こんにちは!こっつんこつめ(@naga516)です。
「生しらす」を食べてきました!江ノ島で!!
やや興奮気味な書き出しになりましたが、江ノ島で新鮮な「生しらす」を食べてみて、初めて自分は「本物の生しらす」を知らない残念な人生を送っていたんだなぁ、と理解した次第です。
こっつんこつめ
鎌倉付近に、しらすをウリにしたお店が多いことは存じ上げておりましたが、
「しらす?生しらす??それより鎌倉まで来たんだから、もっと美味しそうなもの食べよう!」と、
完全にしらすを舐めてました・・・。
本当、バカな私・・・。
生しらすとは完全に系統が違いますが、このお店はスタイリッシュで味も良くておすすめです。
神奈川県民や静岡県民にとっては「生しらす、激ウマ!」なんて、誰でも知っている常識なのでしょう。
ですが、私のような千葉県民など普段「生しらす」に縁がない県民の場合、採れたて生しらすの美味しさを知らない人も多いのでは?
という訳で、本記事では取り敢えず「採れたての生しらすを現地で食べる=メチャ美味い!」ということを、皆さんの脳にインプット出来ればと思います。
そもそも「しらすって何?」
ところで皆さんは「しらすの定義」をご存知でしょうか?
私は「イワシの赤ちゃん?でいいんだよね??」という程度の認識でして、それが正しいのかと問われると不安なので、ちょっとウィキペディアで調べてみました。
シラス(白子、英: Whitebait)とは、イカナゴ・ウナギ・カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシ・アユ・ニシンなど、体に色素がなく白い稚魚の総称。
シラスは、様々な魚の仔稚魚の総称であるが、白子干しなどの形で積極的に食用とされるのは、イワシ仔魚(主にカタクチイワシ)がほとんどである。ただ、捕獲方法の都合(シラス網と呼ばれる網を打って捕獲する)にもより、様々な魚の仔稚魚が混入することも珍しくない。
2016年の日本におけるシラス漁獲量は、62900トンである。県別に見ると、兵庫県が12300トン (19.6 %) で第1位、以下に静岡県(8900トン、14.1 %)、愛知県(8400トン、13.4 %)と続く。
まぁ、私の認識は概ね正解でして、しらすは「体に色素がなく白い稚魚の総称」ではあるものの、主に食用とされているのはカタクチイワシの稚魚とのことです。
初めての江ノ島 by 千葉県民
実は私、これまで江ノ島へ来たことは1度も無し。
千葉県民なので、鎌倉方面に来ること自体が稀でして、生涯で鎌倉訪問回数が10回未満であることは間違いありません。
で、江ノ島って鎌倉からも微妙に離れているので、「今回は江ノ島にも行ってみよう!」なんて考えていても、気付くと「今日は遅くなっちゃったから、江ノ島はまた今度」ってなっちゃうんですよね。
なので、今回初めての江ノ島上陸でしたが、ノープラン・事前調査まったくせずの状態でやって参りました!
江ノ島までの橋を渡っている時点で気付いてはいましたが、もの凄い人出であります。
江ノ島って何があるのかさっぱり知らなかったのですが、どうやら「江島神社」という日本三大弁財天が主役みたいです。
いや、千葉県民なので本当に何も知りませんで・・・。
取り敢えず参道は大好物なのでズンズン進んでいきましたが、いやぁ本当にもの凄い人出で・・・(2回目)。
確かにこの日は11月の3連休(しかも真ん中の日)で、行楽に絶好の日ではありましたが、皆さんそんなにお参りしたいんですかね?
と思ったら、参道のお店が途切れて、あとは江島神社へ続く急な階段が見えてきたところで、多くの人は記念撮影してから引返していました笑。
(お金を払えば、エスカレーターで上まで行ける模様)
もちろん、私たちも歩き疲れていたので、ここでUターン。
この先がどうなっているのか気にはなりましたが、また絶対に来るので次回に持ち越しです!
「しらす問屋とびっちょ」さんの軒先で、生しらす販売アリ!
そんな両脇にひたすらお店が連なる参道を物色していると、私の趣味にドンピシャな店頭販売を発見!
