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中華そば鷸|茂原にこんな挑戦的なラーメン店が!

こんにちは、こっつんこつめです。

ラーメンを食べるため、千葉県茂原市へ行ってまいりました。
自宅のある千葉県印西市からだと、車で片道2時間弱。休日の軽いドライブにはちょうどいい距離感。

 

今回訪問したのは、茂原駅からすぐ近くの『中華そば 鷸』さん。
外房の街の中では人口が多い茂原市ですが、それでも駅周辺はかなり寂れている印象を受けます。

そんな飲食店経営には厳しいと思える環境でも、開店後すぐに満席になるのは、人気店である何よりの証拠。

斬新的なメニューの数々は、遠くても「中華そば鷸のラーメン食べに茂原まで行くぞ!」と勢いづかせる力がある。
おいしいのはもちろん、発見のあるラーメンが楽しい!

 

中華そば鷸のメニュー

2021年5月(訪問時)のメニューをご紹介します。
定番メニューに加えて、限定メニューが用意されていました。

 

食券方式なのですが店頭にもメニューが掲げられているので、食券機の前で悩むのではなく、先にじっくり検討できます。

加えて、店内にも各席にメニュー表が。
ラーメンが出てくるのを待つ間や食べ始めてからでも、「高級卵となめ茸のかけご飯、だと?」と常に誘惑との戦いが続きます。

『中華そば鷸』ラーメンメニュー

・鶏豚出汁らーめん:850円
・特製鶏豚出汁らーめん:1,100円
・牡蠣らーめん:890円
・特製中華そば(鶏):980円
・特製中華そば(蛤):1,030円
・中華そば(鶏):730円
・中華そば(蛤):780円
・もばらーめん初段盛り:730円
・つけそば:750円
・特製つけそば:1,000円

『中華そば鷸』主なサイドメニュー

・チャーシューめし:300円
・高級卵となめ茸のかけご飯:230円
・ご飯:130円
・鷸餃子(3個):280円
・鷸餃子(5個):450円

メニューを眺めただけでも面白い点がいくつもあります。
「鶏豚出汁らーめん」には【泡系】という見慣れない一言が添えられていますし、そう多くないメニューの中での2番目に「牡蠣らーめん」。

珍しいですよね、「牡蠣らーめん」。
珍しい上に【重厚牡蠣出汁】なんて書かれていると、他のメニューを目的に訪れたにも関わらず、激しく心を揺さぶられます。

「中華そば」も、【蛤出汁】と【鶏出汁】の2種類から選択せねばならぬという、優柔不断な人だと悩み過ぎて酸欠になりそう。

「もばらーめん」はご当地ラーメンのようで、これも【茂原ご当地もりもりバラ肉ラーメン】の文字が魅惑的すぎます。

 

こちらは限定ラーメンのメニュー。
海老ラーメンは得意じゃないので今回避けてしまいましたが、『中華そば鷸』の海老系ならおいしく食べられたかも知れません!

 

【実食レビュー】前衛的なラーメン!

今回は、息子と2人で訪れたので、それぞれ1杯ずつオーダーしました。
・特製鶏豚出汁らーめん(息子)
・特製中華そば 蛤(私)

 

特製中華そば(蛤)|1,030円

『中華そば鷸』の大きなウリの一つである「蛤出汁」。
貝出汁が好きな私が飛びつきました。

意外と「貝の押し出し」はそれほど強くはなくて、上品な貝出汁スープです。

 

麺は細めで、加水率は低めでしょうか。
私はモチモチ感のある加水率が高い麺が好みですが、この加水率低めの細麺も、このあっさりスープに合っているように感じます。

 

チャーシューは2種類×2枚。
豚のチャーシューと鶏のチャーシューですね。2枚ずつだと変化があって飽きずに味わえます。おいしいのは言うまでもありません。

 

唐突に現れたのは「オリーブの実」。なぜでしょう?このラーメンにオリーブの風味が妙に合う。

 

『中華そば鷸』の中華そばを語る上で、恐らく外すことが出来ないであろうものが、この謎のペースト。
「これは何だ?」と軽く味見をしてみると、ブワーっと舌の上に広がるきのこの香りと旨味。

