皆さん、こんにちは。こっつん(@naga516)です。
「ぺんてる」が技術の粋を尽くして完成させた究極のシャーペン『オレンズネロ』。
2017年2月に発売されて以来、今なお、文具マニアを中心に絶大な人気を誇っていますが、最近になってようやく文房具店でも目にする機会が増えてきたように感じます。
これまで「欲しくても見つからない」と嘆いていた人でも、きっとお店で出会うチャンスが近々訪れるに違いないのですが、いざ『オレンズネロ』を見つけた際に、0.2mmと0.3mmどちらを買うか決めてありますか?
どちらか一方しか置いていなければ、悩まなくていいんですけどね。
案外「いざ発見!」ってなった時って両方揃ってたりするんですよね。これまで、いくら探しても見つからなかったというのに・・・。
得てしてそんなもんです笑。
で、実は 我が家には『オレンズネロ』の0.2mmと0.3mmの両方が揃っています。
0.2mmは発売当初から娘が欲しがっていたので、探しまくって2017年6月に入手していたのですが、0.3mmは先日「蔦屋書店」でたまたま見つけて自分用にと買ってみました。
そこで、普段から0.2mmを愛用している娘に、0.2mmと0.3mmの書き比べをしてもらったところ、それぞれの特徴がハッキリと見えました。
という訳で、今回は「オレンズネロの0.2mmと0.3mm、どっちを買うかで悩んでいる人」のための比較レポートです!
0.2mmと0.3mm。文字の太さはほとんど一緒。
早速ですが、実際に書き比べたサンプルを見て頂きましょう。
上から順に
- オレンズネロ0.2mm
- オレンズネロ0.3mm
- 某社のシャーペン0.3mm
で書いたものです。
0.3mm同士の比較では、芯の違いによる差が出ないように全く同じ芯で書いています。
さて、実際に書き比べてみて最も意外だったこと。それは「オレンズネロの0.2mmと0.3mmで、文字の太さにほとんど差が見られなかった」点です。
上のサンプルを見ても、ほとんど違いは見られません。娘も「線の太さがほとんど一緒でビックリした」と言っていました。
「より細い文字が書きたい」という理由で選ぶのであれば、敢えて0.2mmにこだわる必要はなさそうです。
ちなみに、オレンズネロではない某社の0.3mmとオレンズネロの0.3mmを比較すると、明らかに某社の0.3mmの方が文字が太いという結果になりました。
全く同じ芯を使って書いていますし、力加減もなるべく同じになるよう書いたので、ここまで差が出るとは思いませんでした。メカニズムの違いで、同じ芯でもここまで線の太さに違いが出たのは新たな発見です。
先っちょを見比べても、肉眼ではその差は全く分かりません。
- オレンズネロの0.2mmと0.3mmは、文字の太さがほぼ同じ。
- オレンズネロの0.3mmと某社の0.3mmでは、オレンズネロの方が細い線が書ける。
0.2mmと0.3mmは「書き味」に違いあり!
文字の太さに差が見られなかったオレンズネロの0.2mmと0.3mm。では、どこに差があるのか?
実は、書き味に明確な違いがありました。
- 0.2mmは、「カリカリ」とした硬さを感じる書き味
- 0.3mmは、普通のシャーペンに近い滑らかな書き味
これが、日頃からオレンズネロ0.2mmを使用している娘の出した、0.2mmと0.3mmの書き味に関する評価です。
実際に私も書き比べてみましたが、娘と同じような感想を抱きました。
『オレンズネロ』はそのメカニズムの関係上、先端パイプが紙に直接触れやすいのですが、0.2mmの方が紙と接触した感覚がダイレクトに手に伝わってきました。
対して0.3mmの方は、やはり紙との接触感が全く無い訳ではありませんが、意識しなければ普通のシャーペンと同じような滑らかな書き味です。
私は正直、0.2mmのカリカリ感の強い書き味は好みではありませんでしたが、娘の方は逆に「カリカリとしたソリッド感が好き」との事で、0.3mmの書き心地にはどこか物足りなさを感じるようです。
どちらを選ぶかは、完全に好みの問題ですね。これは。
- カリカリとしたソリッド感が好きな人は、断然0.2mm
- 紙との接触を意識させない、滑らかな書き味が好きな人は0.3mm
イメージカラーが「ゴールド(金)」と「シルバー(銀)」。
「書き味にはこだわらない。同じような細い線が書けるのであればどちらでも良い」とお考えであれば、ちょっとした違いでしかないのですが、ロゴの色で選ぶのもアリかも知れません。
上がオレンズネロの0.2mmで、下が0.3mmです。
よ〜く見て頂くと、「0.2」と「0.3」の文字の色に違いがあることが分かります。
0.2mmの方がゴールド(金)で、0.3mmの方がシルバー(銀)です。
ぼやけた写真で申し訳ないのですが、大した違いではないものの、やはり文字色に違いがあります。
パッケージの方が分かりやすいですね。
上が0.2mm、下が0.3mmです。やはりゴールドをふんだんに使っている0.2mmの方が派手に見えます。
はっきり言ってデザイン部分は、ほとんど差はありません。「どうしてもゴールドがイイ!」という人は、0.2mm一択です笑。
総括
それでは、改めて『オレンズネロ』0.2mmと0.3mmを実際に書き比ベての違いについて、まとめてみましょう。
- 線の太さは、オレンズネロの0.2mmと0.3mmで、ほとんど一緒
- オレンズネロの0.3mmと、普通の0.3mmシャーペンを比べると、オレンズネロは明らかに線が細い
- オレンズネロ0.2mmの書き味は「カリカリとしたソリッドな感じ」
- オレンズネロ0.3mmの書き味は「普通のシャーペンに違い滑らかな感じ」
0.2mmと0.3mmですから、線の太さに明確な違いがあると思っていたのですが、いざ書き比べてみるとほとんど一緒だったのは大きな驚きでした。
但し、書き味には大きな違いがありますので、必然的に選択の基準は「カリカリとしたソリッド感が好きか」「滑らかで普通のシャーペンに近い感じが好きか」に絞られます。
私と娘でも好みが分かれてしまったので、どちらがオススメとは言い難いのですが、強いて言えば0.2mmの方が故障しやすい(芯が詰まり易い)という情報もありますので、無難に行きたいなら0.3mm、尖った生き様を貫くなら0.2mmなんて選び方もあるかも笑。
試し書きのできるお店があるとイイんですけどね〜。1本3,000円(税抜)とシャーペンにしては高価なことと品薄なことから、なかなかサンプルを置くのは難しいようです。
今回の記事が、皆さんの「オレンズネロの0.2mmと0.3mm、どっちを選ぶか問題」を解決する一助になれば幸いです。
(^ ^)ではでは(^ ^)
オレンズネロの過去記事も是非!
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