料理は苦手なクセにバーベキューでは張り切る人、こっつんこつめです。
一番迷惑なタイプですね笑。
そう、キャンプでやりたい事は数あれど「これだけは絶対に外せない!譲れない!!」のがバーベキュー。
こっつんこつめ
世間的にも、「キャンプ=バーベキュー」と言ってもいいくらい、この両者は密接な関係で結ばれています。
異論は認めません!
さて今回は、ソロキャンプはもちろん親子キャンプで子供を遊ばせるのにも使える、笑’s コンパクト焚き火グリル『B-6君』をご紹介します。
実はいつ手に入れたのかも忘れてしまうくらい、買ってから持て余していたのですが、ようやく最近になってこの焚き火グリルの活かし方がわかってきました!
先に結論を言っちゃうと、ロゴスの岩塩プレートとの相性が超最高!!
ソロキャンプでの利用はもちろん、気軽に使えるサイズ感なので、ふと思い立って「庭キャン△」ミニミニバーバキューなんて使い方も楽しいですよ!
B-6君+岩塩プレートで肉を焼いている動画を撮ったので、こちらを見てから本文へ進んで頂くと、より理解が深まると思います。
(子供の声がうるさいのは、ご愛嬌ということでお許しを笑)
B-6君はその名の通り「B6サイズ」で収納出来ます!
「B6」サイズとは、128mm×182mmのJIS規格で定められた紙の規格です。
最近のキャンプブーム再燃に一役買った「ゆるキャン△」コミックスもB6サイズです。
実はB-6君、この「ゆるキャン△」2巻に登場しています。
こっつんこつめ
元々、ソロキャンパー向けに高い人気を誇るB-6君でしたが、「ゆるキャン△」で紹介されたことにより、ますますメジャーな存在になりましたね!
という訳で、「笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君」は、畳むと縦横のサイズがB6なんです。
文房具店や百均でも売られている普通のファスナー付きケースに、スッポリと収まるB-6君。
これ、自分でケースを買ってきたのではなく、最初っからこのファスナー付きケースに入った状態で販売されています。
ケースから出すと、こんな感じで折り畳んだ状態で取り出せます。
右側のパーツも本体に重ねたりすることで、B6ケースにちゃんと収まるから素晴らしい。
主なスペックは次の通りなんですが、厚さもわずか18mmですから思わず笑っちゃうくらいコンパクト。
- 収納サイズ: 約181mm×122mm×18mm
- 組立サイズ: 約215mm×122mm×165mm
- 重量 : 約500g
- 材料 : 0.6mm厚ステンレス・リベット
- 静止耐荷重: 10kg
- 火床の深さ: 約7cm
ちなみに私が所有しているのはステンレス製なんですが、チタン製のもありまして、そちらは重量わずか約300g。
とても金属で出来ているグリルとは思えない軽量っぷりでございます。
B-6君を組み立てる度に、子供の頃に遊んだ合体ロボを懐かしむ
収納時はわずか18mm、まるで1枚の板のような金属塊であるB-6君が、しっかり焚き火やバーベキューで使えるグリルに変身するんです!
かなり雑な説明になりますが、畳まれていた足と両サイドの壁となる側面を立ち上げるだけで、すでにグリルの形が見えてきます。
ここまでの組み立ては、慣れれば10秒も掛からない作業です。
次に前面と後面の壁となるステンレス板を、スリット状になっている部分へ上から差し込みます。
あとはロストルを敷けば、ほぼ完成です。
B-6君の組み立てはめっちゃ簡単なんですが、強いていえばロストルの設置だけが最初は間違えやすいので要注意です。
尚、より耐久性のある「ハードロストル」が別売りされています。
上の写真だと左側が別売りのハードロストル、右側が標準付属品のロストルです。
ご覧の通り、私は別売りの「ハードロストル」しか使っていません。
理由はなんとなくこっちの方が頑丈そうだから。
(実際にハードロストルの方が頑丈です。)
付属品の「ステンレスゴトク」をセットした状態がこちら。
後ほどご紹介するロゴスの「岩塩プレート」は、このステンレスゴトクの上に載せるだけの簡単設置!
こちらは別売りの「B-6君専用グリルプレート」をセットした時の状態です。
肉を焼くのに岩塩プレートしか使わない私のスタイルだと、かなり出番は少なくなりますが、税込770円と高くはないのでとりあえず買っておいても宜しいかと。
B-6君は、焚き火よりも炭火(BBQグリル)向き
本製品名には”焚き火”の文字が入っているので、今からお伝えすることは結構重要なんじゃないかと思いますが、私が思うにB-6君、実はあまり焚き火向きではありません。
その理由は次の通り。
- コンパクトゆえに大きな薪は入れられない
- 小枝や松毬、小さな薪を忙しなく投入し続けなければならない
- 火力が安定しないので、焚き火料理をし難い
もし、ソロキャンプもしくはデュオキャンプで焚き火メインに楽しみたいのであれば、ピコグリルあたりを選んだ方が満足度は高いです。
お子様連れの場合、メインの焚き火台は別で用意しておいて、B-6君を子供用として使ってもらうのもアリです。
実は私のB-6君購入動機は「子供用」としてでした。
そんな感じでB-6君、焚き火台としては妥協しなければならない点がある一方で、炭火を使ってのバーベキューグリルとしては結構な優れもの。
ソロ〜デュオキャンプで、軽い感じでバーベキューを楽しむのであれば、こんな気軽に使えて尚且つ本格的に楽しめるギアはそうそうありません。
この写真出したらドン引きされそうなので掲載を悩みましたが・・・
「庭キャン△」する時は、炭熾しの神器「ガスバーナー」「炭熾し器」をガンガン活用すべしっ!
