私が愛用しているFUJIFILMのデジタルカメラ「X100F」「X100V」。
2世代連続で購入するくらい好きなカメラなんですが、特に気に入っているところは、その”見た目”だったりします。
このクラシカルなデザイン、最高です。
ドレスアップしなくても十分美しいカメラではありますが、私はレンズフードを装着した姿が大好きで、上の写真もレンズフードを装着した状態です。
実際、「X100V」「X100F」の購入を機に、純正レンズフード「LH-X100」の購入を検討している人も多いかと思います。
けど、結構いいお値段なんですよね、純正レンズフード「LH-X100」。
・FUJIFILM直販サイト:10,476円(税込)
・ヨドバシカメラ:9,250円(税込)925ポイント還元
・Amazon:8,408円(税込)
「X100V」自体が15万円以上する結構お高いカメラなので、レンズフードも約1万円なら勢いで買えないこともない気はしますが、まぁやっぱりレンズフードにしては高いですよね。
そこで互換製品はないかとAmazonで探したところ、ありました!互換製品がいくつか。
その中でも「JJC製 LH-X100互換品レンズフード」が良さげに見えたのでポチったのですが、これがまた純正品と見分けが付かないくらい出来の良いコピー製品でしたので、これは紹介するしかないな、と。
すでに6ヶ月以上、X100Fに装着していますがコピー製品であることを忘れるくらい完全にX100Fに馴染んでいますので、純正にこだわらない人にはおすすめです。
もはや違いはロゴくらい!?JJC製LH-X100互換品
決して誇張ではありません。
ロゴを隠してしまったら、相当近寄って見ないと、どちらが純正なのか互換品なのか見分けがつかないくらい、本当に似ています。
雑な感じで撮りましたが、どちらが純正でどちらが互換品か、分かる人がいるでしょうか。
(片方だけ色味を調整したり、といった不正な操作は一切行っていません。)
もはや撮影した自分でも、区別がついていません。
それでは正解です。
- 左:JJC製 LH-X100互換品
- 右:FUJIFILM純正LH-X100
右が純正、左がJJC製の互換品なんですが、ロゴを入れ替えたら見分ける自信がありません。
逆さまにしてみましたが、やはり激似。
ロゴさえ凝視しなければ、見た目はほぼほぼ一緒。
X100V、X100Fにそれぞれレンズフードの純正品と互換品を装着してみましたが、ロゴを見ないで識別できる人はほとんどいないと思われます。
Amazonレビューでは「色味が違う」との指摘も・・・
実際に購入したものを見て頂いた通り、「JJC製 LH-X100互換品レンズフード」は見た目ではロゴ以外で識別することが困難なほど、完成度の高い製品だと思います。
しかし、Amazonレビューを見てみると、少数ではありますが「色味が違っていてガッカリ」といったレビューがいくつか投稿されています。
その理由ですが、次のような理由が考えられるかと思います。
- 私の目が節穴(見る人が見れば、色味や素材感などの違いがわかる)
- 製造ロットにより、色味にムラがある(ハズレロットがある)
- まさかの、JJC互換品のさらに互換品(偽物)がある?
3番目の「互換品の互換品」はさすがに可能性は低いと思いますが、調べてみるとJJCって結構いろいろなカメラアクセサリーを作っているようです。
「大手互換品メーカーの、ロゴまで真似た偽物を作る」というトンデモ発想、スケールの大きな某国ならあり得るかも?
実際、Amazonで「JJC製 LH-X100互換品レンズフード」を検索すると、いくつかの販売会社が出てきて値段にも幅がありますので、参考までに私が購入した時のリンクを貼っておきます。
互換品レンズフードの注意点
最後に、互換品レンズフードの注意点を挙げておきます。
2020年2月に発売されたX100シリーズの最新機種「X100V」は、シリーズ初の防塵防滴となりました。
但し、別売りのアダプターリング「AR-X100」とプロテクトフィルター「PRF-49」を装着することが、防塵防滴能力を備える前提となっています。
アダプターリング「AR-X100」は、純正レンズフード「LH-X100」に付属していますので、純正品の「LH-X100」を購入すれば、改めてアダプターリング「AR-X100」を購入する必要はありません。
あとは、プロテクトフィルター「PRF-49」を別途購入して装着すれば、X100Vを防塵防滴にすることができます。
「X100V」を防塵防滴仕様にしたいのであれば、レンズフードは念のためにも純正品を選んだ方が間違いはないと思います。
また、プロテクトフィルターについても、私は互換品レンズフードに「KenkoのプロテクトフィルターPRO1D」を組み合わせて使っています。
但し、X100Vを防塵防滴仕様にしたいのであれば、プロテクトフィルターも純正品「PRF-49」を使った方が安心です。
ちなみに、「X100F」(及びそれ以前の機種)は防塵防滴仕様ではないので、気にしなくて大丈夫です。
ですので、私自身も「X100F」には互換品を、「X100V」には純正品という使い分けをしています。
ご参考:価格で見る純正品・互換品の組み合わせ
アダプターリング「AR-X100」の価格は、今時点で次の通りです。
- FUJIFILM直販サイト:3,667円(税込)
- ヨドバシカメラ:2,690円(税込)269ポイント還元
- Amazon:2,576円(税込)
そして「JJC製 LH-X100互換品レンズフード」は、Amazonで2,920円(税込/2020年8月時点)となっています。
もし、「レンズフードは互換品でいいけど、防塵防滴のためにアダプターリングは純正品を購入したい」といった場合、Amazonで購入した場合の差額は約3,000円になります。
(純正8,581円に対して、互換品レンズフード2,920円+純正アダプターリング2,576円=5,496円)
総括
結局のところ、互換品=コピー商品ですから「真面目に商売しているFUJIFILMのためにも純正品を購入すべき」という意見もあるかと思います。
実際のところ、私もそう思います。
けど、率直な感想として、この純正品レンズフード「LH-X100」約1万円は、さすがに高すぎでしょ。
「X100V」を防塵防滴仕様にするのであれば純正品の一択ですが、特に防塵防滴にならなくても構わないという人や「X100F」オーナーであれば、「JJC製 LH-X100互換品レンズフード」は、検討する価値のある製品だと思います。
ロゴ以外は近くで見ても違いが分かりませんし、ロゴ自体も純正品・互換品いずれも目立たたず、人目も気になりませんので私はとても気に入って使っています。
もちろん、「それ、偽物?」との指摘を受けたことは一度もありません!
(^^)ではでは(^^)