皆さん、こんにちは。こっつん(@naga516)です。
先日読ませて頂いたこちらの記事に多大なる影響を受けまして・・・、さっそく食べ盛りの小学生男子を連れて行って参りました!『吉池食堂』。
上野界隈はもともとコスパの高い飲食店が多いのですが、今回ご紹介する『吉池食堂』はそんな激選区上野・御徒町の中でも最上位確定の良店でしたので、行ける人には是非1度足を運んで欲しい!
安くて美味しいだけじゃなくて、店内も綺麗で広々。子連れでも全く問題なしの、無敵のお店です!
アメ横のイメージで行ったら綺麗なビルだった!
正直言うと、「安くて美味しいのは分かったけど、アメ横近くのお店ってことはどうせ雑多で古臭い店内なんだろうなぁ」と勝手にイメージしていたんです。
アメ横へ行ったことのある人ならご存知だと思いますが、あの周辺ってとにかくゴチャゴチャしているし、日本でも有数の怪しい界隈ですからね。
とりあえず今回も、私と息子はいつものように京成上野駅からアメ横を通ってJR御徒町駅方面を目指しました。
御徒町駅前の交差点に差し掛かったところで、目の前に現れた綺麗で立派なこちらのビル・・・
ここが『吉池』!? ガラス張りでメチャメチャ綺麗なビルなんですけど。
(すみません。この画像ですが、本当はひとつ前の画像の1階部分ではなく、ビルの反対側から撮影したものです。同じビルであることに間違いありませんが。)
本当に、ここが『吉池』でした。
ただの魚屋さんだと決めつけていた自分の認識が間違っていたようです。
それにしても、自社ビルの1Fが鮮魚売り場で、地下にも食料品・酒類を揃えているだけでなく、テナントに「ユニクロ」「ジーユー」「ユザワヤ」入ってて、さらにレストラン街と最上階は自社経営の『吉池食堂』。
何なんですか、ここは。
『吉池』は、地元では当たり前のように知られた存在のようですが、私の場合、上野には来ても御徒町までは滅多に来ないヨソ者なので、『吉池』のことを全然知りませんでした。
いざ最上階の『吉池食堂』へ
エレベーター、エスカレーターいずれかを利用して最上階9階にある『吉池食堂』を目指しましょう。
エスカレーターで9階に着くと、『吉池食堂』と書かれた暖簾(でいいのかな?)が出迎えてくれます。
写真を撮り忘れてしまったのですが、向かって右手方面がガラス張りになっていて「東京スカイツリー」を望むことが出来ます。距離的にもスカイツリーに近いので、相当の悪天候でない限りはスカイツリーがバッチリ見えるはず。
もちろん、この日もスカイツリーを拝ませて頂きました。
壁一面に酒瓶が並んでいます。
お酒のメニューが豊富なので、『吉池食堂』はお酒好きにも堪らないはず。
「雑多で古臭い店内なんだろうなぁ」なんて勝手に想像してゴメンなさい。
むしろおシャレ。とってもおシャレ。庶民派デートに利用しても、全然差し支えないレベルだと思います。
一応、ショーケースもあるのですがメニューがとにかく多いので、サンプルが置かれているのはごく一部のメニューです。
土曜日の13時過ぎに訪れたのですが、案の定、すんなりとは入ることが出来ずに名前を書いて順番を待ちます。
それでも待つこと15分くらいで案内してもらえましたので、このくらいの待ち時間なら全然OK。待ち時間以上のリターンが得られるのが『吉池食堂』。
座席数300席。和・洋・寿司の3店が1箇所に揃い踏み。
カウンター席があったり。
明るい感じのテーブル席だったり。
少し奥まった場所にある、やや渋めなテーブル席があったり。我々は今回、こちらに案内されました。
なんせ300席ですからね。待っている人が多くいても、これだけ座席数があれば意外と早く自分の順番がやってきます。
あまりの広さに「本当に300席?もっとあるんじゃないの?」とすら思える規模感です。
座席間にも余裕があるので、お子様連れでも大丈夫でしょう。
しかし、掲載した写真にはプライバシーに配慮してモザイク処理を施していますが、皆さんいい笑顔をしているんですよ。本心ではモザイクかけたくなかった。こんなに楽しそうな食事風景が見られるなんて思いませんでした。
本題に戻りますが、『吉池食堂』は和、洋、寿司の3店を、壁や仕切りを設けないひとつの空間にレイアウトしているとの事。
尚、3店が入っていると言っても、メニューには3店分すべての品物が載っているので、どちらの席に案内されても注文できる内容は一緒(すべて注文可能)です。
以下、公式ウェブサイトより、3店それぞれの紹介文を引用させて頂きます。
<放心亭>
ジャンルを超えて味を楽しめる吉池食堂のスタイルを、そのまま店のテーマとして掲げているのが放心亭。
伝統の洋食料理、お蕎麦におにぎりといった和み系の食事、さらには中華に至るまで、和・洋の枠に縛られずに美味しさを追求し、ご提供しています。<寿司処 しゅん>
四季折々の新鮮なネタと熟達した職人の技。春・夏・秋・冬が入った魚の漢字を四文字使った店名は、まさに「旬」への並々ならぬこだわりです。
もちろん魚介の吉池の寿司店にふさわしく、良いものをリーズナブルに。心ゆくまで、お寿司や料理をお楽しみいただけます。<うまい処 池田屋>
選び抜いた魚介類を筆頭に、一品一品丁寧に仕上げた酒菜や和食の数々を、これまた選び抜いた一献とともに。食べてよし。飲んでよし。
お酒にもこだわる吉池が供する和の酒房にあるものは、本物の味と広がる笑顔。お魚以外にも、焼き鳥や各種珍味などお酒にうってつけの品々をご用意しています。
実食紹介!
