上野動物園って小学生以下は入園料が無料なんですってよ!皆さん、ご存知でしたか?
更に都内在住・在学であれば中学生も無料なんだそうです。私、全然知りませんでした。ちなみに大人でも入園料600円ですからね。こんなリーズナブルな娯楽を今まで見落としていたなんて・・・。
さっそく調べてみたところ、上野動物園だけでなく都立の動物園・水族園はどこも似たような料金体系になっていました。
施設名 | 料金 |
---|---|
上野動物園 | 一般:600円、65歳以上:300円、中学生:200円 |
多摩動物公園 | 一般:600円、65歳以上:300円、中学生:200円 |
井の頭自然文化園 | 一般:400円、65歳以上:200円、中学生:150円 |
葛西臨海水族園 | 一般:700円、65歳以上:350円、中学生:250円 |
いずれも小学生以下は無料。都内在住・在学の中学生は無料(生徒手帳を持参のこと)
そういえば『葛西臨海水族園』は好きで何度も行っているのですが、都立だったんですね。確かに「入園料安いなぁ」とは常々感じていたのですが、運営母体がどこだかなんて全然意識していませんでした。
で、今回は『上野動物園』へ行ってきたのですが、正直に申し上げますと「谷根千巡り」をしている中での成り行きです。上野恩賜公園内のスタバで休憩していたら、『上野動物園』が息子(小四)の目に止まってしまいまして、入園料見たら安かったから入ってみた、という。。。
そのため滞在時間も1時間ちょっとくらい、非常に駆け足で園内を巡りましたので素通りした動物達もかなりいます。ご紹介というよりも写真ギャラリーに毛の生えた程度のものになりますが、少しでも雰囲気をお伝えできれば幸いです。
やっぱり上野動物園の一番人気は「ジャイアントパンダ」。
私のような中年世代にとって、「上野動物園」といえば=パンダ、というくらい代名詞になっているパンダ。表門から入園すると一番最初に現れるのがパンダ舎であるところも、いかに上野動物園がパンダに力を入れているのかが察せられます。
この日はちょうど、パンダの展示が再開されてから初めての週末だったこともあり、パンダ舎は大にぎわいでした。と言っても行列を1時間待ちとか、そんなことは全然なくて人だかりは出来ているものの2頭のパンダをしっかり見ることが出来ました。
観察していると、彼らは本当に笹を食べてばかりいるんですよね。熊の仲間なのに肉は要らないのでしょうか?
尚、写真は撮りませんでしたが「エゾヒグマ」はマジでヤバそうな雰囲気を全身から醸し出していました。地上最強とも言われるホッキョクグマよりも顔つきが凶悪。
そんな「ヒグマ」と比べると、「パンダ」の可愛らしさは一際目立ちます。そういえば宮崎駿作の「パンダコパンダ」もほのぼのしていて、子供向けアニメとして人気がありますね。見たことない人のために商品リンクを貼っておきます。
いきなり宣伝を入れてしまい恐縮ですが、どんなに急いでいてもやっぱりパンダは外せませんね!
この日は、虎(タイガー)が空気読んでました!
動物園の花形はいくつかありますが、肉食獣のライオンやトラは必ず見ておきたいところです。この日はライオンが残念なことに、なかなか見やすい場所に出てこずオスの姿は全く見当たらず(オスはいないのかも?)。メスも遠くの方をウロウロしているだけで、近くに寄ってきてくれませんでした。
まぁ、動物ですからこちらの都合に合わせて行動してはくれません。
しかし、大型肉食獣としてライオンと並ぶ人気を誇るトラ。トラさんがライオンの穴を見事にカバーしてくれました。
どうですか?「見たければ存分に見るがよいぞ」と背中で語っています。そして見事なトラ柄。
カメラ目線までサービスで付けてくれました。
これが猫サイズだったら我が家でも飼いたいくらいです。
カワウソ
お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、当ブログはカワウソと深いつながりがあります。
それにしても、カワウソってどうしてこうも愛らしいのでしょう?
