皆さん、こんにちは。観光大好きなコツメ(@naga516)です。
普段は顔出しNG・匿名でやっているのですが、多くの旅ライターさんに習って、今回は顔出しで自分の存在をアピールしてみます。
・・・。ですが、やっぱり慣れないことをするもんじゃないですね。
1人三脚立てて自撮りチャレンジしてみたものの、逆光だしポーズも表情も堅いし・・・。ちなみに空気椅子やってます、これ。
酷いので、消すかモザイクかけるかをこの週末中に判断したいと思います。1日だけの限定公開です!(結局モザイクにしてみました)
普段、顔出しNGでやっている人に言っておきますが、いきなり有名観光地で自撮りチャレンジしても失敗する可能性が高いので、こういう時に備えて練習しておいた方がいいですよ。
ところで、皆さんは『日本三景』ってご存知ですか?
- 宮島 (広島県)
- 天橋立(京都府)
- 松島 (宮城県)
この3箇所のことを言います。
『日本三景』という言葉が初めて登場したのは、江戸時代初期に書かれた「日本国事跡考(林春斎)」で、それ以来「日本の3大景勝地」を指す言葉として使われ続けています。
昔も今も変わらずに、人々の心を掴む場所っていうのは、普遍的な魅力を持っているんですね。
さて、今回は『日本三景』の一つである『安芸の宮島』へ行って参りました。
私は千葉県在住なので、広島まで足を運ぶ機会がなかなか無くて、ようやく念願叶っての初『宮島』です。
『宮島』に関しては、漠然と「広島駅近くの、海の上のある厳島神社、そして鹿!」程度のイメージしか持っていなかったのですが、実際に訪れてみると知らないことだらけでした。
ですので、今回は「まだ宮島に行ったことないけど、これ読んで俄然行きたくなっちゃった!」と思っていただけるよう、実際に私の辿ったルートを写真多めでご紹介しようと思います。
先に言っちゃいますけど、「宮島、サイコー!」です。
帰ってきたばかりなのに、早くも再訪したい欲に満ち溢れています!
最寄り駅は『宮島口』駅。JRで30分弱。
実は『宮島』って、広島駅のすぐ近くにある訳じゃないんですね(知らなかったの私だけ?)。
今回は鉄道旅なので、広島駅から宮島への最寄り駅『宮島口』へ向かうことに。
もし荷物が多い場合は、広島駅構内でコインロッカーに預けてしまうのも一つの手です。”新幹線改札側”と”在来線1番線ホーム”の計2箇所にコインロッカーが設置されています。
広島駅のコインロッカー数は多くないのですが、『宮島口』周辺のコインロッカーが埋まってしまっていた場合には、大荷物を持ったまま観光しなければならないので、できれば広島駅で預けてしまった方が間違いありません。
JR広島駅から宮島口駅までは、所要時間30分弱、料金は410円です。
広島電鉄(中心部は路面電車で途中から専用軌道)も利用できますが、260円と運賃は安いものの時間がメチャメチャ掛かるので、時間重視ならJRを利用した方がいいですよ。
JR宮島口駅に到着。見た感じ、利用客のほとんどは観光目的のようです。
JR宮島口駅を出たら、駅前からまっすぐ正面に向かって伸びている道を進んでいきます。
すぐに交差点へぶつかるのですが、この交差点には横断歩道がありません。
地下道になっていますので、一旦地下道へ下りて交差点を渡る必要があります。
『宮島』へ渡るには、フェリーに乗船する必要あり
地下道を出て、さらに先へ進むとこんな看板が現れました。
私、『宮島』って江ノ島みたいに橋で渡れるような場所かと思っていたのですが、フェリー(船)で行かないとダメなんですね。
けど、船ってたまにしか乗る機会がないので、なんだかワクワクしてきました。とっても楽しみ!
