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美味しいドリップコーヒーNo.1はどこだ!? マック vs セブン vs スタバ

コーヒー好きの皆さん、おはこんばんちは。コツメです。

数年前までは「缶コーヒー」が圧倒的に強かった日本のコーヒー市場ですが、昨今はセブンイレブンを始めとするコンビニコーヒーが大ブレイクしたことで、消費者の嗜好も缶コーヒーからドリップコーヒーへと流れが大きく変わりました。

まぁ、実際のところ缶コーヒーってあまり美味しくないですからね。気軽にドリップコーヒーが街中でも購入できるようになったのは、とても良いことだと思います。

そしてこの流れに乗り遅れまいと、これまで「不味い、不味い」と言われ続けてきたマクドナルドのコーヒーが、遂に大幅リニューアル。

マクドナルド(以下マック)の公式ウェブサイトを見ますと、トップページ最上段に「マック史上 最高リッチな味と香り。 生まれ変わったプレミアムローストコーヒー」と画像付きでデカデカと掲載されており、マックの本気度が見て取れます。

 

今や「コーヒーを制する者が世界を制する」といった様相を呈していますが、そんな状況下でふと気になったのが、「で、結局のところ、どのコーヒーが一番美味しいの?」という点。

そこで「コーヒー好き」を自認する私コツメが、以下のコーヒーを飲み比べて「ズバリ一番美味しいコーヒーはどこなのか?」という疑問を晴らしたいと思います。

 

  1. セブンイレブン「セブンカフェ ホットコーヒー」
  2. マクドナルド 「プレミアムローストコーヒー」
  3. スターバックス「ドリップコーヒー」
ぶっちゃけ一度に何杯も飲めないですし、買いに走り回るのも大変なので、今回はメジャーな3つのブランドに絞りました。皆さんのお気に入りが含まれていない場合は、こちらの評価を軸に皆さん自身で是非飲み比べをしてみてください。

 

各コーヒーの紹介

それでは、今回エントリーされました各コーヒーについて簡単にご紹介します。と言いましても、公式ウェブサイトから引用するだけですがw。

1.セブンイレブン「セブンカフェ ホットコーヒー」

ホットもアイスも「豆」が新しくなりました!

豆、焙煎 香りとコクがさらに進化。

ホット専用、アイス専用の厳選した新ブレンドコーヒー豆。豆磨きと焙煎の工程を見直し、香りとコクはさらに豊かに、すっきりした味わいに進化しました。

  • 厳選された上質なコーヒー豆:ウォッシュド方式で精製されたアラビカ豆を100%使い、渋皮を除去
  • 「香り」と「コク」のダブル焙煎:香りとコク、それぞれを引き出すために、別々に最適な焙煎方法を採用
  • 一枚取りペーパードリップ:1杯ずつ豆を挽いて、ペーパードリップします。淹れたての香りが楽しめます。

お値段は、(R)レギュラー100円(税込)、(L)ラージ150円(税込)です。

 

2.マクドナルド「プレミアムローストコーヒー」

マック史上 最高リッチな味と香り。生まれ変わったプレミアムローストコーヒー。

ホットコーヒー4つのこだわり

  • 新ブレンドのこだわり:これまでの3種類の豆に、今回、厳選されたエチオピア産モカを加え、絶妙なバランスでブレンド。奥行きのある味わいと、華やかな香りが自慢の一杯に生まれ変わりました。
  • 焙煎のこだわり:4種類の豆、それぞれに合わせて最適な焙煎方法を選定。手間をかけることで、豆の特性を引き出し、よりいっそう味わい深く仕上がりました。
  • 品質のこだわり:マクドナルドのホットコーヒーは、アラビカ豆100%。コーヒー鑑定士が厳選したブラジル、コロンビア、グァテマラ、エチオピア産の豆を使用しています。
  • 淹れ方のこだわり:蒸らしの工程や温度、時間まで、徹底的にこだわったコーヒーマシンを使用。まるでハンドドリップのような丁寧な淹れ方だから、豆本来のおいしさがこ一杯にギュッと詰まっています。

お値段は、(S)108円(税込)、(M)162円(税込)です。

 

3.スターバックス「ドリップコーヒ」

厳選された香り高いドリップコーヒー

世界中のコーヒー産地から厳選された高品質のアラビカ種コーヒ豆を使用したスターバックスの定番商品です。バラエティあふれるコーヒー豆を通じて、スターバックスのコーヒージャーニーをお楽しみください。

異なるローストレベルのコーヒーを日替わりでご用意していますので、お気に入りの1杯を見つけてみませんか。

お値段は、(Short)280円、(Tall)320円、(Grande)360円、(Venti)400円です。

ちなみに、今回提供された「ドリップコーヒ」は「トリビュートブレンド」だそうです。良くわかりませんがご参考まで。

 

いざ、飲み比べ開始!

さて、ご紹介も一通り済んだところで、いよいよ飲み比べて参りましょう。

尚、今回はいずれもホットコーヒーの飲み比べとなりますが、購入した順番により温度にばらつきが出てしまいますので、公平性を保つ観点から充分に冷ましてから比較しました。

コーヒーは冷めてからの方が特徴が出やすいという点も考慮しています。

また温度を上げる際には、電子レンジで70度に設定し同時に温めました。

 

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改めまして、こちらが購入した3ブランドのコーヒー。

左からスタバ「ドリップコーヒ(Short)」、マック「プレミアムローストコーヒー(M)」、セブン「ホットコーヒー(R)」の順となります。まぁカップを見れば分かりますかね。

 

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まずはマクドナルド「プレミアムローストコーヒー」から。余談ですが「トリチ(トリプルチーズバーガー)」のセットで購入したため、こちらだけ(M)サイズで容量が他の2つより多くなっています。

 

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実はこの写真、少し飲んだ後に撮っています。

実際には蓋を開けると、かなり波波と注がれていました。全然セコさがありません!

