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印西市本埜の「白鳥の郷」は午後4時(16時)が狙い目!

動物ネタ好き、コツメです。

さっそくですが我が街千葉県の印西市は、知る人ぞ知る「白鳥の飛来地」です。
冬になると実に約1000羽の白鳥がやってきます。

このブログでは頻繁に「千葉ニュータウン(印西)は田舎だ」と言っていますが、それでも東京から来ようと思えば1〜2時間で来られてしまう程度の場所なので、首都圏に住む鳥好きには堪らない手軽な白鳥スポットになっているようで、他県からもわざわざ白鳥を見に来る人が多いです。

とはいえ、この「白鳥の郷」、電車の駅から歩いていけるような場所では残念ながらありません。車で来るのが必須条件です。
白鳥飛来場所を遠目から見ると、こんな感じの田園の真っ只中ですから。

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この「白鳥の郷」ですが、基本的には水田です。
通常、冬の水田は水を抜いてあるのですが、白鳥のために一部水を張ってある場所があり、そこを白鳥たちが拠点にしています。

一枚目の写真よりも、もう少し近づくとこんな感じです。

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ただし、面白いことにすべての白鳥が水に浮かんでいるかというと、そういう訳でもなくて、土の上に佇んでいる白鳥もけっこう居たりします。
thumb_NAG_4955_1024さて、ここの白鳥たちは早朝に各々好き勝手な場所(お気に入りの場所)へ出かけて行き、夕方(午後4時くらい)になると次々とこちらの「白鳥の郷」へ戻って来るというライフスタイルです。
もちろん、「白鳥の郷」に居座っている白鳥もいますので、昼間に来たら見られないという訳ではありませんが、より多くの白鳥が見たい!ということでしたら早朝か夕方がオススメの時間帯となります。

特に夕方(わたしが今年行ったときは16時過ぎ)になると、地元の有志の方(だと思います)が餌をあげるのですが、それまでは見学の人がいる場所からは白鳥たちはかなり距離を置いているのでなかなか間近で観察することは難しいです。
しかし、餌を撒くと状況は一変し、たくさんの白鳥達が餌を食べるためにすぐ近くまでやってきます。
(餌やりは1日に1度だけ、この夕方の時間帯だけです。)

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静止画だとわかりませんが、姿の美しい白鳥とはいえ、そこは野鳥。餌を奪い合っているのか頻繁に喧嘩が起こります。
白鳥はそれなりの大きさがあるので、喧嘩もすぐ近くで起きると迫力があって面白い。

そして、この時間帯には次々に外出していた白鳥が戻ってきます。
着水時は、大きく羽を広げてブレーキを掛けながら足から滑り込むように降り立ちます。その姿は飛行機の着陸時さながらで、これまた迫力があります。
(残念ながら着水時をうまく現す写真は撮れませんでした。)

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最後に注意事項をいくつか。

犬などのペットを連れて来ることは禁止事項です。もし連れてきてしまった場合は、車の中でお留守番させましょう。白鳥が怖がって逃げてしまいます。
せっかく地元の方々が長年にわたる努力により、白鳥の好む場所を作り上げたのですから、白鳥が嫌がりそうなことは絶対にやめましょう。

この場所は、普段はただの田園地帯です。そのため、トイレはありません。またコンビニなどの商店も近くにはありません。
トイレは事前に済ませておきましょう。

専用の駐車場はありません。
ただ、白鳥を見にくる人以外は、ほとんど車は通りませんので、皆さん縦列駐車で路上に停めています。
駐車禁止の場所ではないので、この停め方で問題ありません。ただ細い道なので、他の車の通行を妨げることのないよう、綺麗に車を停めましょう。
また、スピードはくれぐれも控えめに。

場所は以下の地図をご覧ください。
ただし、田舎の田園地帯なので少々アバウトです。拡大して近くを見て頂くとGoogleMap上に「白鳥飛来地」と出ていますので、そこが正確な場所です。
カーナビだと「本埜第二小学校」を登録するのが良いでしょう。

実際には近くまで行けば、不自然に車がたくさん停まっている場所が現れますので、すぐに見つけられると思います。

[map]千葉県印西市笠神1757[/map]

あと白鳥は渡り鳥で、冬場以外はシベリア方面へ帰ってしまいますのでご注意を。
とはいうものの、実は印西市には土着の白鳥が居たりします。
この記事の反響が大きいようでしたら、そちらの穴場スポットも後日紹介します。

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以上。