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抹茶好き必見!あの祇園辻利とミスドがドーナツを共同開発!!

高校生の時に「茶道クラブ(週1)」に入っていたことがあるくらい抹茶が好き、こっつんこつめです。

お買い物中にミスド前を通りかかったら、抹茶好きなら思わず立ち止まってしまう”抹茶一色”な、やたら気を引くポスターを発見!

ですけどね、今や猫も杓子も「抹茶!抹茶!」と何でもかんでも抹茶と絡ませてくる抹茶飽和時代ですから、こちとら「抹茶味だから」と只それだけで食指を伸ばすほど、抹茶に飢えてはおりませぬ。
なんて、どこまで上から目線なんでしょう。笑

「一体、どこの抹茶屋さんとコラボしたんだ?」と冷静に目を凝らして見ると、冷静さなんて一気に吹っ飛ぶまさかの『祇園辻利』じゃないですか〜!

これは買います。即決です。
こう見えても普段、家では「どうしてもあれが食べたい」みたいな主張をすることはほとんど無い私ですが、この時ばかりは「明日の朝食はミスドが食べたい!」とわがまま言わせて頂きました。

2021年4月8日(金)発売開始ですので、私が購入した時点(4月9日)では潤沢な品揃えでしたが、数量限定との事ですので、欲しい人は今すぐミスドへGo!

抹茶スイーツブームの立役者、それが祇園辻利!

少しばかり私の思い出話を交えながら、なぜ私が祇園辻利の抹茶(というか抹茶スイーツ)をそこまで特別視するのかについてお話します。
(この話に興味がなければ飛ばしてください。後のほうでドーナツを写真多めで紹介していますので!)

今でこそ、抹茶味のお菓子や抹茶スイーツを出すお店は数えきれないほど増えましたが、私が京都に住んでいた25年以上前といえば、抹茶の本場である京都ですら、抹茶スイーツを売りにしているお店なんてほぼ皆無。そんな状況でした。

ただ1店、祇園の『茶寮都路里』を除いて。
(宇治茶の製造・販売を行う『祇園辻利』が開設した茶寮=『茶寮都路里』です。)

 

当時はまだ京都の中心地と言えども、今ほど観光客も多くはなく、行列ができるお店も限られていました。
そんな中、河原町・祇園界隈で行列が絶えず、界隈でもっとも賑わっていたお店、それが『都路里』でした。

余談ですが、スイーツ系の行列No.2は、四条通りを挟んで向かいにある、葛切りの『鍵善喜房』ですかね。

とにかく抹茶スイーツが豊富に揃うお店なんて『都路里』以外になかった(たぶん)ので、特に女性陣からの人気は絶大。
私も女友達に誘われて『都路里』にどれだけ行ったことか。なんて、この言い方はちょっと語弊があるかも笑

京都の大学生が街へ遊びに行く=河原町方面が定番中の定番なので、その時に女性が混じっていると、結構な確率で『都路里にも行きたい』って話になるんです。本当に。
当時、京都で大学生だった女性陣は、きっと数えきれないほど『都路里』に行ってるはず!

京都、いや全国を見渡せば、当時から抹茶スイーツを出しているお店が『都路里』の他にもあったでしょうが、人気・注目度では圧倒的に『都路里』の一人勝ちだったことは間違いないと思います。

今でこそ当たり前になった抹茶スイーツを、全国に広めた存在。それが『祇園辻利』・『都路里』なのです。
たぶん、たぶんね。

ちなみに、『茶寮都路里』は全国に4店舗だけしかなくて、うち3店舗は京都市内なのですが、残り1店舗が東京の『大丸東京店』に入っています。
私も大丸東京店を訪問したことがありますが、ほぼ祇園本店と同じメニューが揃っていますので、首都圏の人はぜひ行かれることをおすすめします!

第二弾つや抹茶(ミスド×祇園辻利)メニュー

私は全然気付いていなかったのですが、このミスドと祇園辻利のコラボドーナツ。すでに第一弾が終わっていました。
第二弾もいつ終わるか分かりません、本当に。

まだミスドのホームページに第一弾の情報が残っているので確認可能なんですが、第一弾は「咲く抹茶」と称して、桜もち・桜あんと宇治抹茶を融合させたドーナツだったようです。

 

今回ご紹介する「第二弾つや抹茶」は、より抹茶に特化しているように思われます。

 

「つや抹茶」の名に偽りなしの、この艶々具合。すべてのメニューが艶々という訳ではない、と言うか艶々なのは1種類だけなんですが、
「抹茶が艶めく、おいしい和素材との出会い。」と書かれているので、見た目の艶々だけでなく、もっと広義に(具体的なことはあまり気にしないで)抹茶が艶めいていると理解されたし。

第二弾つや抹茶

・ふわもち宇治抹茶 黒みつ:194円
・ふわもち宇治抹茶 宇治抹茶&きなこホイップ:216円
・ふわもち宇治抹茶 あずきもち:216円
・ポン・デ・ダブル宇治抹茶:172円
・ポン・デ・宇治抹茶 黒みつもち:194円
・ポン・デ・宇治抹茶 きなこホイップあずき:194円
・宇治抹茶チョコ あずき白玉パイ:237円


すべて税込(テイクアウトの場合)の金額です。

そして凄いなと感じたのが、「一番摘み宇治抹茶限定使用」という点。
世の中に出回っている「宇治抹茶使用」と書かれている商品、すべてがそうとは言えないでしょうが、かなり怪しいです。
使用している宇治抹茶は数%で、あとは緑茶の粉とか。

しかし、祇園辻利が「一番摘み宇治抹茶限定使用」と言っているのですから、このドーナツに使われている抹茶は「宇治抹茶100%」で間違いないでしょう。

味がどうこうではなく、宇治抹茶を謳っていて本当に宇治抹茶しか使用していない。こういう消費者を欺かない姿勢が何より大事だと思いませんか?

