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【カブトムシ・クワガタ採集】バナナトラップ(エサ)で捕獲成功!印西市でも普通にいるよ!

皆さん、おはこんばんちは。

千葉県印西市に住み始めて7年弱(2017年8月時点)しか経っていない私コツメですが、子供の要望に応えて毎年のようにカブトムシ・クワガタ採集に勤しんでいます。

ここ印西市では、近所の大型ホームセンターなどでカブトムシ・クワガタが販売されてはいますが、地元の人で購入する人はほとんどいないのではないでしょうか?だってそこらの雑木林にいるんですもの、カブトムシ・クワガタが。

とは言え、人口流入の多い印西市ですから、私と同じような新参者だと知らない人も結構いるかも知れませんね。お子様にねだられて買ってしまっている新参印西市民の皆さん!採れるんですよ、カブトムシ・クワガタが!!印西市は!!!

それも、そこら辺の雑木林で。

買うよりも採集する方が子供たちも興奮すること間違いないので、今回は「印西市でカブトムシ・クワガタを採集する方法」をご紹介しようと思います。もちろん、他の地域にも応用可能です!

 

用意するのは『バナナトラップ』!これさえあれば間違いなし!!

東京近郊にも関わらず自然豊かな印西市ではありますが、さすがに樹液の出ている『クヌギなどの木』を探し回るのは効率が悪すぎます。

私は引っ越してきた直後に、たまたま近所で『手の届く位置に、樹液が出まくっているクヌギの木』を発見したのですが、この時はマジで毎晩ただそこに行くだけでカブトムシ・クワガタがガッポガッポ状態でした(笑)。あまりに採れすぎるので、飼育箱の虫たちを頻繁に入れ替え(数日経ったら木に戻す)たりして。

ただ、翌年に知ったのですが、樹液って毎年同じ場所から出る訳ではないんですよね。「今年もカブトムシ・クワガタを捕まえるか!」と意気揚々現地に行ってみると、樹液が全く出ていなくて虫影もゼロ。

そこで色々カブトムシ・クワガタ採集方法調べて実践してみたところ、『バナナトラップ』が間違いなく最強でした。

この記事でも作り方をご紹介しますが、元々参考にさせて頂いたのは以下のブログです。詳しく書かれているので読んでみて下さい。今は『バナナトラップ』で検索するとたくさん類似のブログが出てきますが、当時は以下のブログだけだったはずです。

すなわち今回の私の記事も含めて、他の記事に書かれている『バナナトラップ』は良く言えば「元のブログを参考にしたもの」、悪く言えば「パクリ」です(笑)。違っていたらスミマセン。

まぁ、こんなにパクられるって事は、それだけカブトムシ・クワガタ採集に効果があることの裏付けだと言えるでしょう!

 

〜私が参考にさせて頂いた『バナナトラップ』の作り方〜

『壬生狼一家 ~ モノより思い出』https://blogs.yahoo.co.jp/miburo_snow/31661386.html

 

『バナナ』(適量)を用意しましょう!

さて、何をさておき『バナナ』がないと始まりません。

「DOLEが最高!」みたいな感じでブランドにこだわる必要は皆無ですので、適当なものを選んで下さい。安くなっている見切り品があればラッキーです。多少痛んでいても、『バナナトラップ』作成には何ら問題ありません。

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今回は大々的な捕獲作戦を展開するつもりがないので、小ぶりなのを購入。100円ちょいくらいでした。

 

『バナナ』は皮も使います!捨てないでね!!

