誰かさんが、だ〜れかさんが、だぁ〜れかさんが、見つけた。
小さいカニ、小さいカニ、ち〜いさいカニ、見ぃつけた。
息子(コツメジュニア・小三)が「スシローに行きたい!連れてって!」というので、まぁスシローなら安いしいいか、ということで千葉ニュータウンのスシローに行ってみたら、「小さいカニを見つけた」って話です。
どこで「小さいカニ」を見つけたかって言うと、注文した「あさりの赤だし」のあさりの中。
あさりの中から突然出てきました「小さいカニ」が。それはもう突然に。
出てきたって言っても、赤だしに入っているあさりの中からですからね、残念ながら「小さいカニ」は死んだ状態で見つかりました。
見つけた「誰かさん」は、赤だしを注文したコツメジュニアです。
コツメジュニアはくどいけど「小学校三年生」ですので、手はまだ子供サイズ。
その子供の手に乗せても「小さいカニ」はこの大きさですから、相当な小ささです。
なんせ「あさり」に入っていたくらいですからね。「小さいカニ」はとても小さいです。
さて、「小さいカニ」を見つけたコツメジュニアですが、それはもう大興奮。
今の子供って、やれ3DSだ、PS4だ、映画に行けば4DXだって感じで、自分が子供の頃と比較すると、それはそれはハイテクな娯楽に囲まれている。
だから「小さいカニ見つけた」くらいじゃ何とも思わないのかと思ったら、そんなことは全然なくて、もう「カニ!カニ!カニがあさりの中にいた!!」ってスシロー店内で大騒ぎ。
いつの時代になっても、「小さいカニ」が貝とかの中から現れると興奮するのって普遍なんだなぁ、って思った。
自分がまだ子供だった頃、「貝からカニ」もそうだけど、ちりめんじゃこ(シラス)の中から「カニ」の他にも「タコ」とか得体の知れない小さい生き物が出てくると楽しかったなー。
けど、いきなり高校生の時の話なんだけど、東京湾が近い高校に通っていたんでしょっちゅう海の岩場で「フナムシを手掴み」して遊んでたのね。
でね、ある日いつものように「フナムシを手掴み」したら、お母さんフナムシだったみたいでお腹にたくさん「小さいフナムシ」を抱えてたみたいで。
手掴みにした途端に、俺の手の上に「小さいフナムシ」がブワッーって集団で乗り込んできた時は、さすがに「オゥワーーーーー!」って叫んだね。
全然楽しくなかったな、この時は。
岩場って「小さいカニ」もたくさんいるし、「小さいフナムシ」もたくさんいるけど、カニと違ってフナムシの方は大きかろうが小さかろうが全然可愛くないね。
みんなも、「フナムシ狩り」好きだと思うけど、手掴みでやってると稀に「仔フナムシが集団で手に登ってくる」から、気をつけた方がいいよ。
俺みたいなベテランでも、あれ経験しちゃうとしばらく狩りに出られなくなるくらいのトラウマになっちゃうから。
最後に、またオチがつけられなかったから「あさりの中にいるカニ」について、少し真面目に解説してみます。
このカニ、「カクレガニ」という種類のカニで、「オオシロピンノ」って名前が正式名のようです。
そして、てっきり「あさりに食べられちゃって、消化されていない状態」なのかと思っていたら、このカニ「あさりに寄生」しているんですって。
メスは一生あさりの中で寄生して暮らし、オスはさらに小さい!ので、あさりに出たり入ったりしながら暮らしているらしい。
生物の世界って不思議がいっぱい。だから俺、生き物大好き。
そんで、うちのコツメジュニアなんだけど、「カニがかわいそう」って言って、結局この「小さいカニ」を食べなかった。
ダメだね。見つけたら一通り観察して、最後は食べちゃうのが正しい「小さいカニが出てきた時の楽しみ方」なのに。きちんと教育しないとなぁ。
なぜかコツメジュニア「でっかいカニを食べるのは大好き」なのにさ。
以上
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・今回のネタを提供して下さったスシローさん:http://www.akindo-sushiro.co.jp
[map]千葉県印西市泉野3-1186-5[/map]