「本商品の抹茶の色は抹茶本来の色味です。光や熱により退色いたします。」この一文もいいですね。

 

第二弾つや抹茶(ミスド×祇園辻利)レビュー

全種類を購入しようかとも思いましたが、翌日までに食べられるだけにしておきました。
そのうち、私が実際に食べたのは2種類で、購入したのは次の4点。

  •  ふわもち宇治抹茶 黒みつ(自分で食べた)
  •  ポン・デ・ダブル宇治抹茶
  • ポン・デ・宇治抹茶 黒みつもち
  •  宇治抹茶チョコ あずき白玉パイ(自分で食べた)

「第二弾つや抹茶」の中でも、ミスド一押しと思われるのが、見た目も艶々な「ふわもち宇治抹茶黒みつ」。
紙の箱型容器に包まれていて、ただならぬ様相です。

 

開けたら、本当に艶々したドーナツが現れました。
これ箱じゃないと、艶々と言うかベタベタなので、大変なことになりますね。

 

それにしても、うっとりするような艶々っぷりです。
この艶々の正体は、黒みつフィリング。

宇治抹茶を練りこんだふわもち食感の生地に、宇治抹茶チョコと黒みつフィリングで仕上げました。

 

中身も抹茶味が詰まっていて、抹茶と黒みつが大好きな人なら、このドーナツを選ばない理由はない。

 

一見すると、普通の抹茶チョコでコーティングされたポン・デ・リングですが、紛れもなく宇治抹茶がふんだんに使われた一品「ポン・デ・ダブル宇治抹茶」。

宇治抹茶を練りこんだポン・デ・リング生地に、宇治抹茶チョコをコーティングしました。
抹茶好きに愛され続けるドーナツです。

 

ポン・デ・リング好き且つ抹茶好きな人のために開発されたと言っても過言ではない。
私はポン・デ・リングへの思い入れはあまりないので、初回は食べませんでしたが、次回はポン・デ・リングシリーズのどれかを食してみるつもりです。

ちなみに「ポン・デ・宇治抹茶 黒みつもち」も購入しましたが、外見はほとんど同じでしたので写真は省略させて頂きます。

 

ミスドのパイは結構お気に入りなので、これも期待大で購入した「宇治抹茶チョコ あずき白玉パイ」。
この状態だと、どこに宇治抹茶が使われているのか、謎です。

 

横からみると、いつものミスドのパイ。宇治抹茶の姿は見当たりませんね。

 

食べてみると、中からあずき(餡子)と白玉が!
パイのサクサク生地と、あずき、白玉がとても良く合う。

そしてパイとか関係なく、このモチモチした白玉の食感が、白玉好きの心を鷲掴みにしてくれます。これは好き。
しかし、宇治抹茶はいずこ?笑

 

食べ進めていくと、袋部分に隠れていた場所から「宇治抹茶チョコ」が現れました!
なんだ、ここにいたのね。

そんな控えめでなくていいのに。笑
序盤から中盤まではあずきと白玉を楽しんで、主役の存在を忘れつつあった終盤に、満を辞して宇治抹茶の登場!

これはこれで好きです。おいしい。

サクサクのパイ生地で、あずきと白玉を包み、宇治抹茶チョコでコーティングした和風パイです。

 

総括|祇園辻利だから。これに尽きる!

私、冒頭でも述べたとおり自称「抹茶好き」ではありますが、正直なところ抹茶スイーツ、それもドーナツになった状態で宇治抹茶とそうでない抹茶を識別できる訳がないです!

けど、いいんです。

このミスドと祇園辻利がタッグを組んで作ったドーナツ「第二弾つや抹茶」が、祇園辻利の「一番摘み宇治抹茶限定使用」である、この信頼感だけで抹茶好きな人にとってはおいしいに決まっていますから。

 

抹茶が特別に濃かったりとかそういうことは一切ないのですが、あの祇園辻利とコラボした抹茶のドーナツと聞いて、興味が湧かない抹茶好きがいるでしょうか?いるわけないですよね。

抹茶スイーツの原点とも言える『祇園辻利』(都路里)が、どこでも手に入りやすいミスドとコラボしてくれたこのチャンス!
見逃すなんてありえないでしょ。

(^^)ではでは(^^)

MEMO
祇園辻利と、最近、抹茶スイーツにも乗り出した”祇園が付かない辻利”は別物です。
そして茶寮都路里は祇園辻利が展開する喫茶です。
以上、ご参考まで。