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陶芸作家ユキガオさんに『オーダーメイドの器(マグカップ)』を依頼したので自慢します!

皆さん、おはこんばんちは。コツメです。

先日、陶芸作家ユキガオさんへ『オーダーメイドの器(マグカップ)』を依頼したのですが、約1か月半の時を経て、その作品が私の手元に届きました。

私はコーヒーが好きで、休日に自宅で淹れたコーヒーを飲むひと時が最高に幸せ。そんな大切にしているコーヒータイムを共にするマグカップにも拘りたいとの想いから、

「オーダメイドのコーヒー用マグカップが欲しい!そうだ、ユキガオさんに依頼しよう!!」という流れになったのですが・・・

前書きが長くなりそうなので、開封の儀を執り行いながら『オーダーメイドの器』の良さについて熱く語らせて頂きます。

 

開封の儀

丁寧な梱包で割れ物対策バッチリ

オーダーメイドですからね、注文してから納品までにはそれなりの時間が掛かります。今回は2017年6月30日の夜に注文して、届いたのが8月18日。

この、少し忘れかけた頃に届くというサプライズ感が良かったです。意図されたものではないのでしょうが(笑)。

 

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もう開けちゃっていますが、小ぶりな箱の中は緩衝材がパンパンに詰まっていました。

これなら運送屋さんに多少雑に扱われても大丈夫でしょう。

 

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緩衝材を掻き分けていくと、さらに緩衝材に包まれたマグカップが登場!

いよいよ取り出す時を迎えた訳ですが、何でしょう、産まれたばかりの我が子を初めて抱き抱えるような、そんな気持ちになってきました。

 

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焦らしてすみません。ここまで来ると、器(うつわ)の全景がだいたい見えてきます。あとは、最後の梱包を取り除いていくのみ。

 

マグカップとご対面!

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遂にご対面!これが、オーダメイドで作ってもらった「世界にひとつだけのオリジナル陶器(マグカップ)」です。

ちなみに今回、注文するにあたって作家のユキガオさんとこんなやりとりをしています。

 

コツメ:やや小振りで縦長なコーヒー用マグカップが欲しいです。あと今メインで使っているカップがザラザラした口当たりなので、口当たり滑らかなものだと嬉しいのですが。

ユキガオさん:ご要望の内容で大丈夫です。ぜひ作らせて頂きたいと思います!色や雰囲気など、ご要望があれば教えてください。あとデザイン画の提示は希望されますか?

コツメ:色はコーヒーが映えそうな白や薄い青系が可能であればお願いします。デザイン画は不要です。初見の時を楽しみにしておきます。

完成した作品と上記のやりとりを、改めて見比べてみるのも楽しいですね。

 

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カップの中は白。

外は薄い青系、中は白と、お願いしていた「白や薄い青系」という要望で出した色の両方が取り入れられていたという印象です。

 

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表面は映り込みするほどツルツル。口当たりも滑らかに違いありません。

 

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器をひっくり返すと、ユキガオさんの裏印が刻まれていました。

ただ、上下左右どの方向が正しいのか分からず、この写真は適当に撮っています。スミマセン。

 

コーヒーを注いでみよう!

「目止め」やりましょうね。

やっぱり器は使ってナンボのもの。さっそく使ってみることに。

しかし、同封されていた紙片【おつかいになる前に・・・】には「目止め」をしておいた方がいいよ!と記載されていました。

「そういえば目止め処理って、自分はいつも無視しちゃってるなぁ」と思いながら、せっかくなのでキチンと読んでみると、

・米のとぎ汁を入れた鍋に器を入れて、火にかけ・・・(続く)

 

手元に米のとぎ汁がない!そして今はまだ午前。早くても米を研ぐのは夕方になるだろう・・・。何より、「今すぐ使いたいモード」になっているこの迅る気持ちをどうすればいいのか。

すみません。今回は「目止め」を省略しました(笑)。けど、後で必ずやります。多分フライングも1回だけなら大丈夫でしょう(皆さんはちゃんと目止めした方がいいですよ)。

 

良い器には、最良のコーヒーを!

器から話が逸れますが、せっかく「世界にひとつだけのオリジナルマグカップ」を手に入れたのですから、注ぎ入れるコーヒーにも拘るべきでしょう!

新鮮な良いコーヒー豆を、淹れる直前に挽いて、フレンチプレスで抽出するのが私の定番スタイルです。(詳細は最後に)

 

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この画、優雅なコーヒータイムになりそうな予感しかしません。

 

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やった!マグカップ内側の白が、コーヒーの色を引き立てています。コーヒーにも微妙な色の違いがあるのですが、これなら色の違いを見分けることもできそうです。

 

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私が出させてもらった要望の一つ「滑らかな口当たり」に関しても、期待通りに反映されていました。

面白いもので、カップの口当たりによって全く同じコーヒーでも別な味に感じるんです。カップによる味の違いを楽しむのもアリなんですが、やっぱり口当たり滑らかなカップの方が好きなので、この滑らか感にはとっても満足しています。

とりあえず、器(マグカップ)の紹介は以上です!

 

オーダーメイドの器って、メチャ贅沢だよね!

