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松屋製麺所(筑波山)|ツルツル多加水縮れ麺が好きな人にオススメ

筑波山の山麓で、朝からラーメンが食べられるお店があるんです。

製麺所を謳うだけあって、ツルツルモチモチな多加水縮れ麺が特徴的なこちらの『松屋製麺所』

麺販売が本業でラーメンのイートインを「試食部」と銘打っているものの、普通サイズのラーメンが食べられます。

喜多方ラーメンに代表される多加水麺が好きな人には、刺さるお店だと思います。

 

今回メインでご紹介する「試食部」(要するにラーメン店)は、朝7時から13時までの営業

休日はかなり混むので、朝早い時間帯が狙い目です。

 

築100年の建物をリノベーションした店舗

筑波山山麓の「ちょっと観光地にきた感」のある場所柄と、店舗の雰囲気が相まって、何とも言い難い雰囲気を醸し出しています。

大正時代に建てられた築100年の元お土産屋さんをリノベーションした店舗が、何ともいい感じ。

 

奥に見えるのは、もはや説明不要かと思いますが、筑波山です。

松屋製麺所の周囲には、バスターミナルとタクシー会社くらいしか、目立つものはありません。

 

この写真は平日の昼前くらいに撮ったので人気(ひとけ)を感じませんが。

しかし、これが休日になると様相が一変して大行列が発生することに。ゴールデンウィーク中に訪れた時は、1時間以上並んで心が折れそうになりました。

 

本当に、視界に入る範囲には他にお店らしいお店はありません。のどかです。極めてのどか。

 

駐車場は計14台停められるキャパシティ。

のどかな場所ですが、かと言って路駐がしやすいかというとそういう訳でもなく。書かれている通り、路駐をすると迷惑になりそうな場所でもありますので、路駐はNGです。

 

不思議なシステム。店内は狭め。

店舗では、麺やスープなどお土産用ラーメンを販売している「販売部」と、その場で食べられる「試食部」に分かれています。

試食とは言いながら、普通サイズのラーメンが提供されています。そして試食は無料ではなく一般的な金額で提供されています。

 

なぜ試食の体にこだわっておられるのかは分かりません。

持ち帰りの方を主たる商売にしたいのかな。

 

お品書きはこんな感じで、種類はやや少なめでしょうか。

ぜひ小銭でのお支払いにご協力をお願いします。ただ、お釣りの出る千円札での支払いが拒否される訳ではないようです。

 

メインのメニュー表の他に、「本日の日替わり」もあります。

ただ日替わりに人気が集中しやすいようで、品切れを目にすることも多い印象です。

 

「試食とは良く言ったもんだなぁ」と思わされるのが、その店内の狭さ。

座席数にして10席程度で、テーブル席はなくカウンターのみとなります。

また休日の大行列している時はいいのですが、空いている平日に初めて訪れると、どういうシステムなのかわからず少々悩みます。

私は初めての時にどうすれば良いのか分からず、ラーメン作っている方に直接聞いてしまいました。

 

実食レビュー。素朴なラーメン、やはり麺が特徴的

好きな人には堪らないであろう、超ピロピロツルツルな多加水縮れ麺が、松屋製麺所の真骨頂。

スープはあっさりとした醤油ベースで、麺を引き立てる控えめタイプ。

 

出来上がると呼ばれるので、厨房前のカウンターへ取りにいきます。

店内は狭めなので、ラーメンを運ぶ際には少しだけ注意しましょう。(激狭というほどではありません。)

ザ・ラーメン!といった風態で、特に朝ラーメンにはちょうど良さげで胃にも優しそう。

 

スタンダードな「松屋らーめん」と「ちゃーしゅー麺」との差額は200円です。

この写真は「ちゃーしゅー麺」になります。

かなりチャーシューが増されるので200円差ならちゃーしゅー麺かなりお得な気がします。

 

この麺、凄すぎ。

味も良いし、歯応え喉越しなどの感触も良い。

ただ、2回目訪問時に妻を帯同したのですが「ラーメンではなくて、別な食べ物みたい」と申していました。(喜多方ラーメン好きなので気に入るかと思いきや、あまりお気に召さなかった模様。)

言われてみると、確かにラーメンの麺ではない別な何かのような気がしなくもないので、好みが分かれるのかも知れません。

 

こちらは「味玉らーめん」。スタンダードな「松屋らーめん」に煮たまごがトッピングされています。

 

最後にご紹介するのは、スタンダードな「松屋らーめん」。

こうして改めて写真で見返しても、麺が特徴ありますね。

 

お持ち帰り(お土産)は並ばず購入できます!

もし並んでいたらすみません。けど並んでいるところを見たことがないので。

お店の外まで行列ができていても、その行列は「試食部」のもの。お持ち帰りを購入する時は、並ばずにお店に入って大丈夫です。

 

麺とスープがそれぞれ数種類ずつ販売されています。

お好みで組み合わせられるのは、ちょっと嬉しいかも。

 

それほど高くないのもいいですね。試食部で食べた後に、思わず手に取りたくなるお値段だと思います。

 

「めんま」や「ちゃーしゅー」も販売されています。こちらはちょいといいお値段がします。

 

総括

のどかな雰囲気が広がる筑波山の山麓にある松屋製麺所。

休日にはびっくりするくらい混雑しますが、多加水麺が好きな人でしたら一度お試し頂きたいお店です。

太麺でツルツルモチモチ感が突き抜けているので、好みが分かれるかも知れませんが。

 

筑波山のドライブコースからは、お手軽にこんな景色が見られる場所もあります。

もちろん筑波山に登ると、もっと良い景色が見られることでしょう。

ケーブルカーやロープウェイで、頂上付近まで行けちゃいます。

ぜひ、観光とセットで松屋製麺所に訪れてみてください。

最新のメニューや営業日などについては、「松屋製麺所」公式HP(以下)などからご確認ください。
この記事は、2023年4月と2023年5月の訪問時の情報に基づき、作成しています。