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【蕎舎/つくば 】水車のある古民家で蕎麦をすするっ!【みずほの村市場】

年に数回、お蕎麦が無性に食べたくなる漢、こっつんこつめです。

本当言うと、月イチくらいで本格的なお蕎麦を食べたいな、という野望を持っているのですが、なかなかお蕎麦も高級ですからね。

予算的に難しいところです。

さてこの度、うちの奥様が「良さそうな蕎麦屋がつくばにあるのを(ネットで)見つけた!」と情報提供してくれたので、「ここは奮発すべき時じゃなかろうか!」と行ってきました良さげな蕎麦屋「蕎舎」さんへ。

 

ちなみに「蕎舎」と書いて「そばや」と読みます。何だかCOOLっ!

こちらの「蕎舎(そばや)」、蕎麦もなかなか本格的な日本そばなんですが、その建物も圧巻です。

こっつんこつめ

築年数160年の古民家(移築)は、蕎麦屋としての貫禄十分!

さらに水車のおまけ付き!!

 

古民家で頂く本格手打ちの日本そば。確実に癒されます。

 

「蕎舎(そばや)」の場所

 

お隣というか、同じ敷地内には農産物直売所の「みずほの村市場」があります。

長閑な田園風景に囲まれた場所にありながらも、ひっきりなしにお客さんが訪れていました。
取り扱っている農産物のモノがいいのでしょうかね。

 

「蕎舎(そばや)」の営業時間など

  • 店舗名:蕎舎(そばや)
  • 営業時間(平日)11:00 〜 15:00
  • 営業時間(土日祝)11:00 〜 20:00
  • 定休日:火曜日
  • 座席数:84席
  • 住所:茨城県つくば市柳橋496 みずほの村市場内
  • TEL:029-886-5006
  • 予約:
  • 駐車場:あり
  • クレジットカード:利用可(VISA)
  • タバコ:完全禁煙
  • 公式サイト:http://mizuhonomuraichiba.com/sobaya/index.htm

 

「蕎舎(そばや)」のメニュー

全てのメニューを文字に起こすと、文字数的に大変なことになるので、主要なメニューをご紹介します。

メニュー表に記載の金額は、全て税込の良心価格。

  • もりそば:920円
  • 天もりそば:1,680円
  • 鴨汁そば:1,810円
  • 十割そば:1,120円(限定20食)
  • 釜揚げ風そば:1,120円

 

  • 野菜の小鉢:410円(限定20食)
  • 季節の天婦羅盛り合わせ:1,120円
  • 青森県産鴨肉 鴨焼き:1,120円
  • 厚焼き玉子:620円
  • 蕎麦がき:1,220円

 

ドリンク類は、抹茶、甘酒あたりが面白いかも。

 

ここから先は、お蕎麦の食べ方マニュアル的なものです。

こっつんこつめ

大変詳細に書かれておりますが、最後の「お客様の好きなように、ご自由にお召し上がり下さい。」でちょっとほっこり。

 

「蕎舎(そばや)」蕎麦は勿論、脇役もキラリと光る美味しさ!

今回注文したものを、写真中心にご紹介します。

「天もりそば」1,680円

もりそばと天ぷら盛り合わせ、これ即ちお蕎麦屋さんにおける黄金セット!

そばつゆと天つゆが別々に供されるところが、非常に好印象。

 

そば粉1に対して小麦粉0.2の割合で作った蕎麦。茹で上がり約150g。

(メニュー表の内容をそのまま引用)

 

茨城県産の「常陸秋そば」を石臼でゆっくり時間をかけて挽いた手打ちの日本そばです。。

これだけそば粉と製法にこだわって作られているのだから、味は保証されたも同然。

 

食べ方指南書には「箸で6本掴み・・・」と書かれていたのを完全に無視する、うちの息子。

こっつんこつめ

けど、せっかく美味しい食べ方を教えてくれている「蕎舎」さんには悪いけど、これくらいの量を一気に啜りたいですよね。

 

蕎麦など食材の国産にこだわりのある「蕎舎」さんにおいて、海老は”残念ながら”ブラジル産ホワイトタイガー”を使用しているとの事です。

国産食材にこだわるお店は数あれど、わざわざ「残念ながらブラジル産です」と表記するお店なんて、他にありますか?