お味は確かに以前と比較すると、コクと香りが増したように感じます。エチオピア産の豆が入ったおかげか、綺麗な酸味を感じます。全体的にはあっさり気味ですが、悪くありません。

 

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続いてはセブン「セブンカフェ ホットコーヒー」。

ご存知の通り、お会計をするとレジでカップを渡されるので、それをコーヒーマシンにセットし自分でメニューを操作するというセルフ方式です。

 

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蓋を開けたところです。マック程ではありませんが、まあまあ上の方まで注がれています。

さっそく試飲開始。

おっ!?思っていたより苦味はありません。これは予想外。

セブンイレブンだけがコーヒーマシンにセットされているコーヒー豆を目視できるので、結構ローストされている豆のように見えたのですが、マックよりもあっさりしています。まぁ、その差は微々たるものですが、ややマックが優勢かな?

 

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最後は、お馴染みスターバックスです。「ドリップコーヒ(Short)」税込302円!

正直いうと、私はスタバのドリップコーヒーはあまり好きではありません。値段の割にはイマイチかなぁ、と。どうせスタバでドリップコーヒーを飲むなら「スターバックス リザーブ」の方がプレミアム感もあってオススメです。

スタバで注文の仕方が分からない?この5つのポイントを押さえれば怖くない!

 

さて、お味の方はと言いますと、明らかにマック、セブンよりも味に深みがあるのがわかりました!コクと酸味、いずれもこの3つの中では頭一つ抜けています。

実は先述の通り、元々スタバのドリップコーヒに良い印象を持っていなかったので「価格3倍の割に味はほとんど変わらなかったりして」などとネガティブな予想を立てていたのですが、さすがにそんな事はありませんでしたw。

ごめんよ、スタバのドリップコーヒ。ただ、値段の差だけの違いがあったかといえば、そこまでではなかったです。

 

判定!

  • 1位:スターバックス「ドリップコーヒ」
  • 2位:マクドナルド「プレミアムローストコーヒー」
  • 3位:セブンイレブン「セブンカフェ ホットコーヒー」

 

自分でも初めての試みでしたので「きちんと差が分かるのか?」と疑問でしたが、何度も交互に飲み比べることで違いを感じることが出来ました。

ただ2位のマクドナルドと3位のセブンイレブンは、ほとんど差を感じませんでした。

1位のスターバックスはさすがに格上でしたが、価格を考慮するとコスパ・満足度は最下位かも。それくらいマックとコンビニ(セブン)は善戦していると思います。

 

【番外編】スペシャルティコーヒーと比較してみた。

最後に私の好きな「珈琲豆蔵(鎌ケ谷市)」のコーヒーとも比較してみました。

 

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中でも私の好きな「イルガチェフェG1ナチュラル」をチョイス。

元々自分好みであるこの品種で比較するのは反則かとも思いましたが、マックが今回のリニューアルでエチオピア産の豆を加えたということで、敢えてエチオピア同士をぶつけてみることに。

 

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淹れるのはペーパードリップでなくフレンチプレスを使用。

挽き具合は、カリタ「ナイスカットミル」で6番(粗挽き)としました。結果は言うまでもなく「イルガチェフェG1ナチュラル」の圧勝!すべてが異次元です。

ちなみにマック「プレミアムローストコーヒー(M)」とほぼ同量を抽出するのに使用するコーヒー豆の価格は、約130円となります。

勝負させる事自体が無意味ではありますが、「本当に美味しいコーヒーを知りたければ、信頼できるお店で良質な豆を購入し、飲む直前にコーヒー豆を挽いて淹れるのが一番ですよ!」と言いたかっただけですw。自宅では是非こんなコーヒー道を実践されてはいかがでしょうか?

 

ま・と・め

これも正直に告白すると、今回の飲み比べをする前まで「コンビニやマックのコーヒーなんて、どうせ頑張ったところでたかが知れてるんでしょ?」と決めつけている自分がいました。

ところが、実際に「珈琲豆蔵」のスペシャルティコーヒーまで持ち出して比較してみましたところ、「コンビニやマックのコーヒーも意外といけるな!」というのが最終的な結論です。

もちろん純粋な味だけでなく価格も考慮した上での話ですが、缶コーヒーに100円出すならこっちの方が全然いいですよ。特にマックは過去に「不味い」と散々言われ続けてきましたが、今のコーヒーなら「セット注文時のドリンクとして選ぶ価値あり」と思います。

私はかなりの間、マックでコーヒーは注文してきませんでしたが、今後は気分によってセットのドリンクとしてコーヒーを選ぶこともあるでしょう。今のドリップコーヒー競争を契機に、もっともっと美味しいコーヒーを提供するお店が増えるといいですね。

最後に、飲食系の記事を書くときには注記しているのですが、味覚は個人的な好みや、その時の体調等によって変わるものなので、あくまでご参考という事で。

是非、皆さんもご自身で飲み比べをされると楽しいですよ。

(^ ^)ではでは(^ ^)

 

ご参考

スペシャルティコーヒーについて知るのに取っ付きやすいコミックスです。絵柄とかストーリーはまあまあですが、コーヒーの初心者向け参考書として捉えると良い本だと思います。

現時点(2017年2月)で7巻まで発売中です。

 

オススメのコーヒー器具などを紹介していますので、合わせてお読み頂ければ。

美味しいドリップコーヒーを自宅で飲むための『5つの神器』をご紹介!これだけ揃えれば間違いなし!!