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とりあえずまな板の上に『バナナ』を並べてみましたが、この時点ではどこに置いても結構です。

 

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『バナナ』を本体と皮に分離します。

バナナの皮は柔らかいので、手で簡単に剥くことが出来ます。剥いたら本体はまな板に、皮はボウルなど他の場所へ一旦退避させます。

 

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バナナは最終的にグチャグチャになりますので、切り方は適当でいいです。

写真の大きさくらいで大丈夫です。

 

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4本分をすべて切り終えたところです。小ぶりなバナナだったのでこの程度の量になりました。

 

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次はバナナの皮です。人間が食べる時は捨ててしまう皮ですが、『バナナトラップ』では皮も有効活用します。

 

 

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これも適当ですが、包丁でザクザクと切っていきます。

あまり大き過ぎなければ大丈夫ですので、この写真の大きさを目安にして下さい。見た目を気にする必要はないので、本当に適当で問題ありません。

 

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切り終えたら、先ほどカットしておいたバナナ本体と一緒にしてしまいましょう。

 

砂糖を小さじ4杯程度、まんべんなく振りかけます。

次は砂糖を振ります。用意したバナナの量によりますが、今回用意したバナナの量であれば砂糖は小さじ4杯くらいで十分です。

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本当に適当で大丈夫ですので、神経質になる必要はありません。

 

発酵を促進させるため『ドライイースト』を振りかけます。

パンやケーキなどを作るときのもので結構ですので、ドライイーストを小さじ1杯程度振りかけます。

我が家の場合、いつも冷凍庫にドライイーストが常備されていたはずなのですが、たまたまこの日は切らしてしまっていたようで「ドライイーストなし」としました。

発酵度合いが全然違ってくるのでドライイーストを加えた方がいいのですが、今回の私のように無くても何とかなってしまいます。ただ入れた方が成果は上がるでしょう。

 

焼酎などのアルコールを加えます。

これも適量ですが、焼酎などのアルコールを少々加えます。

あまり入れ過ぎると水浸し(酒浸し)になってしまいますので、ササッと一振りするだけでいいです。

 

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たまたま手元にこれしかなかった『赤霧島』。こんないい焼酎を使う必要はないのですが、まぁ大量に使うわけではないので・・・。せいぜい50円分くらいの使用量かと思います。

ちなみに焼酎の替わりに料理酒(日本酒)を使ったこともありますが、それでも『バナナトラップ』としての役割は十分果たしてくれました。繰り返しますが、あまりキッチリやらなくても大丈夫です。

 

ジップロックなどの袋に入れて、半日程度発酵させます。

ジップロックでなくても構いません。漏れることのないビニール袋に作成した『バナナトラップ』を詰めます。量が多い場合は小分けにして下さい。

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袋の上からモミモミして、砂糖・ドライイースト・焼酎を十分なじませましょう。

 

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あとは、屋外に夕方まで放置しておくだけです。

カブトムシ・クワガタ採集は、通常だと夏に行うものですので、外気温もかなり高くなっているはず。半日も放置しておけば勝手に発酵してくれますので、『バナナトラップ』の準備は午前中に済ませて、あとは放置という流れです。

なお、今回実行した日は気温30度にも届かず、終日曇り空。おまけにドライイーストを入れていないという失態までプラスされています。

 

出来上がった『バナナトラップ』を近所の木に塗りたくろう!

夕方になる頃には、『バナナトラップ』もいい感じで発酵が進んでいることでしょう。

あまり早い時間帯に『バナナトラップ』をセットしてしまうと、昼間の虫が多く集まってしまうので、タイミングとしては日没直前〜直後あたりがベストです。

私の場合、家のすぐ東側に雑木林が広がっているので、ここに『バナナトラップ』を仕掛けることにしています。以前は、もっとクヌギの多い雑木林まで徒歩15分くらいかけて遠征していたのですが、『バナナトラップ』を使えば近所の雑木林でも成果はほぼ一緒だということが判明しました。

そして可能な限り「自宅から近い場所で、車道の脇に植わっている木」を選んだ方がいいです。家から近ければ、その日の夜から明け方にかけて何度か見に行くのも苦痛になりません。そして車道に近い方がアプローチがしやすくて安全です。夜の雑木林に踏み込むのは、やっぱり怖いですからね。

ただ、近所の雑木林で『バナナトラップ』にカブトムシ・クワガタが集まってくる気配がない場合は、虫影が薄い可能性があるので、なるべく近場で別な場所を探した方が良いでしょう。ただ、印西市の雑木林なら恐らくどこでもカブトムシ・クワガタはいると思います。

 

2017年シーズンは活性がイマイチ?それでも成果はありました!

