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保田漁協直営ばんや|内房で地魚食べたい時は結局ここが安心!

千葉県の海沿いへ行くと、魚料理を食べさせてくれるお店がたくさんあります。

今回ご紹介する、保田漁協直営の食事処「ばんや」も、そんなお店の一つです。

オープン当時は、まだ漁協直営のお店など全国的にも珍しく、かなり話題になりました。

「ばんや」は私かなりのお気に入りで、これまで何度も訪れています。ただ、内房エリアはライバル店がひしめき合う土地でもあり、当然ですが他のいろいろなお店にも足を運んでいます。

けど、結局「ばんや」が好きで戻ってきちゃうんですよね〜。

予算2,000円以内程度で、内房エリアでどのお店に行くべきか悩んだら、「ばんや」を選べば間違いありません。

 

ばんやの場所や外観など

ばんやは内房エリアの鋸南町にあります。

千葉県民であれば「鋸山(のこぎりやま)」のあたりと言えば、何となく見当が付くかと思います。私の住む千葉県北西部(印西市)からだと、結構遠いです。

まぁ端的に申し上げて田舎です。そんな土地にある「ばんや」は、存在感抜群でかなり目立ちます。

よってカーナビも使えば迷って彷徨うなことは、まずありません。

 

車はかなりの台数が停められますが、休日にもなると混雑します。

目の前が漁港なので、当然海も目の前です。

くれぐれもアクセルとブレーキを踏み間違えて海中へダイブ!なんて事の無いようお気を付けください。

 

駐車場のすぐ前に、ばんやの建物があります。結構大きな平屋建てです。

 

なんか変だな?と思った人は実に勘がいいですね。2022年9月と2023年3月に行った時の写真が、混在しております。何卒ご容赦願います。

フツーに干物が並んでいたりなど、この素朴な感じも、私がばんやを好きなところです。

 

先ほどの干物が、目の前のお土産屋さんで売られています。こちらも保田漁協直営です。

食後に用がなくても立ち寄るのが、ばんやの定番ルート。で、私は3回に1度くらいの頻度で、何かを買ってしまいます。

 

それでは、正面の入り口から入ってみましょう。

 

ばんやの店内の様子

思うのですが、地元で採れた魚介類をウリにするお店の場合、広くてザワザワ賑やかな方が雰囲気が出て良い気がします。

他の地域だと、銚子の「一山いけす」も好きなのですが、料理そのものだけでなく雰囲気込みでリピートしてしまいます。

 

店内でまず目につくのが、こちらの生簀(いけす)でしょう。

魅せるための生簀では無いので、泡ブクブクが邪魔で見えにくいですが、伊勢海老や地魚などが入れられています。

生簀にいる魚を注文し、念の為「この生簀にいる魚を捌いたものが出てくるのか?」を確認すれば、完璧です。

 

メニューが多いので、迷ったら本日のおすすめから選ぶのも良いと思います。

 

このアングルだけでも十分広さを感じていただけるかと思いますが、これで全体の1/3写っているかどうかといった感じです。

こんなに広いのに、休日になるとお客さんが殺到するので、順番待ちを覚悟しなければなりません。

 

実食レビュー。刺身が分厚くて満足度高!

他にもばんやの良い点を挙げると、すっかり観光地化しているにも関わらず、観光地価格化していないところ。

決して激安メニューがある訳ではないのですが、お値段以上のものが出てきます。

 

とりあえず間違いないのが、刺身六点盛り+ご飯セットの組み合わせです。

税込だと約2千円(少し足が出ます)なので、まぁ安くはないです。

 

ただ、刺身は分厚く切られていて、味もGOOD!

スーパーマーケットで同じ刺身盛り合わせを購入したら、結構いいお値段になるはずです。

 

マグロとか「保田で獲れたのか?」と思われるネタも含まれてはいますが、総じて味は確かです。

ただ刺身盛り合わせだと面白みに欠けるかな〜、という人は、天丼系を狙ってみるのがオススメです。ボリュームに圧倒されます。

 

こちらは別な時期に注文した、刺身六点盛りです。お値段は変わらず税込1,760円。

上のメニューとの違いは、コショウダイがメダイに、カンパチがヒラメになっています。

 

わざわざ内房まで来た甲斐があったな〜、としみじみ思うのは、地元でないとお目にかかれないものを見つけたとき。

これは「ダルマイカ」です。生きたダルマイカを生簀から出して捌くので、めちゃくちゃ新鮮!

店員さんが生簀から出してきたダルマイカを目の前で量って、「◯◯円になるけどいいですか?」と確認してくれました。

店員さんは地元の人ばかりだと思いますが、総じて親切なところも好感が持てます。

 

房総といえば、やっぱりこれ「鯵のなめろう」

「もしかすると自分は全魚類の中で、鯵が一番好きなのでは?」と、この鯵のなめろうを食べながら想いに耽って想いに耽ってしまいました。

鯖も好きなので、順位をつけるのが本当に難しいです。

 

2023年3月時点のメニューを、スライドショーにして載せておきますので、ご参考まで。

総括

保田漁協直営の食事処「ばんや」は、観光地にありながら観光地価格でガッカリさせられることがない、良心的なお店だと思います。

同じクオリティなら、小さなお店よりもこのくらい大きなお店の方が活気があって、気持ちがいいです。

 

ただ、観光地なのでお盆休みや連休などまとまった休みで訪れる人も多いかと思います。が、お盆休みなど連休は漁師さんもお休みであることが多いことをお忘れなく。

漁に出ていなければ、当然、魚が当日水揚げされることはありませんので、それ以上は言わなくてもわかりますよね。

ではでは

営業時間などについては、「ばんや」公式HP(以下)からご確認ください。
この記事は、2023年3月の訪問時の情報に基づき、作成しています。