こんにちは!庶民派グルメ大好き、こっつんこつめ(@naga516)です。
ずーっと気になっていた『炭焼きレストラン さわやか』へ遂に行ってきました!
(千葉県民なので、静岡県へ行くの大変)
いや、噂には聞いていましたが、実際とても美味しいですね!さわやかのげんこつハンバーグ!!
私はこれまでに様々なハンバーグを食べてきましたが、さわやかのげんこつハンバーグは「極めて中毒性の高い、危険なハンバーグ」であるとの結論に至りましたので、その理由など詳しくレポートさせて頂きます。
山本さほさんの漫画で、『さわやか』を知る
「ずーっと気になっていた」と書きましたが、私が炭焼きレストランさわやかの存在を知ったのは、こちらのジモコロに掲載された「山本さほさん」の漫画でした。
これが「ジモコロ」に掲載された後から、「『さわやか』のげんこつハンバーグ激ウマ!」と絶賛する記事を頻繁に目にするようになったので、この漫画は相当なインパクトがあったのでしょう。
私も、この漫画を読んでいなかったのなら「さわやか激ウマ」といくら世間で騒がれていたとしても、さわやかへの興味が大きく膨らむことはなかったと思います。
余計な先入観を排除するため、「山本さほさんの漫画に書かれている情報」以外を見ないようにしてきたので、初見までさわやかが一体どんなハンバーグなのか、ほどんど分かっていませんでした。
そして実際に食べてみたところ、思わぬ方向にまで話が膨らんでしまう結果に・・・。
『炭焼きレストラン さわやか』は、静岡県内のみ!
炭焼きレストラン さわやかを語る上で避けて通れない問題、それが立地です。
さわやかがあるのは、静岡県内のみ31店舗(2018年9月時点)。
大事なところなので繰り返しますが、静岡県まで行かないと食べられません!
他県民にとってはかなりハードルの高い飲食店、それが炭焼きレストランさわやかなんです。
さわやか「富士鷹宮店」が狙い目!
平日の夜は混雑少なめ!!
私は、2017年・2018年の夏と、2年連続で『炭焼きレストラン さわやか』富士鷹岡店を訪問しました。
千葉県民である私にとっては、日常生活の中で『さわやか』へ通うのは難しいため、夏の恒例行事にしている上高地(長野県)へ遊びに行った帰りに、少し遠回りをして立ち寄ることにしています。
で、2017年・2018年いずれも平日の夜(19時〜20時頃)に『さわやか 富士鷹宮店』を訪れたのですが、他の店舗と比べると富士鷹宮店は明らかに空いています!
今は、公式サイトに「店舗ごとの待ち時間」が掲載されているので、2018年に訪問した際にも参考にさせて頂きました。
「沼津学園通り店」が30分以上の待ち時間である一方で、「富士鷹宮店」は待ち時間0分と表示されています。
ちょうど19時頃お店に到着したのですが、掲載されていた情報通り、待つことなく席に着くことが出来ました。
ちなみに、2017年も同じ時期の20時頃に訪問したのですが、その時は10分待ちでした。
さわやか「御殿場インター店」は、いつでも激混み!
一方で、同じく「2018年8月上旬のとある平日19時ちょっと前」に、”東京寄り”の店舗の待ち時間を確認した画面です。
ご覧頂いた通り、東京から最も近い「御殿場インター店」は、他の店舗を凌駕する混雑っぷりです。
平日の夜でこの状態ですから、休日ともなると「御殿場インター店」は、尋常ではない待ち時間が表示されます。
御殿場インター店では、整理券システムが導入されていますので、整理券を取れば店舗を離れても大丈夫です!
スマホで待ち時間・順番を確認したり、順番が近づいてくるとメールで呼び出してくれる「お呼出メール」も設定できます。
あまりに待ち時間が長い場合は、近くの御殿場アウトレットで時間を潰して待つのもアリですね!
待ち時間情報(公式サイト)を要チェック!
近所の人はともかく、遠方から炭焼きレストランさわやかを訪れる際には、先にご紹介しました「公式サイトの待ち時間情報」を必ずチェックするようにしましょう!
可能であれば、当日だけでなく1〜2週間前から「訪れる予定日と近い条件の日」の待ち時間情報を確認しておけば、大体の傾向を掴めるはず。
参考
全店の待ち時間はコチラ炭焼きレストランさわやか公式サイト
普通のファミレスだったら、ここまでする必要ないのに・・・。
平日の夜20時過ぎでも満席になる炭焼きレストランさわやか。噂に違わぬ人気店あることが伺えます。恐るべし。
『炭焼きレストランさわやか』訪問レビュー!
