2020年8月22日(土)〜23日(日)の2日間に渡り、千葉県印西市にある「グッドマンビジネスパーク内のtheGREEN」において、『Do it Theater presents ドライブインシアター2020 千葉ニュータウン』が開催されました。
またまた印西とぴっくさんに便乗して、こちらのイベントを取材させて頂く機会を得ましたので、当サイトでもご紹介させて頂きます。
前半はドライブインシアターの体験レビューを、後半は今回のイベントを通じてのtheGREENさんへの想いと、少しだけ今後の印西市・千葉ニュータウンとtheGREENとの繋がりについて書いています。
「ドライブインシアター2020 千葉ニュータウン」の概要です
- 主宰:Do it Theater
- イベント名:Do it Theater presents ドライブインシアター2020 千葉ニュータウン
- 開催日時:2020年8月22日(土)、23日(日) 18時会場、19時開演、22時頃終了
- 場所:theGREEN(グッドマンビジネスパーク)
- 上映作品:22日『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
- 上映作品:23日『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
- 来場台数:47台/日(関係者除く)
- 料金:8,000円/台
- 公式サイト:Do it Theater(ドライブインシアター2020 千葉ニュータウン)
(公式サイトより引用)
2001年までドライブインシアターが存在していた千葉ニュータウンの地で、Do it Theaterから懐かしさと目新しさが共存するドライブインシアターをお届けします。
世の中を明るく照らせる忘れられな い体験を、いまの時代にふさわしい形でご提供し、エンターテインメント業界に貢献していきます。
2010年からの住民である筆者は、千葉ニュータウンにドライブインシアターが常設されていたことを存じていませんでしたが、今でも日本離れしたスケールを誇る(分かり易く言うとだだっ広い)千葉ニュータウンですから納得です。
「ドライブインシアター2020 千葉ニュータウン」はこんな雰囲気で行われました!
一緒に取材をさせて頂いた「印西とぴっく」さんや、前日取材をされた「千葉ニューといろいろニュース2。」さんがボリューム満点のレポートをUPされているので、ここでは写真中心にさらっとしたご紹介にしておきます。
18時頃の会場の様子です。
まだ開場前なので人はまばらですが、関係者の方々がこれからの来場者受け入れで、忙しく動き回っておられました。
400インチの巨大スクリーン。
実はこれ、空気で膨らませる仕様のため設置・撤収に時間が掛からず、機動性にも優れています。
待機中の来場者の皆さま。
入場が始まりました。
係員に誘導されながら、時間をかけての入場となります。
入場時に、お姉さんから「箱」が手渡されていました。
このような華やかな演出も、通常の映画館とは違うお楽しみポイントですね。
この箱「コンセボックス」というそうで、中身はお菓子やtheGREENにテナント入居しているお店の商品、印西市の名産品などなど。
マスクや消毒液といった新型コロナ対策グッズまで。
以上、コンセガールのお2人にご紹介頂きました。
そうこうしているうちに日が落ちて、辺りはだんだんと碧色の世界に包まれ始めました。
車を停めてから上映開始までの時間を使って、記念撮影をされる来場者の皆さん。
楽しんでいる様子が伝わってきます。
完全に日が落ちると、雰囲気は一変してあとは上映開始を待つばかり。
真っ暗闇とはいかないまでも、theGREEN周辺は物流施設以外に大きな建物もなく照明が少ないので、野外で行うドライブインシアターとは相性の良いロケーションです。
車内のFMラジオを、所定の周波数に合わせて鑑賞開始です!
フード類は持ち込みの他に、キッチンカーから出前を取るスタイルでもOK。
取材に伺った23日(日)は、地元印西のお店「ワンコロの森」さんも出店されていました。
この映画に出てくる「キューバサンド」に触発されて、メニューにされたんですって!縁ですね。
こっつんこつめ
こちらの「キューバサンド」、取材の役に立てばとのお心遣いで「theGREEN」広報さんがご馳走してくださいました。
お礼を言うのをすっかり忘れてしまっていたので、この場を借りて御礼申し上げます。
上映終了後は、お帰り時に記念撮影サービスも。(希望される場合)
皆さん、最後の最後までドライブインシアターを満喫されていました。
家ではなく、敢えて「ドライブインシアター」を選ぶ理由とは?
