こんにちは!こっつんこつめ(@naga516)です。
銚子で水揚げされる魚といえば、イワシやサバなど青物のイメージしかなかったのですが、獲れるんですね〜「まぐろ」が!
東京付近でまぐろが食べられる漁港となると、やはり神奈川県三浦半島の「三崎漁港」が圧倒的に有名なので、40年以上千葉県民やってるにも関わらず「銚子=まぐろもある!」という認識を持っていませんでした。
ハイ、という訳で、本記事では”銚子市漁協第一卸売市場”のすぐ近くにある、「生まぐろ専門店 久六」さんをご紹介させて頂きます。
まぐろの種類は、本まぐろではなくて「めばちまぐろ」になりますが、冷凍されることなく銚子漁港に水揚げされた「生めばちまぐろ」ですからね。
そんな新鮮なまぐろを、水揚げされた漁港近くで食べられるのですから、絶対美味しいに決まってます!
いや実際に美味しかったので、千葉県民なら行かない理由は見当たりませんね。
こっつんこつめ
「とよすと」さん情報によると、豊洲市場の飲食店が大盛況みたいですね〜。
けど皆さん、豊洲市場も魅力的ですけど、いっそ「銚子漁港」に行っちゃうっていうのもアリだと思いません?
場所は「銚子市漁協第一卸売市場」のすぐ近く
「生まぐろ専門店 久六」さんは、銚子漁港にある「銚子市漁協第一卸売市場」のすぐ近くにあります。
銚子漁港には市場がいくつかあるのですが、「銚子市漁協第一卸売市場」が最大規模。
そんな場所柄もあり、市場の近くには久六さんを含めて何軒も海鮮系のお店が並んでいて、事前情報なしだと目移りしちゃいますね。
市場と「久六」さんの位置関係はこんな感じです。本当に目と鼻の先といったところ。
「生まぐろ専門店 久六」さんの建物全景です。
帰るときに撮らせてもらったのですが、3階建だったとは気付きませんでした。
恐らく、店舗として使用されているのは1階部分だけだと思います。
店舗のすぐ隣に駐車場が設けられています。
但し、2台分程度しか停められないスペースなので、満車率が高いです!我が家で訪れたときも、店内は空き席もある状況でしたが、駐車場は満車(2台)でした。
停められなかった場合は・・・、近くを探してみてください。きっといい場所が見つかります。
実食レビュー!「生めばちまぐろ」ラッシュ!!
店名が「生まぐろ専門店 久六」ですから、メニューは基本的に生めばちまぐろを使ったものばかり。

メニュー表の1ページ目にあたる部分です。消費税込みとなっております。
メニューは冊子に手書き風(本当に一冊ずつ手書きかも)のものと、こちらも手書きで店内ホワイトボードに掲示されています。

文字多めなメニューの数々。混乱しますね、これ笑。
これは恐らく、入荷状況に応じてフレキシブルにメニューと値段が変わるものと思われます。
繰り返しになりますが、訪問するタイミングによって、内容・値段が変わる可能性があることを、予めご承知おきください。
生めばちまぐろ 中とろ赤身おとしづけ定食(2,480円)
メニュー名が長い!本日のサービス品となっていましたので、通常だともう少し値段が上がるようです。
すみません、全体像がキレイに撮れている写真がありません。メインの「づけまぐろ」がボケてしまいました。
こちらがボケてしまっていた「づけまぐろ」になります。
細く刻んだ海苔と、ねぎ・ゴマがかかっています。ご飯の上に乗せて丼にせよ!ということで間違いないでしょう、これは。
どうやら、中とろが4枚・赤身・4枚・計8枚という構成のようです。
と数を言ってしまうと少ない気がするかも知れませんが、1枚1枚が大きいので普通の人なら十分な量かと思います。
あと、銚子が醤油の街だからでしょうか、づけは味が濃いめなのでご飯がメチャメチャ進みます。
ちなみにご飯はおかわり自由なので、づけ2枚で1膳くらいのペースでご飯を食べると、相当満腹になれますよ!
生めばちまぐろ とろ背とろおとしづけ定食 (2,980円)
これも一段と長いメニュー名。「とろ 背とろ」って「とろ」という言葉が並ぶのはナゼ?
限定2食の残り1食をゲットしました〜!
ホワイトボードのメニューには「かまとろ」と書かれていたのですが、注文する際にこの日は「せ(背)とろ」と言われました。
このあたりも入荷状況によってフレキシブルに変わるのでしょうね。
ちなみに、これ私が注文したのですが、多分「かまとろ」と「せとろ」の違いが全然わからないので、どっちでも問題なかったです笑。
なんか、最初にご紹介した「生めばちまぐろ 中とろ赤身おとしづけ定食」と比べて、まぐろの量が多い気がします。
しかも、全部とろ(背とろ)なので脂が乗ってて美味しい。
なんかギラギラしてますね。
お分かりかと思いますが、とても美味しいです。さすが「生めばちまぐろ」。冷凍していないので、変な水っぽさなんて皆無です。
こちらも「づけ」なので、味付けは濃いめです。普段はご飯をおかわりすることのない私ですが、ここではおかわりしました。
生めばちまぐろ 中とろ赤身刺身定食 (2,680円)
娘は「”づけ”よりも”刺身”だ」とこちらをセレクト。
後ほどご紹介しますが、定食に付いてくる”その他諸々”は、どの定食も共通でした。
立派なサイズのお刺身が並んでいます。
こちらも、中とろ4枚・赤身4枚・計8枚という構成ですね。
「生めばちまぐろ」です。解凍したものではなく、生のまま水揚げされたものです。美味しくない訳がない!