お待たせしました。それでは実際に炭焼きレストランさわやか「富士鷹宮店」を訪問した時の状況を、写真多めでご紹介させて頂きます。
お店の造りはファミレス的な、よく見かける一般的なものです。
なぜに『さわやか』という店名なのか、誰か教えて!と思っていたら、公式ウェブサイトに丸々1ページかけて『さわやか』という店名の由来が書かれていました。
創業者が熱く語っておられますので、予習しておきたい人はぜひご一読を。
注文は、げんこつハンバーグの一択!らしいです・・・。
さわやかは外観も含めて、一見するとファミレス形式のお店です。
なので、メニュー表もファミレス風で、確かにハンバーグを中心としたメニュー構成にはなっているものの、メニュー数はそこそこあります。
例えば「ハンバーグとエビフライ」みたいなものから、アレンジ系の「グラタンハンバーグ」、そしてステーキ系の「さわやかステーキ」があったり、変わり種だと「梅しらす雑炊」とか。
しかし、山本さほさんの漫画には「げんこつハンバーグ」を注文することが、ごく当たり前のように書かれていました。
何が正解なのか分かりませんが、遠方からたまにしか来られないのであれば、やはり「げんこつハンバーグ」の一択で攻めるのが後悔しない王道パターンと言えるでしょう!
げんこつハンバーグには「オニオンソース」の一択!
自分でかけましょう!!
やってきました!念願の「げんこつハンバーグ」!!
ちなみに、上の写真は「ソースなし」状態です。
炭焼きレストランさわやかでは、必ず「ソースをおかけしても良いですか?」と聞かれるので、「ソースは自分でかけます!」と宣言すると、このようにソースなしで提供されます。
ご参考までに、こちらがソース(オニオン)です。
そして、こちらがオニオンソースをかけた状態です。
実はこの写真の状態になる前段階がありまして、その時点ではまさに商品名の通り「げんこつ」のような塊状態でハンバーグが登場します。
それを店員さんが真っ二つに切り裂いて、さらに熱せられている鉄板に「これでもかっ!」ってくらい切り裂いたハンバーグをギューギューと押し付け、最後にソースを掛けた状態がこの写真です。
ジモコロさんがその過程を撮影したものを、YouTubeに載せていたので参考までに貼らせて頂きます。
ソースは「オニオンソース」と「デミグラスソース」から選べるのですが、「オニオンソースの方が人気もあってオススメ」みたいなことがメニューに書かれていたので、素直に「オニオンソース」をオーダーしました。
後から見たネット情報によると、「オニオンソース」の一択みたいですね。
私「デミグラスソース」も結構好きなんですが・・・、駄目なの?
初訪問の時には、店員さんにソースをかけてもらったのですが、2回目は自分でかけることにしました。
「最初は何もかけずにハンバーグ本来の味を楽しむべし!」的なことを、多くの人が熱く語っていたので。
で、その通りにソースをかけずに食べてみたところ、なるほど皆さんの言う通りでした!
さわやかのげんこつハンバーグは、最初から結構スパイシーな味付けがされているので、ソースをかけずに食べると肉肉しい味わいを堪能できます。
こっつんこつめ
このハンバーグは、最初ソースなしで肉の味を楽しみましょう!
少し飽きを感じてきた頃合いで、オニオンソースを投入すれば二度美味しい!!
「げんこつハンバーグ」は中が赤くて、やや冷たい!
店員さんに切ってもらった直後に、自分でハンバーグの断面を見たくて切ってみたところです。
あらかじめ店員さんから「やや中が赤い状態で食べるのがオススメ」と言われていたので、中が赤いことは想定内でしたが、まさかここまで赤さが残っているとは思いませんでした!
別パターンで撮った断面です。
芯に赤い部分が残っているというよりは、ステーキのレア〜ミディアムレアに近い状態。
「表面近くまでは火が通っているけど、中心へ向かうに従い生々しくなっていく」って感じです。
そして赤いだけならいいのですが、食べたら赤い部分が「冷たい」んです!
「冷たい」ってことは、明らかに中心部まで火が通っていないですからね。「赤い」というよりは「生」という表現の方がふさわしいかと思います。
これにはさすがに驚くのと同時に、「ちょっとこれ、食中毒にならないかな?」って心配になってきました。
小学生の息子も、同じハンバーグ食べてますからね。
『さわやか』安心・安全への取り組みが尋常じゃない!
心配になって、さわやかの公式ウェブサイトを見始めたんですけど、こちらのページに大丈夫そうなことが書かれていました。
私と同じように心配に感じた人は、ぜひこのページを読んでみてください!
