こんにちは、こっつんこつめです。
約2年前より息子(中学生)が『魚捌き』にハマってまして。。。
きっかけは有名YouTuber「きまぐれクック」さんの動画を観たからなのですが、現在も絶賛ハマり中で頻繁に「魚を丸ごと1匹買いに行きたい」とせがまれます。
お刺身や煮魚を造ってくれる分には、別に買うのはいいのですが、問題は「捌く前の魚を、豊富に売っている魚屋さんが少ない」という点。
で、何度か市場へ買い出しに行ったこともあるのですが、市場って朝が早いじゃないですか。笑
そしていつでも入れる訳ではなく、「市民開放デー」みたいな決められた日や時間帯しか一般人は買い物できない、みたいな感じで自由じゃないんですよね。
で、色々探して見つけたのが、千葉県一宮町にある『魚平商店』さん。
魚屋さんとしては、恐らく千葉県最大級!もちろん捌く前の魚だらけで、市場でしか見かけないような魚も当然のように並んでいます。
訪れるたびに発見のある大型鮮魚店です。
魚平商店の場所
魚平商店があるのは、千葉県一宮町。
最寄駅は、JR外房線の「上総一ノ宮駅」です。この駅は、総武線快速・横須賀線の行き先(終点)になることが多いので、名前だけは聞いたことありませんか?
千葉県全体から見ると、こんな位置関係になります。
私の住む千葉県北西部の印西市からだと、車で片道2時間弱(ずっと下道)くらいですから、近くもないけど遠すぎるという程でもない距離感かな。

店舗は「国道128号線」沿いにあり、周囲も閑散としているので、ナビがあればまず迷ったり素通りしてしまうことはありません。
魚屋さんとしてはかなりの大型店舗で、これでも写真に収まり切らない大きさな。非常に目立ちます。
駐車場は、店舗正面に数台分と、店舗のすぐ隣には600坪の大型駐車場を備えています。
大型駐車場の方であれば、まず満車で停められないという事はありません。
見よ!これが魚平商店だ!
魚平商店の良さは、その広さと種類の豊富さ!これに尽きます。
これだけの魚介類が取り揃えられている魚屋さんは、皆さんのご近所を探してもなかなか見つからないと思います。

ほら、めっちゃ広い。
魚介類しか取り扱っていなくて、丸ごと1匹売りが中心なのに、この広さは驚異的です。


まずは貝類から。
牡蠣(カキ)がゴロゴロと売られています。これでも全部じゃなかったりするのが、魚平商店さんのスケールの大きさ。


サザエもサイズ毎にたくさん取り揃えられていて、どれを選んだらいいのか分かりません。
(これも、サザエの一部です。)

鮑(アワビ)も種類が豊富すぎて、良くわかりません。
ただ一つ言えるのは、そう簡単に手を出せるものではないという事。(価格的に)

ホタテです。
この写真のものは結構いいお値段がしますが、写真を見ただけでも鮮度の良さには疑いの余地なし、ですよね?

魚が丸ごと一本で販売されているコーナーの一角です。
どんだけあるんだ!?と驚くこと間違いなし。
市場に来たときの気分が、ここだけで十分味わえます。

鰤(ブリ)だらけですよ。
いつも息子がブリを欲しがるのですが、「どう考えても食べ切れないから」と言って諦めさせています。
しかし、いつか購入させられる日が来そうで怖いです。

カンパチだらけですよ。
以前、千葉市中央卸売市場で生きているカンパチをその場で〆てもらったことがあるのですが、3.2kgで9,000円くらいだったので、そんなに変わらないかも。
もちろん時期によって大きく値段は変動することもあるので、単純に比較できませんが。


魚平商店に行くと、まず買いたくなる「金目鯛」。
釣り金目がたくさん並んでいます。

根魚類も豊富で目移りします。
写真毎にコメントつけているとキリがないので、ここからはドカッといきます。
(なお、掲載している写真は、何度か訪問した時のものがゴチャゴチャに混じり合っています。)



こないだキジハタを買いました。




カワハギ大好き。



水槽もあるのですが、泳いでいる魚は値段がわからず、怖くて手を出したことは一度もありません。

赤ヤガラ。これも以前に千葉市中央卸売市場で購入しましたが、魚屋では滅多にお目に掛かることはない魚でしょう。

このタラバガニは5万円でした。

これは、先日訪問時に初めてみました。
「シイラ」です。「マヒマヒ」とも書かれていますが、マヒマヒはハワイの方言でしたね、確か。(方言と言って良いのか分かりませんが。)
高級魚と書いてある割に、お値段がちょっとおかしい。ただ、「刺身では食べられない」と言われました。

