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【ステイシーST-Ⅱレビュー】前室が広い!ソロ〜デュオキャンプに最適なテント【庭キャン△も】

ソロキャンプが流行ってますね!私もいずれは、と考え中のこっつんこつめです。

ここのところ、4年連続で夏休みは息子と2人で上高地へ行っているのですが、今年(2020年)は新型コロナの影響でかなり厳しい感じに・・・。

それでも新しいテントが欲しくて物色していたところ、ちょうど良いテントを見つけました!

それが、今回ご紹介するOGAWAの『ステイシーST-II』。

どうせ夏休みに使えないのなら「ゴールデンウィークに庭で擬似キャンプやったれ!」と急遽購入したのですが、試し張りしてみたところ想像以上に広くて見た目もイイ。

 

こっつんこつめ

ソロキャンプでも広いテントがいい!
キャンプだけでなく、庭でも子供と遊べるテントが欲しい!

それなら『ステイシーST-II』がベストチョイスになり得ます!!

 

テント紹介とは全く関係ないのですが、外出自粛中でも「庭キャン」で鮎焼いたりすれば、十分キャンプ気分を満喫できますよ。

 

ステイシーST-IIの主なスペック

テント選びの際に重視するポイントは用途によってそれぞれですが、大体の場合は「居住性」「収納時のサイズ・重量」「耐水性」あたりかと思いますので、順番に確認してみましょう!

ステイシーST-IIの居住性

テントのサイズを説明する際、どのメーカーも寸法だけでなく必ず「○人用」と想定使用人数を表記しますよね。

『ステイシーST-II」の場合は、2〜3人用とメーカーカタログには記載されています。

一方で公式サイトには「ソロキャンパーから絶大な人気を誇る」とも書かれていて、確かにネット上で探りを入れてみると、ソロ(1人)で使っている人が多い印象を受けます。

公式サイトに掲載されていた図面を引用させて頂きます。

テント内の幅が150cmなので、ベッドサイズでいうとダブル(140cm)とクイーン(160cm)の中間サイズです。

図面には大人2人の間に子供1人が描かれていますが、これだとギッチギチでしょうね笑。

こっつんこつめ

実用に耐えうるのは大人2人まで、かな。

ただ、縦は220cmとかなり余裕があるのに加えて(後述しますが)、前室がメチャメチャ広いので、荷物の置き場所には困りません。

 

この写真だと幅(奥行き)にも余裕があるように見えなくもないですね。
実際、狭さは感じません。

2人で寝ると、1人あたり75cm。荷物がなければ広く使えるかも。

テント内の高さは120cm。小型テントとしては優秀です。

こっつんこつめ

個人的に天井が低いテント(山岳用とか)は好きじゃないので(そもそも登山はしなくなったので)、天井高120cmは高ポイント。

 

前室が規格外の広さ!

『ステイシーST-II』を購入した人に「なぜこのテントに決めたの?」と聞いたら、きっと10人中8〜9人は「前室が広いから」と答えるのではないでしょうか。

そのくらい、他の同サイズのテントと比較すると前室の広さが際立っています。

 

分かります?

チェック柄のシート(コールマン)が敷いてある部分、これ全て前室です。

もう1回、公式サイトに掲載されている図面を引用しますが、前室の幅が110cmもあります!

そして高さは120〜130cm。

テント内と同等かそれ以上の高さを誇るこの前室、凄すぎ。

 

テント内から外を見てみると、とても小型テントからの景色とは思えません。

私は息子と自分の2人、上高地で使用する予定でいますが、これソロで人気なんですよね?

 

ソロでこの広さは、メッチャ贅沢。

 

ステイシーST-IIの収納時サイズ・重量

せっかく購入した直後なので、開封前の状態から。

下の箱が『ステイシーST-II』で、上に乗っかっているのは『システムタープペンタ3×3』(別売)です。

梱包時の状態で持つと、結構ズッシリ。
公式には、幕体が約2.7kg、ポールが約1.2kgと記載されています。

これにペグなど足すと約4kg。

それでも、『ステイシーST-II』と比較対象になりがちなスノーピーク『アメニティドームS』よりも1kg軽い!

 

箱から出した状態がこちら。ソロ〜デュオで使うテントとして見ると、サイズは大きめです。

数値で言うと、52×19×19cmになります。
(フレーム折り寸は40cm)

前室が広く取られていて居住性の高いテントなので、収納時のサイズが大きくなってしまうのは仕方ないところでしょうかね。

 

ステイシーST-IIの耐水性

テント内が浸水して荷物ビチョビチョになると、本当に凹みますからね。
(特に着替えとシュラフが濡れると最悪。)

