ドクターペッパー愛好家の皆さん、おはこんばんちは。コツメ@naga516(千葉県千葉市出身)です。
最初にお断りしておきますが、私はコカ・コーラ派です。
自ら好んでドクターペッパーを購入することは、3年で1回くらいしかありません。
それなのに、我が家の冷蔵庫を開けるとかなりの頻度でドクターペッパーに出会います。
うちの妻(千葉県千葉市出身)がね、好きなんですよ。ドクターペッパー。
けど、コカ・コーラも相当好きなはずなので、妻に「結局のところ、ドクターペッパーとコカ・コーラだと、どっちが好きなの?」と聞いてみたところ、
「甲乙つけがたい」と申しておりました。
コツメ
ドクターペッパーはレアな飲料だった!
ところで、ドクターペッパーって全国的に流通している訳じゃないんですよね。
ウィキペディアによると、こんな感じみたいです。
都道府県 | 流通状況 |
---|---|
千葉県 | 入手容易(旧利根コカ・コーラ) |
茨城県 | 入手容易(旧利根コカ・コーラ) |
栃木県 | 入手容易(旧利根コカ・コーラ) |
東京都 | まあまあ入手容易(旧東京コカ・コーラ) |
沖縄県 | まあまあ入手容易(旧沖縄コカ・コーラ) |
埼玉県 | 探せば見つかる(旧三国コカ・コーラ) |
群馬県 | 探せば見つかる(旧三国コカ・コーラ) |
新潟県 | 探せば見つかる(旧三国コカ・コーラ) |
神奈川県 | 探せば見つかる(旧富士コカ・コーラ) |
山梨県 | 探せば見つかる(旧富士コカ・コーラ) |
静岡県 | 探せば見つかる(旧富士コカ・コーラ) |
その他 | コカ・コーラ社の販売無し |
ずーっと千葉県民やってると、ドクターペッパーは「売っていて当たり前」なので、日本全国で売られているもんだと思い込んじゃっていましたが、そういえば一時期「京都」に住んでいる時には見かけなかったですね。
まさか、ここまで販売されている地域が限られているとは思いませんでした。
そんな中で千葉県も含まれる『旧利根コカ・コーラ』地域では、昔からドクターペッパーの販売に力を入れていたので、千葉県民である私にとってドクターペッパーはとても身近な飲み物でした。
右上にあるのがドクターペッパーです。
当たり前のようにコカ・コーラの自販機で存在感を放っています。ちなみに自販機だと350ml缶が売られていることの方が多いです。(この写真はペットボトル)
ミドルエイジな私が子供の頃は、どこに行っても『瓶入りドクターペッパーの自販機』があって、しかも『当たりくじ』つき(王冠の裏をひっぺがすと当たりが現れる)だったので、親にしょっちゅうドクターペッパーをねだったもんです。
うちの妻も似たようなことを言っていました。「ボウリング場の思い出が詰まった飲み物、それがドクターペッパー」みたいな(笑)。
まぁ、そんな歴史もあって、千葉県民、茨城県民、栃木県民の中ではドクターペッパーを昔から愛飲している人が多く、未だにこの3県ではドクターペッパーの売り上げが好調なようです。
『ドクターペッパー』 vs 『コカ・コーラ』で比較検証!
歴史問題については長くなるんで割愛しますが、ドクターペッパーとコカ・コーラはどちらもアメリカ生まれの飲料で、歴史的にもほぼ同時期に誕生(1年だけドクターペッパーが先)しています。
また日本では知名度がイマイチなドクターペッパーですが、本場アメリカではかなり幅を利かせている模様。
ある意味、似たような炭酸飲料としてライバル関係にあると言っても過言ではないでしょう!
