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【宇都宮みんみん】【青源】JR宇都宮駅ビルで食べられる餃子店レビュー!

こんにちは、こっつん(@naga516)です。

餃子と言えば、何かと話題に挙がるのが「宇都宮」と「浜松」の2都市。
餃子の消費量(年間支出額)日本一の座には、これまで長らく宇都宮が君臨していましたが、近年は浜松の猛チャージにより熾烈な日本一バトルが繰り広げられています。

ちなみに、2014年〜2016年は3年連続で「浜松」の勝利。2017年は4年ぶりに「宇都宮」がタイトル奪還に成功!
どちらも餃子を核とした観光客誘致に取り組んでいるので、このバトルには力が入りますね。

てな感じで、これだけ餃子で盛り上がっている「宇都宮」と「浜松」ですから、この2都市で食べる餃子は美味しいに違いありません。

そこで、今回は日光旅行を利用して「宇都宮」へ立ち寄ってみました。目当てはもちろん『宇都宮餃子』。
私は少食なんですが、頑張って有名店を2店舗ハシゴしてきました。やっぱり餃子はいつ食べても美味しい!

 

旅行者には「JR宇都宮駅ビル」が超便利!

宇都宮には餃子を出すお店が、市内に点在しています。なんせ100軒以上ありますからね。

出来れば、片っ端から有名店を攻めてみたいところではありますが、今回の私のように「ついで」で宇都宮に立ち寄った旅行者にとって、宇都宮市内に点在するお店を一つ一つ周るのは時間的にもちと厳しい。

電車を使っている旅行者だと、もっと大変でしょう。

しかし、さすがは餃子の街「宇都宮」。なんとJR宇都宮駅に直結している駅ビルの中に、餃子のお店が4店舗も入居しています。しかも、そのラインナップを見ると『宇都宮みんみん』を筆頭に、いずれも有名店が並んでいます。

駐車場もあるので、車で来ている人でも安心です。

時間が限られている場合は、「JR宇都宮駅ビル」に入居している4店舗の中から選ぶのがオススメです。

JR宇都宮駅ビル 入居餃子店

宇都宮みんみん(ホテルアール・メッツ店)
味噌と餃子の青源(パセオ店)
宇都宮餃子 来らっせ(パセオ店)
宇都宮餃子館(パセオ店)

 

意外とあっさり味。『宇都宮みんみん』。

新しくて綺麗な店内外

最初に訪れたのが、こちら『宇都宮みんみん』。

ネットで下調べしたところでは、数ある宇都宮餃子店の中でも、こちらの『宇都宮みんみん』と『正嗣』が圧倒的人気を誇っている模様。

なお、残念ながら『正嗣』の方は、駅ビルに入居していません。

 

こちらの『宇都宮みんみん ホテルアール・メッツ店』は、写真の通り店内が新しくて綺麗です。建物自体が比較的新しいのでしょう。

餃子店ということで、勝手に「油ギトギト」の店内をイメージしていましたが、ファミリー向けのボックス席もあるので子連れでも大丈夫です。

また、これもネット情報になりますが、こちらの店舗は駅近(駅直結)にも関わらず、近隣の『宇都宮みんみん』と比べて混雑度が低いらしいです。

もちろん行列必至ではありますが、それでも「比較すると」空いているとの事。
ちなみに私は、中途半端な日曜日の16時頃に訪れたこともあり、並ばずに入店出来ました。

 

安い!餃子2人前とライスのセットで560円!!

さすがは餃子専門店。メニューがシンプルです。

単品とセットがありますが、セットと言ってもライスと漬物が付いてくるだけなので、実質「餃子」だけの店だと思って頂いて差し支えありません。

しかも、餃子は「焼餃子」「水餃子」「揚餃子」の3種類のみ。

 

御多分に洩れず、私も餃子は「焼き」派ですが、「水餃子」を食べる機会はそうそう無いので家族4人全員が『焼餃子(1人前)、水餃子(1人前)、ライス』のセットを選んでみました。

そして、単品メニューの『揚餃子』も無視出来ないですよね。『揚餃子』は1人前だけ注文してみました。

 

来ました!餃子ワールドが目の前に広がります。

1個1個の大きさは標準的。1人前の個数は6個ですね。

 

