”ひとりでブラブラしながら写真を撮る”というごくありふれた行為に対して、どうにかして権威性を持たせられないものかと、無理やり捻り出した言葉。
こんにちは!こっつんこつめ(@naga516)です。
新企画の「ひとりフォトウォーク」、本記事で早くも2回目を迎えました。決して、予想を超えるアクセス数に味を占めた訳ではありません。
さて、2回目のひとりフォトウォークですが、厳正なる多数決の結果、千葉の小江戸とも言われる佐原地区・香取神宮が選ばれました。
私、ここ大好きなんです。当ブログでも3回くらいはご紹介しているんじゃないかな。
こっつんこつめ
大好き過ぎて、実は第1回の「印西市結縁寺」よりも先に、「佐原・香取神宮」でひとりフォトウォークやってた!
すっかり忘れてた。
という訳で、第2回ひとりフォトウォーク「佐原・香取神宮」、行ってみましょう。
と元気よく書き出したものの、告白するとこの日は朝から出掛けてみたもののテンションが上がらず、適当に撮ってそそくさと退散してきました。
ひとりフォトウォーク、メンタルがすごく重要。
お気付きでしょうが、カメラを何機種も持っている訳ではないので、いつも同じような構成です。
香取神宮の参道フォトウォーク
「香取神宮」は歴史のある神社なのですが、普段は人もあまり多くない静かな場所。
参道の賑わいも控えめです。
訪れたのは10月下旬。季節的には秋なのですが、「冷た〜いラムネ」が店頭に並んでいました。
確かに、この日は半袖でも過ごせるくらいの陽気だったような気がします。
以前から気になっている、洋風なのか和風なのか判断に迷うカフェ。
この日もまたスルーしてしまいました。だって9時くらいだと、まだ開店していないんですもの。
香取神宮フォトウォーク
鳥居です。人があまりいませんね。
伏見稲荷大社は、あんなに人だらけなのに。
やはり人がまばらなので、写真が撮りやすいです。千葉県にお住いの写真好きにはおすすめです。
手を清めることをお忘れなく。
いつ見ても存在感のある、香取神宮の拝殿。
黒い漆塗りの社殿が、他の神社とは一味違います。本当はもっと拝殿のかっこいい姿を撮れれば良かったのですが、メンタル不調ですぐに移動してしまいました。
ちょっと天気が良過ぎ。
なぜ、XF50mm-140mmをここで装着しなかったのか。。。今になって悔やまれます。
でかい杉の木が御神木。樹齢千年超えとも書かれいます。
旧拝殿は、傍に追いやられてしまい、ひっそりと佇んでいます。
サビ放題なところがいい・・・。
人がいても、少し待つだけで途切れるのが香取神宮の良いところ。
香取神宮の奥宮フォトウォーク
少しだけ離れた場所にある、香取神宮の奥宮。
けど厳かな雰囲気溢れるパワースポットなので、香取神宮を訪れたら奥宮も忘れずに参拝しておきましょう。
要石に立ち寄ってから奥宮へ向かう道中にある、笹川屋旅館。営業しているかどうかは存じ上げません。
香取神宮 奥宮の入り口。いつ来ても、この威圧感が凄まじい。
残念ながら、これより先は扉が固く閉ざされているので、覗き見たことはありません。
ご開帳みたいな行事があれば、是非見に来たいところです。
佐原の街中フォトウォーク
香取神宮から佐原の中心部へ、車で移動してきました。
佐原は東京からだいぶ離れた立地ということもあり、決して栄えているとは言い難い雰囲気ではありますが、それでも街中だと香取神宮よりは明らかに人が増えますね。
佐原には、昭和初期を思わせるこんな感じの建物が結構残っています。
お医者さんもレトロ。今も開業されているのかは、すみませんが未確認です。
これはどこだったか忘れてしまいましたが、上でご紹介した建物よりも歴史がありそうです。
って書いたところで調べてみたら、貴重な建物であることが判明しました。もっと真剣に撮れば良かった。
正文堂
大黒柱は欅材、2階の窓は土塗の開き戸、さらに横引きの土戸に板戸と、三重に防火設備を伏した土蔵造りとなっている。