フェリーは『松大フェリー』と『JRフェリー』の2社が運航しています。
どちらも片道180円(安っ!!)で、運航本数はどちらも15分間隔くらいと結構ひっきりなしに行き来しています。
そんな感じなので、タイミング良く乗れそうな方を選べば良いかと思います。
ただ、時間帯によってはJRフェリーは厳島神社の大鳥居に接近するルートを取ってくれるので、私はJRフェリーを選択しました。
左側が松大フェリーで、右側がJRフェリーです。
フェリー乗り場も隣接しているので、どちらを選んでもほとんど差はありません。
ちなみにJR宮島口駅からフェリー乗り場まで、距離にして200mくらいなので5分も見ていれば十分。
鳥居マニアな人は、JRフェリーの一択ですね。
時はすでに15時過ぎ。
のんびりしている暇はないので、券売機で切符を購入したらサクサクと船へ向かいます。
平日の15時で、しかも曇天にも関わらず結構な数の人々がフェリーに乗り込みます。
平日でこの調子だと、休日はもちろんのこと、大型連休中はどうなってしまうのでしょう?
出航!さらば宮島口。
2時間半後には戻ってきましたけど(笑)。
船内の様子です。
船によってバラツキはありますが、総じて清潔感がありました。デッキもあるので、暖かくて天気の良い日はデッキに人が集まるでしょうね。
「大鳥居に最接近!!」の看板に偽りなし。
海上から真正面に大鳥居を見ることができるルートを辿ってくれました。
ちなみに航行時間は約10分。出航したなと思ったら、あっという間に到着してしまいます。
宮島桟橋に着いたら『宮島の案内絵図』をGETしよう!
いよいよ宮島に上陸です。
『宮島桟橋』のフェリー乗り場構内には、宮島観光案内所が設置されています。
フェリーの中でも感じたのですが、宮島へ訪れる人の半分近くは欧米系の人が占めているんじゃないでしょうか。
ここにも多くの外国人観光客が集まっていました。
ここでの目的はただ一つ。『宮島の案内絵図』を入手すること。
宮島内の主要な観光地がイラストマップになっているので、これ一つあれば宮島で迷うことはありません。
嬉しいことに無料です!
こちらは『宮島桟橋』の外観になりますが、結構立派な建物ですね。
宮島内には鹿がいます。ただし餌やり禁止です。
宮島には奈良と同じく、観光客が訪れる街中を鹿がフツーに歩いています。
『宮島桟橋』を出るとすぐに、鹿の姿が目に飛び込んできました。
完全に観光客慣れしていて、人の後ろを追ってくる鹿もいます。けど、宮島は奈良と違って「餌やり禁止」となっています。
当然、鹿せんべいの売店も一切ありません。それなのに人に群がる鹿たち。不思議じゃないですか?
推察するに、こっそり餌をあげる人が多いこと、そして人の食べ物を虎視眈々と狙っているのでしょう。
鹿がヘンな食べ物を口にしてしまうくらいなら、いっそ鹿の餌を有料販売した方が、鹿のためにも良い気がするのですが・・・。
地元にも色々事情があるのでしょうから、外野が適当なことを言うのは、これ以上はやめておきます。
冗談みたいな場所に佇む鹿。これ置物じゃなくて生きている鹿です。
ここの鹿は全体的におとなしめですが、食べ物を見せると一変して追いかけてくるので要注意。
特にお土産として購入した食べ物を強奪されないように気をつけましょう。
奈良公園周辺と比べると、鹿の頭数は全然多くないのですが、それでも街中を歩いていると思わぬところで鹿に遭遇します。
この鹿はお腹が空いているのでしょうか、落ちていた紙くずを食べちゃっていました。大丈夫かな、本当に。
厳島神社までの道は、まさに観光ロード!
さぁ、宮島に来たなら『厳島神社』だけは外せません!って言うか、ほとんど『厳島神社』のために来ましたからね。
ちなみに先ほどから『宮島』と言い続けていますが、この島の正式名称は『厳島』です。お宮様がある島だから通称『宮島』と呼ばれているんですね。
参道は雰囲気はこんな感じです。
やはり観光客の集まる参道ですから、非常に賑わっています。
特に食べ物のお店が多いので、ここの誘惑はハンパないです。出来ればお腹を空かせた状態で宮島に上陸するのが良いでしょう。
『牡蠣』を出すお店もたくさんありました。
ただ、今の時期(訪問したのは2017年10月)は牡蠣の旬ではないので、私は今回見送りました。
軒先で焼いている匂いが通りに漂ってくるので、誘惑に流されないよう理性を保つのが大変でしたが。
穴子も広島名産ですね。私は帰りの新幹線内で穴子弁当を食べましたが、美味しかったです。
観光地だけあって、修学旅行生もたくさんいます。
なぜか巨大なしゃもじを展示している場所がありました。
え〜!?宮島ってしゃもじ発祥の地なの???