お店ではてっきりポルチーニだと思い込んで食べましたが、帰宅後に調べたところ「松茸ペースト」との記載がありました。

いずれにせよ、味変に「松茸ペースト」。そしてスープは蛤ですからね。

凄まじく鮮烈な味と香りの融合であるにも関わらず、品位を保ちながら相乗効果を生み出すあたり、『中華そば鷸』のセンスに疑いの余地はありません。

 

特製鶏豚出汁らーめん|1,100円

少し引いた位置からのものと、

 

寄った写真をそれぞれ1枚ずつ。

このラーメンもなかなか斬新で、メニューにも【泡系】と書かれているものです。
スープが泡立っているんです、これ。

厨房を覗き見ていたら、仕上げにバーミックス(泡立て器)を使われていて「なるほどなぁ」と。

 

麺の太さも、先にご紹介した「中華そば」とは異なり、太さがあります。
そしてこちらの方がモチモチ感あり。

スープは違えど同じ麺を使うお店が多い中、なかなかのこだわり。

 

さりげなく「蓮根」が入っていたりと、とにかく『中華そば鷸』のラーメンは芸が細かい。

こちらは息子が注文したので軽く味見をさせてもらっただけですが、この泡系スープは見た目のインパクトもさることながら、鶏白湯と豚骨の「鶏と豚」の旨味が絶妙に混じり合っています。

味見では気付きませんでしたが、さらに貝の出汁も加えてあるとのことで、味わいの深いこと深いこと。

 

味玉もおいしい。どれもこれもバランスが絶妙で、私この記事の中で「絶妙」を何回使ったでしょうか?
(写真は中華そばの味玉ですが、これはどのラーメンでも同じだと思います。)

 

中華そば鷸の店内の様子・雰囲気

シンプルで落ち着いた外観です。ギラギラしたところはないですね。
それでもラーメン屋さんであることはすぐに分かります。ここにも絶妙なバランス感覚が発揮されています。

 

座席はすべてカウンターです。可動式のアクリル版で仕切られています。
座席の背後には、広めの荷物置きスペースがあるので、手荷物や上着の置き場には困りません。これは嬉しいポイントです。

 

整然と並べられた調味料。
今回はサイドメニュー(餃子など)を注文しなかったことに加えて、ラーメンもデフォルトのスープで大満足だったので、これらの調味料は使いませんでした。

 

水はセルフサービスですが、座ったまま手の届く範囲内にウォーターポットとコップが置いてあるので、不便さは感じませんでした。

 

著名人のサインが飾られていました。
きちんと額に入れられているあたりも、『中華そば鷸』の丁寧な仕事っぷりが出ていますね。

 

総括

おいしかったです。
私は今回「特製中華そば(蛤)」を食べましたが、息子が選んだ「特製鶏豚出汁らーめん」も気になりますし、「牡蠣らーめん」も「もばらーめん」も大いに気になります。

最低、あと3回は行かねばならぬ計算ですが、茂原・上総一ノ宮周辺には結構頻繁に訪れているので、問題ないでしょう。笑

外房方面へお出かけの際には、ぜひ訪れてみてください!

(^^)ではでは(^^)

 

中華そば鷸の営業時間・場所など

  • 店 名 :中華そば鷸(しぎ)
  • 営業時間(平日):11:30 〜 14:00、18:30 〜 23:30
  • 営業時間(日曜・連休最終日):11:30 〜 15:00、17:30 〜 20:30
  • 定休日 :水曜日
  • 住 所 :千葉県茂原市千代田町1-7-3
  • TEL  :0475-22-8885
  • アクセス:茂原駅より徒歩2分
  • 駐車場 :なし(近隣のコインパーキングが安いです)
  • 公式サイト:http://www.ra-mensangenya.com/

こんな感じで、駅前周辺には「60分100円、24時間200円」みたいな格安駐車場がいくつもあります。
また、近隣駐車場の駐車券を提示すると、大盛り(100円相当)サービスなどの特典あり!