ニンテンドースイッチ等『転売屋(転売ヤー)』問題について。どこが悪くて問題なのか?考えてみる。

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皆さん、おはこんばんちは。コツメです。

私がちょっと前に掲載した「ニンテンドースイッチ」に関するブログ記事の中で、「ここまで入手困難になってしまった以上は、転売価格で購入することもやむなしか」という趣旨のことを書かせて頂きました。

『ニンテンドースイッチ』金曜午後(夕方前後)のヨドバシカメラが、入荷確率高し!

2017.05.21

 

おかげさまでこの「品薄のニンテンドースイッチを入手するには?」という購入術的なブログ記事、やはり需要があるようで多くの人に読んで頂いています。

さらに、Twitterでも定期的にこのブログ記事の宣伝をしていたのですが、そしたら「安いから正規ルートで購入するんじゃなくて、転売屋(転売ヤー)を殺すために正規ルートで購入するんだ」という趣旨のリツイートが付いたりして、やはり皆さん転売屋問題については思うところがあるのだなぁと、改めて感じた次第です。

私は転売屋ではありませんし転売を行なったこともありません。好きか嫌いかどちらかと言えば、転売屋は嫌いです。一方で、そこまで転売屋の存在に目くじら立ててるのもどうかなぁと思っています。

入手困難な商品がAmazonなどで転売価格で売られていると、すぐに「転売屋(転売ヤー)のせいで自分達の手に入らない!」って言い出す人がいますが、本当にそこまで転売屋に力がありますかね?

もし今回のブログ記事に「転売屋をボコボコに殴り倒す」ようなスカッとする内容を期待している人がいたらスミマセンが、そういう趣旨ではありません。転売屋のどこが悪くて、なぜその行為が問題なのか、逆に実は大して問題ではないのでは等々、改めて真面目に考えてみるというのが今回の内容です。(経済に関しては素人なので、その点はお許しを)

 

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品薄商品を狙って購入・転売するのが転売屋

転売屋は、品薄になっている・なりそうな商品を狙って購入します。そして自分達が購入した価格に、購入時に掛かったコストを上乗せし、更に相場を睨みながら「この価格なら購入されるだろう」という上限ギリギリの値段を設定し販売することで、利益を上げています。

こうして書き出してみると、転売屋のやっていることは他の商売と何ら変わらないように見えます。

では転売屋のどこが悪いのか?

上の一文で言うと「品薄になっている・なりそうな商品を狙って購入」が普通の商売と違うところになりますかね。けど、「売れそうな商品を仕入れている」訳ですから大差はないかも。

もう少し掘り下げてみます。例えば品薄になっているニンテンドースイッチですが、裏ルートから大量購入しているようなことがあれば大いに問題ありだと思います。しかし一般消費者と同じように行列に並んだり店舗に足繁く通って売っているタイミングに居合わせて購入しているのであれば、入手手段としては特に問題があるようには見えません。

 

「買い占め」行為は断固許してはならない!

但し「転売屋が、外国人やホームレスの人を大量に雇って並ばせている」という指摘をされることがしばしばあります。これをやられてしまうと、一般消費者が同じように数で対抗するのは難しいので非常に困ります。

以前に、スターバックスで限定商品(店舗限定100個みたいな)を販売した際に、列の先頭にいた転売屋が根こそぎ購入してしまい、その後ろに並んでいた一般消費者が誰一人購入することが出来なかった、という事件が発生しました。

これに関しては、「1人1点限り」や「抽選券1人1枚配布」にするなど店舗側で対策を打てるものでしたので、「売れればそれでいい」という対応をしてしまった店舗側がマヌケだったところもありますが、最大の問題は転売屋が「買い占め」を行なった点にあります。

私は、転売屋であっても一般消費者と同じ土俵上で、同じ手段を使って購入しているのであれば、それは止む無しという考えです。人を雇って並ばせるというやり方は微妙ですが、それが「買い占め」と言えるレベルでなければ、やはり仕方ないのかなぁと思っています。

どこで線引きをすればいいのか非常に難しいところではありますが、ニンテンドースイッチを購入できた10人中9人が一般消費者で1人が転売屋くらいの割合なら、もう放っておいていいんじゃないですかね。

確かに転売屋がいなければ、もっと多くの一般消費者の手に「転売価格」ではないニンテンドースイッチが行き渡るわけですが、転売価格で購入してもいいって人もいますからね。

ちなみに根拠はありませんが、転売屋の手に渡っているニンテンドースイッチの数なんて、上の例の10%(10台中1台の割合)という数字の訳がないですからね。もっと全然少ないですよ。

繰り返しになりますが、「買い占め」で一般消費者に商品が全く行き渡らなくなるのは問題ですが、一般消費者にも供給できているが一部が転売屋の手に渡っているといった場合は、もう我々一般消費者がゴチャゴチャ言っても需要がある以上は仕方がないのでは。

 

一般消費者と同じ手段で購入しているから頭にくる。

「一般消費者と同じ土俵で、同じ手段を使って購入しているのであれば、それは止む無し」と先ほど書きましたが、一方で転売屋がそういう買い方をしているが故に、我々一般消費者の怒りを買っているという点にも触れないわけにはいきません。

例えば、皆さんの欲しいものがあって、それが中東地域の「とある国」でしか販売されていないとした場合。

その、「とある国」のお店から直接購入できれば10,000円で済むのに、関税や輸出規制法等々、個人で対応するには手間が掛かる手続きを踏む必要があった場合に、最終的にその商品が日本で30,000円で売られていたとしても「3倍かよ!ぼったくりじゃないか!!」なんて大騒ぎしないですよね、たぶん。

手続き云々がなかったとしても、欲しい商品の販売ウェブサイトが「とある国の言語」でしか書かれていなかったりしたら、もうそれだけで30,000円で販売しているお店を選んじゃいませんか?

