こんにちは。イカ活造りが大好き過ぎる人、こっつんこつめです。
今回やってきたのは、我が家(千葉ニュータウン)から片道車で約2時間、銚子市・犬吠埼灯台からほど近い場所にある活魚料理店、「一山いけす」。
千葉県民なら知らない人はいない(さすがに嘘です)、リーズナブルなお値段で美味しい海鮮が堪能できる、超人気店です。
こっつんこつめ
私にとっては久々の訪問となりました。
「10年振り5回目」くらいだったかと思います。出来れば、もっと頻繁に来たいんですけどね。
とにかく一山いけすの凄さは、実際に訪れて見てもらうのが一番!
「ここはスーパー銭湯か!?」と見間違うほどの巨大な生簀(いけす)を前に、あなたは冷静さを保てるでしょうか?
「一山いけす」へのアクセス
- 電車 :JR銚子駅から銚子電鉄へ乗り換え「笠上黒生駅」下車(徒歩10分)。
- 高速バス:浜松町バスターミナル・東京駅八重洲口から「高速黒生」下車(徒歩7分)。
銚子には、犬吠埼灯台や屏風ヶ浦、銚子漁港など、他にも観光スポットがいくつもあるので、車が便利です。
一山いけすは、もちろん駐車場(無料)完備!
鳥居?いや違います、門です。
初めて来たときには、このスケールの大きさに期待値も爆上がりでした。
お店側から撮った写真になりますが、駐車場(無料)も完備されています。
普通車なら約70台が停められます。(もっと広く感じますけど。)
正面入り口を臨んだところ。
建物は3階建で、1階がカウンターと座敷席。2階と3階は個室及び宴会場です。
こっつんこつめ
過去に一度だけ個室を利用しましたが、落ち着いて食事ができます。
但し、個室は完全予約制で、利用料3,000円です。
「一山いけす」の営業時間など
- 店名:一山いけす
- 営業時間:11:00 〜 15:30、17:00 〜 20:00(L.O.)
- 定休日:木曜日(祝日は営業)、12/31
- 住所:千葉県銚子市黒生町7387-5
- TEL:0479-22-7622
- 1階の座席数:カウンター30席、座敷100席
- クレカ:利用OK・(電子マネーNG)
- タバコ:分煙(土日祝11:00 〜 15:30は全席禁煙)
- 公式サイト:http://www.ichiyamaikesu.co.jp/index.html
- 公式ブログ:https://ameblo.jp/ichiyamaikesu/
「一山いけす」の利用方法
店内に入ると、最初に大きな待合室が我々を出迎えてくれます。
休日の昼間など混雑時はここが人だらけになるので、名簿に名前を記入して待つことしばし。。。
この日は日曜日にも関わらず、11時の開店時はガラガラ状態。
12時を過ぎても空席がかなりあるという、近年稀にみる異様な風景が広がっていました。
空いている場合は、空いている席を確保してから、フロントで注文します。
「フロントで注文って、どういう事?」かと申しますと、各座席での注文ではなく、こちらのフロントでの先払いなんです。
各座席にこのような「席札」があるので、これを持ってフロントへ行って注文するという、一山いけすではちょっと変わったシステムが取り入れられています。
座席にメニューが用意されているので、席を確保したらメニューを見て注文する品を決めます。
大人数だと憶えるのが大変なので、そんな時のためにメモ紙も席に置かれています。
今回の目的である「イカ活造り」も入荷あり!
日曜日は市場が休みなので「もしかするとダメかも」と覚悟はしていたのですが、まずは一安心。
こっつんこつめ
TELで入荷状況を確認することも出来ますが、TEL受付開始が9:30なところが悩ましい。。。
ウチの場合、片道2時間かかるのでTELで確認してからの出発だと、開店時刻に間に合わないんですよね。
フロントで注文と支払いを済ませたら、注文票を席に置いておけば店員さんが回収してくれるので、あとはお料理が届くのを待つばかり。
「一山いけす」のメニュー
実際に注文したお料理は、この次にご紹介しますので、まずはメニュー一覧をどうぞ。
いつかは注文してみたい「活け造り盛合わせ(大舟)」12,250円(税抜)。
ちょうど訪問時に、これの”平目”注文した人がいて、店内全方位から羨望の眼差しを浴びておりました。
刺身メニュー。全部注文したい。
今回はこの中から「イカ活け造り3,700円」を迷わず注文!
そして一山いけすは、さり気なくマグロも美味しい。
「時価」と表記されているものは、注文時に確認しましょう!
(人気メニューは、フロント周りに本日の価格が掲示されていることもあり)
個人的に、一山いけすは「煮魚」もかなりオススメです。
私は「あいなめ煮魚」が大好きなんですが、今回は2人では多過ぎると判断し、キンメにしました。
金目鯛(キンメ)は、丸1匹で2,400円。
あいなめは、サイズの違い(大きい)もあってか更にお高めです。食べたかったけど。
実は揚げ物類も美味しいから、少人数(今回は2人)だとチョイスに困ります。
ご飯(ライス)の代わりに、寿司を注文するのもアリです。
2人で「まぐろ寿司」「平目寿司」「鯛寿司」の3種類を注文しました。
人気商品「伊勢海老天丼」は、2,250円。
伊勢海老の天ぷらはデカ過ぎるので、好みが分かれるところではあります。
ドリンクはお好みでどうぞ。
「イカ活造り」旨いに決まってる!実食レビュー
それでは、私と息子の2人で実際に注文したものを、写真中心にご紹介します!