今年(2017年)の夏は、8月に入ってから気温の上昇がイマイチなので、虫の活動もあまり活発でないような気がします。セミの鳴き声もいつもより少ないように感じますし。

なので、今年はダメ元でチャレンジしたこともあり、私的には盛り上がりに欠けるシーズンとなりました。そんな訳で、いつもなら『バナナトラップ』を仕掛けた日は「22時〜23時頃に1回目」、「午前1時〜2時に2回目」、「午前4時から5時頃に3回目」と頻繁にチェックしに行くところを、今回は午前4時の1回のみ。

果たして成果は・・・、一応ありました!

 

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大小4本の木に『バナナトラップ』を仕掛けたのですが、1番大きい木にカブトムシ(オス)が1匹。

あと話が前後して恐縮ですが、『バナナトラップ』は直接木に塗りたくっています。ネットに入れる方法もありますが、その場合はあとでネットの回収を忘れずに。

直接木に塗る場合、環境破壊は大げさかも知れませんがゴミを散らかす行為とも言えるので、ちょっと気になりますね。これまで観察した限りでは、この『バナナトラップ』は1日から2日くらいで跡形もなくなるので、それほど影響はないと思うのですが。。。

あと、雑木林とは言えども所有者の方がおられるはずなので、あまり極端なことはしないのがマナーかと思います。

 

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やや小さめな個体でしたが、とりあえず花形であるカブトムシ(オス)をゲット!

ただ、これだけ『バナナトラップ』を仕掛けておけば、通常はもう2〜3匹はいるんですけどね。加えてカブトムシ・クワガタ以外の蛾とかゴキブリもいたりとか。

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別の木にカブトムシ(メス)を発見!

結局、残り2本は空振りで、今回捕獲したのはカブトムシのオスとメスを1匹ずつとなりました。成果としては過去と比べると平均以下ですが、それでもペアで獲れたので良しとしましょう!そもそも『バナナトラップ』作りからして、今回は適当過ぎました。

あと、本当はノコギリクワガタも1匹くらい捕まえたかったのですが、ここ3年くらい、8月に入ってからノコギリクワガタの姿を見ることがほとんどなくなりました。元々クワガタの方が早い時期から活動する傾向にはありますが、それでも8月ならまだ見かけたんですけどね。

どこに行ってしまったのか。

 

総括

私も引っ越してきた直後は、カブトムシ・クワガタが印西市で獲れるのか半信半疑でしたが、某ホームセンターのカブトムシ売り場での、地元の母子の会話を聞いて確信に変わりました。

 

カブトムシ買って〜!

お子さん

若い母

カブトムシなんて買ったことないわ。この辺にたくさんいるんだから、今夜一緒に獲りに行きましょ!

東京都心まで電車で1時間掛からないのに、この会話。おそるべし印西市!

 

カブトムシ・クワガタは『バナナトラップ』で簡単に捕獲できるので、特に小さなお子さんがいるご家庭でしたらきっと喜ばれますよ。うちの子供に聞いたところ、やっぱり学校の友達はみんな、買うのではなく捕獲しているそうです。

(^ ^)ではでは(^ ^)

 

〜『バナナトラップ』概要〜

項目 内容
材料1 バナナ(適量)
材料2 砂糖(適量)
材料3 ドライイースト(適量)
材料4 焼酎(適量)
注意事項1 焼酎は入れ過ぎない(水気が多くなり過ぎる)
注意事項2 使い捨ての手袋があると良い(塗りたくる時に手が臭くなる)
注意事項3 雑木林の奥は避ける(明るいうちは良くても、夜中は真っ暗)
注意事項4 雑木林にも持ち主がおられる事を忘れずに!
注意

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