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【初詣】香取神宮と佐原の街並み|ユネスコ無形文化遺産登録

2016年12月1日未明に、日本に33ある「山・鉾・屋台行事」がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まりました。

この33の祭りの一つが「佐原の大祭」という訳で、今後「佐原の大祭」人気が一層高まりそうです。関係者の皆さん、おめでとうございます!

 

佐原ってどこ?

ところで「佐原ってどこ?」という方もいるかと思いますので、位置を簡単に説明しますと、千葉県の北東部で利根川に面しています。

以前は”佐原市”という市名でしたが、平成の市町村合併で香取市になりました。
これにより佐原という名前の存在感がやや薄まっていましたが、「佐原の大祭」ユネスコ登録でまた少し「佐原」の名が盛り返すかも知れませんね。

 

さて、佐原の見どころは祭りだけではありません。古い町並みが広がっていて、また「水郷地帯」とも呼ばれるだけあって、数多くの水路が張り巡らされています。

観光地としてもポテンシャルは十分なのですが、東京から遠いためでしょうか、人出は多くありません。

観光地にしてはちょっと寂しい感じではありますが、人が多くないためのんびりと散策したり写真を撮ったりすることができます。
個人的にはそんな佐原の雰囲気が好きで、ふと思い立っては訪れている場所です。

 

また、佐原には「香取神宮」という千葉県には珍しい古くからの神宮があります。昨今はやりの”パワースポット”としても有名です。

今回は、私が初詣を兼ねて佐原・香取神宮を巡ったルートを、ご紹介させて頂きます。皆さんの旅行計画の参考になれば幸いです!

 

佐原へのルート

私は千葉県北西部の千葉ニュータウン近辺に住んでいます。ここからだと、国道356合線という利根川沿いをひたすら通る道を利用すれば、片道1時間ちょいで佐原に行くことができます。

その他、主要な交通手段でのルートは次の通りです。

東関東自動車道「佐原香取IC」から一般道(約5km)
電車 JR総武本線「JR佐原駅」下車
高速バス 京成バス・千葉交通もしくは関鉄グリーンバスで「JR佐原駅」下車

概ね、都心から90分から120分くらい掛かります。

 

佐原の町並み

小野川沿いに、佐原の古い町並みが形成されています。

「伊能忠敬記念館」の周辺が中心スポットとなりますので、カーナビがあれば「伊能忠敬記念館」で検索してください。
ここには駐車場もあります(1回500円)ので、町並み散策をされる場合は、ここに車を停めると利便性が高いですね。

ただし、短時間であればコインパーキングの方が安上がりなケースもありますので、そこは各自でご判断を。

 

伊能忠敬記念館 周辺

伊能忠敬記念館前の「樋橋(じゃあじゃあ橋)」は、佐原の古い街並みの中でも1番の、画になる観光スポットです!

橋から水が流れ落ちる様は、是非とも見ておきたいところ。ずっと流れている訳ではなく、30分おきに数分間の間隔になります。
訪問時に水が流れ落ちていない場合は、とりあえず水が流れる時間まで待ちましょう。

ドラマやCMなどの撮影場所として多く使用されているので、すでに目にしたことがある人も多いのでは?

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この、樋橋(じゃあじゃあ橋)のすぐそばに、「珈琲 遅歩庵いのう」というお店があるのですが、以前に「東京バンドワゴン」というドラマの撮影に使われたため、店にデカデカと「東京バンドワゴン」と書かれた看板が掲示されています。

わたしはこちらのドラマを見ていませんが、結構豪華キャストなので機会があれば見てみたいですね。

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樋橋(じゃあじゃあ橋)を渡ったところには、伊能忠敬の旧邸があり、誰でも入ることができますんで、こちらもぜひ押さえておきたい場所です。

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さかした茶房

忠敬橋近くにある「さかした茶房」さんでは、ぜひお団子(草団子)を食べてみてください。
イートインスペースがありますので、歩き疲れた時にもちょうどいい感じです。注文を受けてから焼き始めるので、出来立てホカホカなお団子を頂くことができます。

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忠敬茶屋

今回の旅では、適当にふらふら歩いているうちに見つけた「忠敬茶屋」というお土産屋さんと合体したようなお店で昼食を取りました。

お客さんがいなくて不安になりましたが、良心的な価格でお味もまあまあでした。

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ここまでの中で、やたらと伊能忠敬の名前が出てくる事に気になった人も多いかと思いますが、ここ佐原は伊能忠敬が暮らしていた地なんです。

伊能忠敬という人物について知ると、なんともパワフルな方だということがわかります。あえてここでは書かずにリンク程度に留めておきますが、興味があれば調べてみてください。

伊能忠敬:ウィキペディア

 

香取神宮

香取神宮は、佐原の古い街並みからだと距離があるので、歩きで行くのは大変です。バスかタクシー、もしくはレンタルサイクルを利用するのが良いでしょう。

香取神宮は普段は閑散としているのですが、1月中旬に訪れたところ午後でも多くの人出がありました。

参道前の駐車場は無料で、多くの台数が停められます。

 

参道沿いのお店は、この時期かなり賑わっています。
と言っても、混雑しているという訳ではありませんので、ゆっくり散策できます。

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団子で有名な「梅乃家」さんです。みたらし団子と有名な草団子をいただきました。団子ばかり食べてますね。

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もう少し歩くと香取神宮の御神水で作られた「わらび餅」が売られていました。
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なぜかコロッケや揚げたこ焼きも。我が家の子供達は、なぜか揚げたこ焼きを購入。

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飴屋の屋台では「りんご飴」を。

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一通り、お店で賑わっている場所を抜けると、一気に荘厳な雰囲気に変わります。

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この赤い門をくぐると、いよいよ本殿が現れます。

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色味といい、形といい、本殿だけあって迫力が違います。

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ま・と・め

千葉県の初詣というと成田山が圧倒的に有名ですが、神社派なら香取神宮は外せないですよね!

本記事では、佐原の古い町並みの散策と香取神宮へのお参りをセットにした小旅行をご紹介しましたが、首都圏からだと日帰りで十分楽しめますので、まだ訪れたことがなければ是非!!

それから、香取神宮の他、鹿島神宮と息栖神社を含めた「東国三社」巡りも楽しいですよ。特にパワースポット巡りに興味がありましたら、是非そちらもご覧ください。

【東国三社】関東No.1のパワースポットで運気上昇を狙おう!御朱印も忘れずに!

(^^)ではでは(^^)