「めばちってどうなの?」というご意見もあるかと思いますが、いやいや「めばち」だって美味しいですよ。
なんてったって「生めばちまぐろ(解凍ではない!)」ですから。
小鉢の中身は、まぐろの佃煮でした。美味しいんですよね、これがまた。
お味噌汁は、中にまぐろの身がかなり入っていてお得感満載です。
お味噌汁もひと口飲んだら「あ、まぐろ!」ってなりますからね。「生まぐろ専門店 久六」さん、徹底しています。
まぐろ中とろかつ(2個)(セットと一緒で500円)
単品だと580円ですが、きっと誰もがセット(定食)を注文されるかと思いますので、実質500円で宜しいかと思います。
せっかくなので、「中とろのかつ」も食べてみることに。
こんな感じで揚げられた「中とろのかつ」が登場しました。見た目は普通。
断面も想像通り、程よく火の通った中とろがお目見えしました。
これ、想像していたよりも私好みでした。臭みもなくて、白味魚のフライよりもこっちの方が断然好きです。
チキンカツと同じくらいのお値段だったらいいのに。
他にもメニューがありましたので、ご紹介しておきます。
・生めばちまぐろ上刺身定食(上とろ4枚、上赤身4枚)2,880円
・生めばちまぐろづくし上刺定食(上とろ2枚、上中とろ3枚、上赤身3枚)3,180円
・生めばちまぐろ上づけ定食(上中とろ4枚、上赤身4枚)2,980円
・生めばちまぐろづくし上づけ定食(上とろ2枚、上中とろ3枚、上赤身3枚)3,280円
・生めばちまぐろ なかおち刺定食(限定4食)1,500円
・中とろかつ定食 4枚1,400円、?枚1,600円(枚数ナゾ)
・まぐろ串かつ 1串650円
他にも単品メニューがホワイトボードに書かれていたのですが、うっかり撮り忘れちゃいました!
女性2人で切り盛りされているようです。
我が家が訪れたのは、昼時を過ぎつつある日曜日の14時過ぎでしたので、待ちの行列もなく店内にも空席がありました。
帰るときには、店内に残っているのは我が家だけ。時間を外せば休日でもそんなに混雑していることはなさそうです。
お座敷席は4〜6人掛けが3卓、カウンターは6席くらい。
座席数は多くないのですが、2人で全てを切り盛りされているようで、座席に余裕があっても待ち時間はそこそこありました。
のんびりした気持ちを持っての来店をおすすめします。
お店の方は非常に気さくで、これまでにご覧頂いた通り「メニューがかなりややこしい(分かりにくい)」のですが、丁寧に説明してくださるので、分からないことがあれば何でも聞いた方がいいですよ。
銚子観光の立寄り先に「生まぐろ専門店 久六」さんをどうぞ!
冒頭にも書かせて頂きましたが、銚子にまぐろのイメージを持っている人はほとんどいないと思います。
ですが、決して多くはないものの、銚子でもまぐろ類の水揚げはありますので「生めばちまぐろ専門店 久六」さんなら、目の前の銚子漁港で水揚げされた「生めばちまぐろ」が堪能できます。
イワシ料理やサバも良いですが、「生めばちまぐろ」もいいですよ。
正直なところ、お値段は安くありませんが、なんせ「生めばちまぐろ」ですし、ボリュームもあるので割高感はありません。
せっかく銚子まで行くのなら、このくらいの散財は許容範囲ですよね?
我が家は4人で1万円超えましたが、後悔はしていません!!
最後に、「づけ」か「刺身」かで悩んだ場合、濃い味付けが好きな人は「づけ」でも良いかと思いますが、想像以上に濃いと思われるに違いないので、どちらかと言えば「刺身」がおすすめです。
どっちも食べられる(半々とか)メニューがあるといいんですけどね。
(^^)ではでは(^^)
店舗概要・アクセス等
店名 | 生まぐろ専門店 久六 |
営業時間 | 11:30頃 〜 17:30頃(詳細未確認) |
定休日 | 火曜日(祝日の場合は営業) |
タバコ | 完全禁煙 |
駐車場 | 2台程度 |
住所 | 千葉県銚子市新生町1-36-49 |
TEL | 0479-22-1038 |
クレカ | 未確認(おそらくNG) |
お子様連れ | 問題なさそう |