すみません、全く存じ上げませんでした。皆さん、宮島といえば『しゃもじ』ですよ。
お土産屋さんには必ずしゃもじが置いてありますので、宮島に行かれた際はぜひしゃもじをお買い求めください。
他にも、こんな洒落たお店があったりですとか、
京都に来てしまったのかと錯覚させられるような、お茶スイーツのお店まで。
またまた穴子。こちらは『穴子まん』を作っているようです。
『藤い屋』さんのような有名店も軒を連ねています。(広島駅周辺にもたくさん出店されていますけど。)
揚げもみじ饅頭のお店もありましたね。とにかく財布の紐が緩みがちになるので、ここは割り切ってお金をたくさん持っていくのが最善策かと思います(笑)。
ちなみに、夕暮れ時になると終わってしまうお店が多いのですが、照明が灯った参道の雰囲気もなかなか良いです。
道の両側にお店が連なる参道を抜けると、大きな石造りの鳥居が現れます。
あとは海沿いの道を進んでいけば、厳島神社に到着です。
いよいよ海の中の大鳥居が見えてきました。
かなり大鳥居に近い場所なので、記念撮影している人がたくさんいます。お一人様からグループまで様々です。
このすぐ先が厳島神社の入り口になります。
フェリー乗り場(宮島桟橋)から厳島神社入り口まで、だいたい距離にして1km弱、ゆっくり歩いても15分〜20分もあれば到着します。
一応地図を貼っておきますが、若干ご紹介したルートと違っているかも知れません。基本的には、人の多い場所を通っていけば大丈夫です。
海上の社殿『厳島神社』
宮島の象徴『厳島神社』。正式には『嚴島神社』(嚴と厳の違い)ですが、当記事では一般的に使われている『厳島神社』と表記させて頂きました。
参拝入口
こちらが参拝入口です。
厳島神社を拝観する際はルートが決まっていて、一方通行になっています。
拝観にかかる初穂料は、大人300円、高校生200円、小・中学生100円です。
このような場でお金の話をするのも恐縮ですが、厳島神社のレベルでこの初穂料はハッキリ言って破格です。
〜拝観時間〜
月日 | 開門 ~閉門 |
---|---|
1月1日 | 0時00分~18時30分 |
1月2日〜1月3日 | 6時30分~18時30分 |
1月4日~2月末日 | 6時30分~17時30分 |
3月1日~10月14日 | 6時30分~18時00分 |
10月15日~11月30日 | 6時30分~17時30分 |
12月1日~12月31日 | 6時30分~17時00分 |
変更になる場合があることを予めご承知おきください。年中無休です。
参拝入口に置かれていたパンフです。
ここに矢印で書かれているルート通りに巡っていきます。こうしてみると、本当に小さな入江のような場所に建ってるんですよね。
ここで公式ウェブサイトより、御由緒を引用させて頂きます。興味のある人はぜひ読んでみてください。
当社の御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素盞鳴尊(すさのおのみこと)が高天原(たかまのはら)で剣玉の御誓(うけい)をされた時に御出現になった神々で、御皇室の安泰や国家鎮護、また海上の守護神として古くから崇信を受けられた。
宮島に御鎮座地を探されるにあたり、この島を治める佐伯鞍職(さえきのくらもと)に神勅が下った。鞍職は大神様が高天原から連れてきた神鴉(ごからす)の先導のもと、御祭神と共に島の浦々を巡り、海水の差し引きする現在地を選んで御社殿を建てたのは、推古天皇御即位の年(593年)であると伝えられる。
その後安芸守となった平清盛(たいらのきよもり)が当社を篤く崇敬し、仁安3年(1168年)に寝殿造の様式を取り入れた御社殿に修造した。清盛の官位が上がるにつれ平家一門のみならず、承安4年(1174年)に、後白河(ごしらかわ)法皇の御幸(ごこう)、治承4年(1180)3月と9月に高倉上皇の御幸(ごこう)があるなど、多くの皇族・貴族が参詣され、都の文化がもたらされた。