運が良ければ、カワウソと握手が出来る場合がありますので、チャレンジしているのもいいですよ。
フクロウ
最近は「フクロウカフェ」なんて施設も人気ですよね。他の鳥類とは違った「人間っぽい顔」を持つところが、人気の理由なのでしょうか。
ちなみにフクロウは夜行性で、暗い場所で動物を襲うため羽ばたきの音をほとんど立てないんです。スーッと背後から忍び寄ってネズミなどの小動物を捕える姿が神秘的。
たまにフクロウを実際に飛ばしている動物園がありますので、フクロウに興味のある方がいらっしゃいましたら、一度フクロウが飛んているところを見てみることをオススメします。
『上野動物園』にはフクロウだけで何種類もいますが、他の鳥類もかなりいますので鳥好きにも良い場所です。
こんな良く分からない鳥も、私的にはオススメです。めちゃ空いているのでいつまで見ていても他のお客さんの迷惑になりません。
フラミンゴもたくさんいます。この写真だとアップにしすぎてしまったので数羽しか写っていませんが、もっとたくさんいます。
ホッキョクグマ
先ほど、ヒグマが超凶暴そうだったということを書きましたが、そんなヒグマよりも大柄なクマが『ホッキョクグマ』です。下手すると体重でヒグマの2倍近くになるそうですが、ホッキョクグマは頭が小さいからかあまり大きいようには見えません。
そしてボディーが白いというだけで、どことなく優しい感じに見えてしまうのが不思議です。
実際に北極で遭遇してしまったら、それはもう、とんでもないことになってしまうのでしょうけどね。海の中を自由に泳ぎ回るために、頭がシュッとしています。
『上野動物園』では『ホッキョクグマ』の水中の様子も、ご覧のように観察することが出来ます。見ていると、まだ3月上旬だというのに頻繁に水中を泳ぎ回っていました。陸上よりも水中にいる時間の方が圧倒的に長かったです。
全然寒さを感じない体なのでしょう。
ゾウ(アジアゾウ)
動物園の花形といえば、ゾウさんの存在を忘れるわけにはいきません。『上野動物園』には花形級の動物がほとんど揃っているので相対的にゾウの目立ち度が低めですが、ここは数で勝負と言わんばかりに数頭のゾウが屋外を悠々と闊歩していました。
大きさは、文句なしのナンバーワンです。結構至近距離で、意外と柵も簡素な作りなので見やすいですよ。
ワオキツネザル
こういうサルです。見たことありますよね?
柵で囲われずにいるので非常に観察しやすいです。池で囲われた島に放されているのですが、水が苦手なのでしょうか?
行ってみるとお分かり頂けますが、本当に池に囲われているだけなんです。ピョンピョンと飛ぶように動いていますから「これで逃げないの?」と心配になりますが、逃げられないからこのような場所にいるのでしょう。不思議です。
ワニ
「両生爬虫類館」というのがありまして、ご覧のような大型肉食のイリエワニから、日本にいるオオサンショウウオといった両生類まで、かなりの爬虫類両生類がここで見られます。
この「両生爬虫類館」だけでも600円くらいの価値がありそうです。表門から入った場合、最奥地に位置しているので行くまでが大変ですが、やはり外せない魅力があります。時間がなかったのでスルーしようか迷いましたが、行って正解でした。
ま・と・め
動物園のスター(花形)選手が、勢揃いしていると言っても過言ではない『上野動物園』。
それでいて、入園料は大人600円、小学生以下は無料という圧倒的な良心的価格ですから、ふらっと週末に訪れるのにも最適です。東京近郊にお住まいであれば、お子さんに「どこかに連れてってよー」と駄々をこねられた時に財布の中身が寂しくても、「上野動物園」なら何とかなるのではないでしょうか?
さらに『上野動物園』のある『上野恩賜公園』内にはいくつもの博物館・美術館がありますので、大人でも1日過ごすのに十分な娯楽が揃っています。
いやホント、久しぶりに訪れましたが『上野動物園』の魅力を見直しました。個人的には春になったら改めて訪問したいと考えています。
(^ ^)ではでは(^ ^)
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/