今回の「ドライブインシアター2020 千葉ニュータウン」で上映された作品は、特に最新作という訳ではなく、自宅で鑑賞しようと思えばDVDや「Prime video」などで観ることができます。
密を避けながら映画が観たければ、「家」という手っ取り早い選択肢がある中で、敢えて8,000円/台という安くはないお金を出してまで、ドライブインシアターをこれだけの人が選ぶ理由。
なんて、私が今更言うまでもなく、映画鑑賞は二の次で多くの人が「密を避けながらも楽しめるイベント」を欲している。
これに尽きると思います。
オフィシャルから提供頂いた写真は、今回のイベントに参加された方々の笑顔でいっぱいでした。
今の時期にドライブインシアターを選ぶ理由は、この笑顔を見た後では説明不要ですね。
写真提供:Do it Theater
グッドマンビジネスパークに思うこと
「Do it Theater presents ドライブインシアター2020 千葉ニュータウン」が開催された、グッドマンビジネスパーク(内のtheGREEN)。
ここは以前、造成こそされてはいたものの長年放置されたままで、草に覆われた原っぱのような風景が広がっていました。
そこにグッドマンの物流施設ができる。
この話を聞いた時、「物流施設か、、、面白くないな。それなら今のままの方がいいな。」という思いを抱いたことを憶えています。
私は、千葉ニュータウン地区の「多くの商業施設が立ち並ぶ利便性と、豊かな自然に抱かれた里山の風景」これらが共存する稀有な土地柄に惹かれて引っ越してきました。
そのような者からすると、物流施設は日常生活で利用することのない”つまらない施設”であり、印西の長閑な風景には必要のない存在・・・、そのような捉え方しかできなかったんです。
(市の税収が増える、雇用がうまれるなどもメリットも、個人レベルではあまり関係ないですし。。。)
けれど、グッドマンビジネスパークが誕生してしばらく経った今、改めてこの物流施設を見渡すと、想像していたものとは違っていました。
商業ゾーンを作るという話を聞いたときは半信半疑でしたが、実際に完成した商業ゾーン「theGREEN」は予想を超えた充実ぶりで、「なぜ物流施設の中に、こんな立派な商業ゾーンを作る必要が?収益だけを考えたらあり得ないのでは??」という疑問だらけ。
その疑問は、後にマリーチフラワーズを取材させて頂いた際に、オーナーの向後さんからマリーチフラワーズをtheGREENに出店した理由を聞いて、氷解しました。
印西市内で美容室を2店舗展開していた向後さんは、当初、theGREENに3店舗目となるマリーチフラワーズを出店する気はなかったそうです。
2店舗目のマリーチサーカスをオープンさせてから日も浅く、経営面から見ても普通に考えれば時期尚早。3店舗目を出すとすれば、相応のリスクを背負うことになる。
それでも最終的に出店することを決めたのは、theGREENからの熱心なオファーはもちろん、グッドマンの理念に心を動かされたから、とのこと。
グッドマンは、トラックドライバーやグッドマンで働く人々が快適に過ごせるよう
〜仕事帰りにすぐ買い物ができたり、スポーツジムで汗を流したり、カフェでリラックスできたり(それから、もちろん美容室も!)。
またお子さんを職場の近くに預けられたりなどなど〜
そしてグッドマンの仕事に関わる人だけでなく、近隣住民が豊かな時間を過ごせる場にしたいという想いで、採算性にはこだわらずにtheGREENを作ったそうです。
実際今回のイベントも、電卓を叩けばなんとなく分かりますが、とても儲けを出そうとしているとは思えません。
theGREENが、多くの人に楽しんでもらえるエンターテイメントやカルチャーイベントの拠点となるべく、今後も様々なイベントを開催してくれるのでは、と期待に胸が膨らみます。
theGREENと印西市・千葉ニュータウンをつなぎたい
今回の「ドライブインシアター2020 千葉ニュータウン」を通じて、theGREEN広報の方と知り合うことができたので、微力ながらも印西市・千葉ニュータウンとグッドマンtheGREENを繋ぐお手伝いが今後できればなぁ、と思う次第であります!
(^^)ではでは(^^)