2023年9月よりブログ再開しました。あわせて随時ページリニューアルしていきます!

【レビュー/JJC製 LH-X100互換レンズフード】X100V・X100Fに装着して全く違和感なし!

私が愛用しているFUJIFILMのデジタルカメラ「X100F」「X100V」

2世代連続で購入するくらい好きなカメラなんですが、特に気に入っているところは、その”見た目”だったりします。

 

このクラシカルなデザイン、最高です。

ドレスアップしなくても十分美しいカメラではありますが、私はレンズフードを装着した姿が大好きで、上の写真もレンズフードを装着した状態です。

 

実際、「X100V」「X100F」の購入を機に、純正レンズフード「LH-X100」の購入を検討している人も多いかと思います。

けど、結構いいお値段なんですよね、純正レンズフード「LH-X100」。

2020年9月某日時点の価格は、次のような状況です。

・FUJIFILM直販サイト:10,476円(税込)

・ヨドバシカメラ:9,250円(税込)925ポイント還元

・Amazon:8,408円(税込)

「X100V」自体が15万円以上する結構お高いカメラなので、レンズフードも約1万円なら勢いで買えないこともない気はしますが、まぁやっぱりレンズフードにしては高いですよね。

そこで互換製品はないかとAmazonで探したところ、ありました!互換製品がいくつか。

 

その中でも「JJC製 LH-X100互換品レンズフード」が良さげに見えたのでポチったのですが、これがまた純正品と見分けが付かないくらい出来の良いコピー製品でしたので、これは紹介するしかないな、と。

すでに6ヶ月以上、X100Fに装着していますがコピー製品であることを忘れるくらい完全にX100Fに馴染んでいますので、純正にこだわらない人にはおすすめです。

 

もはや違いはロゴくらい!?JJC製LH-X100互換品

決して誇張ではありません。

ロゴを隠してしまったら、相当近寄って見ないと、どちらが純正なのか互換品なのか見分けがつかないくらい、本当に似ています。

 

雑な感じで撮りましたが、どちらが純正でどちらが互換品か、分かる人がいるでしょうか。

(片方だけ色味を調整したり、といった不正な操作は一切行っていません。)

 

もはや撮影した自分でも、区別がついていません。

 

それでは正解です。

  • 左:JJC製 LH-X100互換品
  • 右:FUJIFILM純正LH-X100

右が純正、左がJJC製の互換品なんですが、ロゴを入れ替えたら見分ける自信がありません。

 

逆さまにしてみましたが、やはり激似。

ロゴさえ凝視しなければ、見た目はほぼほぼ一緒。

 

X100V、X100Fにそれぞれレンズフードの純正品と互換品を装着してみましたが、ロゴを見ないで識別できる人はほとんどいないと思われます。

 

Amazonレビューでは「色味が違う」との指摘も・・・

実際に購入したものを見て頂いた通り、「JJC製 LH-X100互換品レンズフード」は見た目ではロゴ以外で識別することが困難なほど、完成度の高い製品だと思います。

しかし、Amazonレビューを見てみると、少数ではありますが「色味が違っていてガッカリ」といったレビューがいくつか投稿されています。

 

その理由ですが、次のような理由が考えられるかと思います。

  • 私の目が節穴(見る人が見れば、色味や素材感などの違いがわかる)
  • 製造ロットにより、色味にムラがある(ハズレロットがある)
  • まさかの、JJC互換品のさらに互換品(偽物)がある?

 

3番目の「互換品の互換品」はさすがに可能性は低いと思いますが、調べてみるとJJCって結構いろいろなカメラアクセサリーを作っているようです。

「大手互換品メーカーの、ロゴまで真似た偽物を作る」というトンデモ発想、スケールの大きな某国ならあり得るかも?

 

実際、Amazonで「JJC製 LH-X100互換品レンズフード」を検索すると、いくつかの販売会社が出てきて値段にも幅がありますので、参考までに私が購入した時のリンクを貼っておきます。

 

互換品レンズフードの注意点

最後に、互換品レンズフードの注意点を挙げておきます。

2020年2月に発売されたX100シリーズの最新機種「X100V」は、シリーズ初の防塵防滴となりました。

但し、別売りのアダプターリング「AR-X100」プロテクトフィルター「PRF-49」を装着することが、防塵防滴能力を備える前提となっています。

 

アダプターリング「AR-X100」は、純正レンズフード「LH-X100」に付属していますので、純正品の「LH-X100」を購入すれば、改めてアダプターリング「AR-X100」を購入する必要はありません。

あとは、プロテクトフィルター「PRF-49」を別途購入して装着すれば、X100Vを防塵防滴にすることができます。

注意
「JJC製 LH-X100互換品レンズフード」にも、アダプターリング「AR-X100」に相当する互換品が付属しています。

 

「X100V」を防塵防滴仕様にしたいのであれば、レンズフードは念のためにも純正品を選んだ方が間違いはないと思います。

 

また、プロテクトフィルターについても、私は互換品レンズフードに「KenkoのプロテクトフィルターPRO1D」を組み合わせて使っています。

 

但し、X100Vを防塵防滴仕様にしたいのであれば、プロテクトフィルターも純正品「PRF-49」を使った方が安心です。

ちなみに、「X100F」(及びそれ以前の機種)は防塵防滴仕様ではないので、気にしなくて大丈夫です。

 

ですので、私自身も「X100F」には互換品を、「X100V」には純正品という使い分けをしています。

 

ご参考:価格で見る純正品・互換品の組み合わせ

アダプターリング「AR-X100」の価格は、今時点で次の通りです。

  • FUJIFILM直販サイト:3,667円(税込)
  • ヨドバシカメラ:2,690円(税込)269ポイント還元
  • Amazon:2,576円(税込)

 

そして「JJC製 LH-X100互換品レンズフード」は、Amazonで2,920円(税込/2020年8月時点)となっています。

もし、「レンズフードは互換品でいいけど、防塵防滴のためにアダプターリングは純正品を購入したい」といった場合、Amazonで購入した場合の差額は約3,000円になります。

 

(純正8,581円に対して、互換品レンズフード2,920円+純正アダプターリング2,576円=5,496円)

 

総括

結局のところ、互換品=コピー商品ですから「真面目に商売しているFUJIFILMのためにも純正品を購入すべき」という意見もあるかと思います。

実際のところ、私もそう思います。

けど、率直な感想として、この純正品レンズフード「LH-X100」約1万円は、さすがに高すぎでしょ。

「X100V」を防塵防滴仕様にするのであれば純正品の一択ですが、特に防塵防滴にならなくても構わないという人や「X100F」オーナーであれば、「JJC製 LH-X100互換品レンズフード」は、検討する価値のある製品だと思います。

ロゴ以外は近くで見ても違いが分かりませんし、ロゴ自体も純正品・互換品いずれも目立たたず、人目も気になりませんので私はとても気に入って使っています。

もちろん、「それ、偽物?」との指摘を受けたことは一度もありません!

(^^)ではでは(^^)