大型店舗が”国道464号”沿線に立ち並ぶ、印西市千葉ニュータウン地区。
「これぞ郊外のロードサイト」といった光景が見られるこの地は、中心部から少し離れると、たちまち田畑や雑木林などの里山風景が広がる場所でもあります。
私は、そんな印西市の田舎っぽいところが好きなので「印西の長閑な景色に包まれたお店がたくさんできるといいなぁ」と常々思っているのですが、今回ご紹介する「居方食堂」さんは、まさに私好みな ”印西の田舎な部分” を存分に感じさせてくれるお店です。
できればSNSやブログなど各種メディアへの露出は控えたい、という考えをお持ちの「居方食堂」ではありますが、
今回は千葉ニュータウン地区の焼き芋移動販売ですっかりお馴染み「五郎の石焼き芋」親方の口利きにより、ブログ掲載及び写真撮影を快諾して頂きました。
里山に溶け込む洒落たカフェ風な雰囲気でありながら、男性1人でも気兼ねなく入れる気さくさを併せ持つ「居方食堂」。
2019年の印西で、要注目の新店です!
「居方食堂」へのアクセス
「居方食堂」の最寄駅は、北総線「印西牧の原駅」ですが、Googleマップによると徒歩で現地まで47分(3.8km)かかります。
路線バスもないことはないのですが、本数はかなり少ないです。
ギリギリ自転車もありかと思いますが、安心安全快適に訪れるのであれば「車」が宜しいかと思います。
ただ・・・。居方食堂は県道64号線(千葉臼井印西線)沿いにあるものの、道路からは建物が見え難く、看板類も控え目。
こっつんこつめ
要するに、全く目立っていません!
この写真は、印西牧の原側から佐倉側へ向けて撮ったもので、左手が「居方食堂」敷地への入り口になっているのですが、いかがでしょう?
かなり近付いてもこんな感じなので、上に貼ってある「Googleマップ」を頼りに行かれることを、強くおすすめします。
駐車場は、ややクセのある斜め駐車形式ですが、台数に余裕があるので窮屈な感じではありませんし、満車になることも、そう多くはないと思われます。
「居方食堂」営業日・営業時間など
- 営業時間:cafe 10:00 〜 15:00
- 営業時間:lunch 11:00 〜14:00(L.O.)
- 営業日:月・火・水・木・金(不定休)
- 住所:千葉県印西市岩戸1303-3
- TEL:090-2408-9346
土日祝はお休みです!
夜は営業していないので、平日昼間に訪れるしかないところが、レア度高いですね。
(せめて、土日のどちらかだけでも、営業してもらえないかな・・・)
「居方食堂」メニューは定食などランチが充実!
2019年11月時点のメニュー表です。
写真のメニューが見えにくい場合は、写真の後に改めてメニューを記載しましたので、そちらをご覧下さい。
・牛ステーキ定食・・・1,200円
・マグロの漬け丼定食・・・1,200円
・豚カツ定食・・・1,200円
・牛ガーリックライス・・・900円
・牛ジンジャーライス・・・900円
・豚の生姜焼き定食・・・800円
・鶏の唐揚げ定食・・・800円
・サバの味噌煮定食・・・800円
・チキン南蛮定食・・・800円
・麻婆豆腐定食・・・800円
・鶏の照り焼き定食・・・800円
・カツ丼・・・900円
・親子丼・・・700円
・昔ながらのナポリタン・・・700円
・チキンライス・・・700円
・おにぎり定食(梅・昆布)・・・500円
・コーヒー(HOT/ICE)・・・380円
・カプチーノ・・・450円
・国産紅茶(HOT/ICE)・・・430円
・ホットチョコレート・・・480円
・静岡のみかんジュース(HOT/ICE)・・・350円
もう少しカフェメニューが充実してくると、ランチ以外で利用する機会も増えそうな予感。
で、この日に選んだのは「牛ステーキ定食」1,200円(税抜)。
実は、朝から人間ドックを受けていたので、昨日の夕食を最後に絶食しておりました。
秋の穏やかな日差しを浴びた「牛ステーキ」!