当社に対する崇敬は、平家から源氏の世になっても変わることなく、又時代が移り室町時代の足利尊氏や義満、戦国時代の大内家、毛利家などからも崇拝された。
松島・天橋立と並び日本三景「安芸の宮島」として知られ、平成8年(1996年)にはユネスコの世界文化遺産に登録され現在にいたる。
「国宝」と「世界文化遺産」の看板が両脇に掲げられています。
最強でしょ、これ。
客神社(まろうどじんじゃ)
廻廊を進んでいくと、進行方向左手に『客神社拝殿』が見えてきました。
こちらは『客神社』の祓殿です。
お祀りされている神様が記されています。ほのかな灯に照らされています。
拝殿を挟んで、奥に本殿があります。厳かな雰囲気とは、こういうことを言うのでしょう。
張り詰めたような空気が漂っている場所です。
東廻廊から厳島神社本殿
一見すると池のように見えますが、海の上なんですよね、ここ。不思議な感覚に陥ります。
東廻廊を通りながら、大鳥居を眺めます。
あいにくの曇天でしたが、それでも全体の朱色が鮮やかに浮かび上がっています。
平舞台
平舞台から、客神社方面を眺めたところです。
後方に見えるのは、高台に建つ『五重塔』。このアングルは絵になります。あとは私に撮影の腕があれば完璧だったのですが・・・。
何回でも出しますよ(笑)。突端となる『火焼前(ひたさき)』から大鳥居をみたところです。
ここで大鳥居まで約200mあります。この日は潮が満ちていましたが、大潮の干潮時には景色も一変するようです。
いつか自由な身になったら、狙った日時に訪れてみたいものです。
なんて言うのでしたっけ?勉強不足ですみません。
あまりの凛々しい表情に惹きつけられてしまいました。
高舞台
ここは舞楽を行う『高舞台』。
舞楽もぜひ一度は観てみたいものです。平安時代から続いているなんて、一体どうやって継承し続けているのか・・・。
祓殿
祓殿を挟んで、授与所方面を覗きみたところです。
だんだんと日が傾いてきたこともあり、影が濃くなってきました。
授与所
厳島神社の規模にしては、かなり小ぶりな授与所です。
ここは明かりが蛍光灯でしたので、ちょっと他の場所とは雰囲気が異なります。
御朱印受付も特に人が並んでいる様子もなく、御朱印ブームはどこに?といった感じです。
休日になると混むのかも知れませんけどね。
おみくじは100円でした。セルフサービスです。
能舞台
授与所を出て西廻廊を進んでいくと、右前方に『能舞台』が見えてきます。
1680年に浅野綱長によって再建されたものだそうです。毎年4月16日〜18日の3日間だけ「神能」が行われています。
なんとも言葉にし難い迫力を感じます。ここで行われる「神能」とはどのようなものなのでしょうか。
もう気になることだらけです(笑)。
天神社
西廻廊を挟んで能舞台の反対側には『天神社』があります。
天神様の名前が付いている通り、学問の神様である菅原道真公は祀られているところです。
反橋から参拝出口
天神社の隣には、綺麗な弧を描いている『反橋』があります。
ここまで来ると、まもなく出口となります。
出口に到着しました。
これは出口側から西廻廊を撮影したものです。
「こちらからは入れません」と書かれていますが、特に係員がいる様子もなく、誰でも入れてしまいそうです。
出口からちょっと先の場所に、『厳島神社宝物館』があります。
今回は時間の都合上パスしてしまいましたが、時間があれば寄っておきたかったところです。
周辺には別な寺社仏閣も
厳島神社の出口のすぐ先には、別なお寺がありました。
ここは大願寺。厳島神社の目の前にも関わらず、雰囲気がかなり違うのが面白いところです。