「大丈夫そう」と書きましたが、そんな生易しいものではなく「さわやかの衛生管理」半端ないです。
参考
安心・安全への取り組み炭焼きレストランさわやか公式サイト
ただ、いくら安全だと言われても、やはりハンバーグの中まで火が通っていないのは事実。
どうしても心配な場合は「よく焼き」と言えば、中まで火が通ったハンバーグを出してくれるそうです。
2017年訪問時には、店内の至る所に掲げられているこの看板。2018年には無くなっていました。
「なんちゃってさわやか」な類似店が増えてきたので、大々的に宣言し難くなったのかも知れないですね。
さわやかの安全への取り組みは、おそらく他店では真似できないでしょう。
周知するためにも、ウェブサイトに書いてある安心・安全への取り組みを、店内の目につきやすい場所に出しておいてくれたらなぁ、と感じます。
さわやか「げんこつハンバーグ」の美味しさの秘密は、半ナマにあった!
さてさて、中が赤いことばかり書いてしまいましたが、味の方はと言いますと。。。
私が「子供に半ナマハンバーグを食べさせて大丈夫か?」と心配して、iPhoneで『さわやか』公式ウェブサイトを調べている間に、当の息子は・・・
メッチャ食べ進んでる!!お前、食べるの速すぎ!!!
「このハンバーグ、超美味いよ」と言いながら、あっという間に完食してしまいました。
くどくて恐縮ですが、さわやかのげんこつハンバーグは確かに美味い。
肉の旨味と結構スパイシーな味付けが合わさってパンチが効いています。
ただ、2017年の初訪問時での、私の率直な感想は次のようなものでした。
こっつんこつめ
「美味い。確かに美味い。
けど、わざわざ遠方から足を運ぶほどのものではない気がする。そこまで絶賛されるほど美味いか?」
そして同時に、「『さわやか』にきたのは初めてのはずなのに、この既視感は何だ?」という疑問が湧き上がっていました。
『フライングガーデン』の「爆弾ハンバーグ」に似てない?
そう、皆がこぞって大絶賛する『さわやか』の「げんこつハンバーグ」に、私が大きな感動を得られなかった原因。
それは『フライングガーデン』の「爆弾ハンバーグ」を食べたことがあったから。
本当に似ているんですよ。あとでネットで調べたら、まあ出てくる出てくる「爆弾ハンバーグは、さわやかのげんこつハンバーグのパクリ」みたいな情報がたくさん。
とりあえず、どっちがパクったのかという議論は置いておいて、『さわやか』の記憶が新しいうちに改めて『フライングガーデン』へ突撃することにしました。
やって参りました。我が町にある『フライングガーデン』へ。
我が家の場合だと、『さわやか』が下道を使った場合に6時間くらい掛かるのに対して、『フライングガーデン』は5分くらいです。
味に大差ないのであれば「こっちでいいじゃん!」って感じ。
本当は『さわやか』に行った翌日に来たいところでしたが、さすがに2日連続でハンバーグを食べるのは辛かったので、中1日の翌々日に訪問しました。
こちらもファミレス形式のお店なので、店内の雰囲気まで似通っています。
ただ『さわやか』が完全静岡県限定のローカルチェーンであるのに対して、『フライングガーデン』は北関東を中心に5県展開と、やや展開規模は大きくなっています。
その分だけ、ファミレスとしては洗練された印象を受けます。
『さわやか』にはなかったドリンクバーが、『フライングガーデン』には設置されています。
『フライングガーデン』はランチタイムに訪問したため、スープバーが付いてきました。ご参考まで。
こちら「バジルスープ」は、キャベツがたくさん入っていてお得感があります。
こちらが『さわやか』の「げんこつハンバーグ」に相当する「爆弾ハンバーグ250g」です。
写真は撮っていませんが、固まりのハンバーグを店員さんが半分に切ってジュージューやってからソースをかける、というオペレーションも全く一緒。
中身チェック!「爆弾ハンバーグ」もやっぱり赤い?
やっぱり赤い!
しかし食べてみると「げんこつハンバーグ」のような、「赤い部分が冷たい」ってことはありませんでした。
ただ熱々って訳でもないですけどね。
一番の中心部は「少しぬるいかも」くらいの熱の入り方です。
『フライングガーデン』はお米がかなり美味しいところがポイント高いです。
さらに「ライスおかわり自由」となっています。
お米が美味しいので白米のままでもいいのですが、プラス63円(税込)で「ガーリックライス」に変更できちゃいます!
これが肉料理に合う!!
最初は「ガーリックライス」で、2杯目(おかわり)で白米って選び方がいいですよ。
比較して分かった。
『さわやか』げんこつハンバーグの中毒性!