人間ドック後の開放感と空腹感が、食欲を増長させてくれます。困る。
特別な状況下での食事でしたので、すっかりがっついてしまいました。
今回はこんな状態だったので、「美味しかった」とだけ記させて頂きます。
君たちも、とても美味しかったよ。ありがとう。
調子に乗って、食後のコーヒーまで頂きました。これは機械で淹れたものでしょうか。
けど器が個性的だし、380円は嬉しい値段設定。
「居方食堂」の雰囲気
向かって左手が「居方食堂」で、右手が「生活の道具屋 居方」になります。
右手のお店については、また後ほど。
どこから入ればいいのか、全然わかりません。
「入り口どこよ?」と一人呟きながらも、なんとなくそれらしい場所を探して進んで行ったら、まぁ何とかなりました。
居方食堂の店舗建物は、元の持ち主がDIYで造り上げたとの事。
この日は時折強い風が吹くことがありましたが、その度に窓だけでなく建物全体が、ガタガタと音を立てていました。
普通に考えれば、建物には堅牢で快適性に優れたものを求めるのが正しいのでしょうが、この小屋のような「居方食堂」は、ノーマル視点では語れない独特の良さがあります。
大谷石を敷き詰めた床がエモい。
土間のような雰囲気でもあるので、普通の飲食店だと衛生面でマイナスイメージになるかも知れないところが、「居方食堂」ならアリだと感じさせられるところが不思議です。
このガラスと枠組み。いい。
とてもいい。
窓際の座席に一人で座らせてもらいましたが、庭の木々がちょうど良い目線で入ってくるので、いつまでも眺めていたい気持ちになります。
座っているだけでも、探せばエモいスポットがいくつも見つかります。
次は別の席に座らせてもらおう。きっと新しいエモいものが見つかるに違いない。
座席は、カウンターが4席と3人掛けのテーブルが5台。
4人掛けではなく、敢えて3人掛けにしていそうで、これもまた「居方食堂」の面白いところ。
これは勝手な憶測ですが、多分4人で行っても椅子を足してもらえるんじゃないかな。
冬には、この薪ストーブが活躍するのでしょうか。今から楽しみです。
お隣「生活の道具屋 居方」で、食器などの生活雑貨も販売中
せっかく「居方食堂」へ訪れたのであれば、お隣の「生活の道具屋 居方」もぜひ覗いてみてはいかがでしょうか?
何なら、こちらのお店を目的に訪れても良いと思います。
「居方食堂」と同じく、手作り感溢れる建物になっています。この侘び寂び、秋が似合う。
入り口に「撮影NG」と書かれていたので、外から少しだけ。(これ反則かも)
店内には「居方食堂」で使われている食器や、その他あれやこれや色々な趣味性豊かな生活雑貨が置かれていました。
今回口利きしてくださった「五郎の石焼き芋」の親方ブログには、許可を得て撮影された店内の写真が掲載されていますので、詳しくはそちらをどうぞ。
私、陶器も好きで、1品購入する直前までいったのですが、この日は原付スクーターで来ていたことを思い出して断念しました。(割れたらイヤなので)
元フラワーショップの面影が残る「ガーデン風景」
「居方食堂」「生活の道具屋 居方」のある敷地は、元フラワーショップだったとのことで、今もその面影が残っています。
この手入れはしっかりされているものの、「いかにも園芸店」な感じでもない素朴さが、ここ「居方食堂」らしさを演出しています。
錆シリーズ。(勝手に名付けました)
こんなのばかり写していますが、可愛らしいカラフルな花もたくさん咲いていました。
総括:里山「印西」を活かした古くて新しいお店
店主が女性の方なので、この雰囲気なら「カフェ」っぽい店名を付けたくなりそうなところですが、敢えての「居方食堂」。
「男性一人でも気楽に来られるお店にしたかった」と店主がおっしゃっていたのは、私が男一人で訪れていた故のリップサービスだったのかも知れませんが、
いずれにせよ「食堂」だと男でも入りやすいという点には、疑いの余地がありません。
平日昼間の営業なので、なかなか行く機会に恵まれない人も多いかと思いますが、有給休暇を取った日などにはぜひ「居方食堂」の名前を思い出してください。
これでも写真をかなり出し惜しみしていますので、ぜひ皆さんの目で見て感じて欲しい。
(^^)ではでは(^^)