなティーメニューをラインアップ。

厳選した抹茶・煎茶・ほうじ茶などの本来の味を堪能できるメニューはもちろん、近年、世界各国の感度の⾼いバーなどでも注⽬を集めているフルーツやハーブを使ったビネガードリンク「Shrub（シュラブ） 」と「お茶」を組み合わせたカクテルや、野菜や果物との美しいコンビネーション を表現したメニューが取り揃います。

また、2F「THE BAR & TEA ROOM」のティーカウンターだけでしか味わえない最⾼レベルのティー・ペアリングメニューもご⽤意しています。（※） “Low Caffeine””High Theanine”はコーヒーとの⽐較となります。

※2F「ティーカウンター」ではおやつと楽しめる「ティーペアリングメニュー」もご用意しています。

飲み物のメニュー表はこちら

 

●フードメニューについて

「京都吉兆」総料理⻑の徳岡邦夫⽒、⼈気のフレンチレストラン「レストランよねむら」オーナーシェフの⽶村昌泰⽒、料理家のSHIORI⽒による、朝・昼・夜問わず、「お茶」と共に京都の四季と滋味溢れる⾷材をご堪能いただけるお⾷事メニューをご⽤意いたしました。

朝は、お粥や炊きたての釜ご飯におばんざいを。お昼と夜には、京都の伝統を受け継ぎながらモダンな解釈で再編集した「蒸し寿司」や熱々の釜で炊き上げる「釜炊きご飯」をメインディッシュにしたコースをはじめ、気軽に1品でもお愉しみいただけるアラカルトもご⽤意しております。

また、すべてのお客様に季節の⽔出し茶をご提供いたします。

＜モーニング8:00～11:00（L.O. 10:30）＞

朝ごはんのメニュー表はこちら

＜ランチ11:00～15:00（L.O. 14:00） / ライトミール15:00～17:00＞

昼ごはんのメニュー表はこちら

＜ディナー17:00～23:00（L.O. 22:00）＞

夜ごはんのメニュー表はこちら

 

フォトジェニックな「ティーメニュー」「デザート」が完全に今風！

今回はカフェで利用させて頂きました。実際にオーダーしたものを、写真中心でご紹介します。

碾茶のお茶請けセット（1,100円／税込）

「碾茶」とは、通常は抹茶に使われる茶葉を、敢えて石臼で挽く前のものを使って淹れたお茶のことを言います。

要するに「とても良い茶葉が使われているお茶」ということ。

2種類用意されているのは、それぞれ「氷出し」と「水出し」です。どちらも一晩かけてじっくり抽出されているので、濃厚かつ雑味のない味わいを楽しめます。
（自分は飲んでないけど）

お腹が空いていないときに良さそうなメニュー。

 

IYEMONの抹茶ラテ〔ホット〕（935円／税込）

ドリンクメニューの中でも、店員さんが一推ししていたのが、こちらの「IYEMONの抹茶ラテ（ホットの方）」です。

カフェラテの抹茶版といった趣きで、もちろんラテアートが施されています。

 

うーん、フォトジェニック！

 

ベジタブル抹茶ラテ　橙（1,100円／税込）

店員さんが2番目に推していた「ベジタブル抹茶ラテ」。

上から「抹茶」「植物乳」「季節野菜のピュレ」と3層に分かれたビジュアルが美しい、フォトジェクックなドリンクになっています。

 

飲むときには攪拌するのが正解とのことで、泣く泣く混ぜてから飲みましたが、勿体無くてなかなか手が動きませんでした。

ここでご紹介した「橙」の他に、「萌葱」と「紫梅」の計3種類というラインナップ（詳しくは公式サイトのメニュー表をご覧ください）で、一番人気はやはり映える「橙」とのことです。

 

店内が薄暗くて、写真がザラついていますが、それでも映えます。これ。

 

おやつ盛り合わせ3種（1,408円／税込）

季節の和洋菓子の中から好きなものを3つ選べる「おやつ盛り合わせ」。

3種で1,408円（税込）、5種で1,980円（税込）の2メニューからえらべるので、お腹の空き具合と相談して決めましょう。

今回は、ランチで訪れた【木山】で食べ過ぎたこともあり、3種の方を選びました。

 

3人で訪れたうちの2人がこちらを注文したので、同じものが被らないように選んでみました。

これも、非常に映えるメニューなので、撮影しがいがあります。（暗くて上手く撮れなかったけど）

 

一品だけ、お店の人が取り間違えていたので自分たちで移し替えたら、阪田がミスってこれです笑。

繊細に作られたお菓子なので、お皿間の移動はくれぐれも慎重に。

 

これらの【伊右衛門サロン アトリエ京都】で提供されているお菓子は、すべて卵・乳製品不使用。

だからと言って、物足りなさを感じることのない仕上がりなので、余計なことは気にせず頂けます。

 

総括：狙い目は、混雑していない夕方以降。京都感を満喫できるオシャレカフェ

リニューアルから約半年しか経っていない時期（2019年10月上旬）に訪れたので、混雑覚悟で行ってみたのですが、夕方だと先客なしのガラガラでした。

カウンター席に座って、お茶ベースのカクテルを飲むのも、雰囲気最高だと思います。
混雑を避けたいのであれば、夕方以降がおすすめです。ただ、1Fのお食事の方は満席でしたのでご注意を。

今風の写真映えするメニューがたくさん用意されているので、映える写真目当てで訪れるのも楽しくていいですよ。

(^^)ではでは(^^)

 

【伊右衛門サロン アトリエ京都】の営業時間など