なんでしょうか?良く分かりませんが「龍神」と書かれているような・・・。
不動明王が祀られてるようですが、撮影禁止と書かれていたので建物だけ遠巻きに撮影してみました。
別の場所には、小さな『金刀比羅神社』が。
時間も限られているので、ここからは参道方面を目指して戻ります。
賑やかな参道と比べると、このあたりは落ち着いた雰囲気があります。お店はありますけどね。
ちょっと裏道へ入り込むと、お店だけでなく民家もちらほら。
このような観光地でも、一歩入るとここで生活する人たちがいます。
歩いていると、『紅葉谷とロープウェー』という看板が。
厳島神社の裏手には、標高535mの『弥山(みせん)』がそびえているのですが、ロープウェーを使えば山頂近くまで一気に移動できるようです。
時間と天候の関係で、今回は弥山もパスしてしまいましたが、紅葉谷という地名がついているということは間違いなく紅葉が綺麗なハズ。
『もみじ饅頭』なんてものを作ってしまう土地ですからね。
豊国神社(千畳閣)と五重塔
しばらく道なりに進んでいると、右手に階段が現れました。
外国人観光客の方に続いて、この階段を登ってみることに。
写真ではお伝えしきれずもどかしいのですが、階段を登りきった場所にとんでもなくデカイ建物が現れました!
見た目にも古さが伝わってきます。
1387年に豊臣秀吉が命じて建立したとの事。
畳の大きさでいうと約857畳という事ですから、千畳には満たなくてもこれは『千畳閣』と名乗っても許される大きさでしょう。
古さと大きさの割に、どこか雑な扱いを受けているような感じがします(気のせいでしょうか?)。
床下もスケールが大きいので、立って歩くことができます。
私の身長(174cm)でも頭をぶつけずに歩けましたので、もはや床下と言っていいのかも怪しい感じですね。
床下を抜けた先に、先ほど高台に見えていた『五重塔』が建っていました。
尚、残念ながら中に入ることはできません。
五重塔がある場所は高台になっているので、厳島神社を見下ろすことができます。
木々が障害物になってしまうため厳島神社を一望できるわけではないのですが、上からの眺めもなかなか良かったです。
ちょっと休憩。『伊都岐珈琲』でコーヒーと八天堂クリームパンを。
高台から降りたところで目についたのが、モダンな雰囲気のコーヒーショップ『伊都岐珈琲』。
店頭に並べられていた『八天堂のクリームパン』に惹かれて、ここでちょっと一休み。
明るくて入りやすい雰囲気のお店です。
広島といえば「八天堂のくりーむパン」というくらい、ここ数年で一躍全国区の知名度に!
その八天堂の『伊都岐珈琲オリジナルくりーむパン』(店舗限定)と書かれているのを目にしてしまったら、そりゃ観光客としては入るしかないでしょう。
なお、店内を利用するにはワンドリンクのオーダーが必須となります。
店内も綺麗。今どきのカフェスタイルですね。
注文したのは、『伊都岐珈琲オリジナルくりーむパン』280円と、『アメリカーノ』400円。
アメリカンのことかと思って、お店の人に聞いてみたところ「普通の濃さのドリップコーヒー」だというので、こちらをチョイス。
あとで知ったのですが、こちらの『伊都岐珈琲』はスペシャルティコーヒー専門店を謳っているお店でした。
確かにこのコーヒー、全然期待しないで一口飲んでみたら思いのほか美味しくて面食らいました。
「どうせ観光地にありがちな、見た目重視のカフェなんでしょ」とタカをくくっていたもので・・・。
ただスペシャルティコーヒー専門店ならば『アメリカーノ』だけではなく、コーヒー豆の銘柄もきちんと明示しておいて欲しかったです。
あれっ?私、もしかして口うるさい客ですか??ごめんなさい(笑)。
こちらが期待のくりーむパン。
八天堂さんのこういうお店とのコラボクリームパンって、他にはどのくらいあるんですかね?
