ロケ地シリーズが好評だったことに味を占めて、我が町千葉県印西市のお隣の栄町にある「体験博物館 千葉県立房総のむら」へやってきたコツメ親子。
こちら「房総のむら」は古い建物が移築・再生されていたりして、ちょっとしたタイムスリップ気分が味わえるという、歴史ファンだけでなく老若男女が楽しめる場所。
そんな場所が世間から放っとかれるはずもなく、実に多くの映画やテレビドラマ、CMなどの撮影で使われているので、ロケ地マニアの皆さんに是非とも紹介したいと思った次第です。
さっそく紹介していきますが、「房総のむら」は古い町並みが最大の特徴であるため、勢いその魅力を伝えるために、掲載する写真点数がたいへん多くなっています。
あらかじめご承知置きください。
まずは入り口から参りましょう!
入り口っぽくないですが、間違いなく入り口です。
「さくらまつり」の看板が見えますが、この日は桜には早すぎました。
ちらほらとですが、梅は咲いていましたけどね。
入場料金は、大人300円。高校・大学生はその半額150円。
中学生以下と65才以上は無料!
なお、犬は入場できません。(盲導犬などは除く。)
本日の体験プログラム一覧。
やや軽めの内容かもしれませんが、大人でも楽しめると思いますよ。
子供でも飽きない程度のボリュームのものが多くていいのではないでしょうか。
入り口をくぐると、「商家の町並」が広がっています。
ご覧の通り、いかにも時代劇などに使われそうな雰囲気で、実際にもここがロケでは一番使われているのではなかろうか。
実にいい雰囲気を醸し出しています。
なお、グリーン色のダウンジャケットを着た少年が、何を隠そう我がコツメジュニアであります。天候がイマイチだったこともあり、日曜日にもかかわらずご覧の通りガラガラです。
同じ千葉県内の某ランドに行くことと比べると、心の余裕がまるで違います。
お茶屋さんを模した(実際にお茶屋だった可能性がありますが、調査不足です)お店。
この日は、こちらで「ほうじ茶作り」の体験プログラムが開かれていました。
安かったので、さっそく挑戦。
七輪の上に置かれた「ほうじ器」。軽そうにも見えますが、実際これを振り続けるとなると大人でも結構しんどい。
フリフリフリフリ。ひたすらフリフリ。
「火から離し過ぎ」「振り幅が小さい」などと細かな注意を受けるコツメジュニア。
空いているので、もちろん指導はマンツーマン。
とはいえ、スパルタ指導な訳もなく、優しくご指導いただきました。
ただの緑茶が、10分かからずにほうじ茶に変わりましたよ、の図。
最近、ほうじ茶なんて久しく飲んでいないので、家で飲むのが楽しみだなんて思っていたら「少し食べてみてください」と言われる。
食べてみたら予想通り香ばしいほうじ茶の味でしたが、うっかり真似したコツメジュニアは「苦げぇ〜、これ。ペッペッ!」とマジで吐き出してた。
コツメジュニアにとっては散々だった味見の後は、袋にほうじ茶を入れて体験プログラム終了。
普段はお茶なんて飲まないくせに「早く家でほうじ茶を飲もう!」とうるさい、単純な小学校3年生のコツメジュニアでした。
似ているようで似ていない、様々な建物たち。
ここでは「組紐」の展示をしていました。それにしても渋い建物。
こちらの建物では、着物類の展示がされていました。
白壁がいいですね。1泊させてくれるような体験プログラムがあったら手を挙げますね、絶対。
この箪笥は桐でしょうか?風格を感じます。
この建物は何でしょうか。お米屋さん?
全然わからないけど、お店なのは間違いなさそうです。
この建物はまた雰囲気が他と異なりますね。看板のような彫りものが激しい。
薬屋さんとか?
何回も行ってるのに、何もわかっちゃいないダメっぷりをさらけ出してしまいましたが、楽しきゃそれでいい!
遅めの朝ごはんを食べてきたばかりなのに、もうお腹が空いてしまったので昼食をとることに。
メニューは2種類しかなくて、「かみなりうどん」となんかのおにぎり。
時期によって、うどんが蕎麦に変わります。主に冬の間はうどんのようで、3月中には蕎麦に変わる予定とお店の方が言っていました。
こちらが、「かみなりうどん」。
名前の由来は、次の次の写真をどうぞ。
キクラゲ、豆腐、鶏肉と、具材はシンプルですが、冬には温まっていい感じです。
麺はモチモチしていて大変美味しい。
味付けは薄めでしたが、素朴な良いお味でした。ここは蕎麦も結構美味しいので、どの時期でも美味しい麺類が食べられます。観光地の中にあるお店ですが、ここはオススメできます。
さて、腹ごしらえも済んだので、「商家の町並」から「武家屋敷」や「農家」の風景の方に移動してみることにします。
「商家の町並」だけでも時代劇の中に飛び込んだような雰囲気でかなり楽しめますが、次に行く農家の建物なども自分にとっては「非日常」。
いやはや現代に生きてきて、小さい頃であってもこんな古い町並みの中で生きてきた訳ではないのに、なぜか感じる懐かしさ。不思議。
では、続きは後編で。