映画館へよく行く人にとっては今更な話でしょうが、最近の映画館では3Dどころか4Dなるものが登場していることをご存知ですか?
3Dはさすがに説明無しで分かると思いますけど、念のため書いておくと「専用のメガネを掛けてみると映像が飛び出してくる」というアレです。
ここ数年だと、TVも3Dの時代だ!と言ってTVメーカーが競い合って売り出していたけど、結果は泣かず飛ばずという残念な結果に。。。
さすがに日常で使うTVにまで3Dを求めている人はほとんどいないということですね。まぁ、結果論と言われちゃうかも知れないけど、普通に考えれば3DのTVって売れなさそう。自分はいらない。
とはいえ、TVじゃなくてたまに行く映画館の大きなスクリーンで観ると、3Dの迫力に圧倒されますよね。
わたしは、ドラマ系以外の映画を観るときは、もっぱら3Dです。
で、肝心の4Dについてですが、ごく簡単に言うと映像に合わせて「座席が揺れたり、風や匂い、そして水も出てきたりする」というもの。
大画面の3Dですらかなりの迫力が出るところに加えて、座席が動いちゃったり風が吹いたりするわけですから、これは相当面白いに違いない、ということで実際に体感してきました。
選んだ映画は、話題の「スター・ウォーズ フォースの覚醒」。
スター・ウォーズシリーズ第7作目ですね。すでに公開されてから2ヶ月以上経っているので、その内容については色々と噂は耳にしていますが、スター・ウォーズなら4Dにピッタリに違いない。
(実際のところはスター・ウォーズを観るにあたり、せっかくだからと4Dを選んだのですが、構成上4D前提のように書いてしまいました。)
というわけで、実際にスター・ウォーズを4Dで観てどうだったかというと、やっぱり4Dで観て大正解でした。
わたしはこの手の映画を今後観るなら、もっぱら4Dで観ることにします。
「4Dの方がいい!4Dは素晴らしい!!」といくら言ったところで、実際に体感してみないと分かり難いと思いますが、特に効果的だと感じたのが座席が動くところと風が吹いてくるところ。
座席が動くと言ってもシートベルトで固定するほどではありません。
ですが、この書き方だと誤解されそうなので言っておくと「思いのほか、座席動きます」。
「どうせ子供だまし程度だろ?」と舐めてかかると、いざ動いた時に相当驚くから要注意。
今回も、このスター・ウォーズが初めての4Dという人が結構いたようで、座席が動いた瞬間に館内にざわめきが起こりました。
慣れればどうってことないのだけど、最初は「これが2時間続くと疲れちゃうんじゃね?」と心配しちゃいました。
また参考情報として、わたしは直前にコーヒーを飲んでしまったのが大きな間違いで、面倒なことが起きてしまいました。そう、コーヒーと言えば利尿効果が抜群な飲み物。
この状態で座席が揺れると、まぁトイレが近くなります。恥ずかしながら、我慢できなくなって途中でトイレに行ってしまいました。お気をつけあれ。
あとは風ですね。スター・ウォーズは何かと動きの多い映画なので、風の効果が非常に有効。例えば宇宙船で移動する時の疾走感とか、戦闘のシーンで爆風などによる空気の振動とか。
当然、本物のソレとは全然違うだろうけど、風も無いのと有るのとでは臨場感が違います。
それ以外の効果は大して気にならなかったけど、雨のシーンで実際に水が降り注いできたのも面白かったかな。
けど、今回観たスター・ウォーズに水のシーンはほとんどなかったからいいけど、これ雨のシーンばっかりの映画だったらどうするでしょう?
さすがに雨降らしっぱなしという訳にはいかないだろうから、「どの雨の時に水を出そうか?」って悩まないかね?どうでもいい事だけど。
そんな訳で、スター・ウォーズをこれから駆け込みで観に行く人は、ぜひ4Dで観てみてください。早く行かないと終わっちゃいますよ。
さて、以下4Dについて、もう少し詳しく書いておきます。
4Dと言っても、現在のところ「4DX」と「MX4D」の2方式があります。
今回、わたしが体感してきたのは「4DX」の方ですが、それぞれ基本的な「座席が動く」とか「風が吹く」というところは一緒。細かいところで若干違いがあるようです。
実際、どのくらいの映画館で4D対応しているのかというと、それほど多くはなくて我が千葉県だと「4DX」が3ヶ所、「MX4D」が1ヶ所(2016年2月時点)といったところです。
わたしのように、たまたま近所に4Dシアターがあるという方はラッキー!なので、特に行くべし!
あと、なんだかんだでお値段が通常料金の倍近くになってしまうので、割引の日に行った方がいいです。3千円超えますから。
以上
[map]千葉県印西市牧の原2−2[/map]