イカ活造り(限定販売)3,700円
これを食べに来た!
冬季限定、今しか食べられないイカ活造り。
生簀の中で悠々と泳ぐヤリイカちゃん。
しかし、網で捕獲されてしばらくすると・・・
美味しそう!
それにしても、食べられる側からすればたまったもんじゃないよね、活け造り。
まだ、ゲソとか動いてるんですよ。これ。
で、息子が「吸い付く〜♪」なんて言いながら喜んで触っていたら、お店のお姉さんが強烈な必殺技を披露してくれました。
イカ活け造り!3,700円(税抜)也。#一山いけす#銚子 pic.twitter.com/AjQsnJogmr
— こっつんこつめ@もぐパラ (@naga516) March 2, 2020
「頭にレモン絞ると、もっと動くよ!」と言いながら、躊躇なくレモン汁を浴びせると、本当に元気復活!
(苦しんでるのでは?とか、気付いても言っちゃダメ。)
怒ってる?ごめんね。
一切れたりとも残さず食べるので、許して。
それにしても、この透き通った身の美しさ。どうです?
本来なら、ここで味の感想を述べなければならないところですが、この写真見て頂ければもう言うことないですよね。
プリプリしていて、臭みは皆無。甘くてメチャ美味です。
丸々1匹だと多いように感じるかも知れませんが、意外とイケちゃいます。
2人でもちょうど良いくらいで、むしろ4人で1杯だと物足りないかも。
で、ゲソとエンペラ部分は、「天ぷら」か「焼きもの」にしてもらえますので、どちらか好きな調理方法を選びましょう。
(追加料金は発生しません。)
我々は「天ぷら」にしてもらいました!
天ぷらにしても、新鮮だと食感もプリプリで臭みは全くなし。
素材が良いだけで、こんなにも美味しくなるんですね。感動!
きんめだい丸煮魚 時価
庶民を震え上がらせるキラーワード「時価」の登場です。
けど、大丈夫。先に写真載せましたが、本日の価格(2,400円)が掲示されていました。
そんなに大きくはないので、1人でも食べられるかと思います。
味がよく染みているに違いない。この美しい姿、食べる前から美味しいのが分かる。
こっつんこつめ
銚子といえば「つりきんめ」がブランドにもなるくらい有名です。
手釣りの「銚子つりきんめ」を食べて、千葉を盛り上げよう!
食った。金目鯛ありがとう。大満足です。
握り寿司(まぐろ、平目、鯛)
定食・丼類を注文しなかったので、ご飯代わりに寿司を少々。
まぐろ寿司 620円。
ここに来てマグロ?と思われるかも知れませんが、一山いけすはマグロも美味しいので食べてみてください。
平目寿司 410円。
いけすの平目を見てしまったら最後。注文しない訳にはいかないでしょ。
かなり肉厚に切ってあって、息子は「グニグニし過ぎ」と言っておりました笑。
子供だから仕方ないか。旨いです。
鯛寿司 410円。
鯛もいけすで発見してしまったので、せっかくなので注文しました。
期待通りです。
一山いけすの生簀については、中川マナブさんが書かれたRettyの記事が参考になるので、宜しければご覧になってはいかがでしょうか。
タコ刺身 660円
テーブル備え付けの「お品書き」には載っていなかったのですが、張り紙で見つけて追加注文してしまいました。
色でわかりますが、刺身ではありますが生ではなくボイルされています。
しかし、一見普通のタコなのに、食感もちょうど良くて美味しいんですよね。
イカで満足したのに、タコにまで楽しませてもらえて最高です。
かに味噌汁 570円
息子が注文したので私は食べていませんが、大変満足したようです。
小さいけど身が詰まっていて、ほじり甲斐があります。
巨大いけすと、海を一望できるロケーション!
一通りお料理のご紹介は終わりましたので、お店の雰囲気などを改めて。
店名にもある通り、自慢の生簀(いけす)は1階にあります。
この写真は自席から撮ったものになりますが、目の前が生簀って最高のエンターテイメントじゃないですか?
思っていたより生簀を覗き込んだりする人が少ない印象でしたが、気になったら遠慮なく見学させてもらいましょう。
伊勢海老にもメチャメチャ惹かれましたが、今回はグッと堪えて次回「活イカ」のない時期に食べようと心に決めました。
生簀の隣じゃない席でもハズレではありません。
太平洋を一望できるロケーション。水平線がうっすら弧を描いているのが分かるくらい、遮るものが何もありません。
総括:「一山いけす」で、心も舌も大満足!
銚子には、他にも美味しい海鮮料理を食べられるお店がいくつもありますが、リーズナブル且つ巨大いけすと眺望で楽しませてくれる「一山いけす」は、頭ひとつ抜けた存在だと思います。
特に遠くから観光で行くのであれば、一山いけすのような楽しめるお店はベストチョイスではないでしょうか。
今回ご紹介した内容は、2人で1万円をギリギリ切るくらいでした。
単純に見たら結構いいお値段かも知れませんが、イカ活造りと金目鯛の煮魚丸々1匹を食べていますからね。
10年振りくらいの訪問でしたが、「一山いけす」はやっぱりいいお店でした!
獲れたての美味しい魚を食べるのを目的に、銚子まで行ってみるのもいいですよ。
(^^)ではでは(^^)