2018年に作成・公開された印西市のPRムービー「印度じゃないよ、印西市」。
1年前のことではありますが、ご覧になった方も多かったのではないでしょうか?
もし「まだ観てないよ」という方がいらっしゃいましたら、ここにリンクを貼っておきますので、とりあえず観てみて下さい。
正直なところ、個人的には「税金使ってまで市がPRムービーなんて作る必要ある?」という考えなんですけどね。
ただ完成したPRムービーは、自治体のものにしては振り切れた内容で、“第8回観光映像大賞(観光庁長官賞)”のファイナリストに選出されたようなので、成功だったんじゃないでしょうか。
さて、それから1年後となる2019年、印西市がまた動きました!
PRムービーの続編(とオフィシャルには言われていないようですが)として、「印度じゃないよ、印西市」レトルトカレーを作ってしまいました‼︎
いいですね。好きです、こういうノリ。(どっちやねん)
2019年10月5日に開催された「いんざいふるさとまつり」にて、1000個限定で販売されたので、さっそく購入し実食しました。
さてさて、「“印度じゃないよ、印西市”レトルトカレー」がどんなものなのか、さっそく見ていきましょう!
「印度じゃないよ、印西市」レトルトカレー、1個300円
まずは気になるお値段から。1個300円(税込)です。
高いですか?
けど、無印良品のキーマカレーが319円(税込)ですし、スーパーマーケットに並んでいるレトルトカレーを見ても、300円は決して高価格帯の部類には入りません。
1000個限定販売にしては、相当頑張ったお値段になっているのではないでしょうか。たぶん赤字覚悟かと。
2019年10月5日「いんざいふるさとまつり会場」での限定販売
実は、この記事を書いている時点で、すでに販売終了となってしまいました。
ただ、これはあくまで個人的推測になりますが、再販あると思います!
恐らく、最初は1000個限定としたのは、売上状況や評判から今後の展開を考えよう、ということでしょう。
で、気になる売行きですが、まずは目標とされていたであろう「1000個完売」は無事達成されました。
カレーも無事完売したようですねー!#印西 #ふるさとまつり #千葉ニュータウン pic.twitter.com/UiZSeNkgTB
— mak_twita (@mak_twita) October 5, 2019
再販への大きな手応えを感じますね。
告知されていた通り、「いんざいふるさとまつりの印西市ブース」の目玉商品として販売されていました。
呼び込みも熱心でしたし、印西市の熱い意気込みを感じずにはいられません。
この企画実現のために、きっと多くの壁を乗り越えて、ここまで持ってきたのでしょう。
市ですからね、大変だったんじゃないかな。
季節外れの暑さに負けて早々に退散させてもらいましたが、2019年のいんざいふるさとまつり、盛り上がっていました。
「印度じゃないよ、印西市レトルトカレー」現物チェック
1000個限定で1人2個までということで、購入数を1個にすべきか、それとも2個行っとくかで迷いましたが、行列ができている訳でもなかったので、2個購入させて頂きました。
パッケージはこんな感じで、一目でインドレストランを連想させられます、このデザイン。
絶妙なおふざけ感じゃないですか。「印西市」の看板がしっかり目立っていて、否応無しに印西市をアピールしてきます。
背表紙(でいいのか?)部分も一切手抜きなし!
「MAKE INZAI ORIGINAL(メイク インザイ オリジナル)」プロジェクトサイトによると、パッケージデザインは印西市出身のCMディレクターである香取徹氏が手掛けたとの事。
やはり印西出身者で固めると、熱量も上がりますね!
忘れていましたが、カレーの種類としては「チキンキーマカレー」です。
国産鷄を使用、化学調味料は無添加と、体への気遣いもされた商品です。文句ありませんね。
ごく一般的なレトルトカレーパックに入っていますので、湯煎しましょう。
お待たせしました!
ご飯と共に「印度じゃないよ、印西市キーマカレー」を盛り付けたところです。
トロミのある洋風カレーではありません。かなり汁っ気のあるインド風カレーに仕上がっています。
キーマカレーということで、具材はこんな感じです。
香りを確認すると、想像以上にスパイシー!
「ネタ商品かも」と少しは覚悟していましたが、この香りは単なるネタ商品で出せるものではない。
食べます。
一口目は「ん、ちょっと甘い?」と感じましたが、食べ進めるに従って口内に広がるスパイス感。
確かに甘さもあるけど、スパイスが効いているので決して甘口カレーではありません。
先程ご紹介したプロジェクトサイトには「辛さも甘口から中辛の間くらいで、お子様や刺激の強いものが苦手な方も安心して食べられる」と書かれていますが、これお子様には辛すぎるかも。
もっと甘口寄りかと思っていましたが、これなら大人でも物足りなさはなさそうです。
(辛口好きはさておき。。。)
ここまでスパイス効かせるのなら、お子様を含めた万人向けにするのは諦めて、もっと辛くしても良かったのでは?と思わなくもないけど、
けどけど、これはこれでベストな辛さだと思います。
印西市のカレーとして売り出す訳ですから、辛さ調整にも相当悩んだんじゃないかな、これ。
総括:美味しいから再販イケるんじゃないですか!
美味しかったです、「印度じゃないよ、印西市」レトルトカレー。想像していたよりも美味しかった。
レトルトカレーなら日持ちするのでお店に置きやすいですし、箱のパッケージは目立つので、印西市をアピールするのにもってこいの商品ではないでしょうか。
お土産や贈答用を想定して作られたんじゃないかと思いますが、自分で買って食べても良いくらい美味しいので、印西市民の方は再販されたら一度食べてみてください。
あ、インドカレーが嫌いな人は受け付けないかも知れませんし、味の好みは人それぞれなので、その点は予めご了承を。
(^^)ではでは(^^)