余計な手間はかけるべからず。です。
これまたシュールな画になりました。
B-6君は案外タフで安定性もあるので、炭熾しの定番「ユニフレームのチャコスタII」を載せても不安はなし。
最初にガスバーナーでしっかり着火しておけば、あとは勝手に燃えてくれるから超便利。
コンパクトなB-6君なら、炭の量は2〜3本くらいで十分です。
エコですね。
ほぼほぼ炭に火が回れば、もう準備完了!
あとは、やりたい事に合わせてグリルプレートを載せたり、ゴトクをセットしたり。
B-6君には、ロゴスの岩塩プレートがベストマッチ!
B-6君は良くも悪くもコンパクト過ぎるので、これまではソロバーベキューをする際にも、ついつい汎用性の高い「ユニセラTG-Ⅲ」を使いがちだった私。
しかし、この岩塩プレートのサイズ感がB-6君にベストマッチであることに気付いてからというもの、ソロバーベキューではB-6君の出番が一気に増えました。
価格も1枚で660円(税抜)と、お財布にも優し目。
どうですか!このサイズ感。
ピッタリとは言えませんが、いい感じでゴトクの上に収まります。
しかもこの岩塩プレート、1回限りの使い捨てではありません。
ソロバーベキューなら、2〜3回くらい使えちゃいます。この写真の状態も新品ではなく、2回目の登板時のものです。
こっつんこつめ
但し、使えばそれなりに汚れるので、しっかり洗って汚れを落としましょう!
B-6君と岩塩プレートで肉を焼くと幸せになれる!
ソロバーベキューをやるときは、材料を大量購入する必要がないので、普段よりやや良いものを購入するのが幸福感を得られる秘訣であります。
例えば、こういうちょっと良さげな肉を買ってみたりとか。
100gあたり650円は、庶民にとってはかなりの冒険価格です。
それでもロピアだからこの値段で買える(と信じたい)。
熱せられた岩塩プレートの上に肉を置くと、鉄板を使って焼いているのと遜色ないジュージュー肉が焼ける音が発せられます。
本当に網・鉄板と同じように焼けます。
むしろ岩塩プレートから溶け出した塩分が、肉へほんのり移るので、普通に焼くより旨い!
別角度からも、B-6君と岩塩プレートの蜜月関係を、どうぞご覧ください。
さすがに何枚も肉を焼いていると汚れてきますが、洗えば表面の岩塩ごと汚れが落ちるのでお手入れも難しくありません。
こっつんこつめ
キッチンペーパーなどを使って、手早く乾燥させるのがポイント。
小型スキレットとも相性良し!アヒージョとかもイケる!!
これは、ユニフレームの「ちびパン」です。
これがまた、B-6君のサイズ感と相性抜群。
こんな感じの、小さい普通のフライパンなんですが、テフロン加工とか一切されていない硬派なフライパンだったりします。
名前は可愛いんだけど(ちびパン)。
本気でアヒージョ作ってもいいんだけど、1人で頑張ってもねぇ。
そんな時はやっぱり缶詰に限ります。めっちゃお手軽。
こっつんこつめ
これもロピアで見つけたのですが、1缶130円くらいだったかな。
「さばオリーブオイル」って、もうこれで十分じゃないですか笑?
さすがに1缶だけだと寂しいかな、と思い2缶を投入。
(実は息子と一緒に食べる予定だったりしたので。)
ピッタリ。
完全にB-6君とちびパンが一体化しています。これは絶対にセットで購入しといた方がいいヤツです。
(なんで自分はちびパンを持ってたのか、記憶が定かじゃありませんが。)
ちびパンに缶詰の中身をぶちまけただけの、料理と呼んでいいのかも怪しいような一品なのに、めちゃ美味しそう!
炭2つでも火力は全く問題なし。
すぐにグツグツ煮えてきます。
もともとが缶詰だから、温められればそれでいいのですが、沸騰させた方が「やってる感」あるのでオススメです。
残り汁は、フランスパンを浸してもいいでしょうし、米を投入するのも悪くなさそう。
B-6君の総括:コンパクトなのに本格的なソロ向けBBQグリル
『笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君』は、そのサイズゆえに焚き火台としてゆったり楽しむのには難しい面があります。
こっつんこつめ
逆に、忙しないのが好きな小学生くらいまでの子供なら、小枝や松ぼっくりを拾ってきてはB-6君に投入する一連の作業が、楽しくてやめられなくなります笑。
またB-6君は、ソロキャンプ用のバーベキューグリルとして、軽量コンパクトで安定感もあって、かなり優秀です。
岩塩プレートと組み合わせて肉を焼けば、ワンランク上のバーベキューにすることだって出来ちゃいます!
予算5,000円くらいでバーベキューとちょっとした焚き火をやりたいのであれば、最有力候補としておすすめできる製品です。
「庭キャン△」で使うのにも、ちょうど良いサイズ感!
(^^)ではでは(^^)