それでは、私と息子が注文したものをご紹介します。
『にぎり(ランチ)』1,100円(税込)。
息子が注文しました。もっとランクが高い寿司もありましたが、初来店なのでリーズナブルな「ランチ」と名の付いたものにしてみました。
9貫で、ネタはオーソドックスな物で揃えられています。
新鮮なネタで、物は確かです。
醤油や塩も、ちょっといい物が置いてあるところが好感度高いですね。
私が注文したのがこちら。『北海飯』1,280円(税込)。
冒頭でご紹介した記事でもこの北海飯が取り上げられていましたが、かなりの人気メニューです。
周囲でも、多くの人が注文していました。
サラダと味噌汁は、先ほどの『にぎり(ランチ)』にも同じものが付いています。
「いくら」「かに」「ホタテ」が中心部に盛り付けられています。
決してこれらの量は多くありませんが、ひとつひとつがツヤツヤしていて新鮮・美味です。
お櫃に入っているのを、しゃもじで小碗に移して食べます。
「いくら」「かに」「ホタテ」の花形もいいのですが、この『北海飯』の主役はふんだんにまぶされている時鮭。
ほぐされた身がご飯全体を覆い尽くしているので、どこを取っても時鮭の旨味を楽しめます。
人気メニューだけあって、やっぱり美味しい。期待以上の美味しさでした。
『吉池食堂』はビックリするほどメニューが豊富なので、まだまだ気になる料理がたくさんありました。
カキも一押しみたいだし、海鮮だけでなくお肉系もそそられます。
お酒もたくさんあるので、昼間っから数人でワイワイやるのも楽しそう(とは言っても、酔ってるお客さんはほとんどいないので、お昼時間帯は羽目を外さないよう注意しましょう)。
カウンターにずらっと並べられた「マグロ」の切り身。
かなりの量ですが、夜メニュー用の仕込みでしょうか。とっても美味しそう。
ここにもパンダフィーバーが。上野界隈ですからね。
総括
アメ横のお店って時代に取り残されていると言いますか、放って置いても観光客がきてくれるからなのか、まぁ普通じゃ考えられないような接客だったり、とんでもない品質の商品を売ったりしているお店が結構あるんですよね。
タバコ片手に店番してるのなんて、当たり前ですからね〜。
『吉池』はアメ横側にありながら、アメ横にありがちなお店とは真逆を行く本当に良いお店でした。
鮮魚はどれも新鮮で品揃えが豊富ですし、接客もキチンとしています。
そして『吉池食堂』。こちらもメニューが豊富すぎて、何を選べばいいのか大いに悩ませてくれます。
次はカキフライを食べてみようか、それとも敢えて牛肉にいってみようか、こうして考えるだけでワクワクしてきました笑。
こりゃ、次回も上野に行ったら『吉池食堂』リピートするなー、絶対に。
(^ ^)ではでは(^ ^)
項目 | 内容 |
---|---|
店名 | 吉池食堂 |
営業時間(月〜土) | 11:00 〜 23:00 |
営業時間(日・祝) | 11:00 〜 22:00 |
定休日 | なし |
お問い合わせ・予約 | 03-3836-0445 |
URL | http://www.yoshiike-group.co.jp/restaurant.html |
御徒町駅が最寄りですが、上野駅くらいなら歩いても10分くらいですよ。
冬の時期は、御徒町駅前に屋外スケートリンクが登場しますよ。
規模は小さいので、ガッツリ滑りたい人向けではありませんけど。