2000年に結婚と同時に新築マンションを契約。1年半後の2002年3月にマンション完成・入居。
その後、子供が2人になったことから3LDKでは将来手狭になることを踏まえて、戸建への切替を検討開始。
2009年初頭より土地探しと戸建作りに着手し、翌年2010年2月に入居。現在に至る。
2017年時点で40歳台前半のフツーの会社員です。[/voice]
家を建てる際に、絶対に必要となる2つのものはなんでしょう?引っ掛け問題ではありません。簡単ですよね。
答えは、「家(上物)」と「土地」です。
土地がなければ家は建てられませんし、逆に土地だけあっても家がなければ生活できません。毎日テントを張って過ごすわけにはいかないですからね。
さて、そんな切っても切れない「家」と「土地」ですが、皆さんはどちらを先に決めたらいいと思いますか?
どちらも言っていることに筋は通っている気がします。そうなんです、この問題に関しては絶対的な答えはありません。「家」が先でも「土地」が先でも、最終的にうまく行けばどちらでもいいんです。
ただ、私は失敗する可能性が最も低い「同時進行」をオススメします。
「なんだ、折衷案か!」と思われたならスミマセン。厳密には「同時進行」というよりは、もっと細かなステップを順序立てて進めて行く事になるのですが、ややこしくなるのでざっくりと「同時進行」という言葉を使わせて頂きます。
今回は、良い家を建てるなら「家選び」と「土地探し」を同時に進めるのが良い理由について、お話させて頂きます。
Step1:先ずは「どこの会社に家の建築を依頼するのか」を決めましょう!
土地の話ばかりしてきましたので唐突に思われたかも知れませんが、注文住宅を建てる上で最初にすべきことは「どこの会社に家の建築を依頼するのか」。これに尽きます。
ところで、皆さんは家を建てる時にどこへ依頼しますか?すでに決めている人もいれば、まだこれからという人もいるかと思いますが、一般的には次の3パターンに当てはまるのではないかと思います。
- ハウスメーカー
- 地場の工務店
- 建築事務所(フリーの設計士)
ここでは、それぞれの良し悪しについて触れるつもりはありません。ただ皆さんがどのパターンを選んだにせよ、最初に決めておいて頂きたいのは「どこの会社に、家の建築を依頼するのか」ということ。
注文住宅を建てる際には、家に関わることはすべて施主(皆さん)と家を建築する会社(以下、業者さんとします)が二人三脚で進めていかなければ、希望通りの家は建ちません。家を建てる場所を皆さんだけで決めてしまうと、思わぬトラブルを招いてしまう可能性があるのです。
ですので、土地選びも佳境に入って現地を見に行く頃には、どの業者さんへ家の建築を依頼するのかは決めておく必要があります。もちろん、まだどうしても1社に絞れ切れていない場合もあるでしょう。それでも構いませんが、せめて「この2〜3社の中からどこか」までは決めておきたいものです。
Step2:気に入った土地を見つけたら、必ず業者さんにも見てもらいましょう!
もし皆さんが、インターネットで見つけた土地に足を運んで、「この土地なら!」と気に入ったのであれば、すぐに業者さんへ連絡して一緒に同行してもらいましょう!
この時点ではまだ具体的な家の設計図はできていないはずですが、皆さんがどんな家に住みたいか、という希望は業者さんに伝わっているはずです。
プロの目から見て「皆さんの希望通りの家を建てるのに、この土地で実現できるのか?」を客観的に判断してもらうことは、良い家を建てるのには絶対に必要です。
それが、自分勝手に土地だけ先に決めてしまうと、後になって色々と問題が出てくる場合があります。
業者さん
「うちの工法だと、この土地に家を建てるのは難しいですね・・・。」
「この土地だと、見た目よりも実際に建築できるスペースが少ないので、ご希望の広さの家は建てられませんよ。」
「土地までのアプローチ(道)が狭すぎて、トラックが入れません。資材を人の手で運ぶことになるのでお金がかなりかかってしまいます。」
「この土地、住宅を建てるには認可が必要になりますよ。」
なんてダメージ大な問題が発覚してしまったら目も当てられません。
これらは極端な例ですが、やはり家作りのプロの目から見てもらうことはリスク回避に繋がります。皆さんの目から見たら素晴らしい土地でも、所詮は素人ですから思わぬ落とし穴を見落としているかも知れません。
TVでやっている新築住宅を建てる番組を見ていると、施主さんがもの凄いマニアックな土地(見晴らしは最高だけど凄まじい崖地だったりとか)を購入しちゃっていて、それを建築士さんに見せたら「やりがいのある場所だ、よーし、頑張るぞ!」みたいな展開になったりする事がよくありますよね。
けど、あれ絶対に建築士さん的には迷惑だと思います。どう考えても設計の自由度が狭まりますし、失敗するリスクが高まります。
施主さん自身にとっても、想像していたよりお金は掛かるし実際に使える土地の面積が少なくて家が狭くなっちゃったり、なんてオチになるのがほとんどです。確かに特殊な土地に奇抜な家を建てるのはワクワクするかも知れませんが、皆さんがお金持ちで失敗も笑って済ませられるような余裕があるならともかく、私と同じような一般庶民でしたら冒険するのはやめておいた方がいいです。家作りは堅実に。これは非常に大事な事です。
という訳で、気に入った土地を見つけたら、必ず業者さんに同行してもらって「この土地で自分たちの希望する家が建てられそうかどうか」を見てもらいましょう!失敗しない家作りの基本です。
(^ ^)ではでは(^ ^)
『未公開物件』提供サービスを賢く利用しましょう!
良い土地に出会うための最善策は「いかに多くの土地に触れるか」です。
土地探しは「使えるモノは全て使い倒す」くらいの気構えで臨むと、満足のいく結果になります。このような無料で手続きも簡単なサービスも合わせて利用し、数多くの土地情報に触れることで「自分たちの目的に合った土地にめぐり逢う確率」を高めましょう!
私、コツメがオススメするインターネットの『未公開物件』紹介サービス「タウンライフ不動産売買」は、こちらから
ネットで『注文住宅』見積もり比較。比較対象は多ければ多いほどGOOD!
土地と同様に、家作りも出来る限り多くの業者さんを比較して選んだ方が、皆さんの希望に合った家が建つ可能性が高まります。一生に何度もある買い物ではありませんので、打てる手はすべて打っておきましょう。後悔しても後の祭りですよ
最初っから住宅展示場に行くと、舞い上がって冷静な判断が出来ないかも知れません。自信のない方はネットでの比較サービスが便利!家にいながらなので簡単ですし、しつこい勧誘もないのでマイペースで見比べる事ができます。ぜひお試しを!!