鮪(マグロ)です。笑
確か、キハダマグロだったかと記憶しております。

まさかね、買わされるとは思いませんでしたよ。
魚平商店での購入方法・注意事項など
都市部にお住まいの方だと、普段から過剰とも言えるほどの接客・サービスを受けているかと思います。
しかし魚平商店は、観光客をターゲットにした魚屋さんではあるものの、接客やサービスは市場に近いものがあります。
「そういうものだ」と割り切って望んだ方が、気持ち良くお買い物ができますので、その辺りのことにも少し触れておきます。
写真でご覧いただいた通り、魚平商店の魚の多くは、氷床に1匹そのまま並べられています。
購入時には、店員さんに魚を取ってもらわねばなりません。
魚平は大きな魚屋さんなので店員さんも多いのですが、声を掛ける相手は「おばちゃん」一択です。
役割分担が徹底しているのか、おばちゃん以外に声を掛けても無視されるか、結局「おばちゃん」を呼ばれるだけなので、意味がありません。
ちなみに、おばちゃんは気さくな方ですので、わからないことがあっても聞けば教えてくれます。
この記事を読んでいる多くの人は、自分で魚を捌く人だとは思いますが、一応申し上げておくと魚平でもお願いすれば魚を捌いてくれますし、お造りにだってしてもらえます。
但し、年末や大型連休などの大混雑時は、特にお造りなんて頼むととんでもなく時間が掛かる(数時間とか)場合があるので、繁忙期は運次第です。
もちろん、ウロコ取りだけ、内臓取りだけ、みたいな細かい注文も聞いてもらえます。
会計するところ(レジ)で、例えば「ウロコ取りと内臓取りをお願いしたい」と言えば、「じゃあ会計の後にあそこに持ってってお願いして」みたいな指示を受けられます。
尚、私の経験上、捌いてくれる人はたいてい愛想は良くありません。笑
ただ、態度が悪いわけでもありません。笑
この感じ、なんとなく伝わりましたでしょうか。このくらいの接客・サービスにすら不満を感じるのなら、あなたは都会の過剰サービスに染まっているのかも知れません。笑笑
鮮魚ですから、クーラーボックスを持っていくのがベストです。
が、急に立ち寄った際や、クーラーボックスに入りきらないような大物を買ってしまったときは、店員さんにお願いすれば容器(空きの発泡スチロール)と氷をもらえます。
何も言わなければ、包んだ魚だけを渡されるので、氷や容器が欲しい場合はその旨を伝えましょう。
ここまでお伝えしてきた内容からすると意外に思われるかも知れませんが、クレジットカード、Suica・PASMOなどの交通系電子マネー、PayPayなど、現金以外の支払いも可能です。
魚平商店、便利!
購入した魚(一部)をご紹介
これまでに色々な魚を購入しているのですが、もはや憶えていないのと毎回毎回写真を撮っているわけではないので、写真の残っていた2つを参考までにご紹介します。

千葉県の名物、金目鯛の中でも釣ったやつ。通称「釣り金目」。
年末に購入したので、結構値が張りました。

で、魚を捌きたい息子が捌いてこんなのを作ってくれたのですが、魚の大きさから想像していたよりも刺身が少なくて、私は少々不機嫌になりました。
アジとかでたくさん練習して捌き技術を身につけてから、金目鯛のような高級魚に挑んで欲しいものです。
ちなみに魚平で売られているアジは、モノが良すぎてその分お値段も侮れません。

マグロです。
容器(氷入り)と一緒に計測して6.4kg。マグロだけで5kg超えていたと記憶しています。
これで確か5千円で、他の魚と比べても明らかに安価でした。
「これ、絶対に普段食べているマグロとは味が違うから。やめとこう。」と息子を説得したのですが、駄々をこねて買うまで動かないくらいの勢いに負けました。


途中経過が好きではない人もいるかと思いますので、最低限の範囲で。
さすがにこのサイズだけあって、身はたくさん取れましたが、予想通りお刺身にした時の味は「なるほどね」って感じでした。
総括
たくさんの捌かれていない魚や、活きた貝類・伊勢海老を見るのが大好きな人には、堪らないお店です、魚平商店さん。
大原港・勝浦港など地元の漁港からも近いので、鮮度も良いものが多いのも大きな魅力です。
ただ、漁港が近い魚屋さんだからと言っても、激安を売りにしているお店ではありません。そこは勘違いしないようにご注意ください。
繰り返しになりますが、朝早く市場に行かなくてもたくさんの種類の丸ごと1匹の魚を購入できる、鮮魚のテーマパークのようなお店ですので、魚を捌きたい人は必見です!
(^^)ではでは(^^)
魚平商店の営業時間・場所など
- 店 名 :一宮海鮮市場 魚平(魚平商店)
- 営業時間:9:30 〜 17:30
- 定休日 :水曜日(一部の火曜日)
- 住 所 :千葉県長生郡一宮町東浪見5146-1
- TEL :0475-42-3737
- 駐車場 :あり
- クレカ・電子マネー:利用可
- 公式サイト:http://www.uohei.co.jp/index.html
- その他 :火・水も年末年始・GW期間・夏期・祝日等は営業