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【ネスプレッソ(Nespresso)レビュー】本物のエスプレッソ?ドルチェグストとの違いは?

皆さん、こんにちは。こっつん(@naga516)です。

コーヒー好きを公言している私ですが、実は『ネスプレッソ(Nespresso)』を所有しています。

購入時期を正確には憶えていないのですが、5年以上は使っているのではないかと。

 

なんて、いきなりネスプレッソについて語り出したところで、そもそも『ネスプレッソ』に興味はあってもネスプレッソがどんなものなのか良く知らない方もいるかと思います。

そこで今回は「ネスプレッソとは何ぞや?」というところから、似たような商品の「ドルチェグストとは何が違うのか?」についてご説明させて頂きます。

 

ネスプレッソとは、お手軽な「なんちゃってエスプレッソ」である。

ネスプレッソを一言で言い表すと、まさにこれです。名称自体もネスレとエスプレッソを掛け合わせた造語ですからね。

但し誤解のないように申し上げておきますが、「なんちゃってエスプレッソ」であることには間違いないのですが、だからと言ってネスプレッソを否定する訳ではありません。

 

皆さんは、本格的なエスプレッソマシーンがどのようなものかご存知でしょうか?あれ、かなりデカイですからね。しかもエスプレッソマシーンと水道を直結させるための工事が必要になったりしますし。

暖機運転も必要になってきますから、恐らく電気代もバカにならないでしょう。

とにかく本格的なエスプレッソマシーンを自宅に設置しようと思ったら、かなり面倒なことになります。

MEMO

極細に挽いたコーヒー豆(粉)の中に高い圧力をかけた熱湯を通して抽出されたコーヒーのことをエスプレッソと言います。

ドリップコーヒーと比較すると味が濃厚で、日本の場合だとそのままストレートで飲まれるよりは、牛乳やシロップを加えるなどのアレンジされることが多いです。

『カフェラテ』『カプチーノ』、『○○マキアート』などは、エスプレッソをベースにしたバリエーションドリンクになります。

それに比べると、ネスプレッソコーヒーメーカーは圧倒的にコンパクト。自宅のキッチンに常時置いておくのもいいですし、使う時だけ引っ張り出してくるという運用もアリです。軽いので、家の中を持ち運ぶくらいなら問題ありません。

そしてネスプレッソは抽出も簡単です。

ネスプレッソ専用カプセルと水をセットしてスタートボタンを押せば30秒くらいで抽出が始まります。(省略しましたが、エスプレッソは抽出するのもかなり手間が掛かります。)

 

味はまあまあ。お店で飲むエスプレッソには敵わない。

気になる「ネスプレッソの味」についてですが、可もなく不可もなくと言ったところです。

本格的なエスプレッソマシーンを使ってバリスタが抽出したエスプレッソとは比べるまでもありません。当たり前ですけどね。

以前にエスプレッソの飲み歩きをしていた時期があったのですが、お店ではたまに驚くほど美味しいエスプレッソに出会うことがありました。ネスプレッソにはそういった感動的な美味しさはありません。

ただ、ファミレスなどのドリンクバーで提供されているエスプレッソと比べると、大抵はネスプレッソの方が美味しいです。これは使われているコーヒー豆の品質の差だと思います。

 

家庭用エスプレッソマシーンとの違いは?

先ほど「本格的なエスプレッソマシーンを自宅に設置するのは大変」と書きましたが、世の中には家庭用エスプレッソマシーンというものが存在します。

ネスプレッソの購入を検討している人なら、デロンギやサエコあたりの製品もチェックされているのではないでしょうか?

私もネスプレッソコーヒーメーカーと同価格帯の家庭用エスプレッソマシーンを持っているのですが、比較するとこんな感じになります。

項目 ネスプレッソ 家庭用エスプレッソ
用意するもの 専用カプセル 任意のコーヒー粉
コスト 1杯80円以上 コーヒー粉なら安価
メンテ 簡単 やや面倒
安定性 常に一定 バラツキあり(抽出者次第)
専用カプセルに依存 機材、抽出テクニック、コーヒー粉次第
その他 カプセル入手がやや難 専用グラインダーが必要

なお、家庭用エスプレッソマシーンには『カフェポッド』というエスプレッソ用コーヒー粉がパックされた商品(乱暴にいうとネスプレッソの専用カプセルのようなもの)を使用できるタイプのものがあります。