「生しらす」1パック300円。(大パックもあります、500円。)
先述の通りノープラン・事前情報なしで来たので、江ノ島でご飯を食べる予定もなかったのですが「この量なら食べられるぞ!」と私と息子に、それぞれ1パックずつ購入してみました。
子ども(小6)の手のひらサイズのパック入りで300円。
安いか高いかは、皆さんのご判断に委ねさせて頂きますが、この生しらすがメチャ美味い!
生しらすの写真、かなり多めでお送りしています。こちらはデフォルトの生姜乗せタイプです。
一つ前の写真は、子どもが「生姜なしがいい」と言って、生姜は乗せずに渡してもらったもの。
また、ほとんど同じ写真ですみません。
この「生しらす」本当にメチャ美味しいんですけど、何て言ったらいいんですかね。
食感ですが、生しらす一匹一匹がプリプリとしていて、噛むとプチッ。口内に広がる官能的な食感。多幸感に包まれます。
そして味の方はと言いますと、まったく癖のないまろやかな甘みに驚かされます。新鮮な魚を食べた時にだけ感じられる、あの甘さです。
「なんだこの美味しさは?」と確認しながら食べ進めていくうちに、気付けば300円のパックは空っぽになっていました。
ちなみに、息子がどうしても「もう1回食べたい!」とうるさいので、特別にお替りを許可しましたが気持ちは十分理解できます。
美味いんですもの、これ。
また同じ写真を出してきましたが、生しらすは「持ち帰り不可」です。
いや、何度でも言いますが本当に美味しかったので、お土産に買って帰ろうかと思ったところ「お持ち帰りできません。」の表示に気付いて心底がっかりしました。
「生しらす」は鮮度が命。1日も持たないので持ち帰りは出来ないんですと。
確かに、私だってこれまでに何度か「生しらす」を食べたことあるのですが、ここ江ノ島のとびっちょさんで食べた「生しらす」と、過去に食べたことのある千葉や東京で食べる「生しらす」はまったくの別物。
この「メチャ美味しい生しらす」を食べたければ、水揚げされている場所まで来るしかないとは・・・。
流通網の発達した現代において、こんな食べ物はかなり希少です。けど、いいんじゃないでしょうか。また江ノ島に来る口実が出来たと思えば。
仕方ないから、と「釜揚げしらす」をお土産に持って帰ったのですが、とびっちょさんの「釜揚げしらす」は新鮮で塩分控えめ。スーパーマーケットに売られているものとはモノが違います。
これも超おすすめです。
「生しらす」販売の隣で、こんなものも売られていました。
- しらす団子汁:300円
- うどん入り :350円
ちょっと、これで300円は観光地価格ですかね〜。
もちろんとびっちょさんのものなので、味は文句ありませんけど。パクパクっと食べちゃって味の記憶が曖昧なのですが、魚の団子かと思いきや、確か鶏だったはず(違っていたら申し訳ありません)。
こっつんこつめ
「今度来たら、とびっちょさんでご飯食べよう!」と、家に帰ってきてから調べたら、とびっちょさん超人気店だったんですね〜。
そりゃ、これだけ美味しいしらすを出していれば当たり前か。
200分待ち(3時間強!)なんてザラにあるようです・・・。こいつは覚悟が必要だ!
江ノ島、最高かよ。
結局、江ノ島では参道くらいしか歩けなかったのですが、江ノ島の素晴らしさは十分理解できました。
とびっちょさんで「生しらす」食べられるだけで、もう100点ですよ!
千葉県民にとって、わざわざ鎌倉・江ノ島まで足を伸ばすのは大変なのですが、歴史のある寺社仏閣、古都を感じさせる街並み、湘南の景色。そして生しらす。
うん、また来る。絶対に。
橋の上から見えた夕焼け。江ノ島、最高かよ。
車なら、パーク&レールライドがおすすめです!
さて、我が家では「七里ガ浜海岸駐車場」に車を停めてのパーク&レールライドを利用しました。
実は以前にも利用したことがあるのですが、駐車場料金をあまり気にしなくて済むので、非常におすすめです。
詳細は公式サイトを見て頂ければと思いますが、5時間1,800円(延長時は30分毎に200円)に「江ノ電1日乗り放題切符」大人2枚が付いてきます。
ただ、休日の江ノ電はかなり混雑しているので、その点だけご承知おきください。
(^^)ではでは(^^)