『ステイシーST-II』は、フライシート・グラントシート共に、素材はポリエステル75d、耐水圧1,800mmです。

こっつんこつめ

耐水圧1,500mm以上あれば大雨にも耐えられると言われているので、性能的には必要十分かと思います。

そもそも急な雨は仕方ないとしても、大雨が続くことが予報されている時はキャンプ諦めた方がいいですよね。

  • 重 量 / 総重量(付属品除く):3.9kg [内 容] 幕体:約2.7kg、ポール:約1.2kg
  • 素 材/フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm)
         インナーテント:ポリエステル68d
         グランドシート:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm)
         ポール:7001 アルミ合金(φ9mm、φ10.3mm、φ9.5mm)
  • 収納サイズ/ 52×19×19cm(フレーム折り寸40cm)
  • カラー/ 80 ダークブラウン× サンドベージュ、 20 カーキ× レッド
  • 付属品/アルミピン、張り綱、セルフスタンディングテープ(前室部)、
     収納袋

 

 

ステイシーST-IIを庭に張ってみた

それでは、実際に『ステイシーST-II』を張っていましたので、簡単にその過程をご紹介します。

 

収納袋の中から、幕体(フライシートとインナーテント)、ポール、ペグとローブが入った袋を取り出したとことです。

 

インナーテントを広げると、こんな感じ。

黒いピロピロしたものは「スタンディングテープ」で、前室部分のポールをセットするために必須となります。

ポールは3本。
インナーテントを吊り下げるための2本と、Y字型の長いポールが1本の構成です。

 

上の写真ではクシャクシャっとなっていたインナーテントを、少し真面目に広げてみたところ。

テントを張ろうとした庭の芝生部分が、結構ギリギリ。

ちなみにこちらのグランドシートは正規品ではありません。
(ブルーシートっぽく見えますが、ブルーシートではない!)

 

2本のポールを立ち上げて、インナーテントのフックを引っ掛ければ、もうテントらしい姿に。

こっつんこつめ

テント張るのが初めての人でも、マニュアル通りに作業をすれば簡単に設営できると思います。

 

最初のうち、やや戸惑うかも知れないのはフライシートの被せ方。
なんせ前室部分も含めての大きさのフライシートなので、サイズがデカイ!

それでも一般的なテントと比べても全然難しくはないので、1人でも問題ありません。
慣れればここまで10分あれば張れるはず。

庭に『ステイシーST-II』を張る場合、幅250cm・縦350cmくらいあればギリギリ張れるかと思います。
もちろんもっと広い方が張りやすいですけど。

 

タープ『システムタープペンタ3×3』で小川張りが最強

前室の広さが特徴的な『ステイシーST-II』ですが、どうせなら更にリビングスペースを広げてしまうのもアリです。

 

ここまでやったら、もう無敵でしょ。

『ステイシーST-II』の入り口部分につなげるようにして、同じくOGAWAの『システムタープペンタ3×3』を張ると、こんな感じに。

 

これぞ通称「小川張り」!

 

無駄に広い?

いやいや、広いに越したことないですって。テントサイトが狭い場合は遠慮した方がいいかも知れませんが、通常はこれくらいのスペースなら許されるはず。。。

 

無理矢理に庭に張っているとは思えない、この感じ。

こっつんこつめ

(少しシワが寄っていて、テントとタープの境目に隙間がありますが、あくまでテスト張り段階なのでお許しを。)

 

早く上高地の小梨平キャンプ場で使ってみたい〜。

 

先ほども似たような写真がありましたが、このテント内から外を眺めた景色、とても小型テントのものとは思えない。

こっつんこつめ

ゴールデンウィーク明けも外出自粛が続くので、ここで仕事しようかな?

(割と本気で言ってます笑)

この『システムタープペンタ3×3』、重量がタープ本体と付属品を全て合わせても1.02kg!

 

定価10,780円(税込)と手が届かないお値段ではないので、思い切って『ステイシーST-II』とセット購入するのもいいですよ!

ちなみに、ポールは以前に購入した安い中華ポールを使いましたが、全然問題なし。
前方7本・後方5本でギリギリ高さも足りました。

注意

(推奨されているものではないので自己責任でお願いします。)

 

総括:さすがロングセラー商品!早く上高地で使いたい!!
けど庭でも使える。

『ステイシーST-II』は、ソロ〜デュオ利用でなるべく居住空間(前室含む)が広いテントを求めているのであれば、最適なテントです。

唯一の難点は、価格でしょうか。

定価46,200円(税込)は、似たようなサイズのスノーピーク『アメニティドームS』と比べて1万円以上高い!

ただ、前室の使いやすさは圧倒的に『ステイシーST-II』が上ですし、収納時のサイズ・重量も上(軽くてコンパクト)なので、本当は比較対象にはならないのかな。

 

早く上高地の小梨平キャンプ場で使ってみたいのですが、外出自粛の折り、今は庭キャンで活用したいと思っています。

こっつんこつめ

これ、小さなお子さんがいたら絶対大喜びすること、間違いありません。

こんな秘密基地、自分が子供の時にも欲しかった〜。

 

庭キャンだとこんな料理(あさりの酒蒸しです)も手軽にできますし、人と合わずに外の空気を吸ってストレス発散できます。

皆さんも「庭キャン△」初めてみませんか?

(^^)ではでは(^^)