今回の「浅草ぶらり旅」は、浅草の名店「舟和」さんと、「舟和」が経営するカフェ「ふなわかふぇ」をご紹介したいと思います。
さて、前編で紹介した「江戸趣味小玩具 助六」さんのあとは、仲見世でちょっとお買い物。
ぶらぶらと歩いていると、芋ようかんで有名な「舟和」がありました。
けど、よく見ると、すぐ近くにこれまでとは趣の異なる「舟和」店舗が。なんだかテイクアウトのデザートまで売っていて、そこには行列まで出来ている。
「舟和」も芋ようかんを始めとした昔ながらの和菓子だけじゃなくて、ソフトクリームなどのテイクアウト品を投入したりして、ターゲット層を広げてるのね。
今回はせっかくなので、若者を狙っていると思われる洋風テイストな「FUNAWA」と書かれたお店の方へ入ってみます。
パッと見では洋風ですが、置いてある商品は「舟和」と同じものが結構あります。
せっかくいつもと違う方の「舟和」に入ったのに、結局、通常の「舟和」でも売っていそうな「すあま」と「いも餡の大福」を2つずつ買いました。
「すあま」は赤白それぞれ買ったのだけど、赤い方は写真を撮る前に娘がえらい勢いで食べちゃいました。
「いも餡」と書かれた大福。大きさは一般的な大福よりも控えめ。
ひとくち齧ってみたところ。また歯型がくっきりですみません。
想像通り、芋ようかんとよく似た味の「いも餡」が中に詰まっていました。
「舟和」ブランドの「いも大福」、今までなかったのがむしろ不思議。
「舟和」の芋ようかんがとにかく大好きな人なら、大福も「芋」であって欲しい!そんな願いを叶える一品。
さて、こちらは都営浅草線の雷門側出口に程近い場所にある「ふなわかふぇ」。
これまで見落としていたのか、それとも最近出来たのかは調べが付いていませんが、見つけちゃったからには一度は入っておきたい。
見ると店内には空席がちらほら。おそらく土日は混雑が予想されるので、平日である今回は絶好のチャンスと見て入店。
店の外にメニューが出ていたので、じっくり上から見ていくと「舟和」らしい品が5番目に書かれている。
カフェラテ好きな自分としては、「お芋ラッテ」も口に合うのではなかろうか。
店内に入ったら「やっぱり舟和だった」。さっき買ったばかりの「いも大福」が売られているわ。。。
こちらが「お芋ラッテ」のHOT。
飲んだ感想は「うわ、これ甘い!」。
ラテくくりで、カフェラテをイメージしていたけど、よくよく考えたら「カフェ(=コーヒー)」の部分が「お芋」になっている訳だから、コーヒー(正確にはエスプレッソね)味は皆無。甘くて当たり前でした。
じゃあ「芋ようかん」味なのかと言うと、芋味なんだけど「芋ようかん」をダイレクトに連想させられる訳ではない。
「舟和」のカフェだし、観光地だし、といった点を考慮して紹介させて頂きました。
あ、けど350円は安いですね。浅草なのにこの価格は良心的。
私と同じように千葉ニュータウンへ帰る方は、都営浅草線の待ち時間ができてしまったらここで時間つぶしが出来ます。
近くにドトールとかもありますが、浅草に来たなら「ふなわかふぇ」の方が話のネタにもなっていいですよ。
ぶらり旅と言いながら、今回は駆け足で巡ってしまった浅草の地。
地元、千葉ニュータウンから電車で1本、非常に行きやすい場所です。
相変わらず、浅草寺には鳩もたくさんいますので、鳩好きにもオススメです。
以上