 

お蕎麦の量は、かな〜り控え目。

メニュー表どこにも「大盛り」の記載がないので、もっと蕎麦を食べたければ920円出して「もりそば」を注文するしかないのです。。。

 

「天ぷら付 釜揚げ風そば」

「釜揚げって何じゃ!?」と思って、私が注文しました。

冷たいそばを丼に入れ、ドロドロとした濃くて、熱いそば湯をかけたそば

という説明書きを読んでしまったので、これはもう注文するしかないな、と。

 

これ、何も知らずに見たら、絶対にそばだとは思わないですよね。

期待と不安が半々くらいの気持ちで、この釜揚げ風そばと現在対峙中です。

 

このドロドロを纏ったそばをつけ汁につけて、一気に啜るっ!

なるほど。そばの香りが強烈に襲ってくるのかと予想していたのですが、特にそんな感じはありません。

慣れたら感想も変わってくるかも知れませんが、普通のもりそばをズズッと啜るほうが、自分は好きです。

 

トロみ十分なそば湯の力で、もりそばとは対照的にこの一杯でお腹が満たされました。

 

「厚焼き玉子」620円

まず、焼き色が良いです。

 

アップにしても、その印象は変わらず。

旨し!

 

「鴨焼き」1,120円

鴨肉好きとしては、これを見つけてしまったからには、注文しないという選択肢はあり得ません。

 

スゲーの来た!

青森県産との事です。
が、こんな立派なのが出てきたら、もう産地はどうでもいい(良い意味で)でしょう。

 

良い。

 

好き。

私、ちゃんとした鴨肉を食べるたびに思うのですが、牛肉より好きかも。

多分、肉の中で一番好き。

こっつんこつめ

1人で「もりそば2枚」と「鴨焼き3人前」を注文する豪遊をしてみたい。

 

風情のある古民家が、蕎麦と合う

「蕎舎」を語る上では、この風情ある建物を無視することはできません。

 

茨城県筑西市で約160年前に建てられたと農家の住宅。

ここは「つくば市」ですから、移築したという事ですよね。

こんな大きな建物を解体して、きれいにして戻すとなると、相当大変な作業であったであろうことは、想像に難くありません。

 

貴重な茅葺き屋根です。

 

もう一つ、忘れてならないのが、この立派な水車。

イミテーションじゃありません。

但し、公式サイトによると、そばではなく米を製粉しているみたいです。

 

蕎麦は繊細なので、水車だとムラが出ちゃうのかも知れないですね。

水車でそば粉を挽いている方がロマンチックだけど、美味しさ追求で良いと思います。

 

室内はとにかく天井が高い!梁が壮観。

 

土間を改良した食事スペース。最大10人収容可能です。

今回は3人で訪れたところ、こちらに通されました。2名の先客との相席で。

大きなテーブルなのでお隣を気にせず、調子に乗って写真を撮っていたら、(妻曰く)あちら様は気になってたみたいで申し訳なかったです。

これまでなるべく目立たないように気を付けていたのですが、最近ちょっと図々しくなってたかも。反省。

 

カウンター席は4人分。

1人〜2人だと、カウンターに通される確率が上がりそうです。悪くはないですけど。

 

こんなところにも、雰囲気作りへのこだわりが感じられます。

 

手打ちコーナー。

タイミングが良ければ、手打ちしているところが見学できるかも知れませんね。

 

2月に訪れたので、ゴツいストーブがフル稼働していました。

おかげで寒さは気にならず。

 

ガラス越しに見える1階の座敷席は計50席。

その他、座敷の2階席もあります。

次は2階席に上がってみたい。古民家の2階って見晴らし良さそうですからね。

 

総括:旨い!だが、できれば量が欲しい!!

「蕎舎」さんのメニューは、総じて美味しいです。

こだわり満載のそばから料理の数々を、築160年の古民家で頂く。なんて贅沢なことでしょう。

ただ、一つだけ言いたい。「そばの量があまりにも、物足りない」。

足りないと言うなら、2枚3枚と好きなだけ注文すれば良いじゃない、というご指摘も理解はできますが、そんな豪遊そうそう出来るものではありません。

 

他の美味しいお蕎麦屋さんと比べても、際立つそばの少なさ。そこだけが惜しい。

逆に言えば、この点を許容出来る・全然気にならないのであれば、文句なしのお蕎麦屋さんです。

 

最後に余計なことを書きましたが、オススメなのでぜひ足を運んでみてください。

(^^)ではでは(^^)