やっぱり外せない『焼餃子』

まずは『焼餃子』を見てみましょう。見た目的には、特に普段から食べ慣れている餃子と『宇都宮餃子』に違いは感じられません。

 

1個だけ中身を確認するために割ってみました。

肉よりも野菜が多めです。更に写真では分かりにくいですが、白菜が大量に投入されています。
宇都宮餃子の特徴として、「肉より野菜」「野菜はキャベツよりも白菜」という点が挙げられるようです。

水分の少ないキャベツを控え目にして、あえて手間のかかる白菜を大量に使うところに宇都宮餃子のこだわりを感じます。

白菜が多いので、餃子にしては非常にあっさりした味わいです。てっきり味付け強めな餃子をイメージしていましたが、非常に癖のない餃子で意外でした。

 

ツルンとした食感が堪らない『水餃子』

こちらは『水餃子』。

食べ慣れていないので、『水餃子』=『ワンタン』を思い浮かべてしまったのですが、水餃子のスープには味が付いていません。ただのお湯です。

そのため水餃子も、焼餃子と同様にタレに付けてから食べます。

(後から調べたところ、自分でタレを作って投入する=スープを自作する技もあるみたいです。)

水餃子は、ツルンとした食感が堪らないですね。『宇都宮みんみん』の水餃子もツルツルであっという間に平らげてしまいました。

 

もっちりパリパリ『揚餃子』

最後は単品で注文した『揚餃子』を、みんなで1〜2個ずつ頂きました。

 

揚げてあるので、パリパリとした皮の食感が楽しめます。

よく春巻のパリパリ感に例えられますが、春巻の皮と比べると厚さが全然違う(揚餃子の方が分厚い)ので、春巻の食感とは別物ですね。

パリッとしていながらも、餃子のもっちり感がしっかり残っています。ただ、このもっちり感は好みが分かれるところかも知れません。

揚餃子だと「中にチーズは入っていないのかな?」なんてことを考えてしまいますが、もちろんチーズは入っていません笑。

焼餃子、水餃子、揚餃子、いずれも中の餡は同じようです(違っていたらゴメンなさい)。

 

『宇都宮みんみん』を食べた直後の感想

餃子で有名な宇都宮の中でも一二を争う有名店の餃子ということで、勝手に「一口食べただけで違いが分かる何かを秘めているのだろう」と思っていたのですが、意外と普通の餃子でした。

何となく、ご当地ラーメンのように「宇都宮餃子」としての分かりやすい特徴があるのかな、って思っていたんです。

けど、よく考えたら宇都宮と浜松で餃子No.1の座をかけて競ってはいますけど、あくまで「1世帯あたりの消費量(支出額)」なだけであって、味や人気争いではないんですよね。

ちょっと勘違いしていたことに気付きました。

尚、『宇都宮みんみん』が宇都宮市民の方々から支持を集めている理由は、次の『青源』と食べ比べてみることで、何となくですが分かった気がします。

 

ネギとニンニクがハンパない!『青源』。

さてさて、せっかく宇都宮に立ち寄ったのですから、1店舗だけで終わりにするのはあまりにも勿体ない。(と、ウチの妻が言い出して、それに息子が乗っかって「そうだ、そうだ!」となるのが、我が家の恒例行事です。)

私以上に少食な娘は放置して、3人で次なる有名店『青源』へ。

もちろん、同じJR宇都宮駅ビル内にあるので、移動も楽チンです。

 

見えにくいと思いますが、『味噌と餃子 青源』と書かれています。

そう、『青源』は老舗の味噌屋さんが作った餃子のお店なんです。味噌は万能調味料ですから、餃子に合わない訳がありません。

日曜日の17時前に訪れましたが、すでに順番待ちが2〜3組出来ていました。

 

店内はちょい狭いです

店内は、テーブル間の距離が近くて狭いです。

場所によっては、お隣席の人に一声掛けてテーブルを避けてもらわないと通れないくらい、テーブル間が詰まっていました。ちょっと小さなお子様連れだと、周りに気を遣うかも知れません。

先ほどの『宇都宮みんみん』が広々していただけに、余計狭さを感じてしまいます。

 