希少な商品を購入してきて、コストを上乗せし、売れそうな値段をつけて再販売する。転売屋とやっていることは同じなのに、なぜ怒りが湧いてこないのでしょうか?

それは、転売屋のやっていることは我々一般消費者でも簡単にできること(購入方法)だから。その1点に集約されます。

 

買いたくても時間がない人にとって「転売屋」の存在は貴重。

またニンテンドースイッチを例に出させてもらいますが、この商品は現在(2017年7月時点)あまりに人気がありすぎて、需要と供給のバランスが完全に崩壊しています。

ヨドバシカメラで抽選販売を行うと、競争倍率10倍以上なんて言われているほどです。こうなると、たとえ転売屋がいなくなったとしても、ニンテンドースイッチを欲しがっている一般消費者全員に行き渡るのは難しいですね。あのヨドバシカメラに並んでいる10人中9人が転売屋(90%が転売屋で、一般消費者が10%)だなんて、いくらなんでもありえません。

 

この暑い中、休日の朝から行列に並んだり、家電量販店・ゲーム店を何十件もハシゴして探し回ったり、本当に皆さんご苦労されていて気の毒です。

けど気の毒だと書きましたが、一方で「行列に並んだり探し回るだけの時間が取れて羨ましい」と思っている人も、少数派だとは思いますが、世の中には絶対に存在します。

忙しく働いているお金持ちだけじゃないですよ。

もしかすると、難病で長い間入院生活を余儀なくされている小学生が、ニンテンドースイッチを欲しがっている場合だってあると思います。本人はもちろんのこと、その子の親も介護で精一杯、とてもニンテンドースイッチを買うために探し回る時間的余裕なんてない。「多少は定価より高くても、手に入るのであれば買いたい」というこの家族が、転売屋から購入することを皆さんは頭ごなしに否定できますか?

まぁ、こんな話を聞いたら、誰か1人くらいは無償でニンテンドースイッチを探し回てきて、この子にプレゼント(購入価格で譲渡)してくれるでしょうから、良い例え話ではなかったかも知れません。

けど「仕事で並んだり探す時間の取れないビジネスマンが、子供のために転売価格で購入する」といったお涙頂戴でもなんでもないケースであっても、私はその人のことを責められません。

冒頭に書きました「転売屋(転売ヤー)を殺すために正規ルートで購入する」というご意見、理解できないことはないですが、本当にそこまで転売屋に目くじら立てる必要がありますかね?

 

まとめ

改めて私の持論を述べますと、転売屋の存在自体は問題だと思っていません。

そこに一定の需要がある以上、存在価値はあるんです。逆に需要がなければ、ちっぽけな一消費者が撲滅運動なんて声高に叫ばなくても、転売屋なんて消えてなくなりますから。

確かにムカつきますよ、私だって「オレンズネロ」を探し回っている時に、Amazonとか某オークションサイトで定価3,240円の商品が1万円とかで売られていると「自分で使わないなら買うなよ!」と画面を見ながらボヤいていましたからね。

 

で、問題があるとしたら「買い占め」は大いに問題がある行為だと思っています。「どこまでの割合で買い占めたら問題なのか」の線引きは非常に難しいですが、数パーセントが転売屋の手に渡っているくらいなら「買い占め」というほどではないと思います。

買い占めることで、一般消費者のほとんどが定価で購入できないレベルになるような事態があれば、声を大にして買い占めた者を締め上げましょう!

ただ最近は転売自体がクローズアップされるようになったので、売り手側がかなり対策してきていて「買い占め」は難しくなっていると思います。

最後に。ニンテンドースイッチもそうですけど、皆さん「転売屋が買い占めたから手に入らなかった」みたいなことをよく言っていますが、繰り返しますけど買い占めってそうそうないですからね。多めに見積もっても転売屋の取扱量なんて10%未満で、ほとんどはちゃんと一般消費者の手に行き渡っているはずです。

手に入らないことのすべてを転売屋に責任転嫁して、ストレスを溜めていてもいいことなんてありません。「欲しいけど、他にも欲しい人がたくさんいるから手に入らなかったんだ。ライバルが多いんだから仕方がない」と、現実を正しく理解した方が、ストレスにならなくていいと思いますよ。

適当に書いたんで、補足などあればTwitterなどでご連絡ください。

なお、苦情は受けません。いちいち対応するの面倒なので。

(^ ^)ではでは(^ ^)

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小爪 獺(こつめ かわうそ)

千葉県出身千葉県在住。家族構成は妻と子2人(娘+息子)。都内に通う普通の会社員です。

2015年12月に気の迷いで当ブログを開設。
基本スタイルは「雑記ブログ」ですので、今の自分が興味を持っていることを無選別に発信していきますが、似たようなライフスタイルを持つ方のお役に立てれば幸いです。

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