今回、『さわやか』げんこつハンバーグとかなり似ている『フライングガーデン』爆弾ハンバーグも食べてみた訳ですが、比べてみたことで『さわやか』げんこつハンバーグの持つ優位性・特殊性が明確になりました。
普通のハンバーグって、当然に半ナマじゃなくて火がしっかり通っていますよね。
『フライングガーデン』爆弾ハンバーグは確かに赤みは残っているものの、どちらかと言えば普通のハンバーグ寄りの焼き加減です。
それに対して『さわやか』げんこつハンバーグは、表面こそしっかり焼いてあるものの、いざナイフで切ってみると中はまるでユッケのような生肉感。
しっかり焼かれた表面部分と、ユッケ状の生肉部分を同時に咀嚼したときの何とも言えない肉の旨味と食感。
これは、少なくともファミレス形式のお店が提供するハンバーグだと、『さわやか』以外にはないと思われます。
最初に食べた時は「まぁ、こんなもんか(むしろユッケ過ぎる)」という印象でしたが、改めて「爆弾ハンバーグ」と比較したことで、「もう一回、『さわやか』に行って確かめてみたい」という気持ちがふつふつと湧いてきました。
この「もう一回食べて確かめたい」となった時って、自分の経験上、たいてい中毒になるパターン。
こういうジワジワくる食べ物は本当に危険です。
おそらく静岡県民の方々も、『さわやか』の中毒性にすっかり犯されちゃっていて、足繁く通っているのでしょう。
こうなると、もう「似ている」別物を持ってきてもダメなんですよね。『さわやか』の代替品はないんです、きっと。
ちなみに、『さわやか』訪問は2017年8月1日(夜)、『フライングガーデン』は8/3(昼)、そして8/4の朝食中に息子が唐突に「げんこつハンバーグ食べに行きたい」と言い出しました。
「爆弾でなくってげんこつの方?」と念のため確認してみましたが、「げんこつ」だと。
(一応言っておきますが『フライングガーデン』も美味しいですからね。メニューも豊富ですしガーリックライスとか含めた総合力で言えば、『さわやか』と同等だと思います。ただ、中毒性は『さわやか』が一歩上。)
さわやか「げんこつハンバーグ」を食べに静岡へ行こう!
『さわやか』って静岡県内にしか店舗がないんですよ。
その理由は「静岡県袋井市にある工場からだと、品質的に静岡県内への配送が限界だから」とのこと。安全へのこだわりが凄いですよね。
けど、ちょっと頑張れば隣接県までならいけると思うので、敢えてそれをやらないのはブランド戦略なのかも。
いいんじゃないですか、「静岡県に行かないと食べられない」っていう立ち位置。好きです。
ここまで書いた時点で、改めてジモコロに掲載された「山本さほさん」が描かれた漫画を読み直したのですが、私が言いたいことは全て漫画に書いてありました(笑)。
そりゃ1回しか食べたことのない私と、すでに重度の中毒者であろう山本さほさんでは発せられる熱量も全然違いますしね。
”この硬めの食感と、内側のユッケのような食感のハーモニーが 噛むたびに旨みを感じさせてくれるのです”という漫画内の一文が全てを表しています。
そして、これこそが中毒者を生み出す『さわやか』げんこつハンバーグの怖さです。
まだ食べたことがない人は、今後も食べない方がいいですよ。特に静岡県まで行くのが大変な人はやめておきましょう。
「さわやか中毒」に冒されたら最後、交通費がバカになりませんから。
こっつんこつめ
私は、息子と「また来年行こう!」と話しています。
もしかすると、1年先まで待てないかも知れませんが、年に1度の恒例行事にしたら楽しいかな、と思っています。
(^ ^)ではでは(^ ^)
項目 | 内容 |
---|---|
店名 | 炭焼きレストランさわやか |
店舗数 | 静岡県内31店舗 |
営業時間 | 11:00〜24:00(ランチ11:00〜15:00 ※日祝除く)セノバ店除く |
定休日 | なし(年中無休) |
それでも行きたい人のために、レンタカーと宿泊をご紹介しておきます。中毒になる恐れがあるので、やめておいた方がいいと思いますけど。
『さわやか』げんこつハンバーグのような「中が赤い(生)」タイプのハンバーグが、最近流行っているようです。
しかし、途中でも書いた通り「中が赤い」ということは、すなわち十分に火が通っていないということでもあります。
ご承知のように、数年前にユッケの食中毒で死者が出てしまいました。同じように火が十分通っていないハンバーグには食中毒の危険性があります。
『さわやか』が相当に衛生面に気を使っていることは公式ウェブサイトからもわかりますが、全てのお店が同じような衛生管理を実施しているとは限りません。
原則的には、ハンバーグは火が十分通っているものを食べることをオススメします。