登り龍、下り龍を配した看板が特に目を引く。「正文堂」の文字は巌谷修の書(明治29年)である。
重厚などっしりとした立派な建物である。<建築年月>
明治13年(1880年)〜水郷佐原観光協会サイト「旅なび!佐原」より引用〜
けど、このレベル(千葉県有形文化財)がいくつもあるのが、佐原なんです。本当に良いところだなぁ。
こちらも中央の建物は、千葉県有形文化財に指定されている「小堀屋本店」(蕎麦屋)さんです。
今も蕎麦屋さん(独特の黒っぽいお蕎麦)として営業中。
小堀屋本店
創業は天明2年(1782年)切妻平入瓦葺きの建物で、奥の土蔵には蕎麦作りの秘伝書や道具類が残っていた。
建物は木造2階建で、店舗、調理場、土蔵が一体となった明治時代の形式をそのまま残している。
表のガラス戸は明治35年に旧佐原市で初めて使われたものであり、貴重な文化財である。<建築年代>
店舗:明治25年(1892年)
土蔵:明治23年(1890年)〜水郷佐原観光協会サイト「旅なび!佐原」より引用〜
けど「小堀屋本店」の両隣の建物だって負けてないよなぁ、と思って調べたら、左側の建物も千葉県有形文化財に指定されていました。
「福新呉服店」です。
福新呉服店
文化元年(1804年)の創業、佐原で八代目の老舗。
前面と側面は土蔵造りの堂々とした間口で当時の隆盛が偲ばれる。
店舗奥には、井戸のある中庭があり、文化財の土蔵やトイレなどを一般公開している。
佐原の商家の典型的なつくりで、映画、ドラマのロケ地として使われる。
生活空間である佇まいそのものが生きている博物館として「佐原まちぐるみ博物館」の一号館となっている。
昔の生活道具や衣装なども置かれ、自由に見学できる。<建築年代>
店舗:明治28年(1895年)
土蔵:明治元年(1868年)〜水郷佐原観光協会サイト「旅なび!佐原」より引用〜
小野川フォトウォーク
小野川に出ました。佐原の街の中でも、この周辺が圧倒的一番人気の場所。
水辺の景色がいい!
この船(小野川観光船)、お金を出せば乗ることもできます。
地元の足としてではなく、完全に観光用ですが風情があるからいいと思います。
樋橋フォトウォーク
佐原に来たら、この橋だけは絶対に外せません。「樋橋(とよはし)」と言います。
ベンチの上に三脚が見えますでしょうか?週末写真家にも大人気です。
反対側から、伊能忠敬旧邸方面を望んだところです。
背中側には「伊能忠敬記念館」があります。こちらの記念館も観光で来られた際には、立ち寄りスポットにおすすめです。
ベンチに座っている人も、よく目を凝らすと一眼レフらしきものを持っていますね。。。
伊能忠敬旧邸の中から覗く「樋橋」も悪くない。
さらっと書きましたが、伊能忠敬旧邸は「国指定史跡」となっていますので、恐らく「千葉県有形文化財」より希少価値が高いのでは?
樋橋は、別名じゃあじゃあ橋とも呼ばれていて、日中は30分おきに橋から水が流れ出します。
(午前9時〜午後5時)
この日は気分が乗らずに、水が流れている時の写真はほとんど撮らず・・・。
自然に生えているものではありませんでしたが、綺麗だったので1枚パチリと。
「佐原・香取神宮」は最高にフォトジェニック!
様々な事情により私はフォトジェニックなものを残せませんでしたが、「佐原・香取神宮」はいたるところでフォトジェニックなものだらけなので、インスタ映えを狙う人も含めて写真好きなら楽しめる場所だと思います。
私も次回こそは、メンタル絶好調に整えてリベンジしなくては!
取り敢えず「キューピーコーワゴールド」とか飲んでおけば大丈夫かな?
(^^)ではでは(^^)
アクセス
千葉県北西部からだと、距離はありますが利根川沿いの道が空いているので、案外早く行けますよ!
早朝なら、私の住む印西市からだと車で1時間掛かりません。
香取神宮は、駐車場無料です。
佐原の街中は、探せば安く停められる場所があります。(場合によっては無料のところも)