バーベキュー初心者の皆さん、初めまして。当ブログを主宰しているコツメです。
こちらの記事に辿り着いたということは、恐らく近々バーベキューをやるご予定があるんですよね?
だけど、「バーベキューなんてほとんどやったことないし、どうやって炭に火をつければいいのかが良く分からん」とか「以前にバーベキューで炭に火が全然つけられなくて恥をかいた」とかの問題を抱えておられるものと推察します。
でも、もう大丈夫。この記事に辿り着いたあなたは非常にラッキー!
安心してください。どんな初心者でも、今週末バーベキューデビューする方であっても、確実に炭火を起こす事ができる方法を、これから伝授したいと思います。
先に言っておきますが、バーベキューにおいて一番大事なのは「いかに素早くスマートに炭火起こしが出来るか!」です。
炭火起こしがスムーズ出来る男は、バーベキューで間違いなくモテます。
逆に炭火起こしでモタモタすればするほど格好悪く、女子の気持ちはスーッと引いていってしまいます。これ、間違いないからッ!!
バーベキューにおける炭火起こしは、最大のミッションと心得よ!!!
では、さっそくコツメがオススメする炭火起こしグッズ達を見ていくことにしましょう!
1.ガスバーナー
いきなりの飛び道具「ガスバーナー」。こんな↓やつです。
カセットコンロで使用するような、ごく一般的なガス缶に装着するだけでOK。
ライターなどとは次元の違う火力をご覧あれ↓。
写真だけだと伝えきれないところがありますが、ゴーッという音と共に放出される炎は、ちょっとやそっとの風が吹いてもビクともしない力強さ。
こいつがあるのとないのとでは、初期の着火工数が大幅に違ってきます。
バーベキュー関連グッズ売り場に行くと、必ず着火材なるものが売られていますが、このガスバーナーがあればそんなものは基本的に不要です。
と書きつつ、この写真の炎の先にある「一見すると炭に見える」ブツは、着火に特化した炭ですが。。。もちろん普通の炭相手でも、このガスバーナーがあれば着火がかなり容易になります。
くれぐれも、「まずはマッチやライターで新聞紙や小枝類に火をつけて・・・」なんてことはやらないように。
そんな事をしていたら、炭に着火させる前に女子が帰ってしまいます。
ちなみにポイントは、ある程度まで炭に着火されるまでは、ひたすら炎を出し続けることです。写真のような着火しやすい炭ならあっという間ですが、普通の木炭に着火させるなら3〜5分くらい炎を浴びせ続けても構いません。
まぁ種として使うだけですので、2〜3個くらいの炭の量でこの時点では十分です。
そんなに高いものではありませんので、これは絶対に買っておいて損はありません。
ダウト!火打石
何となくカッコイイ感じしますよね。お洒落ですよね。
これで、火種を起こして少しずつ小枝などからだんだん大きなものに火を広げていって・・・。
楽しそうですが、そんなことは「ソロキャンプにでも行ってやってろ」って話。
こんなナルシストに付き合ってくれる女子はいません。もしいたら間違いなく女神なので、一生離さないくらいの気持ちでアタックすべき。
とにかく時間の掛かるので、話のネタとして持って行く分には構いませんが、これを使って火起こししようなどとは考えないように。
2.火起こし器
名前のまんまです。火起こし器。
これも、有るのと無いのとでは火起こしに掛かる手間が圧倒的に違ってきます。
いろんなタイプのものがありますが、ワタシが愛用しているのは「ユニフレームのチャコスタII」。
何がいいって折りたたむことができるので収納性が抜群です。普段は折りたたんでおけば薄い一枚板のような状態ですが、広げれば立派に火起こし器に変身です。
横から見るとこんな感じですが、立体感が分かり難いですね。
上から見た図です。三角柱になっています。
たったこれだけの構造なんですが、この一番底の部分にガスバーナーである程度まで着火させた炭を2〜3個入れて、その上に未着火の炭を放り込むだけ。
放り込んだ直後はこんな感じ。上の方にスペースの余裕があるので、もっと炭を投入しても大丈夫です。
ただ、あまり入れすぎるのは良くありません。空気の通り道がなくなると火付きが悪くなるので、ある程度の隙間は作っておいてください。
これ、単純ですが煙突構造になっているのがキモでして、下から上へと煙突効果で炎が上へ登っていくので、炭をなるべく縦に並べるように放り込むだけであら不思議。
あとは放っておくだけで、このような激しい火柱が立ち上るほどの着火力を見せつけてくれます。
とにかく放っておくだけでいいってところがポイントで、この空いた時間でバーベキュー用の食材を準備したりなど、他のことに手を割けるのは本当にありがたい。
ただし、さすがにこれ1回だけの火起こしでは炭の量が足りないと思うので、必要な分だけ2〜3回繰り返して十分な量の炭火を確保しましょう。財力があれば、このチャコスタIIをもう一つくらい持っておくと更なる時間短縮効果が期待できます。
ダウト!うちわ
いや、うちわを悪く言うつもりはないのですが、火がつき始めた炭をひたすらにうちわで扇ぐというやり方。クラシックな炭火起こし方法です。
以前はワタシもこれをやっていました。さらに、今は電池式のコンパクトな送風機みたいなのも売っています。
けど、火起こし器を使った場合と比べると相当時間がかかります。しかもうちわで扇ぐとなると付きっきりで扇ぎ続けなければなりませんし、体力も使います。
はっきり言ってスマートではありませんので、やめておきましょう。
3.どんな炭を選べばいいのか
炭火の火起こしを圧倒的に早くスマートにさせる道具は、上記の2つだけで十分です。
でも、もう一つ大事なポイントがあるので、それも合わせてお伝えしておきます。
実は炭の選び方次第で、簡単に着火できるかそうでなくなるかが違ってきます。そう、炭にも色々な種類があります。「備長炭」くらいなら聞いた事ありますよね?
とは言っても、普通に売られている炭であれば、大抵のものはガスバーナーと火起こし器にかかれば楽勝で着火できます。問題は、そう「備長炭」です。
簡単に言うと、備長炭は着火させるのが非常に難しい炭なので、初心者は避けたほうがいいです。ガスバーナーと火起こし器があれば、着火させられないということはありませんが、それでもかなりの時間を要してしまいます。
一旦、火が入れば備長炭は火持ちがメチャメチャいいのと、高級なだけあって食材も美味しく調理できるという優秀な一面があるので、慣れてきたら使わない手はありません。
けど、くどいですが初心者には扱いが難しいので、慣れてくるまではやめておきましょう。
「豆炭」なんていう着火に優れた炭もありますが質がイマイチなので、無難に「木炭」って描かれている炭を買ってください。
4.バーバキューコンロのオススメは?
ファミリーキャンプなら、以前にも紹介したことがあるのですがユニフレームの「ユニセラTG-III」がダントツのオススメです。
実際、やってみればわかりますが小さい子連れでバンバン焼いたところで、食材が大量に余るのがオチです。ちっさい「ユニセラTG-III」でこぢんまりとしたバーベキューをするのがちょうどいい。