けど、これまではハードルが高過ぎた。

私は陶器が”けっこう”好きです。

人にウンチクを語れるようなレベルではないのですが、陶器のお店をブラブラ見て回るようなことを時々しています。「益子」や「茶わん坂(京都)」に行くと、すっかり見入ってしまって、いくら時間があっても足りないくらい。

そんな陶器好きな私が、以前から憧れていたもの。それが『オーダーメイドの器』です。

けど、オーダーメイドで器を作ってもらう事って、かなり難易度高いですからね。たまたま陶芸作家さんとの縁があったりするのなら話は違ってきますけど、私にはそんな縁もありませんし・・・。

そして陶芸作家さんって、なかなか表に出てこないんですよね。

ネットで実際に調べてもらればお分かり頂けると思いますが、「陶器 オーダー オリジナル」なんて単語でネット上を検索してみても、出てくるのは作家さんの顔が見えないウェブサイトばっかり。

加えて、オーダーするのにもハードルが高くて、「まずはご希望を聞いた上でお見積もりを出します!」みたいなことしか書かれていなくて、こんなんじゃ個人で手を出す気にはなりません。

 

で、ユキガオさんですよ!

最初は「ネットやTwitterでちょくちょく見かける、陶芸やってる人」くらいの認識だったのですが、このユキガオさん作の京都案内の記事を見て、俄然ユキガオさんへの興味が湧いてきました。

【京都の焼き物】作って・見て・学べる!着物で体験する日帰り観光コースを紹介

 

ご自身で開設しているブログを拝見させて頂いたところ、ユキガオさんは2016年に脱サラして陶芸の道を歩み始めた新米(と言ったら失礼かな?)の陶芸作家さんとの事。

そしてネットショップも開設されていたので軽い気持ちで覗いてみると・・・、トップページにデカデカと「世界にひとつだけのオリジナル陶器、作ります。」と書かれているじゃないですか!

しかも明朗会計!

これ重要です。「この大きさのお皿ならいくら」「お茶碗ならいくら」と全て価格が表示されています。しかもオーダーメイドなのにリーズナブル!!

完成品を販売するウェブサイトですら少ない陶芸の世界で、こんなに分かりやすくオーダーメイドの器を販売しているなんて。

これでもオーダーしない理由がありますか?私には、どこを探してもオーダーしない理由は見当たりませんでした。

 

オーダー内容はシンプルに・・・。

これは個人的な考え方ですので、予めご承知おきを。

オーダーメイドですから、作家さんが受け入れてくれる限りは、色々な要望を出すことが出来ます。それこそ色や絵柄から大きさ(サイズ)まで、ガチガチに指定することだって。

けど、それじゃ面白くないと私は思っています。仕事道具を注文するわけじゃありませんからね。

今回、私がお願いした器(マグカップ)は完全に趣味のもの。多少、イメージするものと違っていたところで、大した問題ではありません。

それに自分の希望を事細かに出し過ぎてしまったら、自分の想像する範囲を超えるものは絶対に出てきません。それでは何か面白くないですよね。

せっかく陶芸作家さんにお願いするのですから、自分の希望はイメージを伝える程度に留めておいた方が、作家さんの個性が際立った作品に出会える気がします。

なんて言いながら、今回、私は形や色を結構細かく指定してしまいました。それでも出来上がった作品は、良い意味で想像していたものとは違う部分もしっかり現れていました。

「自分の希望を伝えて、そこにユキガオさんがご自身の味付けを加えつつ形にしてくれる」。

オーダーメイドだからこそ、この器に出会えた!と言ったら言い過ぎでしょうか(笑)。けど本当に「これはユキガオさんと私のコラボ作品かな」、なんて勝手に思っちゃうくらい味があって・・・、上手い表現が思いつかなくて恐縮ですが、オーダーメイドってとっても贅沢だなぁと、この器を手にして感じた次第です。

こんなにユーザーに近いところで「オーダーメイドの器」を受けている陶芸作家さんなんて、なかなかいません。なんか上から目線になっちゃいますが、オーダーメイドはユキガオさんの強みになると思うので、今後も続けてもらえたらいいなぁと思います。

とりあえず次は『カワウソのワンポイントが入ったお茶碗』なんてお願いをしてみようかな。

 

最後に。

今や、100円ショップでも器が買える時代ですから、器にこだわる人は少数派だと思います。私も「陶器が結構好き」なんて言ってはいるものの、家にある食器のほとんどは安く売れている量産品です。

さすがに一点物の陶器ですべて揃えるのはムチャでしょうが、今回ご紹介した『マグカップ一脚』ですとか『お茶碗一つ』とか、ちょっとでも良いので愛着の湧くような器を持つと、食事やお茶の時間にも彩が出て、気持ちも華やかになりますよ。

そもそも器って、うっかりしているとすぐに割れちゃいますからね。多少はストックしておいても邪魔にはならないでしょう。

陶器の専門店を巡りながら好みの器を探すのも楽しいですが、オーダーメイドならユキガオさんにお願いしてみてはいかがでしょうか。色んな意味で、今がチャンスかも知れませんよ!?

・ユキガオさんのオンランショップ:YUKIGAO POTTERY

・ユキガオさんのブログ:スキ、はじめました。

 

(^ ^)ではでは(^ ^)

 

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ちゃんとした納品書と、さらには手書きのお手紙まで!

ちょっとマメ過ぎませんか(笑)?

陶芸作家ユキガオさんに、またまた無茶言ってオーダーメイドの器を作ってもらいました!

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