そこでこの度、私コツメが『ドクターペッパー』と『コカ・コーラ』を同時に飲み比べてみました。
いい歳して、まーたくだらないことを思いついちゃいました。
とりあえず、見たことがない人のためにドクターペッパーのご紹介を。
私の知る限りでは、現在のところ500mlペットボトルと350ml缶の2種類があります。1.5Lは見かけないですね。
それからコストコに行くと、輸入版のドクターペッパー(缶)が常時販売されています。1缶あたり50円くらいなので、かなりお買い得です。
ウチですか?もちろんコストコ会員です。
我が街千葉ニュータウンにはコストコもあるので、ドクターペッパー愛飲家が住まいを構える場所として、千葉ニュータウンは非常にオススメです。
続いて、飲料界の雄『コカ・コーラ』と『ドクターペッパー』を並べてみました。
ドクターペッパーのペットボトルの方が、ずんぐりむっくりとしたシルエットをしています。こうやって並べるとコカ・コーラってスレンダーなんですね。どうでもいいけど。
原材料の部分を並べてみました。
はっきり言って、原材料名を見ただけでは素人に違いは見つけられません。ほぼ一緒のように見えてしまいます。
栄養成分表示を見ると、ナトリウムの量が違いますかね。
しかしドクターペッパーのナトリウム「4〜12mg」って、ちょっと幅ありすぎじゃないでしょうか(笑)。季節によって配分を変えていたりするのでしょうか。
気になるカロリーも、ほとんど一緒です。
大きな違いといえば、ドクターペッパーのパッケージに書かれている『20種類以上のフルーツフレーバー』の文字。
そうなんです、ドクターペッパーって不思議な味がするんですよ。杏仁豆腐のような甘ったるさが最大の特徴なんですが、あれってフルーツフレーバーだったんですね。
一体、何をどう20種類以上ブレンドしたら、ドクターペッパーの味になるのでしょうか?さっぱり見当がつきません。
同じようなコップに注いでみました。
ドクターペッパーとコカ・コーラですからね、少しは見た目でも違いがわかるだろうと思っていたのですが・・・。
想像以上に、見た目の濃さとか炭酸の立ち上り具合も同じでした。
これ見た目だけで、「どっちがどっちか当ててみよう!」っていうゲームをやっても、99%の人は見分けがつかないはず。
繰り返しますが、液体の色の濃さや炭酸具合は全く同じようにしか見えません。
真上から見ても、全く同じです。
これ、写真だから違いがわかりにくくなっている訳じゃないですよ。肉眼でも全く判別つきません。
という訳でこのあと実飲に移りましたので、実飲してわかったことを述べさせて頂きます。
炭酸強度は、コカ・コーラが上。ドクターペッパーはほんの少し炭酸控えめ。
炭酸なんてどっちも同じくらいだと思っていたのですが、飲み比べてみるとややコカ・コーラの方が炭酸が強いことが分かりました。
ドクターペッパーは若干炭酸が控えめで、何となく炭酸の泡が細かいような感触です。
個人的には、ドクターペッパーの炭酸をコカ・コーラレベルまで引き上げてもいいんじゃないかな、という気がします。
ほんのちょっとの差ですが、意外とインパクト大きいです。炭酸の差って。
甘さは意外にも互角
私、昔っから友人などとの間でドクターペッパーの話題が出るたびに「ドクターペッパーって、コカ・コーラと比べると甘いんだよね」と発言していました。
ところが、今回飲み比べて分かったのですが、甘さ自体はドクターペッパーとコカ・コーラでほとんど変わりありませんでした。
ただ、やっぱり脳ではドクターペッパーの方が甘いと感じるんですよね。
コカ・コーラは炭酸の強さで辛口感が出ることにより甘さが中和され、ドクターペッパーは独特のフルーツフレーバーが甘さを後押しする、こんなところじゃないかと思います。
どっちが美味しい?
どっちも美味しいです(笑)。
万人受けしやすいのは、間違いなくコカ・コーラ。日本国内での取り扱い状況をみても、その差は歴然としています。また、甘さと炭酸の強さのバランスがちょうどいい、と個人的には感じます。
ドクターペッパーは、『20種類以上のフルーツフレーバー』を受け入れられるかどうか、ここがポイントです。恐らく初めて口にした人の多くは、その独特で不思議な味に抵抗を感じることでしょう。
ただし、ここから1歩先に踏み出すことができれば、うちの妻のように「コカ・コーラとドクターペッパーでどっちが好きか?甲乙つけがたいので、回答できません!」という境地に達することができる。そんな飲み物だと思います。
総括
ドクターペッパーの味を知っている人からすると、今回の企画は「ドクターペッパーとコカ・コーラなんて、全然別物じゃないか!比較する意味あるの?」と思われたことでしょう。
私もそう思います(笑)。
それでも一見無意味に思えるこの比較、やってみると意外な発見があったことは否定できません。
炭酸の強さのちょっとした違いや、甘さがほぼ変わらなかったことなど、同時比較してみないとわからないことって あるんですよ。
人間の味覚に関する記憶って、案外いい加減なもんです。個人差も大きいですしね。
まぁ、飲み比べてみると、やっぱりドクターペッパーはクセが強いので万人受けしなさそうな飲み物であることは間違いないのですが、この手のものって中毒性があるんですよね。
ドクターペッパー愛飲家だけの集い(ひたすらドクターペッパーの話しかしない会合)を企画したら、結構人が集まりそうな予感がします。
中には、アンチコカ・コーラなんて人もいたりして(笑)。
(^ ^)ではでは(^ ^)
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