ただ、私はカフェポッドはあまりオススメしません。値段が結構しますし、良いコーヒー粉を使っているカフェポッドであっても味でネスプレッソに劣る印象です。

使用している家庭用エスプレッソマシーン次第なところがあるのかも知れませんが・・・。

お手軽に一定レベルのエスプレッソ(ネスプレッソですが)を飲みたいならネスプレッソ。

良いコーヒー豆を購入してエスプレッソ用に挽き、タンパーにセットして・・・と、エスプレッソの抽出にこだわりたい人には、家庭用エスプレッソマシーンが良いかと思います。

 

『ネスプレッソ』と『ドルチェグスト』の違いは?

  • ネスプレッソは、基本エスプレッソ(ネスプレッソですが)のみ
  • ドルチェグストは、カフェメニューが多彩

 

ネスプレッソは専用カプセルの種類が20種類以上も用意されていますが、どれもがエスプレッソであることには変わりありません。

対してドルチェグストは、普通のコーヒーはもちろんのこと、カフェオレ、カプチーノ、チョコレートドリンクから抹茶まで多彩なカフェメニューが用意されています。

どちらも専用カプセルを使って抽出するタイプですので、簡単お手軽な点は一緒です。

コストはどちらも似たり寄ったりで1杯80円超くらいですが、ドルチェグストの方は種類によってはもっと高くなるケースがあります。

とにかくエスプレッソ(ネスプレッソですが。くどい?)ありきで、エスプレッソをお手軽に自宅でも飲みたいならネスプレッソ。

特にエスプレッソにこだわらないのであれば、汎用性の高いドルチェグストがオススメです。

 

My Nespressoコーヒーメーカーをご紹介

お洒落なインテリアとして「ネスプレッソコーヒーメーカー」を選ぶのもアリです。

 

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私のネスプレッソコーヒーメーカーです。

5年以上前に購入したものなので、全く同じものはもう売られていないと思います。

間違いなくドルチェグストよりも見た目は上等です。

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先日、表参道へ行ったついでに購入してきたネスプレッソ専用カプセルです。(表参道にネスプレッソブティックという専門店があります。)

1箱に10個カプセルが入っています。

 

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バラバラと専用カプセルを出してみました。

これ1つで1杯のネスプレッソを抽出することが出来ます。

 

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専用カプセルをセットしてスタートボタンを押すと、30秒くらいで抽出が始まります。

パッと見では、エスプレッソマシーンとの違いは分かりません。

 

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エスプレッソ用カップでちょうど1杯分が抽出されます。

 

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クレマ(表面を覆う泡)もしっかりと作られるところがネスプレッソの偉いところです。

 

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これは、ミルクを入れてボタンを押すだけで「フォームミルク」を作ってくれる『エアロチーノ3』というマシーンです。

必須ではありませんが、ネスプレッソコーヒーメーカーとデザインの統一感があるので、余裕があれば買っておいて損はありません。ちなみにフォームミルク作成も出来る一体型のネスプレッソコーヒーメーカーもあります。

 

総括

自宅でお手軽にエスプレッソやカフェラテなどのエスプレッソドリンクを楽しみたい人であれば、ネスプレッソはかなりオススメです。

私はネスプレッソを買う前に家庭用エスプレッソマシーンを持っていたのですが、すっかりお蔵入りとなってしまいました。

味の方も専門店クオリティを求めるのはさすがに厳しいですが、「家でここまでの味を再現できるなら上出来」と思えば、まあまあ納得のいくレベルです。

 

最後に一つ、ネスプレッソの難点として「専用カプセルの入手のしにくさ」があります。

ドルチェグストの専用カプセルがスーパーマーケットなどにも置かれているのに対して、ネスプレッソ専用カプセルは「ネスプレッソブティック」という専門店かネスプレッソオンラインショップ以外に入手する方法がありません。

(たまにコーヒー店が独自に仕入れてバラ売りしているケースもあります。)

 

ネスプレッソコーヒーメーカーは販売していても、専用カプセルは売っていないとケースも良く見かけます。

正直言って、この販売方法にはちょっとイラっときます(笑)。何とかして欲しいものです。

(^ ^)ではでは(^ ^)

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