【ラーメンヨシベー】ノスタルジックな空間が心地良いラーメン屋さん

ラーメンヨシベーは、群雄割拠のラーメン業界において開店当初からのスタイルを崩すことなく、10年以上営業を続けているラーメン屋さんです。

パッと見では古さを感じさせる店舗ですが、レトロ感を醸し出す店内は綺麗に保たれています。
座席はカウンターから４人掛けまで種類も様々なので、お一人様からファミリーまで誰もが気兼ねせずに入れるお店です。

 

ラーメンヨシベーってどんなお店？

ラーメンヨシベーの特徴は、この写真を見て頂ければ、もはや言うまでもないですよね。

店舗がとにかくボロいっ！ってことは全くなくて。
敢えて古めかしい雰囲気を出すために、錆びたトタン屋根や昔懐かしいホーロー看板、レトロなオブジェの数々がそこかしこに配されています。

 

ここが入り口です。掛かっている暖簾の藍色がいい感じでレトロ感を出しています。

 

「商い中」と書かれた招き猫も、程良いくたびれ加減。

 

暖簾をくぐって引き戸を開けると、券売機があるのは良しとして、なぜか実物大の赤ポストが出迎えてくれます。

券売機の上にも、よく見ると七福神かな？
とにかく様々な場所に、隙あらば何かが置かれているラーメンヨシベー。

 

予想通りかと思いますが、店内も一貫してレトロ感が醸し出されています。

ホーロー看板があちこちに掲げられているのですが、嫌味にならない程度の密度からも、このお店のセンスの良さが伺い知れますね。

 

目立つ場所に設置されている照明は、基本「裸電球」です。これまたレトロの象徴とも言える存在感。

 

ラーメンヨシベーのメニュー

なんとなく古めかしい中華そばオンリーでやっていそうな雰囲気ですが、ラーメンに関してはベースとなるスープもバラエティに富んでいますし、今風なところも攻めています。

 

注文は、暖簾をくぐったところに置いてある券売機から。さすがにこちらの券売機は年代物ではありません。

全部のメニューをチェックできていなくて申し訳ないのですが、主要なところはこんな感じです。

麺は細麺か太麺いずれかを選ぶことができます。

 

あっさりだけど深い「ヨシベーラーメン塩」

恐らくヨシベーの1番人気（と私が勝手に思っている）「ヨシベーラーメン塩」690円。

具は平均的な種類と量かと。（半熟味付玉子は追加トッピング100円です）

私は、あっさりまろやかな”豚骨塩”スープに細麺を合わせるのが好きですが、今回ヨシベーラーメン塩を選んだ息子は太麺にしていました。

 

太麺でも美味いので、麺の太さはお好みで選べばよいでしょう！

 

「ヨシベーラーメン正油」は豚骨醤油系！

私が選んだのは「ヨシベーラーメン正油」690円。

ヨシベーラーメンシリーズは豚骨ベースなので、普通の醤油ラーメンよりもコクを感じます。塩もいいけど、この正油も甲乙付け難い魅力があります。

 

こちらは細麺。この細さは博多ラーメンに近いものがあります。

麺をがっつり食べたい場合は、細麺だと物足りなさを感じる（ボリューム面で）かも知れないので、太麺にするか替玉を頼むといいですよ。

 

「ヨシベー焼餃子」は春巻入り！

鳥モモ肉と春雨が包まれている「ヨシベー焼餃子」480円。

5個でこのお値段はなかなか強気ですが、この餃子は美味しいので是非一度ご賞味ください。

 

春雨が入っているのが分かりますでしょうか？食べてみると、春雨の食感が餃子にも良く合うんです。

また、「ヨシベー焼餃子」はニンニクが入っていないので、食べた後の口臭を気にする必要はありません。これは嬉しい。

 

こちらからお願いした訳ではないのに、子供用の餃子タレを出して頂きました（もう中学生なんですけどね）。

 

ラーメンヨシベーのおすすめポイント

それでは改めてラーメンヨシベーのおすすめポイントを挙げてみましょう。

 

総括

「ヨシベーラーメン」シリーズは、豚骨ベースながらも塩、正油、味噌、黒（マー油）と一通りのメニューが揃っています。
他にも普通の中華そば（塩と正油）もありますので、例えばファミリーで訪れても皆がなんらかのメニューは選べるのではないでしょうか。

ふと思い出して食べたくなる、そんないつまでも続いて欲しいラーメン屋さんです。

 

店舗情報