字がめっぽう汚いのに、万年筆に関する記事をちょくちょく投稿しております、コツメです。
最近、万年筆売り場があると立ち寄り物色するという行動を私が繰り返しているため、それが休日だとだいたい同行している小4の我が息子まで、すっかり「万年筆欲しい欲しい病」にかかってしまいました。
親が物色している最中、暇を持て余して試し書き用の万年筆で遊んでいるうちに(気づけば都度遊ばないよう注意していたのですが…、悪い親です)、万年筆の書き味にハマってしまったようです。
どうでもいい購入経緯(読み飛ばし推奨)
で、昨日(2016年9月17日)、有楽町マルイまで行く用事がありまして、私は念願だったビジネス用カバンを購入したのですが、同フロア(8F)にかの有名な文具店「伊東屋」が出店しているとは知りませんでした。
http://www.ito-ya.co.jp
こちらの有楽町マルイ8Fにある「伊東屋」さんは、かなりこじんまりとしたスペースで営業されております。有楽町からだと「伊東屋」さんの銀座本店まで程近い距離なので、用事があるのなら銀座本店まで足を伸ばせばいいのですが、今回は特に文具購入の予定はなし。
とは言うものの、文具店があると足を踏み入れないと気が済まない性分のため、取り敢えず店内を物色していると息子が見つけてしまいました。名門ペリカンが子供向けに出している万年筆「ペリカーノ ジュニア」。
「欲しい、欲しい!」とうるさいので、「自分のお小遣いで買えば?」と素っ気なく答えると、本気で欲しかったのでしょう。1,600円+消費税の「ペリカーノ ジュニア」をお小遣いで購入してしまいました。
子供が自分用として購入したとはいえ、文房具を息子の小遣いで買わせたことにやや心を痛めた私は、同じく有楽町マルイの8Fにある蔦屋書店で、やはり息子が欲しがっていたその日発売の「妖怪ウォッチ3 オフィシャル完全攻略ガイド」を買ってやることでトントンに。
どうでもいい話でスミマセン。
案外本格的?「ペリカーノ ジュニア」は小学生の書き取りに対応できる万年筆だ。
このようなブログ記事を書いている関係で、息子が自費で購入した「ペリカーノ ジュニア」ではありますが、写真撮影とちょっとだけ試し書きをさせてもらいました。
今回、息子が購入したのは「ペリカーノ ジュニア」の色はブルー。ブルー系統だと、濃いめの「ブルー」と水色っぽい「ターコイズ」の2色があります。背伸びしたい年頃(小4)の息子は、ターコイズよりも渋めのブルーの方が好みのようです。
これ、きっと自分がプレゼントとして好みを聞かずに買ってたらターコイズにしちゃいそう。親って小さい子供には可愛い感じのものをセレクトしがちなので、私は今後注意した方が良いでしょうね。
例のごとく、サイズ比較を兼ねてモレスキン(ポケットサイズ)と並べてみました。子供用と言っても、それ程短いわけでもなく太さはむしろ太めでしょう。
キャップの「Pelicano junior」の文字がいい味出しています。ボディカラーは鮮やかなブルーで、プラスチックのボディがややスケルトン。中のインクカートリッジも透けて見えます。
なお、カートリッジが1本だけ付属してきます。無くなったら5本入りのものが売られていますので、入手に困ることはありません。
キャップを外したところです。グリップ部分のイエローが良いアクセントになってますね。
私の使っているLAMY アルスターと同じく、グリップ部分が三角形になっているので正しい持ち方をアシストしてくれます。さすがは子供向けといったところ。
ペン先部分を拡大してみたつもりでしたが、光っちゃって良く分からないですね。ただ、普通のスチール製のペン先です。
また自慢の汚文字で、試し書きをしてみました。小4息子ではなく大人である私の文字です。
上の「神秘の塊」とオレンジ色の「夕焼け LAMY コッパーオレンジ」の文字がLAMY アルスターのペン先EF で書いたものです。
その下の「Pelicano junior ねかせないとカスレる?」の文字が、「ペリカーノ ジュニア」で書いたものです。どういう訳か思いっきり文字がかすれました…。持ち方が悪いのでしょうか?
ちなみに「ペリカーノ ジュニア」を擁護しておくと、息子が書いた文字はかすれませんでしたので、文字のかすれは私に原因があります。
文字の太さは、LAMYのEFと比べると太いですね。けど、子供向けなので例えば漢字の書き取りなどを想定すると、ベストな太さだと思います。大人が手帳に書くような用途には向いていないのは明らかなので、用途を正しく理解しましょう。
まとめ
デザイン的にも小学生くらいまでにちょうどいい感じで、お値段もまあまあ手頃。太さも小学生までの書き取り用として考えればベストサイズと言えるでしょう。
最近では、子供向けの万年筆がいくつか商品化されていますが、この「ペリカーノ ジュニア」は選択肢の一つというかベストチョイスになりうるポテンシャルを持った万年筆でした。
以上