一応、原材料名などもお見せしておきます。
訪問したのは2017年10月なんですが・・・、賞味期限がえらいことになっています(笑)。
しかし、上の方に別のシールで消費期限として3日後の日付が書かれていました。
プレミアムなくりーむパンと書かれています。
敢えてコーヒー味のくりーむパンではなく、普通のくりーむパンで勝負しているところに大変好感が持てます。
勝手な想像ですが、きっとコーヒーと合わせた時にもっとも美味しく感じるよう調整されているのでしょう!
じゃん!くりーむパン登場!!
あっ!くりーむパンとドリップコーヒー(しかもスペシャルティ)って合うわ。
残念ながら、普段から『八天堂のくりーむパン』を食べ慣れている訳ではないので、こちらのコラボくりーむパンと普通の八天堂くりーむパンの違いはさっぱり分かりませんが、八天堂ファンならこのコラボくりーむパンは外せないのでは!?
こんないいお店なのに店内ガラガラ(貸切状態)だったのは、平日の夕方だったからでしょう。
普段はもっと混雑していると思われます。
帰ってきて調べてみたところ、こちらの『伊都岐珈琲』さんは宮島と宮島口で5店舗も展開するお店だったんですね。
コーヒーがお好きな人であれば、宮島訪問時の休憩に大変オススメです。
項目 | 内容 |
---|---|
店名 | 伊都岐珈琲 |
営業時間 | 9時00分~19時00分 |
定休日 | なし(無休) |
住所 | 広島県廿日市市宮島町420 |
ウェブサイト | http://itsuki-miyajima.com/about/ |
夕暮れの宮島
先ほど夕暮れ時の参道をご紹介しましたが、それ以外の場所をまとめて「夕暮れの宮島」としてご紹介しておきます。
日が落ちてきて、対岸の本州側も明かりが灯り始めました。
少しだけライトアップされた大鳥居。
この方が朱色が際立って見えますね。
宮島桟橋(フェリー乗り場)へ着く頃には、一気に日が落ちて夕暮れから夜へと移り変わってしまいました。
帰りもJRフェリーを利用したのですが、この写真は隣に停泊していた松大フェリーの船です。
さらば宮島。きっと、またいつの日か。
今度は、うちのコツメ妻と一緒に来よう。(子供たちを連れて行くかは、その時の気分次第で・・・)
一人旅もいいけど、私はやっぱり気心知れた人と旅を共有するのが、好きです。
まとめ
今回ご紹介した宮島散策ですが、宮島滞在時間は2時間半弱といったところでした。
広島駅からの往復でいうと、乗換時間やコインロッカーへの荷物預けも含めて約5時間。
まだまだ見足りないところもたくさんありますが、それでも駆け足で巡ったという印象はありません。
少なくとも今回絶対に行っておきたかった『厳島神社』に関しては、じっくりと見て回ることが出来たと感じています。
カフェでお茶する余裕すらありましたからね(笑)。
宮島は一歩山に入ると、そこは手付かずの深い原生林が広がっているとのことですし、瀬戸内海の絶景を眺められる場所が島内にはあるはずです。
本気で宮島を満喫するのであれば、少なくとも朝から夜まで、できれば1泊2日を費やした方が良さそうです。
海外(特に欧米系の方が多い印象でした)からも、わざわざ多くの人が『宮島』を目指して訪れているというのに、日本に住んでいる皆さんが行ったことがないなんて、もったいない。
世界文化遺産の宮島、その中に含まれていて且つ国宝にも指定されている厳島神社。ぜひ死ぬまでに一度は訪れたい所です。
いや〜、死ぬ前に行けて良かったですよ。ホント。自称「観光好き」な私が、どうして宮島にこれまで一度も来ていなかったのか。すぐに一人反省会を開きました。
是非、皆さんもご自身の五感で『宮島』を感じてみてはいかがでしょうか?
最後に、今回は行かなかった『宮島水族館』にはコツメカワウソの親子がいるらしいです(笑)。うっかりしておりました。
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(^ ^)ではでは(^ ^)
厳島神社ウェブサイト:http://www.itsukushimajinja.jp/index.html