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「あっさり」とは何なのか?天一の日(10/1)にその存在について考えてみた。

天下一品の「あっさり」

天下一品を愛する者なら、誰もが認識しているメニューである。にも関わらず、ほとんど注文されることがない幻のような存在。それが「あっさり」。

かくいう私もかれこれ30年以上、天下一品を愛し続けてきたが「あっさり」の味を全く知らない。
もしかしたら頻繁に通っていた大学生時代に、1度くらい注文したことがあるかも知れないが、全く記憶にないのである。

いいのか、これで?
10/1は天一の日。今年もきっと「ラーメン(並)」無料クーポンを入手すべく、全国の天一には多くのお客さんが押しかけ「こってり」を堪能したのだろう。「あっさり」には見向きもせずに。

 

今では聞かれなくなった「こってり?あっさり?」

そう、今でこそ「味がさね」「屋台の味」「味噌」といった新定番メニューが加わったが、以前はこってりとあっさりのみだった。

冗談だと思われるかも知れないが、昔は多くの店で「こってり?あっさり?」と注文時に聞かれていたのである。
誰も「あっさり」なんて言わないのに、だ。

今も不思議に思うが、あの2択で迫られる儀式は何だったのだろうか?
2択ということは即ち「あっさり」が「こってり」と同格扱いされていた、ということなのだろうか?

 

同格扱いされ続ける「あっさり」

まだ天下一品にタッチパネルが導入される前は、明らかに「こってり」の扱いが大きかった。
メニュー表での写真サイズが、倍違っていたと記憶している。

「こってり?あっさり?」と、さも「どっちを客が選ぶか分からないから」みたいな注文の取り方をしていながら、メニュー表での扱いはあからさまに「こってり」贔屓だった。

 

 

ところが、である。
今のタッチパネル式になったものを見ると、こってり、あっさり、屋台の味、味噌が同格で扱われているではないか。

正直、訳が分からない。

 

「あっさり」を味見してみた!

周りくどくてすみません。

何を思ったのか、妻が「あっさりを食べてみる」と言って、本当にあっさりを注文したんです。

 

初めてみました、天下一品のあっさり。スープの色が全然違います。こってりと比べると透明感すらある。

普通のラーメン店でこれが出てきたら、果たして「あっさり」と言えるかどうか分かりませんが、「こってり」と比べると見た目は明らかに「あっさり」しています。

で、味はと言いますと、一口しか食べていないんですけどね。
悪くはない。悪くはないのだが、何かが変。

何が変なのか。麺に違和感の原因がありました。
実はあっさりもこってりも麺が同じ。で、この麺との相性が良くない。というか、麺が「こってり」との相性に全振りされているので、どうしても「あっさり」との相性がよろしくないのです。

 

あっさりを食べて想う。やっぱこってり。

天一は「こってり」を食べる場所であり、「あっさり」はどうしても「こってり」が口に合わない人向けの緊急避難的メニュー。

ずっと言われ続けていたこのことを、改めて再認識しました。

天一で敢えてあっさりを食べる理由は存在しない。私はおそらく死ぬまであっさりを注文することはないでしょう。

 

こってりLOVE。

あ、なんか普通のこってりじゃなくて、つくば店で食べた地域限定こってりの写真を貼ってしまいました。が基本的にこってりです。

 

総括

天下一品で「あっさり」を注文しても良いのは、こってりが苦手なのに無理やり付き合わされた人のみ。

自分から「あっさり」を選ぶ人は、たぶん天一のことが好きじゃない人。

天一の日(10/1)に結論出ました。異論は認めません。

ではでは。