メニューの一部をご紹介します。

こちら『青源』の水餃子は、スープが味噌味なんですね!ここで必ずしも『水餃子』のスープには味を付けない、という訳ではないことを理解しました。お店によりけりって事なんですね。

すでに1軒目の『宇都宮みんみん』でセットを食べちゃっているので、『青源』では単品で1人1人前ずつ注文することに。

 

ネギ味噌焼餃子(390円税込)

このビジュアル、ただの餃子ではないことは一目瞭然です。

 

ネギネギネギ、ひたすらにネギ。

そして、味噌ダレがすでにかけられた状態で運ばれて来ます。

 

ネギをこぼしてなるものか!と少しでも多くのネギを餃子にくっつけながら食べました。

『宇都宮みんみん』と比べると、味噌ダレと大量のネギが特徴的で、またニンニクの効き具合がハンパないです。

この後、自宅まで3時間は車に乗らなければならないので、車内の匂いがどうなってしまうのか?と心配になって来ます。

このネギの量ですから、お値段もそれなりです。ただ、「とんでもない餃子を食べた」という達成感を味わうことが出来ました。

 

焼餃子(2人前)

正式名称とお値段を控え忘れました。すみません。

大きさもスタンダートな、普通の焼餃子です。こちらもネギ味噌焼餃子と同様に、味にはパンチが効いていて、ニンニクも存分に使われています。

ネギ味噌焼餃子のインパクトが大き過ぎたので、こちらはあまり興味を惹かれませんでしたが、美味しい焼餃子です。

 

総括

最初に書いた通り、少食なので2店舗ハシゴするのが精一杯でしたが、偶然にも対照的なお店を選べたこともあり、完全に私見ですが「宇都宮餃子ってこういう事なのかな?」というものが見えた気がします。

 

2軒目の『青源』は、味噌ダレとネギ、そしてニンニクたっぷりの餡が相まってインパクト抜群でした。率直に美味しいと感じました。

ただ、これが宇都宮餃子なのか?と問われると、あくまで『青源』の餃子であり、宇都宮餃子を代表するものではないのだろうな、と思います。

 

一方、宇都宮餃子の中でも一二を争う有名店『宇都宮みんみん』の餃子は、意外なほどあっさりしていてお味も特徴的なところは特になし。
「これが有名店の餃子?」と肩透かしを食らったような気分でした。

しかし、おさらいしてみますと、宇都宮(と浜松)が餃子のどの部分で突出しているのかと言うと、「消費量(支出額)」なんです。

要するにこれって、宇都宮の人は日頃から餃子をたくさん食べているって事ですよね。

そういう観点から改めて『宇都宮みんみん』の餃子を思い返すと、そのシンプルな味ゆえに毎日でも食べられそうな気がします。飽きない味なんですよね。(そして安い!)

『青源』はたまに食べる分にはいいけど、主張が強いので毎日食べるのは私には絶対ムリ。

 

旅行者として『宇都宮みんみん』の餃子を一度食べただけでは、その真価を理解するのは難しいかも知れません。「なーんだ、普通の餃子じゃん!」で終わってしまう人もたくさんいるでしょう。

しかし、この一見普通な白菜多めのあっさりした餃子こそ、餃子をたくさん食べる宇都宮市民に愛される宇都宮餃子なんだと思います。多分。

(^ ^)ではでは(^ ^)

 

項目 内容
店名 宇都宮みんみん(ホテルアール・メッツ店)
営業時間(月〜土) 11:00 〜 21:00(L.O.20:00)
営業時間(日・祝) 11:00 〜 20:30(L.O.20:00)
定休日 公式サイトよりご確認下さい(結構お休みあります)
住所 宇都宮市川向町1-23 JR宇都宮駅(西口)駅ビル3F
TEL 028-600-3151
駐車場 JR宇都宮駅ビル「パセオ」駐車場
公式サイト http://www.minmin.co.jp/index.php

 

項目 内容
店名 青源(パセオ店)
営業時間 10:00 〜 20:00(L.O.19:40)
定休日 JR宇都宮駅ビル「パセオ」に準ずる
住所 栃木県宇都宮市川向町1-23 宇都宮駅ビルパセオ 1F
TEL 028-627-8464
駐車場 JR宇都宮駅ビル「パセオ」駐車場
公式サイト http://www.aogen.co.jp