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【豆NAKANO】千葉駅北口の街に根付く小さなコーヒースタンド

コーヒー好きの皆さん、こんにちは。コツメ(@naga516)です。

お店の前を通るたびに気になっていた、コーヒースタンド『豆NAKANO』

ここを通る時はいつも家族の誰かと一緒(我が家は自分以外コーヒーNG)だったので、なかなか訪れる機会がなかったのですが、この日はたまたま自分一人。

訳あって時間を持て余していたこともあり、店内が空いた頃合いを見計らっての初訪問。

 

評判が良いことは事前にネットで確認していたのですが、『豆NAKANO』は想像以上の良店でした。

冒頭で「コーヒースタンド」と書きましたが、これは私が勝手にそう言っただけでお店の名前には『豆NAKANO』としか書かれていません。

しかし、『豆NAKANO』は私が理想とする「自分の街にあったら嬉しい、こぢんまりとしたコーヒースタンド」の姿にとても近かったので、勝手に”コーヒースタンド”と呼ばせてもらいました。

小さくても実力は確かであり、また大きなお店には出せない空気感のある『豆NAKANO』。リピート必至です。

 

千葉駅北口・千葉公園口を出てすぐの好立地

”好立地”と書きましたが、千葉駅で往来が多いのは圧倒的に「東口」と「南口」であり、『豆NAKANO』のある北口方面はかなり閑散としています。

 

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こちらが『豆NAKANO』の店舗になります。

撮り忘れてしまいましたが、お店の向かいには千葉駅の10番線乗り場が見えています。ホームにいる人と目が合うほどの距離感です。

そんな駅から至近な場所にも関わらず人通りがまばらなので、周囲は落ち着いた雰囲気に包まれています。

駅近なのに人でごった返していないという、訪問者側の視点から言わせてもらうと、この上なく好ましい環境ですね。

 

店内はカウンターのみ。数人でいっぱいに。

『豆NAKANO』は、間口こそ全面が通りに面しているものの、実は奥行きがほとんどありません。

なので、店内は横一線のカウンター席がいくつかあるのみ。

 

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厨房側もご覧の通り、必要最低限のスペースがあるだけ。

ここで焙煎も行なっているとのことですから、驚くばかりです。

 

ドリップコーヒーが「1杯300円」。嬉しい・・・。

初訪問なので、とりあえずドリップコーヒーを頼んでみました。

ドリップコーヒーを頼んでみると、8種類の豆の中から選ぶように促されます。

 

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いきなり8種類もの中から選ぶように言われても、戸惑う人が多いかと思います。しかし心配しなくても大丈夫です。

上段右が最も浅煎りで、左に進むに連れて焙煎度合いが深まっていく並びになっています。さらに下段に移ると右から左へと深煎りになっていきます。

要するに、上段左が最も浅煎りで、下段右が最も深煎りという並び順です。

という説明がありますので、自分の好みと合いそうな焙煎度合いの豆を選べばOK。もし、あまりコーヒーへのこだわりがなく、自分の好みが分からない場合は、正直にその旨を告げてお薦めを聞いてみるといいでしょう。

最初は中間あたりを選んでみて、苦味と酸味、どちらを強く感じるか確認するのも良いかも知れません。

 

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私が普段飲んでいるコーヒーは、中煎り〜中深煎りが多いので、この日は思い切って最も浅煎りの「イルガチェフェ」をチョイスしました。

元々イルガチェフェが好きだ、というのもありますが・・・。

 

尚、コーヒー豆を入れてある瓶に表示されている値段は、豆100gあたりのものです。

ドリップコーヒーは1杯300円。シングルオリジンのそれなりに良さそうな豆を使っているように見えるのですが、300円で大丈夫なのでしょうか?

こんな『豆NAKANO』のようなコーヒースタンドが近所にあったらなぁ。。。

 

丁寧なハンドドリップ(ペーパードリップ)で抽出

注文を受けてから、豆を挽いてハンドドリップ(ペーパー)で丁寧に抽出するのが『豆NAKANO』のスタイルのようです。

マシーンを使ってドリップするお店と比べると出てくるまでに時間が掛かりますので、ゆっくりと待ちましょう。

 

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この時は、別なお客さんがほぼ同時に注文したので、2人分を同時に抽出していました。

 

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とにかく店舗内のスペースに余裕がないので、作業スペースを確保するのも大変そう。

 

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量はスタバなどに比べると多くありませんが、軽くキュッと飲んでいくのにちょうど良い量だと思います。

 

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綺麗な色。

一番の浅煎りを選びましたが、酸味の中にも確かなコーヒーの旨みが口の中に広がります。

正直、浅煎りを選ぶと失敗することが多いので、あまり期待していなかったのですが『豆NAKANO』の浅煎りは絶妙なバランスで焙煎されていて、とても美味しく感じました。

 

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店内には、コーヒー器具もいくつか置かれていましたので、もし『豆NAKANO』のコーヒーを飲んで「自分でもハンドドリップに挑戦したい!」と思ったら、お店の人に相談してみてはいかがでしょうか。

 

豆(飲んだのと同じイルガチェフェ)を持ち帰り購入

たまには家でも浅煎りを飲んでみようと思い、ここで淹れてもらったのと同じ『イルガチェフェ』を100g購入してみました。

お店によっては、最低単位が200gからというところも結構あるので、100gでもOKなところも好印象。

 

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コーヒーを入れてあるパッケージは、ビニール製のシンプルなものでした。

注文すると、先ほどの写真にあった瓶からコーヒー豆を100g計ってパッキングする、という流れ。

店頭で淹れている豆と同じなので、これも好印象。(持ち帰り用はあらかじめパッキングされていて、実はその豆は焙煎してから日にちが経ち過ぎているというケースもままあるので・・・。)

 

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私が普段飲んでいる『珈琲豆蔵』(鎌ヶ谷)のイルガチェフェ(中煎り)と並べてみました。

左が『豆NAKANO』の浅煎り、右が『珈琲豆蔵』の中煎りです。だから何?って言わないで。

自宅では”フレンチプレス”で淹れていますが、お店で飲んだのと変わらない酸味の効いた美味しいコーヒーでした。

 

総括

何度も言いますが、『豆NAKANO』は「こんなコーヒースタンドが近所にあったらなぁ・・・」と、思わずため息の出てしまうお店です。

このお値段とこの量。絶妙な設定だと思います。

浅煎りから深煎りまで選択肢の幅が広いところも、その日の気分で使い分けられていいですよね。

今後、千葉駅周辺へ用事があるときには必ず立ち寄りたい。そう思わされる良店でした。

(^ ^)ではでは(^ ^)

 

項目 内容
店名 豆NAKANO
営業時間 9:00〜19:00
定休日 木曜日
住所 千葉市中央区弁天 1-1-2 be-place 1F
TEL 090-3546-2875
URL https://www.mamenakano.com/roastery

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追伸

公式ウェブサイトを見ていたところ、『PIE & COFFEE mamenakano』というお店も出しておられる模様。

海浜幕張の近くにあるようなので、近々そちらにもお邪魔してみようと思います。

子供の頃からミートパイ大好きなコツメでした!

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